イベント・レース詳細
エリザベス女王杯(Queen Elizabeth II Cup)は、1970年に創設されたビクトリアカップを前身とするレースで当初は4歳牝馬三冠競走の最終戦として位置づけられていました。1975年にエリザベス2世が来日したことを記念し、1976年に名称変更を行い新たに創設されました。1995年までは京都競馬場の芝2400メートルコースでの開催でしたが、1996年から2200メートルに短縮する形となり、現在では3歳牝馬と古馬牝馬で実績のある競走馬が集まる女王決定戦として位置づけられています。
1995年からは地方競馬所属の競走馬が、1999年からは外国馬も出走可能となる変更が行われ国際競走に指定されました。2008年からはジャパン・オータムインターナショナルのレースの1つとして開催されるようになっています。
出馬投票した外国馬やレーティング上位5頭は優先出走が認められます。また国内馬の場合は府中牝馬ステークス(G2)で1着になると優先出走権が与えられます(JRA所属馬の場合)。地方競馬所属の競走馬の場合は、京都大賞典(G2)・府中牝馬ステークス(G2)・秋華賞(G1)で2着以内となった場合に優先出走資格を得ることが可能です。
今回開催が決定している、第49回 エリザベス女王杯の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 第49回 エリザベス女王杯 |
開催日 | 2024年11月10日(日) |
会場 | 日本・京都競馬場(京都) |
コース | 芝2200メートル |
今回のレースで使用される京都競馬場は1907年に前身となる島原競馬場が京都市下京区に開設され、数回の移転を行い1925年に現在地へ移転しています。現在までにスタンドの増改築などの改修工事によって、現在の形へと進化してきました。芝馬場がメインですが、ダートや障害など3種のレースが行えるようコースが整備されているのが特徴です。
レースは右回りの芝コースで行われ、内回りコースの直線入り口付近からスタートしてコースを1周強するレイアウトとなっています。スタートから400メートルで最初のコーナーを曲がり、途中第3コーナーにかけての高低差4.3メートルの「淀の坂」を通ることになります。その後下り坂から平坦な地形へ移り、最後の直線からゴールまで駆け抜けます。高低差のある地形を走るためのスタミナや長く良い脚がある競走馬が活躍するでしょう。
エリザベス女王杯は開催年によって若干の変動はありますが、17~18頭立てで開催されるレースとなっています。今回の第49回 エリザベス女王杯の出走馬は未確定ですが、現在までに出ているニュース記事等を参考に注目の競走馬をまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
レガレイラ(Regaleira) | 2024年直近の成績は東京優駿(G1)を5着としたあと、関西テレビ放送賞ローズステークス(G1)も5着で終えています。すでに今回のエリザベス女王杯への出走が決定していることが報じられており、秋華賞(G1)への出走はパスして直行する予定です。現在はレースに向け、ノーザンファーム天栄での調整を進めているところです。 |
スタニングローズ(Stunning Rose) | 2024年直近の成績はヴィクトリアマイル(G1)を9着としたあと、クイーンステークス(G3)を6着で終えています。なかなか適性に合うレースに出走できず、負けが続いている状態です。今回のエリザベス女王杯に出走予定となっていることが報じられている状態で、現在は栗東トレーニングセンターへと帰厩して調整を進めています。 |
キミノナハマリア(Kiminonawa Maria) | 2024年直近の成績は五稜郭ステークス(3勝クラス)を制覇したあと、札幌日経オープン(L)を3着としました。ここまで重賞レースで良い結果は残せていませんが、直近の距離延長が良い走りにつながっているようです。次走が今回のエリザベス女王杯であることが報じられましたが、この勢いで好成績を残せるかに注目したいですね。 |
前回レースの結果
前回2023年11月12日(日)に開催された第48回 エリザベス女王杯では、1番人気のブレイディヴェーグが制しています。ブレイディヴェーグは1枠1番からのスタートで5番手の内に付き、早めの位置取りを意識する形でレースを進行。最後の直線で内側から伸びてラストスパートをかけ、後続を振り切る形でゴールし優勝を決めています。
2着は3/4馬身差で5番人気のルージュエヴァイユ、そこからさらにクビ差をつけて3番人気のハーパーが3着に入りました。ブレイディヴェーグはデビューから4戦目となる前走の2023年9月開催のローズステークス(G2)を2着としたあと、2023年10月の秋華賞(G1)への出走を見送り参戦した今回、G1レース初制覇を果たしました。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定の第49回 エリザベス女王杯は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベット可能になります。ちなみにオッズというのは、予想的中時の払戻額を計算するための払い戻し率のことです。
競馬で予想可能な主なオッズには、1着の競走馬を予想する(単勝)ものや3着以内の競走馬を予想する(複勝)ものがあります。レースに出走する各競走馬にオッズが付くのですが、競走馬によって値が異なっているのが特徴です。人気の競走馬であるほど、このオッズの値が低くなっていきます。
その逆で実力不足や体調不良など上位に絡まないと予想される競走馬ほど、オッズが高くなっています。オッズが高ければ払戻額がアップするのですが、このような競走馬にベットするときは、予想が的中しにくいというリスクがあることを頭に入れておきましょう。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしていきます!
まずはスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)から見ていきましょう。2016年設立のサイトで、名前を見ると分かる通りスポーツベットに注力しているのが特徴です。他サイトと比較しても高めのオッズが設定されていることが多いので、まずはこのサイトのオッズをチェックするのがおすすめです。また購入時にオッズをさらに引き上げることが可能な独自機能も提供されており、ベットをとことん楽しむことができるようになっています。
次にステーク(Stake)をチェックしていきましょう。2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトなのですが、暗めの青を基調にしたデザインになっています。最近決済方法として採用され始めた、ビットコインをはじめとする仮想通貨を決済方法として利用可能であるほか、従来からの法定通貨での決済方法も利用できます。ウォレットで通貨毎に残高が表示されるので、複数通貨で入金した際も資金管理が行いやすいのが特徴です。
最後に見るのはワンバイベット(1xBET)です。2007年に創業した東欧圏最大規模のブックメーカーサイトとして知られていますが、他のサイトと同様に競馬カテゴリが提供されているのが特徴です。この競馬カテゴリをはじめ、サッカーや野球、テニスなどの世界中で開催される1日当たり1,000を超えるイベントに対するオッズが提供されるので、ベットしたいと思ったらいつでも試合にベットすることができます。
最高のボーナス
ここまでに触れたとおりですが、各ブックメーカーの競馬(競走馬)カテゴリからベットが可能です!今回のエリザベス女王杯のオッズを取り扱う予定のブックメーカーサイトは数多くありますが、遊ぶサイトを決めるときはまずオッズ比較を行ってみましょう!
次に各サイトでウェルカムボーナスが利用できるかをチェックすることで、ある程度絞り込むことができます。ちなみにボーナスとはそのブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことです。
今回紹介した3つのブックメーカーサイトについて、ウェルカムボーナスの有無をまとめてみました。遊ぶときの参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえるウェルカムボーナスについてまとめたものです。
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録に限り初回入金額の最大120%をボーナスとしてもらえる仕組みのことを言います。入金する額によって100%~120%ともらえるボーナス額の割合が変わるため、先に希望する入金額でいくらのボーナスがもらえるかチェックするようにしてください。
その一方で、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されません。ただし、これは新規登録者向けのウェルカムボーナスのみが無いということに注意が必要です。既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されているので、ボーナスを利用する場合は各サイトのプロモーションページを確認してみましょう。
またボーナスをもらう場合は、各サイトでそのボーナスについての禁止事項や出金条件(賭け条件)を定めた「ボーナス利用規約」を確認しておくことをおすすめします!
エリザベス女王杯(G1)まとめ
この記事では、日本・京都競馬場(京都)で開催される「第49回 エリザベス女王杯」のイベントスケジュールや使用されるコースの特徴について見てきました。また出走が期待される注目の競走馬には、今回のレースのオッズが発表され次第ベットできます!
今回のレースでは3歳以上の牝馬が出走条件となっており、芝2200メートルの馬場を走ります。芝のコースを1周するのですが、途中には高低差4.3メートルの坂を通ることになるため、スピードだけでなくスタミナや脚力の強い馬が勝利に近づくといっても良いでしょう。
エリザベス女王杯(G1)は、今回おすすめで紹介したような競馬(競走馬)カテゴリでベットすることができます。各サイトのアカウント作成はとても簡単なので、スポーツベットで遊び始めるのであれば、まずは登録してみてくださいね!
エリザベス女王杯(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第49回 エリザベス女王杯は、2024年11月10日(日)に日本・京都競馬場(京都市伏見区)で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.レガレイラ、スタニングローズ、キミノナハマリアなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2200メートルクラスのレースを走破する3歳以上の牝馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2200メートルで、コースを右回りに1周強走ります。京都競馬場の特徴の1つである高低差4.3メートルの「淀の坂」を通るのでスピードやスタミナが要求されるコースになっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.第49回 エリザベス女王杯の出走枠は開催年ごとに多少異なりますが、最大18頭立てで開催されます。前回の2023年開催時は、15頭立てでレースが行われました。