イベント・レース詳細
ジャンリュックラガルデール賞(Prix Jean-Luc Lagardère)は1853年に創設されたグランクリテリウムを前身とする競馬レースで、フランス競馬で最古のレースであるとともに最高賞金額を誇る2歳限定重賞レースとして知られています。また、フランス競馬における2歳最強場決定戦という位置付けでもあるレースです。2003年に死去した当時のフランスギャロ会長であるジャン=リュック・ラガルデールを記念する形で現在の名称に変更となりました。
1971年にグループ制が導入された際にG1に格付けされる規模を持っているレースで、凱旋門賞ウィークエンドを構成するレースの1つと知られています。このレースは、凱旋門賞(G1)と同日に開催されるのが恒例となっています。
また、このレースは2011年からブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなっており、このレースの優勝馬はブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1)へ自動的に招待されるようになっているのが特徴です。
今回開催が決定している、ジャンリュックラガルデール賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 |
ジャンリュックラガルデール賞 2024 |
開催日 |
2024年10月6日(日) |
会場 |
フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース |
芝1400メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、もともとロンシャン競馬場という名称で1857年に開場されました。このロンシャン競馬場は1800年代に開場されたこともあって、かなり長い歴史を歩んできました。戦後の競馬再興やスタンドの増改築など、現在に至るまで改修工事がたびたび行われてきています。2015年から2018年にかけて行われた大規模改修工事では、新しいスタンドや馬場のオールウェザー化が行われました。この大改修が完了したあとで、現在のパリロンシャン競馬場に名称変更しました。
競馬場内のコースは5種類あり、各コースを組み合わせることで様々な距離のレースが施行されています。それぞれ、大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケット起点(約1400メートル)、直線コース(約1000メートル)の5つです。今回の芝1400メートルの距離は第3コーナーポケットを起点とするコースで開催されます。
今回のレースは第3コーナーに隣接するポケットからスタートし、スタンド側にあるゴール地点まで走りきる流れとなります。最初のコーナーまでが近いので、内枠になるほど有利となる傾向があります。以降は直線に出るまで右カーブとなっているため、コーナー加速の適性が重要になってくるでしょう。あとは直線に出たときにどれだけスパートをかけられるか、脚力とスタミナが重要になるコースです。
ジャンリュックラガルデール賞の出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は11頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のジャンリュックラガルデール賞 2024の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 |
注目ポイント |
アンリマティス(Henri Matisse) |
2024年直近の成績はフューチュリティステークス(G2)を制覇したあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を2着で終えました。前走でデビューから無傷であった連勝記録が3で止まってしまいましたが、2着と好位に付けていることが分かります。次走として今回のレースへの出走を行う予定となっています。 |
ザストライキンバイキング(The Strikin Viking) |
2024年直近の成績はリッチモンドステークス(G2)を2着としたあと、ジムクラックステークス(G2)は9着となりました。前走は大敗していますが、それまでは2着と好位だったため今後に期待しておきたいですね。ここまで、芝1200メートルのレースのみ出走しているため、今回はやや距離のあるレースへ挑戦することになります。 |
ウーケトット(Houoquetot) |
2024年直近の成績はフランソワブータン賞(G3)を2着で終えたあと、ラロシェット賞(G3)を制覇する結果を残しました。前走で優勝したことで、重賞レース初制覇を成し遂げているので、このまま好調な状態で自信をつけて次走となる今回のジャンリュックラガルデール賞を走り抜けていくことに大きく期待が持てる競走馬です。 |
前回レースの結果
前回2023年10月1日(日)に開催されたジャンリュックラガルデール賞 2023では、2番人気のロザリオンが制覇しています。ロザリオンは大外枠からのスタートとなり、最後方から馬群に続く形でスタートしました。その後、直線に入っても前が開かない苦しい展開となりましたが、残り300メートルから先行勢の外に出ることに成功し、そのまま先頭まで突き抜けて勝利することになりました。
2着は1馬身差で4番人気のアンクエスチョナブル、そこからさらに1馬身1/2差をつけて1番人気のボーバティエが3着に入りました。ロザリオンはデビュー2連勝から出走した2023年9月開催のシャンペンステークス(G2)で3着となっていましたが、フランス遠征となった今回のレースでG1レース初制覇を果たすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているジャンリュックラガルデール賞 2024は、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからオッズが発表され次第、すぐにベット可能となります。ベット対象となるレースのすべての競走馬にオッズが付けられますが、このオッズとは払い戻し率のことをいいます。予想が的中した場合は、ベット額にオッズの値を掛け合わせたものがリターン額として戻ってきます。
競馬カテゴリのオッズとして、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝が多く提供されています。オッズの値はブックメーカーサイト毎に違うことがあり、同じベット対象の競走馬でも最終的なリターン額が変動します。なお、オッズの値は好調であるなどの理由がある競走馬であるほど低くなるのが特徴です。
