イベント・レース詳細
メトロポリタンハンデキャップ(Metropolitan Handicap)は1891年に創設された競馬レースで、もともとはニューヨークハンデキャップ三冠の第1戦目として設定されていました。種牡馬を選定するレースとしても知られていて、この点の重要性から1973年以降G1レースとして指定されています。2014年以降は6月上旬に開催されるアメリカクラシック三冠の最終レースとしても著名なベルモントステークス(G1)と同日に開催されるようになっています。
短距離からマイル路線における重要なレースの1つとして考えられており、全米中から有力な競走馬がこぞって出走するレースであることも特徴の1つです。施行距離は創設当初ダート9ハロン(約1800メートル)でしたが、現在ではダート8ハロン(約1600メートル)まで短縮されています。
創設当初はモリスパーク競馬場での開催でしたが、1904年以降ベルモントパーク競馬場に開催地が変更され、以降は1960年~1967年・1969年・1975年にアケダクト競馬場で開催されたのを除き基本的にベルモントパーク競馬場での開催となっています。
なお、本来であれば例年通りベルモントパーク競馬場で施行されるのですが、2023年秋から2026年春まで老朽化したスタンドの改築工事がはじまっています。その影響から2024年度はサラトガ競馬場での代替開催がされることになりました。
今回開催が決定している、メトロポリタンハンデキャップ 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | メトロポリタンハンデキャップ 2024 |
開催日 | 2024年6月8日(土) |
会場 | アメリカ・サラトガ競馬場 |
コース | ダート8ハロン(約1600メートル) |
レースで使用されるサラトガ競馬場は、アメリカでも高級リゾート地として著名なニューヨーク州・サラトガスプリングスで1863年に開設された競馬場です。この地域は避暑地でもあることから、アメリカ東海岸における夏場の主要競走が開催されるようになっています。本命馬たちの墓場という呼び名が有名で、多くの人気馬が負けてしまうレースがこの競馬場から生まれました。
コースは楕円形で左回りに走ります。1周約1810メートルで直線約348メートルを備えたメインとなるダートコースが一番外側に配置され、その中に1周約1639メートルの芝コースと障害レースでも使用される1周約1500メートルの芝コースの2種類があります。
今回のレースはスタンド側にあるゴールラインからのスタートとなり、そのまま周回コースを1周する流れとなります。スタート直後は最初のコーナーまでの距離が短いことから、内枠有利となるでしょう。ただ、アメリカ競馬のダートは砂ではなく本物の土が使われることから、馬場状態が良ければ芝コースのようにスピードが乗りやすい特性があります。そのため、基本的には最後までスピード維持が可能な競走馬が勝ちやすいといえるでしょう。
メトロポリタンハンデキャップの出走馬は開催年により変動するのですが、2023年開催時は9頭立てで行われました。今回のメトロポリタンハンデキャップ 2024に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ホワイトアバリオ(White Abarrio) | 2024年直近の成績はブリーダーズカップクラシック(G1)を制覇した後、サウジカップ(G1)を10着となっています。前走を大敗したことから3月開催のドバイワールドカップに出場せず帰国していました。復帰戦が今回のメトロポリタンハンデキャップとなることが報じられていて、復調するかどうかに期待が集まっているところです。 |
アレイビアンナイト(Arabian Knight) | 2024年直近の成績はパシフィッククラシック(G1)を制覇した後、ブリーダーズカップクラシック(G1)を4着で終えています。前走は3番人気での出走でしたが、他に出走した競走馬に一歩及ばない結果となってしまいました。そこから間をあけて、今回のメトロポリタンハンデキャップへの出走予定が報じられています。 |
サウジクラウン(Saudi Crown) | 2024年直近の成績はサウジカップ(G1)を3着とした後、ゴドルフィンマイル(G2 )を12着で終える結果となってしまいました。前走は1番人気なので、相当に調子が落ちていることが分かります。2023年のペンシルバニアダービー(G1)で重賞初勝利かつG1レース初制覇を経験した後は思うように結果が伸びない状態が続いています。 |
前回レースの結果
前回2023年6月10日(土)に開催されたメトロポリタンハンデキャップ 2023では、1番人気のコディーズウィッシュが制しています。コディーズウィッシュは中間点を後ろから2頭目の8番手で通過したにもかかわらず、第3コーナーから先行する競走馬を一気に捲っていく素晴らしい走りを見せ優勝を決めています。
2着は3馬身1/4差で3番人気のゼンダン、そこからさらにアタマ差をつけて6番人気のホワイトアバリオが3着に入りました。コディーズウィッシュは前走のチャーチルダウンズステークス(G1)に続く4度目のG1レース制覇を飾ると同時に、連勝記録が6まで伸びています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているメトロポリタンハンデキャップ 2024は、各ブックメーカーサイトにある競馬(競走馬)カテゴリからベットすることができるでしょう。ベット対象になったレースでは、すべての競走馬にオッズがつけられます。ここでいうオッズとは払い戻し率のことをいい、これは予想が的中したときの払い戻し額を計算するために用いられます。
競馬でベット可能なオッズには、代表的なものとして1着になる馬を予想(単勝)するものや、3着以内に入る馬を予想(複勝)するものが提供されていますね。ブックメーカーサイトによってオッズの値が変動するのが面白さの1つで、このオッズは人気度が高くなるにつれて、数値が低くなるのが特徴です。
