
大会スケジュール
今回のUFCファイトナイト・バンクーバーは、UFCの大会ではファイトナイトシリーズに分類される大会となっています。このファイトナイトシリーズは、ナンバーシリーズの登竜門という位置付けで、対戦カードに各階級の中堅選手などの試合が組まれるのが特徴です。今回はメインカードでのミドル級マッチとして「ライニアー・デ・リダー VS ブレンダン・アレン」をはじめ、複数の試合が行われる予定となっています。
まずは、大会のスケジュールについて確認していきましょう。
大会名 | UFC ファイトナイト・バンクーバー ~デ・リダー 対 アレン~ |
開催日 | 2025年10月19日(日) |
会場 | ロジャーズ・アリーナ(カナダ・バンクーバー) |
対戦カード
今回はメインカードと、その前座のプレリムとの2部構成での開催予定となっています。この項目ではメインカードとプレリムで開催予定の各対戦カードにおける、各選手の戦績データと各試合の見どころについて選手データ等を参考にまとめています。UFCの各試合で勝利予想を行うのであれば、判断材料として活用してください。
それでは実際に、各対戦カードの選手データと注目ポイントをチェックしていきます。
メインカード
ライニアー・デ・リダー VS ブレンダン・アレン
ライニアー・デ・リダー | 選手名 | ブレンダン・アレン |
21勝2敗0分 | 戦績 | 25勝7敗0分 |
5(24%) | KO / TKO勝利 | 5(20%) |
13(62%) | サブミッション勝利 | 14(56%) |
3(14%) | 判定勝利 | 6(24%) |
ミドル級マッチの1戦。現在同級4位で2025年7月の判定勝利以来のデ・リダーと同級9位で同じく2025年7月の判定勝利以来のアレンの試合。スタンディングの打ち合いは1分あたりの有効打数が多いアレンが有利ですが、テイクダウン成功でデ・リダーも有利となります。
ケヴィン・ホランド VS マイク・マロット
ケヴィン・ホランド | 選手名 | マイク・マロット |
28勝14敗0分 | 戦績 | 12勝2敗1分 |
14(50%) | KO / TKO勝利 | 5(42%) |
9(32%) | サブミッション勝利 | 6(50%) |
5(18%) | 判定勝利 | 1(8%) |
ウェルター級マッチで開催予定。現在同級15位で2025年7月の判定負け以来のホランドと2025年5月のKO / TKO勝利以来のマロットが戦います。打撃精度や1分あたりの有効打数からホランドが有利ですが、テイクダウンを防げなければマロットの有利に転じるでしょう。
マルロン・ヴェラ VS エイマン・ザハビ
マルロン・ヴェラ | 選手名 | エイマン・ザハビ |
23勝10敗1分 | 戦績 | 13勝2敗0分 |
8(35%) | KO / TKO勝利 | 6(46%) |
10(43%) | サブミッション勝利 | 2(15%) |
5(22%) | 判定勝利 | 5(38%) |
バンタム級マッチで行われる予定です。現在同級7位で2024年8月の判定負け以来のヴェラと同級9位で2025年5月の判定勝利以来のザハビがぶつかります。スタンディングの打ち合いは1分あたりの有効打数が多く有効打ディフェンス率も良いザハビ有利になりそうです。
マノン・フィオロ VS ジャズミン・ジャズダビジアス
マノン・フィオロ | 選手名 | ジャズミン・ジャズダビジアス |
12勝2敗0分 | 戦績 | 14勝3敗0分 |
8(%) | KO / TKO勝利 | 2(14%) |
3(%) | サブミッション勝利 | 4(29%) |
5(31%) | 判定勝利 | 8(57%) |
女子フライ級マッチとして開催。現在同級2位で2025年5月の判定負け以来のフィオロと同級5位で同じく2025年5月のサブミッション勝利以来のジャズダビジアスの試合。早期決着ならジャズダビジアス、試合が長引くにつれてフィオロの判定勝利の可能性が高まります。
コーディ・ギブソン VS アオリ・チロン
コーディ・ギブソン | 選手名 | アオリ・チロン |
22勝11敗0分 | 戦績 | 25勝11敗0分 |
7(32%) | KO / TKO勝利 | 8(32%) |
6(27%) | サブミッション勝利 | 1(4%) |
9(41%) | 判定勝利 | 16(64%) |
