イベント・レース詳細
フェニックスステークス(Phoenix Stakes)は1902年に創設された競馬レースで、創設時に開催の場であったフェニックスパーク競馬場で開催されたフェニックスプレートを前身としています。創設当初は芝5ハロン(約1000メートル)で開催されていましたが、1980年台に開催されたレースから現在の芝6ハロン(約1207メートル)で開催されています。
1971年のグループ制導入時にG2に格付けされたあと、1979年にG1への昇格を果たしました。1990年にフェニックスパーク競馬場が閉鎖されたことに伴い、レパーズタウン競馬場に開催地を変更しましたが、2002年からはさらに変更し現在のカラ競馬場での開催となっています。
今回開催が決定している、フェニックスステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | フェニックスステークス 2024 |
開催日 | 2024年8月10日(土) |
会場 | アイルランド・カラ競馬場 |
コース | 芝6ハロン(約1207メートル) |
レースで使用されるカラ競馬場は、アイルランドの首都ダブリンから南西に約40キロメートルにあるキルデア州で1868年に開設されました。この競馬場はアイルランド競馬発祥の地として知られる重要な競馬場で、とても長い間アイルランド競馬の中心地として発展してきました。
この地域における最古の競馬開催が1741年という記録があることからも、その歴史の裏付けとなっています。また現在に至るまで数々の改修が行われ、厩舎や観客用スタンドの建設などが行われてきました。特に2017年から2019年にかけて行われた大規模工事においては、観客スタンドの更新やレストランといった施設が追加されています。
競馬場のコースはすべて右回りとなっており、すべて平地用の芝馬場で構成されています。コース全体は複数の曲線が交わる渦巻のような形状となっており、向こう正面に「プレートコース」「ダービーコース」「内回りコース」の3種類があります。さらに、スタンド側には「直線コース」と直線コースの1300メートル付近から分岐した「1600メートルコース」があります。この中でプレートコースが一番大きく、最大3200メートルまでのレースの施行を可能としています。
今回のレースで使用されるのは直線コースで、そこからゴールまでを駆け抜けていきます。プレートコースおよびダービーコースと直線コースの合流地点付近は平坦ですが、そこからゴールにかけて徐々に上り勾配となっているので、スピードだけでなく脚力も重要視されるコースとなっています。
フェニックスステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は7頭立てで行われました。今回のフェニックスステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アンリマティス(Henri Matisse) | 2024年直近の成績は未勝利戦とレイルウェイステークス(G2)を制覇しています。母馬のイモータルヴァーズはコロネーションステークス(G1)とジャックルルマロワ賞(G1)を制覇。半兄にあたるテネブリズムもジャンプラ賞(G1)を制覇するほど強いです。デビューから2連勝と調子の良さから、今回のレースへの期待が集まります。 |
フェアリーゴッドマザー(Fairy Godmother) | 2024年直近の成績はネースジュヴェナイルフィリーズスプリントステークス(G3)とアルバニーステークス(G3)を制覇する結果を残しています。叔父のプロリフィックはリッチモンドステークス(G2)を制覇、祖母の半兄のアトランティスプリンスがロイヤルロッジステークス(G2)を制覇するなど強い血統を持っている競走馬です。 |
アリゾナブレイズ(Arizona Blaze) | 2024年直近の成績はノーフォークステークス(G2)を3着としたあと、レイルウェイステークス(G2)も3着で終えています。デビューから間もなく、マーブルヒルステークス(G3)を制覇したころで、重賞レース初制覇を果たしています。前走までも3着と好順としていることから、この距離のレースとかなり相性が良さそうです。 |
前回レースの結果
前回2023年8月12日(土)に開催されたフェニックスステークス 2023では、2番人気のブカネロフェルテが制しています。ブカネロフェルテは最内枠でスタートし、前後3馬身からなる隊列を先導していました。中間点で回りが失速すると、そのまま先頭に立って後続を寄せ付けないまま勝利を収めることになりました。
2着は4馬身差で3番人気のポルターフォーチュナ、そこからさらに1馬身1/2差をつけて4番人気のギブミーザビートボーイが3着に入りました。ブカネロフェルテは2023年7月開催のレイルウェイステークス(G2)で重賞レース初制覇を果たしていて、今回のレースで2連勝、かつG1レース初制覇を飾ることができています。また、デビューからの勝利はすべてカラ競馬場で挙げています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているフェニックスステークス 2024は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベットできる状態となります。ベット対象のレースに出走する各競走馬にオッズが付けられますが、出走取消などになった場合はベットできなくなります。なお、オッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中した場合にオッズの値とベット額を掛け合わせた額がリターン額として返却されます。
競馬カテゴリでよく提供される主なオッズには、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝の2種類がありますね。オッズの値はリターン額に直結するのですが、この値がブックメーカーサイトごとに異なる場合があります。そのため、オッズが発表されてから各サイトでオッズを確認し、一番値の高いところでベットするのがベターです。このとき設定されるオッズの値は、優勝候補や調子が良い競走馬になると数値が低くなっていきます。