逆に人気度が低くなっていくと、反対にオッズの値が高くなっていくことになります。自分の好きな馬にベットするのが基本ではあるのですが、あまりにも極端にオッズが高い馬にベットすることは予想が外れやすくベット額だけを容易に失うリスクがあることを覚えておきましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、2016年設立のスポーツベットに特化していることで知られているブックメーカーサイトです。今回のレースは競馬カテゴリで取り扱われる予定ですが、その他にもサッカー・野球・テニスなど世界中で開催される豊富な試合に対してベットを行うことができるのが特徴です。基本的に他のサイトより高いオッズが設定されることがあることや、ベット時にオッズを引き上げられる独自機能の利用も可能です。
ステーク(Stake)は、2021年に日本市場に参入してから人気が出始めたブックメーカーサイトです。主な特徴としては、多様な種類の仮想通貨による資金の入金・出金に特化していることがあります。加えて法定通貨での決済も行えるのですが、これら複数の通貨を通貨毎にウォレット内で管理できるから資金が管理しやすいですね。もちろん、ベット対象となる試合のオッズも豊富に提供されているので、スポーツベットを楽しむことができます。
ワンバイベット(1xBET)は、2007年に創業されたブックメーカーサイトです。サイトの見た目からも分かる通りですが、様々なスポーツカテゴリでの試合に対して1日に1,000を超えるオッズが設定されます。このサイトの評判として多く聞かれるのは、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトということですね。今回のレースは競馬カテゴリで提供される予定ですが、レースがないときはオンラインカジノの方で時間をつぶすことも可能です。
最高のボーナス
すでに記事でも触れてきた通り、今回のレースのオッズが発表されることでベット可能になります。今回のレースをベット対象としているブックメーカーサイトは豊富にありますが、オッズが高い方を選ぶとリターン額アップにつながります。
それに加えて、ブックメーカーサイトが提供するウェルカムボーナスについてチェックすると、お得に遊び始めることができるでしょう。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きで提供される追加資金のことですね。
以下では今回紹介した各ブックメーカーでのウェルカムボーナスの提供有無をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
この表では、新規登録者向けのウェルカムボーナスをまとめています!その他ボーナスについては、各サイトのプロモーションページを定期的にチェックしてください。
ワンバイベットにある「入金額の100%」とは、アカウントに入金した額の100%がボーナスとしてもらえるようになっています。$100を入金したのであれば、その100%の額となる$100がボーナスとして配布されます。
また、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。でも勘違いしてはいけないのは、登録済みの既存プレイヤーが利用できるボーナスも提供中であるということですね。これらのサイトは新規登録に限らず、登録済みのプレイヤーがお得に遊べるような工夫がありますね!
もしボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が細かく記載された「ボーナス利用規約」をよく読んでおくことで、条件達成の期限や利用する際の賭け額のリミットについて理解することができます!
まとめ
この記事ではアメリカ・サラトガ競馬場で開催される「メトロポリタンハンデキャップ 2024」のイベント日程やコースを含むレース詳細情報、加えて出走予定とされている注目の競走馬についても見てきました。さらにレースへのベットが可能になる予定のおすすめブックメーカーやウェルカムボーナス提供の有無も把握できましたね。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、ダート8ハロン(約1600メートル)の馬場を走ります。スタート直後コーナーまでの距離が短いのと、スタンド側から観客の声援を受けつつスタートすることから、内枠が有利といえるでしょう。
メトロポリタンハンデキャップ(G1)は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するおすすめブックメーカーサイトでベットができるようになる予定となっています。スポーツベットを楽しむにはまずアカウント登録が必要です。登録はどのサイトでも簡単に終わるので、まずはレース開催までに準備しておくことをおすすめします!
メトロポリタンハンデキャップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.メトロポリタンハンデキャップ 2024は、2024年6月8日(土)にアメリカ・サラトガ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ホワイトアバリオ、アレイビアンナイト、サウジクラウンなどの競走馬が挙げられますが、その他にもダート馬場で8ハロン(約1600メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.2024年から本来の開催地となるベルモントパーク競馬場が改修工事に入ったため、工事完了までサラトガ競馬場での代替開催が予定されています。ダート8ハロン(約1600メートル)で、左回りにコースを走ります。最初のコーナーまでの距離が短く内枠有利となりますが、アメリカ競馬特有のダートは土が使われることから、馬場状態が良いほどスピードが乗りやすいコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.メトロポリタンハンデキャップの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は9頭立てでレースが行われました。