イベント・レース詳細
ジャンプラ賞(Prix Jean Prat)は1858年に一度の出走登録で3歳時・4歳時の2回出走できるビアンナル賞を前身とする競馬レースで、創設当初は3歳馬の部が2000メートル、4歳馬の部が3200メートルで施行されていました。1940年に死去したフランスギャロの前身である奨励協会の役員でありブリーダーでもあった、ジャン・プラの名を冠するようになりました。
現在は3歳馬の部をジャンプラ賞、4歳馬の部をヴィコンテッスヴィジェ賞(G2)と2つのレースに分けて開催しています。今回紹介するジャンプラ賞については、毎年7月上旬に開催されるのが恒例となっています。
1971年にグループ制が導入されると同時にG2に格付けされ、1985年にG1に昇格しました。開催競馬場はロンシャン競馬場とシャンティイ競馬場で行われていましたが、2018年からはドーヴィル競馬場での開催に変更されています。また、施行距離に関して何度か変更があったものの、現在は1400メートルまで短縮されています。
今回開催が決定している、ジャンプラ賞 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ジャンプラ賞 2025 |
開催日 | 2025年7月6日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝1400メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、フランスのノルマンディー地域圏に属するカルヴァドス県に1862年にナポレオン3世の異父弟にあたるシャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニーによって開設された競馬場です。ジャンプラ賞以外にもロートシルト賞やモーリスドゲスト賞などのG1レースが開催されることで知られています。フランスギャロによって管轄される5つの競馬場のうちの1つです。
競馬場がある現地はパリから200キロメートル離れた高級避暑地としても有名で、主にフランスの夏競馬のレースを開催する競馬場として設定されています。1991年10月からは秋のレースも開催、2003年のオールウェザーコース完成、2021年のLEDライトによるナイター開催もできるようになったため、現在ではいつでもレースが開催されています。
競馬場のコースは楕円形で右回りのコースがメイントラックとなっています。メイントラックは1周2200メートル・直線450メートルの芝コースで、その内側に1周2100メートルのオールウェザーコースがあります。さらに最終コーナーに合流する1600メートルの芝の直線コースも用意されているのが特徴です。また、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットを使用して様々な距離のレースを施行できるようになっています。
今回のレースは直線コースを利用して行われます。直線コースは平坦で起伏がないことから、競走馬にとっては走りやすいコースとなっています。ただし、良馬場になるほど高いスピード能力が要求されるのも特徴です。また、コース幅が広いことから馬群に囲まれて進路を失うことがないため、先行馬だけでなく後追い馬にも十分にチャンスがあります。
ジャンプラ賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は12頭立てで行われました。今回のジャンプラ賞 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アンリマティス(Henri Matisse) | 2025年直近の成績は仏2000ギニー(G1)を制覇したあと、セントジェームズパレスステークス(G1)を2着で終える結果となりました。まだドーヴィル競馬場を走ったことはありませんが、すでに重賞レース5勝しており、その実力を存分に発揮していることがうかがえます。もし、今回のレースに出走する場合は有力候補の筆頭です。 |
カミーユピサロ(Camille Pissarro) | 2025年直近の成績は仏2000ギニー(G1)を3着で終えたあと、仏ダービー(G1)を制覇しています。前走で2024年10月のジャンリュックラガルデール賞(G1)以来の重賞レース制覇となりました。元々は1400メートルクラスを走っていましたが前走は距離を伸ばしていたので、距離を戻して圧倒的な走りを見せるかが気になりますね。 |
ジョンキル(Jonquil) | 2025年直近の成績はグリーナムステークス(G3)を制覇したあと、仏2000ギニー(G1)を2着としています。前走まで、デビューから4戦目にして他の有力な競走馬と互角に戦える実力を持っていることがうかがえます。そのため、今回のレースの1400メートルクラスの距離の直線レースでは、十分勝ちが狙えるといえるでしょう。 |
前回レースの結果
前回2024年7月7日(日)に開催されたジャンプラ賞 2024では、11番人気のプシュキンが制しています。プシュキンはスタートしてからは2番手で先行する競走馬を追走する形でレースを進行しています。先頭の2頭が後続を突き放す展開から、最後の直線の残り400メートル手前でプシュキンが先頭に立ちそのままゴールして優勝することになりました。
2着は2馬身1/2差で3番人気のハヴァナシガー、そこからさらにハナ差をつけて4番人気のボーバティエが3着に入りました。プシュキンは2024年4月の条件戦から勝ちが無い状態となっていましたが、今回大金星を挙げたことで重賞レースかつG1レース初制覇を果たすことができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているジャンプラ賞 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトでベット可能になる予定です。ベット対象になったレースでは、各競走馬に対してオッズが付与されます。このオッズとは払い戻し率のことを意味していて、このオッズの値を用いて予想的中時の払い戻し額が計算されるようになっています。
競馬カテゴリで提供されるオッズの種類として代表的なものが、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)となっています。オッズの値は各ブックメーカーサイトによって異なる場合があるので、ベットしたい競走馬のオッズをチェックして遊ぶサイトを決めるのも良いでしょう。このオッズの値は優勝候補など、人気の競走馬になるほど数値が低くなっていきます。