また、その反対で不調な競走馬であるほど、オッズが高くなるのが特徴です。基本的にどのようなオッズの競走馬にもベットできますが、ベットする競走馬のオッズが高くなっていくと予想が外れやすくなっていき、それに伴ってベット額のみを失うリスクが高くなっていくことに注意しましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、スポーツベットに力を入れていることが強みになります。同じベット対象となるレースでも各サイトより高いオッズが設定されることが多く、さらにベットする際にオッズを引き上げられる独自機能の利用も行えるため、リターン額を少しでも大きくしたいと考えているプレイヤーにはおすすめできるサイトといえるでしょう。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場への参入を果たしたブックメーカーサイトで、仮想通貨での決済に力を入れています。実際にビットコインをはじめとする多くの仮想通貨が決済方法として採用されていて、ブロックチェーンのネットワークを通じて迅速に資金の移動を行うことができます。もちろん法定通貨でも決済できますが、アカウントのウォレットは通貨別に残高を管理できるため、今自分がいくら持っているかを視覚的に把握できます。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトですが、プレイヤーの間で東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとして知られています。実際にサイトを訪れると表示されるスポーツカテゴリが非常に豊富であることが分かります。それだけでなく、これらのスポーツカテゴリで行われる試合や大会に対し1日に1,000を超えるスポーツイベントのオッズが公開されているため、いかに大規模であるかがうかがえると思います。
最高のボーナス
記事中でも触れた通り、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからオッズが発表されることで、ベットが可能になります。このようなブックメーカーサイトは本当に数多く運営されているのですが、どうせ遊び始めるのであればなるべくオッズの高いサイトで遊び始めるのが良いでしょう。
また、新規登録者限定でウェルカムボーナスが利用できるサイトもあるので、こちらも見逃さないようにしたいですね。このようなボーナスを提供するサイトに登録すれば、遊び始めるときにお得になります。なお、ボーナスというのは、各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金のことです。
ここからは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスについてまとめたものをチェックします。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかをまとめたものです。それ以外のボーナスは、各サイトのプロモーションページから確認してください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金で入金額の最大120%がボーナスとして付与されるものです。ただしボーナス額は初回入金額に応じて100%~120%の間で割合が変動するため、実際に入金する前に予定の入金額でもらえるボーナス額を確認しておくようにしましょう。
一方でスポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスを提供していません。新規登録者向けのボーナスこそありませんが、既存プレイヤー向けのキャンペーンはきちんと開催されていることを覚えておきましょう。定期的に開催されるので、プロモーションページを逐一チェックするようにしてください。
ボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を熟読しておくと、ボーナス失効や条件達成時の出金額上限などボーナス起因で発生する問題に混乱することなく対処できるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、アイルランド・カラ競馬場で開催される「フェニックスステークス 2024」のレーススケジュールやコースレイアウトなどの詳細情報について紹介してきました。レースのオッズについては、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリから発表予定となっているので、オッズ発表までしばらくお待ちください!
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝6ハロン(約1207メートル)の馬場を走ります。直線コースであるためスタートからゴールまで走りきる形になりますが、ゴールになるにつれて上り勾配があるので、スピードと脚力両方を備えた競走馬が期待できそうですね。
フェニックスステークス(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトにある競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになるでしょう。オッズが発表されるまでにいずれかのサイトでアカウント登録を終わらせておくと、オッズ発表後すぐに別途できるようになるのでおすすめですよ!
フェニックスステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.フェニックスステークス 2024は、2024年8月10日(土)にアイルランド・カラ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アンリマティス、フェアリーゴッドマザー、アリゾナブレイズなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で6ハロン(約1207メートル)クラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝6ハロン(約1207メートル)で、直線コースを道なりに走り抜けます。途中のダービーコースと直線コースの合流地点以降は徐々に上り勾配となることから、スピードだけでなく脚力も重要視されるコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.フェニックスステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は7頭立てでレースが行われました。