イベント・レース詳細
サンクルー大賞(Grand Prix de Saint-Cloud)は1904年に創設された共和国大統領賞を先進とする競馬レースで、1941年に現在の名称に変更されました。毎年6月下旬か7月上旬に開催されることになっていて、フランス競馬の上半期における重要なレースとして位置づけられています。
1971年にグループ制が導入された当初から、G1に格付けされていました。2023年に発表された国際競馬統括機関連盟(IFHA)による「世界のトップ100G1レース」では、凱旋門賞(3位)・ジョッケクルブ賞(9位タイ)・ジャックルマロワ賞(23位タイ)・パリ大賞典(38位タイ)に次ぐ45位タイの評価となっていました。
また、このレースを牝馬が制したのは10頭、このレースに出走して優勝した勝ち馬が凱旋門賞(G1)でも勝利したケースはこれまでに11頭となっています。日本からは1999年に遠征したエルコンドルパサーが優勝を果たしたことでも知られています。
今回開催が決定している、サンクルー大賞 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 |
サンクルー大賞 2025 |
開催日 |
2025年6月29日(日) |
会場 |
フランス・サンクルー競馬場 |
コース |
芝2400メートル |
レースで使用されるサンクルー競馬場は、フランスのイル・ド・フランス地域圏に属するオードセーヌ県に1901年に開設された競馬場です。サンクルー大賞などフランス競馬における様々な大きいレースが開催される競馬場としても知られています。
元々は実業家であったエドモン・ブランによって開設されましたが、1919年にマルセル・ブサックが買収しフランススポーツ奨励協会が運営していました。1974年に所有権がフランススポーツ奨励協会に移動した後、組織統合により現在のフランスギャロが管理・運営を行うようになりました。
競馬場のコースはすべて芝で左回りとなっています。コース全体は馬蹄のような三角形に近い形をしているのが特徴です。1周が2300メートル・直線500メートルで構成されていて、最終コーナーの奥にある引き込み線や直線入り口からたすきのように伸びるコースも用意されています。このことにより、800メートル~3100メートルと柔軟に施行距離を設定できるようになっています。
今回のレースは引き込み線の直線入り口との合流地点付近からスタートし、まるでアルファベットの「e」の文字を書くかのように周回しゴールに向かうコースとなります。多少のアップダウンはあるものの全体的に平坦であることから、スピードと長い距離を走りきるスタミナや脚力が競走馬に求められるでしょう。
サンクルー大賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は5頭立てで行われました。今回のサンクルー大賞 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 |
注目ポイント |
アヴァンチュール(Aventure) |
2025年直近の成績はアレフランス賞(G3)とコリーダ賞(G2)を制覇する結果を残しています。前走まで重賞レース2連勝としており、今回のレースへの出走計画があることが報じられている状態です。現在はレースに向け調整を行っているものとみられます。先行馬を楽々と差し切る走りに、大きく注目が集まっているところです。 |
ソジー(Sosie) |
2025年直近の成績はガネー賞(G1)とイスパーン賞(G1)を制覇する結果となりました。2024年10月の凱旋門賞(G1)は4着と負けていますが、今年に入ってのレースで2連勝を果たすことができています。現在、今回のレースへの出走がウワサされている状態です。この競走馬なら2400メートルの距離も軽々と走ってくれそうですね。 |
イリノイ(Illinois) |
2025年直近の成績はショードネイ賞(G2)とオーモンドステークス(G3)を制覇しました。前走までの勝利で、重賞レース3勝となりました。直近の7レースはすべて2着以内となっており、その走りに期待が持てます。なお、距離短縮のテストでコロネーションカップ(G1)に出走予定なので今回のレース出走はその後決定されます。 |
前回レースの結果
前回2024年6月30日(日)に開催されたサンクルー大賞 2024では、5番人気のドバイオナーが制しています。ドバイオナーはスタート後は内側から3番手でレースを進行する形になりました。最後の直線に入ると、他の競走馬を内側から抜いて先頭に立つことに成功。最終的には後続を寄せ付けず、その差を詰められることなくゴールし勝利することができています。
2着は1馬身3/4差で4番人気のフィードザフレーム、そこからさらにクビ差をつけて2番人気のポイントロンズデールが3着に入りました。ドバイオナーは2024年4月のマグノリアステークス(L)以来の勝利となりましたが、今回のレースでの勝利で欧州競馬でのG1レース初制覇を果たすことができました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のサンクルー大賞 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを持つブックメーカーサイトからオッズが発表される予定です。すべての競走馬に対してオッズが付与されるのですが、もし予想が的中したときはオッズにベット額を掛けたものがリターンされます。つまり、ここでいうオッズは払い戻し率のことです。
競馬カテゴリで提供される主なオッズの中には、単勝(1着の競走馬を予想)や複勝(3着以内の競走馬を予想)が提供されています。このオッズの値について、優勝候補など何らかの理由で人気がある競走馬になるほど低くなっていくのが特徴です。