バンタム級マッチとして行われます。2025年3月のサブミッション負け以来のギブソンと2024年9月の判定負け以来のアオリの試合です。有効打ディフェンス率はギブソンの方が高いですが、1分あたりの有効打数の多さからアオリが判定に持ち込む可能性は高いですね。
カイル・ネルソン VS マット・フレボラ
カイル・ネルソン | 選手名 | マット・フレボラ |
16勝6敗1分 | 戦績 | 11勝5敗1分 |
6(38%) | KO / TKO勝利 | 4(36%) |
4(25%) | サブミッション勝利 | 3(27%) |
6(38%) | 判定勝利 | 4(36%) |
ライト級マッチとして開催されます。2024年9月のKO / TKO負け以来のネルソンと同じく2024年9月のKO / TKO負け以来のフレボラが戦います。スタンディングの打ち合いでは1分あたりの有効打数や打撃精度の面からネルソン中心の試合展開になる可能性がありますね。
プレリム
シャルル・ジョーデイン VS デイビー・グラント
シャルル・ジョーデイン | 選手名 | デイビー・グラント |
16勝8敗1分 | 戦績 | 17勝7敗0分 |
8(50%) | KO / TKO勝利 | 4(24%) |
6(38%) | サブミッション勝利 | 9(53%) |
2(13%) | 判定勝利 | 4(24%) |
バンタム級マッチとして行われます。2024年11月のサブミッション勝利以来のジョーディンと2025年7月の判定勝利以来のグラントの試合です。両者ともに圧倒的な手数で攻めるスタイルですが、テイクダウンが決まればグラントのサブミッション勝利も見えそうですね。
ブルーノ・シウバ VS パク・ヒャンソン
ブルーノ・シウバ | 選手名 | パク・ヒャンソン |
14勝7敗2分 | 戦績 | 10勝1敗0分 |
6(43%) | KO / TKO勝利 | 4(40%) |
4(29%) | サブミッション勝利 | 5(50%) |
4(29%) | 判定勝利 | 1(10%) |
フライ級マッチの1戦。現在同級14位で2025年6月のKO / TKO負け以来のシウバと2025年8月のサブミッション負け以来のパクが激突。1分あたりの有効打数はそう変わりませんが、被弾数の少なさから、パクが体力温存し判定まで持ち込まずに勝利する可能性はあります。
ダニー・バーロウ VS ジョーデン・サントス
ダニー・バーロウ | 選手名 | ジョーデン・サントス |
9勝1敗0分 | 戦績 | 10勝2敗0分 |
5(63%) | KO / TKO勝利 | 3(30%) |
1(13%) | サブミッション勝利 | 4(40%) |
2(25%) | 判定勝利 | 3(30%) |
ミドル級マッチとして開催されます。2025年3月のKO / TKO負け以来のバーロウと同じく2025年3月の判定負け以来のサントスの試合。1分あたりの被弾数が多いもののそれを上回る有効打数を数えることからも、サントス有利な試合運びが行われる可能性がありますね。
カイル・プレポレク VS ドリュー・ドーバー
カイル・プレポレク | 選手名 | ドリュー・ドーバー |
18勝9敗0分 | 戦績 | 27勝15敗0分 |
10(56%) | KO / TKO勝利 | 15(56%) |
4(22%) | サブミッション勝利 | 5(19%) |
4(22%) | 判定勝利 | 7(26%) |
ライト級マッチとして行われる予定です。2025年5月のサブミッション負け以来のプレポレクと2025年3月のKO / TKO負け以来のドーバーが戦います。1分あたりの有効打数の差から考えると、ドーバーがスタンディングの打ち合いを制して有利な流れを展開するでしょう。
ステファニー・ルシアーノ VS ハヴェナ・オリヴェイラ
ステファニー・ルシアーノ | 選手名 | ハヴェナ・オリヴェイラ |
6勝2敗1分 | 戦績 | 7勝2敗1分 |
2(33%) | KO / TKO勝利 | 6(86%) |
0(0%) | サブミッション勝利 | 1(14%) |
4(67%) | 判定勝利 | 0(0%) |
女子ストロー級マッチとして開催されます。2025年3月の判定負け以来のルシアーノと2023年10月の判定負け以来のオリヴェイラの試合。1分あたりの有効打数のデータが相手を大きく上回ることから、ルシアーノがスタンディングの打ち合いにおいては有利と言えますね。
