イベント・レース詳細
ゴールデンスリッパーステークス(Golden Slipper Stakes)は1957年にオーストラリアの2歳馬のスプリント路線の最強馬場決定戦として創設されました。オーストラリアの2歳三冠競走の第1戦を飾るレースで、2022年以降の開催で賞金総額が500万豪ドルと世界中の2歳戦で最高賞金額を誇るレースとなっています。
創設当初から変わらず芝1200メートルでの開催となっており、1979年以降の開催ではG1グレードに分類されるレースとなっています。2009年~2014年までの間はレースが4月の第1土曜日に開催され、2008年には3月にあるイースターから4週間後の4月中旬開催に変更されています。また、2008年以前はゴールデンスリッパーカーニバルを構成するレースの1つとして聖金曜日の前の土曜日に開催されていましたが、現在はジョージライダーステークス(G1)と同日開催になっています。
今回開催が決定しているゴールデンスリッパーステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ゴールデンスリッパーステークス |
開催日 | 2025年3月22日(土) |
会場 | オーストラリア・ローズヒルガーデンズ競馬場 |
コース | 芝1200メートル |
レースで使用されるローズヒルガーデンズ競馬場は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー郊外のローズヒルに所在しています。1883年にジョン・ベネットが競馬場建設を計画してローズヒルの現地に土地を購入したのをきっかけに、1885年に完成した歴史のある競馬場です。
現在はオーストラリアンターフクラブが所有・運営を行っており、毎年3月中旬から下旬にかけてのオーストラリア競馬のG1レースが開催地として知られていましたが、2020年代後半に競馬場を閉鎖し跡地に住宅や小規模なエンターテイメント街が建設される計画が2023年に発表されている状態です。
コースは四角い形状の右回りのコースで、1周2048メートルのメイントラック(芝)が提供されています。また、その内側には調教用のダートコースも併設されています。最大の特徴は最終コーナーにある5%のバンク、直線に2%の勾配が設けられているところです。
今回のレースは第3コーナーと最終コーナーの間にある引き込み線からスタートし、ゴールまで周回コースに沿って走る形になります。最初のコーナーまでかなりの距離がありますが、最初のコーナーを曲がった後すぐに最終コーナーに差し掛かることからスタート直後の位置取りが重要になってくるでしょう。ただし最終コーナーの5%バンクと直線の2%勾配が待ち受けているので、先行馬だけでなく後追いの競走馬にもチャンスがあるでしょう。
ゴールデンスリッパーステークスの出走馬は開催年によって大きく増減するのですが、昨年は17頭立て(うち1頭は出走中止、2頭は出走取消)で行われました。今回のゴールデンスリッパーステークス 2025に出走予定の競走馬について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ウォデトン(Wodeton) | 2025年直近の成績はチャンドンハンデキャップを制覇したあと、バリアートライアルを4着で終えています。前走は順位を落としましたが、今回のゴールデンスリッパーステークスでは距離を1200メートルに伸ばしての挑戦となります。現在は、シルバースリッパーステークス(G2)に出走予定となっており、この後に出走予定です。 |
アポカリプティック(Apocalyptic) | 2025年直近の成績はデルマージュベナイルフィリーズターフ(L)を10着としたあと、未勝利戦を9着で終えたところです。デビュー以降、重賞レースでの優勝経験が無いものの、1600メートルクラスのレースでの苦戦が見られます。そのことから、今回のゴールデンスリッパーステークスで距離を落とし様子を見る考えがありそうです。 |
ノースイングランド(North England) | 2025年直近の成績はアローフィールドブリーダーズプレート(G3)を3着としたあと、イングリスゴールデンギフト(G3)を制覇しています。現在はシルバースリッパーステークス(G2)への出走をする予定が報じられていて、その後今回のレースに向かいます。重賞レースの勝利を積み重ねることができるか見ものとなってきます。 |
前回レースの結果
前回2024年3月23日(土)に開催されたゴールデンスリッパーステークス 2024では、3番人気のレディオブキャメロットが制しています。レディオブキャメロットは5番手に控える形で中間点を通過することになりました。馬群に包まれつつ最後の直線に入ったあと、その馬群を割るように前に出て先行する競走馬を抜いて逆転に成功し勝利を収めています。
2着は0.14馬身差で10番人気タイのコールマン、そこからさらに1.51馬身差をつけて1番人気のストームボーイが3着に入りました。レディオブキャメロットは2023年9月開催のジムクラックステークス(G3)を4着でデビューし、次の2024年2月のウィデンステークス(G3)で重賞レース初制覇。前走のブルーダイヤモンドステークス(G1)は2着に終わりましたが、今回のレースの勝利で久々の初のG1レース制覇を果たしています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のゴールデンスリッパーステークス 2025は、ブックメーカーサイトにある競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表される予定です。このオッズは払い戻し率のことをいい、予想が的中したときのリターン額の計算に使用されます。なお、レースに出走する各競走馬に対して例外なくオッズが設定されます。