なので、それとは正反対に、ケガや不調などの理由から人気がない競走馬になるほど、表示されるオッズが高くなっていくのが分かると思います。リターン額を増やすことを考えるとオッズの高い競走馬にベットしがちですが、オッズが高い競走馬になるほど予想が外れてベット額だけを失ってしまう可能性が大きくなるリスクを伴っていることに気を付けてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年創立のブックメーカーサイトで、ブックメーカーとオンラインカジノの両方を1つのアカウントで楽しむことができます。サイト名からも分かる通りですが、スポーツベットの方に力を入れています。そのため他のサイトより高いオッズが設定されていたり、ベットを行う際に表示されたオッズの引き上げを可能とする独自機能ができる場合があるなどリターン額のアップにつながる要素が多いです。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入を果たしたブックメーカーサイトです。大きな特徴としては仮想通貨での決済ができることで、ビットコインやイーサリアムやその他アルトコインが利用できます。一方で、仮想通貨を持っていなくても法定通貨を用いた決済の利用も可能です。複数通貨で入金したとしても、通貨毎に残高表示されるので視覚的に資金管理しやすいのが良いです。なお、今回のレースのオッズは競馬カテゴリで公開予定です。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、サイトに移動したときに一目で分かる通り、取り扱うスポーツカテゴリなどが豊富で情報量がぎっしり詰まっています。1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されることから、利用するプレイヤーからは東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとの評判も挙がっています。なお、今回のレースのオッズは、競馬カテゴリで提供される予定です。
最高のボーナス
すでに記事で何度か触れてきましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベット可能になります。今回のレースを取り扱うサイトは非常に多く存在することが予想できますが、どこで遊ぶか迷うようならまずはベットしようと思った競走馬のオッズを比較することをおすすめします!
続いて、各ブックメーカーサイトから提供されるウェルカムボーナスについて確認していくと、お得に遊び始められることもあるでしょう。なおボーナスというのは、サイト側から条件付きでもらえる追加資金のことです。その中でもウェルカムボーナスとは、新規登録するプレイヤー限定でもらえるボーナスのことをいいます。
今回おすすめサイトを3つ紹介してきましたが、各サイトで提供中のウェルカムボーナスをまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、あくまでウェルカムボーナスの提供有無についてまとめたものになります。されているかをまとめています。ウェルカムボーナス以外にもらえるボーナスについては、各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
ワンバイベットのところに「入金額の120%」とありますが、これは新規登録後の初回入金で入金額の最大120%をボーナスとして受け取れるようになっています。入金額によりもらえるボーナス額の割合が100%~120%の間で変動するため、実際にいくらのボーナスがもらえるかを入金前に確認しておくと、トラブルなくスムーズに受け取って利用することができるようになるでしょう。
なお、スポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスの提供がありません。ただしこれは、既存プレイヤー向けのボーナスが全く提供されてないわけではなく、新規登録者向けのボーナスが無いだけという点に注意が必要です。これらのサイトでは新規登録したときのみお得に遊べるのではなく、長く遊び続けるほどボーナスやキャンペーン等の大きな恩恵を受けられるような工夫がされています。
もしボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)がまとめられたボーナス利用規約を読んでおくと、ボーナスに関するトラブルを最低限避けることができるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、フランス・サンクルー競馬場で開催される「サンクルー大賞 2025」のレーススケジュールやコースに関する情報をチェックしました。各ブックメーカーサイトの競馬カテゴリからベット可能になる予定なので、まずは各サイトからのオッズ発表を待つことになりますね!
今回のレースでは4歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝2400メートルの馬場を走ります。アルファベットの「e」の文字を書くかのように周回しゴールに向かう中、多少のアップダウンはあるものの全体的に平坦なことから、スピードとコースを走りきるスタミナや脚力が求められそうですね。
サンクルー大賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトからオッズが発表され次第ベットできるようになります。まずは各サイトのアカウント登録を済ませて、後は資金を入金するだけの状態を作っておくとスムーズにスポーツベットを楽しめるようになりますよ!
サンクルー大賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.サンクルー大賞 2025は、2025年6月29日(日)にフランス・サンクルー競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アヴァンチュール、ソジー、イリノイなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2400メートルクラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2400メートルで、引き込み線の直線入り口との合流地点付近からスタートし、まるでアルファベットの「e」の文字を書くかのように周回しゴールに向かいます。多少のアップダウンはあるものの全体的に平坦であることから、スピードだけでなくスタミナや脚力が求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.サンクルー大賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は7頭立てでレースが行われました。