イベント・レース詳細
クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(Queen Elizabeth II Jubilee Stakes)は1868年に創設されたオールエイジドステークスを前身とする競馬レースです。2002年にエリザベス女王の即位50周年を記念してゴールデンジュビリーステークスに、2012年即位60周年を記念してダイヤモンドジュビリーステークス、2022年に即位70周年を記念しプラチナジュビリーステークスと名称が変遷しています。2023年より前年に崩御したエリザベス女王の功績を讃える目的で現在の名称に変更されました。
1971年にグレード制導入の際はG3に分類されていましたが、1998年開催でG2昇格したあと、2002年にG1への昇格を果たしています。このレースは毎年6月第3週にイギリス王室主催で5日間にわたって開かれるイギリス競馬の夏のイベント「ロイヤルアスコット開催」で、最終日の第3レースとして開催される重要なレースとなっています。今回のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスはスプリント競走に分類されます。
毎年恒例で施行されるロイヤルアスコット開催は、ヨーロッパの競馬シーズン前半で最大の盛り上がりを見せるイベントとなっています。G1・G2・G3の各グレードの重賞レースやその他のレースもあわせてスプリント・マイル・中距離・長距離等の各部門のチャンピオンを決めるレースが1日で開催されるのが特徴です。
今回開催が決定している、クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024 |
開催日 | 2024年6月22日(土) |
会場 | イギリス・アスコット競馬場 |
コース | 芝6ハロン(約1207メートル) |
レースで使用されるアスコット競馬場は、1711年にアン女王が競走馬を全力で走らせる場所を探していたところ、近郊のアスコットでそれに適した丘を見つけそこに競馬場建設を命じたことで開場した競馬場です。先にも触れた通り、イギリス競馬最大の夏イベントであるロイヤルアスコット開催が施行されることで知られています。競馬場に初めて観客用スタンドが建設されたのは1793年ですが、2005年にコース改良やスタンド新設などの大改修が行われるなど時代に合わせて発展しています。
この競馬場は周回コースが三角形と特徴的な形をしており、その内側に障害用のコースが設置されています。この三角形のコースがメイントラックで、1周約2800メートル・直線約500メートルとなっています。この周回コースの他に第2コーナーに隣接する引き込み線からスタートするオールドマイルコースや第3コーナーから直線に合流する引き込み線から始まるニューマイルコースと呼ばれる直線コースが提供されています。
今回のレースは、ニューマイルコースの途中からスタートしたあとゴールまで直線を走りきるスプリントコースとなっています。スタートからゴールまで上り坂が続くため、競走馬にはスピードとあわせて、最後までスピードを維持するスタミナや脚力が求められます。
クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は16頭立て(うち1頭は出走中止)で行われました。今回のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
キンロス(Kinross) | 2024年直近の成績はフォレ賞(G1)を2着とした後、英チャンピオンズスプリントステークス(G1)も2着で終えました。前走では直線で捕らえたものの、残り100ヤードで差し返される非常に惜しい展開。今後はブリーダーズカップ開催や香港遠征を目指す予定ですが、その間に今回のレースへの出走を挟むことは大いに考えられます。 |
チェーンオブライトニング(Chain Of Lightning) | 2024年直近の成績はオールドエイジステークス(G1)を6着とした後、ドゥームベン10000(G1)も6着で終えました。TJスミスステークス(G1)での活躍によりロイヤルアスコット開催の出走権を手に入れていました。今回オーストラリアからの遠征が正式に報じられ、このレースも含めて2つのレースへの出走が予定されています。 |
ミルストリーム(Mil Stream) | 2024年直近の成績はアバーナントステークス(G3)を2着とした後、1895デュークオブヨークステークス(G2)を制覇しています。スプリントレースに重点的に出走しているのですが、前々走でアスコット競馬場を走ったときには馬場が重く、上手く調子がでませんでした。今回のレースでは、改めてアスコットを走ることになります。 |
前回レースの結果
前回2023年6月24日(土)に開催されたクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2023では、最低の15番人気タイのカーデムが制覇する波乱を巻き起こしました。カーデムは馬場の中央寄りで進行していましたが、最後の2ハロンで勝負を仕掛け追撃したところゴール前で差し切ることに成功し勝利を収めた形になります。
2着はクビ差で5番人気のセイクリド、そこからさらに1馬身1/4差で3着に1番人気の杯フィールドプリンセスが入りました。カーデムは2022年4月にパレスハウスステークス(G3)で重賞初制覇を果たして以降全く勝利がありませんでしたが、今回はそれ以来となる白星でG1レース初制覇を飾ることができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベットできるようになる予定です。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中したときにベット額と掛け合わせた額がリターンされる仕組みになっています。出走する競走馬すべてに例外なくオッズが設定されます。
競馬カテゴリでよく登場するオッズの種類として、単勝(1着の競走馬を予想)や複勝(3着以内の競走馬を予想)が提供されることが多いですね。このオッズというものは、出走する競走馬の人気が高くなることで、オッズの値自体が低くなっていくのが特徴です。