アザマト・ベコエフ VS ユースリ・ベルガウイ
アザマト・ベコエフ | 選手名 | ユースリ・ベルガウイ |
20勝3敗0分 | 戦績 | 8勝3敗0分 |
8(40%) | KO / TKO勝利 | 6(75%) |
8(40%) | サブミッション勝利 | 0(0%) |
4(20%) | 判定勝利 | 2(25%) |
ミドル級マッチで開催。2025年5月のKO / TKO勝利以来のベコエフと今回がUFC初参戦となるベルガウイの試合となります。スタンディングでの激しい打ち合いが予想されますが、初参戦でありながらKO / TKO勝率の高いベルガウイが良い試合を見せてくれそうですね。
メリッサ・クローデン VS タイナラ・リズボア
メリッサ・クローデン | 選手名 | タイナラ・リズボア |
6勝2敗0分 | 戦績 | 7勝3敗0分 |
5(83%) | KO / TKO勝利 | 3(43%) |
1(17%) | サブミッション勝利 | 3(43%) |
0(0%) | 判定勝利 | 1(14%) |
女子バンタム級マッチの1戦。今回がUFC初参戦となるクローデンと2025年5月のサブミッション負け以来のリズボアの試合。いずれも判定勝率が低く、フルラウンドを使わずに勝敗が決まる可能性が高いです。現在LFA2連勝のクローデンがやや有利と見てよいでしょう。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定となっているUFCファイトナイト・バンクーバーは、総合格闘技(MMA)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトでオッズが発表される予定です。なお、オッズというのは払い戻し率のことをいい、購入時に表示されていたオッズの値と実際に行ったベット額を掛け合わせることで予想的中時のリターン額が計算できるようになっています。
UFCで提供される主なベットには、勝者(どちらの選手が勝利するかを予想する)が多く提供されるようになっています。その他のベット種類としては、各大会の試合形式やブックメーカーサイトにより変わりますが、ハンデキャップ付きで勝者を予想するものや試合決着までのラウンド数合計を予想するものが提供されることもあります。これらのベット方法が提供されている場合は、選手の勝敗予想以外の面で予想を行いスポーツベットを楽しむこともできると思います。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、サイト名からもわかる通りスポーツベットに特化されたブックメーカーサイトです。作成したアカウントでスポーツベット以外にスロットなどのカジノゲームで遊ぶことも可能。今回の試合のオッズは総合格闘技カテゴリから提供予定です。他のサイトよりオッズが高くなることや、対象試合でオッズが引き上げられる独自機能も利用可能です。リターン額アップを狙うのにおすすめです。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、決済方法で仮想通貨を重視しているブックメーカーサイトとして知られています。このサイトでも登録したアカウントでカジノゲームをプレイ可能です。利用可能な仮想通貨はビットコイン・イーサリアム、その他複数のアルトコインが利用できます。もし、仮想通貨を持っていない場合でも法定通貨による決済が利用可能です。通貨毎に残高表示できるため、ウォレットの資金が確認しやすいです。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、利用するプレイヤーが東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトだと評価しているブックメーカーサイトです。今回の試合のオッズはUFCという名前の独立カテゴリでオッズが公開される予定で、UFC以外にも野球・サッカー・テニス・バスケットボールといった世界中で開催される様々なスポーツカテゴリに対し1日に1,000ものオッズが提供されるので、サイトの規模はかなり大きいですね。
最高のボーナス