また、これとは反対で、人気がない競走馬のオッズはどんどん高くなります。基本的に好きな馬にベットしていくことになりますが、オッズの値が高い競走馬になるほど予想が外れる可能性が大きくなっていき、その分ベット額を失いやすくなるリスクが高まる点に注意しましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、黒地に緑の差し色が映えるサイバーな感じのデザインが目を引きます。名前の通りスポーツベットに力を入れているため、同じベット対象のオッズが他のサイトより高く設定されていたりします。また、ベット時にオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用も可能なので、リターン額アップを狙っていく場合はこのサイトを選択するとよいでしょう。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトで、登録したアカウントでスポーツベットだけでなく、オンラインカジノのゲームを楽しむことができるようになっています。ビットコインをはじめとする多数の仮想通貨や法定通貨での決済に対応していることが特徴で、ウォレット内で通貨毎に残高管理できるという利便性が高いサイトでもあります。今回のレースは競馬カテゴリでオッズが公開される予定です。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、全体的に青い配色のデザインとなっています。このサイトでは競馬カテゴリだけでなく、ありとあらゆるスポーツカテゴリの取り扱いがあるうえ、さらに1日に1,000を超えるオッズが公開されるのが特徴となっています。このような豊富なオッズを公開することから、プレイヤーの間では東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとの評価を受けることもあります。
最高のボーナス
ここまで触れてきた通り、レースの各競走馬にオッズが付くことでベットができるようになります。今回のレースのオッズを発表するであろうブックメーカーサイトはかなり多く存在すると思いますが、遊び始めるなら同じ対象に対して少しでもオッズが高いサイトで始めるのが良いでしょう。
さらに、新規登録者限定でもらえるウェルカムボーナスが提供されているかを確認することで、お得に遊び始めることも可能です。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから条件付きで提供される追加資金のことです。
ここからは今回紹介した3つのおすすめブックメーカーのウェルカムボーナスの提供状況についてまとめたので、スポーツベットを楽しむ際の参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、あくまで新規登録の方が利用できるウェルカムボーナスのみをまとめています。その他にボーナスがもらえるキャンペーンが定期的に開催されるので、詳しくは各サイトのプロモーションページをチェックするようにしましょう。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、登録後の初回入金額によって最大120%の額がボーナスとしてもらえることを表しています。ただし、入金額によって100%~120%の間で変動するので、実際に入金する前に事前に確認しておくことをおすすめします。
一方で、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただし、それ以外のボーナスがもらえるキャンペーンの提供はあるので、定期的にプロモーションを確認するのがベターです。
もしボーナスを利用するなら、ボーナスについての禁止事項や出金条件(賭け条件)がまとめてある「ボーナス利用規約」を読めば、ボーナス失効や出金できないといったようなトラブルを最小限に抑えることができるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「ジャンプラ賞 2025」のレーススケジュールやコースレイアウトに関する情報を見てきました。このレースは各ブックメーカーサイトの競馬カテゴリでベット対象になる予定なので、開催まで各サイトを定期的に確認するようにしましょう!
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1400メートルの馬場を走ります。平坦で起伏のない直線コースを利用するため、高いスピード能力が要求されるのが特徴ですね。コース幅が広く好きなように進路を取れるので、先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスがあります。
ジャンプラ賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されることでベット可能になる予定です。今回のレースにベットするには、まず各サイトでのアカウント登録が必要です。登録が済めば資金を入金するだけになるので、いつでもスポーツベットを楽しむことができます!
ジャンプラ賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ジャンプラ賞 2025は、2025年7月6日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アンリマティス、カミーユピサロ、ジョンキルなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1400メートルクラスの距離を得意とする3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1400メートルで、直線コースを利用して行われます。平坦で起伏がないことから競走馬にとっては走りやすいため高いスピード能力が要求されます。また、コース幅が広いことから馬群に囲まれて進路を失うリスクが低く、先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスがあるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ジャンプラ賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は12頭立てでレースが行われました。