【競馬】2024年朝日杯フューチュリティステークス（G1）で注目の競走馬とおすすめブックメーカーまとめ

朝日杯フューチュリティステークス（Asahi Hai Futurity Stakes）は、1949年に関東地区の3歳馬チャンピオン決定戦として創設された朝日盃3歳ステークスを前身とする競馬レースです。1970年に朝日杯3歳ステークスに名称変更後、2001年に国際基準の馬齢表記に合わせるために現在の名称となりました。朝日杯フューチュリティSの略称でも知られています。

創設から長らく中山競馬場で開催されていましたが、2014年開催分より阪神競馬場での開催に変更されました。2歳馬のチャンピオン決定戦として位置づけられており、このレースで優勝した競走馬が翌年の中央競馬で開催される3歳クラシックでの活躍に直結することでも知られています。さらに過去を振り返ると古馬になってからも大きなレースで活躍する競走馬も出ています。

2024年開催分からは、阪神競馬場のリフレッシュ工事により一時的に京都競馬場で施行される予定となっています。

創設当初は芝1100メートルでの開催でしたが1959年開催から芝1200メートルに伸び、1962年以降は1600メートルでの開催となっています。また1971年から外国産馬、1995年から地方競馬所属の競走馬が出走可能になっており、さらに2010年には国際競走に指定されて外国馬も出走できるように規定が改正されています。

JRA（日本中央競馬会）所属馬や外国調教馬に優先出走権が与えられ、地方競馬所属の競走馬に関しては京王杯2歳ステークス（G2）かデイリー杯2歳ステークス（G2）のいずれかで2着以内になるかJRA主催の芝の2歳重賞レースで1着となることでレースへの優先出走権が与えられるようになっています。

今回開催が決定している、第76回 朝日杯フューチュリティステークスの開催日やコースについての詳細は以下の通りです。

今回、阪神競馬場の代わりに使用される京都競馬場は、1907年に京都市下京区で開設された島原競馬場を源流とする競馬場です。開設後は数回の移転がありましたが、1925年に現在地に落ち着いています。そこから現在までにスタンドの増改築などの改修工事が行われ、現在のレイアウトになりました。メイントラックは芝のコースですが、ダートや障害などのレースも開催できるようにコースが整備されているのが特徴です。

レースは右回りの芝コースで行われ、向こう正面のバックストレートから第2コーナー側に伸びた引き込み線内にあるポケットからスタートします。スタートから第3コーナーにかけて高低差4.3メートルの「淀の坂」を通ることになり、その後下り坂から平坦な地形へ移り、最後の直線をゴールまで駆け抜けます。高低差のある地形を走るためのスタミナや長く良い脚がある競走馬が活躍するでしょう。

朝日杯フューチュリティステークスは開催年によって変動しますが、最大18頭立てで開催されるレースとなっています。昨年の開催時は17頭立てでレースが行われました。今回の第76回 朝日杯フューチュリティステークスの出走馬は確定していませんが、現在までに出ているニュース記事等を参考に注目の競走馬をまとめたので参考にしてみてください！