UFCの各大会の試合のオッズは、総合格闘技(MMA)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトからベット可能になる予定です。UFCのオッズを取り扱うブックメーカーサイトは多数あるのですが、どこで遊ぶか決めるのは難しいと思います。もしそうであれば、今回記事で紹介したおすすめサイトを選択肢に入れてみることをおすすめします。
もし、ブックメーカーサイトに新規登録する場合は、各サイトでウェルカムボーナスの提供有無を確認しておきましょう。ウェルカムボーナスが利用できるなら、新規登録後すぐお得に遊べるようになります。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトで提供されている条件付きの追加資金のことをイメージすると分かりやすいと思います。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、今回紹介したおすすめサイトのウェルカムボーナスの提供状況をまとめたものです。ウェルカムボーナス以外のボーナスやプロモーションは、各サイトのプロモーションページを確認するようにしてください。
まず、ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録時の初回入金に限り入金額の最大120%がボーナスとしてもらえる仕組みのことを言います。入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わるので、あらかじめ予定している入金額でいくらのボーナスがもらえるかを確認しておくとスムーズに利用できると思います。
一方で、スポーツベットアイオーとステークからは、現在ウェルカムボーナスの提供がありません。これらのサイトは、新規登録時のみお得に遊べるのではなく、長く遊んだ既存プレイヤーほど恩恵が受けられるようになっています。なお、既存プレイヤー向けのボーナス内容については各サイトのプロモーションページから確認できるようになっています。
何らかのボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)などの詳細が規定されている「ボーナス利用規約」をよく読むようにしましょう。そうすると、ボーナスの賭け条件や出金時の上限額など、ボーナスに関する疑問やトラブルを最小限に抑えることにつながります。
まとめ
この記事では、カナダ・バンクーバーのロジャーズ・アリーナで開催予定の「UFCファイトナイト・バンクーバー」の大会スケジュールや大会で開催予定の各対戦カードの選手データや試合の注目ポイントをチェックしました。ちなみに、今大会のオッズは各ブックメーカーサイトの総合格闘技(MMA)カテゴリで公開予定です。
今回はUFCファイトナイト・バンクーバーのメインイベントとして開催予定のミドル級マッチ「ライニアー・デ・リダー VS ブレンダン・アレン」に注目です。同級4位のデ・リダーと同級8位のアレンの試合は白熱するものと思います。
UFCファイトナイト・バンクーバーは、今回記事で紹介してきたおすすめブックメーカーサイトでベットできるので、いずれかのブックメーカーサイトへのアカウント登録を済ませておいて、オッズ発表までに資金追加を終わらせておくと、UFCの試合の勝敗予想に対してすぐにベットできるようになるのでおすすめです。
よくある質問
Q.大会の開催予定日は?
A.UFCファイトナイト・バンクーバーは、2025年10月19日(日)にロジャーズ・アリーナ(カナダ・バンクーバー)で開催される予定です。
Q.一番注目すべき対戦カードはどれ?
A.メインカードとその前座にあたるプレリムの2部構成となっていますが、今回はメインカードである「ライニアー・デ・リダー VS ブレンダン・アレン」のミドル級マッチの1戦に注目です。
Q.PPVはありますか?
A.はい、提供されています。UFCファイトナイト・バンクーバーは現地観戦以外の視聴方法として、PPVチケット購入によるネット配信視聴を選択できます。PPVチケット購入はUFC FIGHT PASS会員であれば誰でも行えますし、U-NEXTのサイトで購入ページが公開された場合はそちらからも視聴できます。
Q.今回の大会は何試合ありますか?
A.UFCファイトナイト・バンクーバーでは、メインカードと前座であるプレリムを全部合わせて13試合が行われる予定となっています。