イベント・レース詳細
アベイドロンシャン賞(Prix de l’Abbaye de Longchamp)は、1957年にパリロンシャン競馬場の100周年を記念してムーランドロンシャン賞(G1)とともに創設された競馬レースです。創設当初から2歳馬の出走が可能となっており、モーリスドゲスト賞(G1)と同様にフランス競馬における短距離路線の最高峰競走に位置付けられています。
ヨーロッパ競馬におけるシーズンの終盤に開催されることから、ヨーロッパ中のトップスプリンターが集まることでも知られます。そのことから、ジュライカップ(G1)と同じく欧州短距離路線の最重要タイトルという位置付けもされています。
1971年にグループ制が導入された際はG2に格付けされ、1976年にG1に昇格しました。このレースは凱旋門賞ウィークエンドを構成するレースの1つとなっており、凱旋門賞(G1)と同日に開催されるのが恒例となっています。
また、このレースは2009年にブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなり、優勝馬がブリーダーズカップターフスプリント(G1)へ自動招待されていましたが、2011年にシリーズから除外されました。
今回開催が決定している、アベイドロンシャン賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | アベイドロンシャン賞 2024 |
開催日 | 2024年10月6日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝1000メートル |
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ビッグイーヴス(Big Evs) | 2024年直近の成績は、キングジョージステークス(G2)を制覇したあと、ナンソープステークス(G1)を8着で終えています。前走は順位を落としていますが、10回のうち6回勝利という戦績を踏まえて調子の良さを鑑みると、一時的なものと推し量ることができます。今回のアベイドロンシャン賞での活躍に大きく期待できます。 |
アスフォーラ(Asfoora) | 2024年直近の成績はキングジョージステークス(G2)を2着としたあと、ナンソープステークス(G1)を4着で終えています。直近では2024年6月開催のキングチャールズ3世ステークス(G1)でG1レース制覇を飾っており、前々走ではビッグイーヴスに惜敗しています。22戦中9勝と勝率は低いですが、まだ可能性はあると思われます。 |
ポントス(Ponntos) | 2024年直近の成績はナンソープステークス(G1)を5着としたあと、プティグヴェール賞(G3)を7着で終えています。直近は成績が良くありませんが、直前までチェルトーザ賞(L)・サンジョルジュ賞(G3)・グロシェーヌ賞(G2)まで3連勝を飾っていて、6歳馬でありながら実力に衰えを感じさせない走りを見せてくれます。 |
前回レースの結果
前回2023年10月1日(日)に開催されたアベイドロンシャン賞 2023では、1番人気のハイフィールドプリンセスが制覇しています。ハイフィールドプリンセスは外目の枠からスタートして、しばらく7番手付近で先行馬を追走してする流れで進行。残り600メートルより前の段階からロングスパートをかけ、そのまま勝利することができました。
2着は1馬身差で9番人気のペルディカ、そこからさらに短アタマ差をつけて14番人気タイのイソップスフェイブルズが3着に入りました。ハイフィールドプリンセスは遅咲きではあったものの、5歳のときの2022年に短距離のG1レースを成し遂げていましたが、このレースでは約13か月ぶりのG1レース勝利となりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているアベイドロンシャン賞 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第、ベットすることができます。今回のレースがベット対象になった場合は出走する各競走馬にオッズが設定されます。ちなみに、このオッズは払い戻し率のことです。もし予想が的中した場合は、ベット額にオッズの値を掛け合わせたものがリターン額として戻ってきます。
競馬カテゴリで提供されるオッズとしては、1着になる馬を予想するもの(単勝)や3着以内に入る馬を予想するもの(複勝)が多く提供されています。ブックメーカーサイトによって同じ競走馬のオッズでも異なる場合があるので、リターン額を少しでもアップしたいならそれぞれのサイトで表示されるオッズを比較してみましょう。なお、このオッズの値は、直近で好位に付けるなど好調であることを示す兆候が見られると、その値が低くなっていくと覚えておきましょう。
それとは逆のことで、その競走馬に何らかの不調が見られるなどした場合は、オッズの値が高くなっていきます。どの競走馬にベットするのも個人の自由ではありますが、オッズが高くなるにつれて、リターン額が大きいもののベット額のみを失ってしまうハイリスクハイリターンとなる可能性が高まることを頭の片隅に入れておいてください。
それでは、ここからは各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、黒を基調とするサイトで緑の差し色が映えるブックメーカーサイトとなっています。サイト名を見るとすぐに分かるのですが、スポーツベットに特に力を入れていることでも有名です。他サイトと比べたときに高いオッズが設定されることも多く、さらにベット時に対象オッズの引き上げが可能な独自機能も利用できるので、リターン額を気にするプレイヤーにおすすめできるサイトです。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、暗いブルーを基調としたデザインのブックメーカーサイトです。このサイトは、仮想通貨での決済に特化しているサイトとしても知られています。ビットコインやイーサリアムなど複数の仮想通貨が決済に利用できますが、もちろん法定通貨での決済にも対応しています。ウォレット内で複数通貨を通貨毎に残高を表示することができるため、資金管理が行いやすくなっているのも特徴です。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、明るいブルーを基調とするブックメーカーサイトです。サイトで取り扱われるスポーツカテゴリが豊富で、それらのカテゴリから提供されるスポーツイベントに対して1日に1,000を超えるオッズが公開されることでも知られています。そのため、プレイヤーからは東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトと呼ばれることもあります。今回のレースは競馬カテゴリから提供される予定です。
最高のボーナス
ここまで触れてきた通りですが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットが行える予定です。とはいっても、競馬カテゴリのあるブックメーカーサイトはたくさんあるので、選ぶべきサイトが分からなくなることもあるでしょう。そのときは今回記事で紹介したおすすめサイトから選ぶのがおすすめです。
また、そのサイトへの新規登録が可能であれば、ウェルカムボーナスの提供有無をチェックしておきましょう。もしウェルカムボーナスが利用できるなら、お得に遊び始められます。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトでもらえる条件付きの追加資金のことです。
ではここから、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスの提供状況について見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「アベイドロンシャン賞 2024」について、イベント日程やコース特徴などのレース情報に加え、出走予定である注目の競走馬についても見てきました。さらに、おすすめブックメーカーや各サイトでのウェルカムボーナスが提供されるかもチェックできました。
今回のレースでは2歳以上の競走馬が、芝1000メートルの馬場を走ります。直線コースを使った短距離レースであるため、スピードと最後まで駆け抜けるスタミナはかなり重要になってきそうですね。
アベイドロンシャン賞(G1)は、今回の記事で紹介した競馬(競走馬)カテゴリがあるおすすめブックメーカーサイトでオッズが発表予定です。登録は非常に簡単に済むので、まずはオッズ公開前までに一通り準備を行っておくことをおすすめします!
アベイドロンシャン賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.アベイドロンシャン賞 2024は、2024年10月6日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ビッグイーヴス、アスフォーラ、ポントスなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1000メートルクラスの距離を得意とする2歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1000メートルで、直線コースを走ります。枠順による有利不利は起きにくいものの、出走する競走馬が多くポジション取りが難しそうです。短距離レースであるため、スピードと最後まで駆け抜けるスタミナが重要なコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.アベイドロンシャン賞の出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は19頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。