イベント・レース詳細
ベルモントオークス(Belmont Oaks)は1979年に創設された競馬レースで、正式名称はベルモントオークスインビテーショナルステークス(Belmont Oaks Invitational Stakes)となっています。日本では「ベルモントオークス招待ステークス」という表記がされることもあります。2007年から2013年まではガーデンシティステークスの名称で開催されていましたが、以降は現在の名称に変更されています。
毎年7月頭に開催されるレースで、11月に開催されるブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1)の前哨戦ともなるレースとしても知られています。また、2019年からサラトガオークス(G3)・ジョッキークラブオークス(G3)とあわせてニューヨーク3歳牝馬芝三冠競走を構成するレースの1つとなっていて、その初戦として設定されています。
グレード制導入後は1985年にG3として格付けが行われた後、1987年にG2への昇格が行われ、さらに1999年にはG1への昇格を果たしています。
本来の開催地であるベルモントパーク競馬場で芝10ハロン(約2000メートル)で施行されますが、2023年秋から2026年春まで老朽化したスタンドの改築工事が行われています。その影響を受け、2025年度はサラトガ競馬場での代替開催となり、施行距離も本馬場の形状から芝9ハロン(約1800メートル)と短縮される予定です。
今回開催が決定している、ベルモントオークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 |
ベルモントオークス 2025 |
開催日 |
2025年7月5日(土) |
会場 |
アメリカ・サラトガ競馬場 |
コース |
芝9ハロン(約1800メートル) |
レースで使用されるサラトガ競馬場は、1863年に高級リゾート地でもあるニューヨーク州・サラトガスプリングスに開場した競馬場です。世界でも有名な避暑地として知られていますが、毎年アメリカ東海岸の夏場の主要競走が開催されています。この競馬場では数々の番狂わせのレースが行われた歴史から、「本命馬たちの墓場」という別名がついています。
コースは楕円形で左回りに走ります。一番外周に1周約1810メートル・直線約348メートルのメインとなるダートコースが設置されており、その内周に1周約1639メートルの芝コース、さらに最内に障害レースでも使用可能な1周約1500メートルの芝コースがあります。
今回のレースはスタンド側の第4コーナーから直線に入りゴール寄りの位置からスタートし、そのまま周回コースを1周します。スタートから最初のコーナーまで距離があることから、十分に位置取りを行えるために枠順による有利・不利は出にくくなっています。
ベルモントオークスの出走馬は開催年により変動するのですが、2024年開催時は9頭立てで行われました。今回のベルモントオークス 2025に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 |
注目ポイント |
ナイトロジェン(Nitrogen) |
2025年直近の成績はエッジウッドステークス(G2)とワンダーアゲインステークス(G3)を制覇しています。2025年1月のジンジャーブリュー(L)から前走まで5連勝となっており、今一番調子の良い状態であることが分かります。今回のベルモントオークスへの出走予定が報じられている状態で、現在はレースに向け調整しています。 |
マウンテンブリーズ(Mountain Breeze) |
2025年直近の成績はジュメイラ1000ギニー(L)を制覇したあと、フレッドダーリンステークス(G3)は11着で終える結果となりました。前走は順位を大きく落としてしまっている状態で、重賞レース初制覇に向けて動いている状態です。もし、今回のレースに出走する場合は少し距離を伸ばしたレースへ挑戦することになるでしょう。 |
プレイウィズファイア(Play With Fire) |
2025年直近の成績は条件戦を4着としたあと、ヒルトップ(L)を制覇する結果を残しています。まだ重賞レースへの出走経験がありませんが、今回のレースに出走する場合は初の挑戦になりますね。前走を制覇していることから、これが弾みとなって上手く上位に絡むことになれば、今後のレースでの存在感も増すことになるでしょう。 |
前回レースの結果
前回2024年7月6日(土)に開催されたベルモントオークス 2024では、2番人気のシンデレラズドリームが制しています。シンデレラズドリームは外から2番目の枠よりスタートして、後方2番手から追走することになりました。先頭から6馬身の差がある状態で中間点を抜けることになったのですが、第3コーナーから徐々にペースを上げていき、最後の直線では先行する競走馬をまとめて差し切ってゴールし優勝を果たしています。
2着は3/4馬身差で4番人気のセジェスタ、そこからさらにハナ差をつけて1番人気のシーフィールズプリティーが3着に入りました。シンデレラズドリームは2023年5月のデビュー戦から4連勝となっていたものの、前走にあたる2024年5月の英1000ギニー(G1)を7着となり無傷の連勝記録が途絶えていました。今回のレースに勝利したことで重賞レースかつG1レース初制覇に輝くことになっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているベルモントオークス 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供している各ブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベット可能になる予定です。レースに出走するすべての競走馬にオッズがつけられるのですが、このオッズとは払い戻し率のことをいいます。予想が的中したときには、このオッズの値をもとに払い戻し額が計算されるようになっています。
競馬でベット可能なオッズの種類には、日本競馬で採用されている、単勝(1着になる馬を予想するもの)や複勝(3着以内に入る馬を予想するもの)が提供されることが多いですね。同じ競走馬に対するオッズでもブックメーカーによって値が異なることもありますが、基本的にはレースの優勝候補といった人気の競走馬であるほど数値が低くなるのが特徴です。