また逆に、不調だったり優勝に絡めないような競走馬になると、オッズの値が高くなります。オッズの値にかかわらず出走するすべての競走馬にベットできるようになっていますが、オッズが高い競走馬にベットする場合は予想が外れて最悪の事態を引き起こす可能性があるので、そのリスクを考慮しながらベットしてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、そのサイト名からわかる通りスポーツベットに力を入れています。このサイトの競馬カテゴリでは、記事でも説明した単勝や複勝とは別に「上位2プレイヤー」という2着以内に入る競走馬を予想するオッズも提供されています。他サイトより高いオッズの設定や、ベットする際に対象のオッズが引き上げられる独自機能を利用することもできます。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、決済方法として仮想通貨が豊富に取り扱われていることで知られています。ビットコインだけでなくイーサリアムなどの様々な仮想通貨が決済に利用でき、それ以外にも法定通貨の決済方法も提供されています。これらの通貨別に決済したとしても、アカウントのウォレットで通貨毎に残高管理ができるので、今どれだけ資金を持っているかが把握しやすくなっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、サイト内で取り扱うスポーツカテゴリが豊富であることが知られています。それらのカテゴリで開催される試合や大会に対して1日に1,000を超えるオッズが公開されることから、プレイヤーの間では東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしての評価を受けることもあります。今回のレースについては、競馬カテゴリからベットできるようになる予定です。
最高のボーナス
記事で触れてきた通り、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからベットできるようになる予定です。ただ、条件に当てはまるブックメーカーサイトは数多くあるので、遊ぶサイトが決まらない場合は今回記事で紹介したおすすめサイトを選択するのもありですね。
また、そのサイトへの新規登録であれば、ウェルカムボーナスの提供についてチェックするのもおすすめです。もし、ウェルカムボーナスが利用できる場合は、最初からお得に遊び始めることもできるでしょう。なお、ここでボーナスというのは、各ブックメーカーサイトでもらえる条件付きの追加資金のことを意味しています。
ではここから、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスをチェックしてみましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、各サイトで提供されるウェルカムボーナスのみをまとめています。上記以外に開催されるボーナスやキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページから確認してください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」とは、新規登録時の初回入金限定で、入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことです。このボーナスは、入金額によってもらえるボーナス額の割合が100%~120%間で変動するので、入金する前に実際にもらえるボーナス額がいくらになるか確認しましょう。
また、スポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスが提供されていません。ただし、新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存登録者がお得に遊べるためのボーナスはよく提供されています。これらのサイトでボーナスを利用する場合は、まず各サイトのプロモーションページを確認してみてください。
何らかのボーナスを利用する場合、各ボーナスでの禁止事項や出金条件(賭け条件)について書かれた「ボーナス利用規約」をよく読むことをおすすめします。そうすることで、条件消化に利用できるゲームについてや条件未達成時のボーナス没収など、利用するボーナスへの疑問解消やトラブル回避を行うことができます。
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「ジャンリュックラガルデール賞 2024」について、イベントスケジュールやコースレイアウトなどのレースに関する情報や、出走予定となっている注目の競走馬の情報もあわせてチェックしました。さらに、オッズが公開される予定のおすすめブックメーカー、そしてそのサイトでウェルカムボーナスが提供されているかも把握できたと思います。
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が、芝1400メートルの馬場を走ります。第3コーナーに隣接するポケットからスタートし、ゴールまで道なりに抜けていきますが、スタートからコーナーまでが近いことから、内枠ほど有利な感じですね。さらに直線に抜けるまでカーブが続くのでコーナー加速は重視されそうです。
ジャンリュックラガルデール賞(G1)は、今回の記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベットできます。オッズが発表されるまでにどの競走馬にベットするかを決めておき、いずれかのブックメーカーサイトのアカウントを作成して準備を整えておくと、レースへスムーズにベットすることができますよ!
ジャンリュックラガルデール賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ジャンリュックラガルデール賞 2024は、2024年10月6日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アンリマティス、ザストライキンバイキング、ウーケトットなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1400メートルクラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1400メートルで、右回りにコースを走ります。第3コーナーに隣接するポケットからスタートしますが、最初のコーナーまでが近いので内枠ほど有利となります。また、以降は直線に出るまで右カーブが続くためにコーナー加速の適性が重要となるほか、直線に出たときにスパートをかけられる脚力やスタミナも重要なコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ジャンリュックラガルデール賞の出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は11頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。