また、反対を想像するとイメージしやすいと思いますが、出走する競走馬の人気が無くなっていくに連れてオッズが高くなっていくということになります。大きなリターンを得たいのであれば、当然高いオッズが設定されている競走馬にベットすれば良いということになります。ただし、オッズが高い馬にベットするとリターン額は大きくなりますが、ベット額だけを失ってしまうハイリスクハイリターンな性質を持つことを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしてみましょう!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、オンラインカジノだけでなく名前の通りのスポーツベットにも力を入れているブックメーカーサイトです。同じベット対象でも、他のサイトより高いオッズが設定されていることがあるのが特徴といえるでしょう。さらにこれに加えて、ベットする際にオッズが引き上げられる独自機能の利用も可能になっています。リターン額を少しでもアップしたいプレイヤーにはおすすめです。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、とにかく取り扱うスポーツカテゴリが豊富であることが特徴の1つといえるでしょう。さらに、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対してオッズが設定されることから、利用したプレイヤーからは東欧圏最大規模のブックメーカーサイトという評価をされています。スポーツベットだけでなくオンラインカジノのサービスも提供されているので、スロットやライブカジノといったゲームも楽しめます。
2015年に創業したカジ旅(Casitabi)では、2019年にスポーツベットのサービスを追加しています。今回のレースは「競馬」という独立したカテゴリーでオッズが公開される予定となっており、そこで発表され次第ベットできるようになります。その他RPGの世界観を楽しめるオンラインカジノ・スポーツベットサイトでもあるので、ゲーム感覚で楽しみながらベットを行うこともできるでしょう。
最高のボーナス
記事でも見てきましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第、今回のレースにベットできる予定となっています。条件を満たすサイトは数多く存在しますが、各サイトで発表されたオッズの値を比較することでリターン額の大きなサイトを見つけるのも1つの手でしょう!
さらに、それぞれのサイトでウェルカムボーナスが提供されているかを確認すれば、新規登録するときにお得に遊ぶこともできるでしょう。ちなみにボーナスというのは、各サイトから条件付きでもらえる追加資金というとイメージしやすいかもしれません。
今回の記事で紹介したおすすめブックメーカー3つについて、これらのサイトから提供されるウェルカムボーナスをまとめてみたので見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
カジ旅 | 入金額の100% | 100米ドルまで |
この表は、ウェルカムボーナスがあるかどうかだけをまとめた簡単なものになります。上記以外のキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページを確認することをおすすめします。
ワンバイベットやカジ旅にある「入金額の100%」とは、自分で入金した額の100%がボーナスとしてもらえることを言います。例えば$100を入金したなら、その100%の額にあたる$100がボーナス額になるというわけです。なお、カジ旅では初回入金時にカジノ用かスポーツ用のどちらかを選択する必要があるので覚えておきましょう。
その一方で、スポーツベットアイオーではウェルカムボーナスが提供されていません。しかしこれは、新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に開催されています。
もし何かしらのボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)について細かく書かれたボーナス利用規約を読んでおくと、出金申請などボーナスにまつわるトラブルを最小限に抑えられます。
まとめ
この記事ではイギリス・アスコット競馬場で開催される「クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024」について、イベント日程やコース詳細などの情報を見てきました。また、レースへの出走がウワサされる注目の競走馬やおすすめブックメーカーもチェックできましたね。
今回のレースでは4歳以上の競走馬が、芝6ハロン(約1207メートル)の馬場を走ります。ニューマイルコースの途中からスタートしたあとゴールまで直線を走りきるスプリントコースとなっていますが、スタートからゴールまで上り坂が続くので競走馬にはスピードだけでなく最後までスピードを維持するスタミナや脚力が必要といえるでしょう。
クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(G1)は、各おすすめブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベット可能になる予定です。これらのサイト出先にアカウント登録をしておけば、後は資金入金を行ってベットするだけになるので、まずはスポーツベットを楽しむための準備を進めましょう!
クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス 2024は、2024年6月22日(土)にイギリス・アスコット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.キンロス、チェーンオブライトニング、ミルストリームなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で6ハロン(約1207メートル)クラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝6ハロン(約1207メートル)で、ニューマイルコースの途中からスタートしゴールまで直線を走りきります。スプリントレースとは言えど、スタートからゴールまで上り坂が続くためスピードだけでなく最後までスピードを維持するスタミナや脚力が求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は16頭立て(うち1頭は出走中止)でレースが行われました。