それとは反対に人気がない競走馬ともなれば、オッズの値は高くなる感じになります。様々なオッズの値を持つ競走馬にベットすることができますが、オッズの値が高い競走馬にベットするに連れて予想が外れる可能性が高く、それ相応のリスクを伴うことを覚えておきましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立したブックメーカーサイトで、名前からすぐ連想できる通り特にスポーツベットに力を入れています。今回のレースが取り扱われる競馬カテゴリだけでなく、サッカー・野球・テニスのような幅広いスポーツの試合にベットすることができます。同じオッズでも他サイトと比較して高く設定されていたり、ベットする際に設定されたオッズの引き上げが可能な独自機能を利用することも可能です。
ステーク(Stake)は、2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトです。様々なスポーツカテゴリが提供されているのが特徴です。同じアカウントを使えば、オンラインカジノで遊ぶこともできます。ビットコインをはじめとする多種多様な仮想通貨や法定通貨での決済が可能となっていて、ウォレット内で通貨毎に残高を管理できるので使い勝手がかなり良い感じです。今回のレースは競馬カテゴリから提供される予定となっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、サイト内で取り扱われる競馬・野球・サッカーなどたくさんのスポーツカテゴリが提供されています。それらのカテゴリに対して、1日に1,000を超えるオッズを設定・公開していることから、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトであると評価されることもあります。今回のレースは競馬カテゴリから提供される予定です。
最高のボーナス
ここまで記事でも触れてきた通り、レースに出走するすべての競走馬に対してオッズが発表され、それぞれに対してベット可能になる予定です。今回のレースがベット対象になるブックメーカーサイトは非常に豊富になることが想定されますが、同じベット対象でも提供されるオッズが高いところで始めるのをおすすめしておきます。
さらにブックメーカーサイトが提供するボーナスの中でも、新規登録者がもらえるウェルカムボーナスが提供されているところであれば、さらにお得に遊び始められることもあるかもしれません。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから条件付きで提供される追加資金のことをいいます。
以下で今回紹介した3つのおすすめブックメーカーのウェルカムボーナスの提供状態をまとめたので、遊び始める際は参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表でまとめているのは、新規登録の方が利用できるウェルカムボーナスのみです!その他に提供されているボーナスキャンペーンがあるかどうかは、各サイトのプロモーションページをチェックするようにしましょう。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、自身のアカウントへ行う初回入金額に対し最大120%にあたる額をボーナスとしてもらえる仕組みのことです。ただし入金額によって100%~120%の間で割合が変化するので、実際にいくらもらえるかを確認してから入金するようにしてください。
その一方で、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスの提供がありません。ただし、それ以外のボーナスキャンペーンは定期的に開催されるので、プロモーションページを見るのを忘れないようにしてください。
もしボーナスを利用するのであれば、利用するボーナスにおける禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を読んでおくと、ボーナスにまつわるトラブルを最低限抑えることができますよ!
まとめ
この記事ではアメリカ・サラトガ競馬場で開催される「ベルモントオークス 2025」のイベントスケジュールやコースレイアウトなどのレースに関する情報や、出走予定とされる注目の競走馬について見てきました。さらに今回のレースのオッズが公開される予定のおすすめブックメーカーとボーナスも把握できたと思います。
今回のレースでは3歳の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝9ハロン(約1800メートル)の馬場を走ります。スタートから最初のコーナーまである程度の距離があるので、枠順による有利不利は出にくいものの、周りの競走馬の走りに合わせて最初のコーナーまでに有利な位置取りをすることが勝負のカギになりそうです。
ベルモントオークス(G1)は、今回の記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでベットできるようになる予定です。今回のレースに合わせてスポーツベットを始めたいのであれば、事前にアカウント登録をしておくとスムーズにベットできるようになるのでおすすめですよ!
ベルモントオークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ベルモントオークス 2025は、2025年7月5日(土)にアメリカ・サラトガ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ナイトロジェン、マウンテンブリーズ、プレイウィズファイアなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で9ハロン(約1800メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.2024年から本来の開催地となるベルモントパーク競馬場が改修工事に入ったため、2025年度はサラトガ競馬場での代替開催が予定されています。芝9ハロン(約1800メートル)で、左回りにコースを走ります。最初のコーナーまではある程度の距離があるため枠順による有利・不利は出にくくなっていますが、最初のコーナーが来るまでになるべく有利となるような位置取りが要求されるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ベルモントオークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は9頭立てでレースが行われました。