競馬で提供される主なオッズには、1着の競走馬を予想(単勝)・3着以内の競走馬を予想(複勝)のようなものがあります。ここでレースに出走する競走馬のオッズを見ると、人気が高い競走馬になるほどオッズの値が低くなっていくのがわかると思います。
この逆でまったくレースのトップに絡んでこないような競走馬であればオッズが高くなっていくのですが、このようなオッズの高い競走馬へのベットはハイリスクハイリターンとなるので注意する必要があります。
それでは、ここからおすすめブックメーカーのオッズについて見ていきましょう!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前で分かる通りですがスポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトとして知られています。黒を基調に緑の差し色というデザインはどこか近未来感を感じさせるものですが、競馬やそれ以外のスポーツに対するオッズがいつも豊富に提供されているのが特徴です。他のサイトと比べて高いオッズが提供されていたり、ベットを行うときにオッズを引き上げられる独自機能がりようできるなど、ユーザーライクなサービスも多く提供中です。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、決済方法として仮想通貨の利用に特化していることで知られるブックメーカーサイトです。登録すればスポーツベット以外にも、様々なカジノゲームで遊べるようになっています。ビットコインをはじめ多種多様な仮想通貨が決済に利用できますが、それ以外にも法定通貨を利用した決済にも対応しています。通貨毎に残高表示できるので、資金管理が視覚的に行いやすくなっているのも特徴です。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトという評判が一定数あります。この規模が示す通り、提供するスポーツカテゴリにおいて1日に取り扱うイベント数が1,000を超えているのに驚きです。今回のレースは問題がなければ競馬カテゴリでオッズが発表されることになっています。さらに世界中の多種多様なスポーツの試合へのベットを楽しむことが可能です。
最高のボーナス
すでに記事では触れてきましたが、各ブックメーカーサイトでゴールデンスリッパーステークスのオッズが発表され次第、すぐにベットできるようになります。競馬カテゴリが提供されているサイトはかなり多くあるのですが、どこで遊ぶか迷ったときははじめに各サイトのオッズをチェックしてみましょう!
それだけでも絞り込めると思うのですが、もう1つやるとすればウェルカムボーナスが提供されているかどうかを見てみるのが良いですね。ちなみにボーナスというのは各サイトから条件付きでゲットできる追加資金といえばイメージしやすいかもしれませんね。その中でもウェルカムボーナスというのは、文字通り新規登録者向けのもののボーナスを指します。
さてここで、今回紹介した3つのおすすめブックメーカーサイトのボーナス情報をチェックしましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスについてまとめたものです。もちろん、これ以外にもスポーツベット用のボーナスがたくさん提供されていくので、定期的に各サイトのプロモーションページを見たほうが良いですね!
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金において入金額の最大120%をボーナスとして受け取れることを言います。入金額により100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わってくるため、事前に自身が行う入金額でいくらのボーナスがもらえるかをチェックしておきましょう。
そして、お気づきの通りスポーツベットアイオーやステークからはウェルカムボーナスが提供されていません。ただこれは新規登録者向けのボーナスが提供されていないだけで、サイトに登録済みの既存プレイヤー向けのボーナスやプロモーションは定期的に開催されています。現時点で開催されているボーナス等の情報については各サイトのプロモーションページをご確認ください。
各サイトでボーナスを利用する場合は、それぞれのボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が定めてある「ボーナス利用規約」が各サイトにあるので、今後ボーナスに絡む出金時のトラブルのほとんどを避けることができます。
まとめ
この記事では、オーストラリア・ローズヒルガーデンズ競馬場で開催される「ゴールデンスリッパーステークス 2025」のレース詳細やコースに関する情報を見てきました。出走すると報じられたり噂になったりしている競走馬も同時にチェックしたのですが、これらの競走馬には今回のレースのオッズが発表・設定されることでベットが行えるようになります。
今回のレースは2歳の競走馬が出走条件で、芝1200メートルの馬場を走ります。最初のコーナーまでは十分に距離があるのでゲート順で有利不利は出にくいですが、最初のコーナーを曲がるとすぐにバンクのある最終コーナーや直線での勾配に差し掛かっていくので、先行馬だけでなく後追いの馬もチャンスがあるでしょう。
ゴールデンスリッパーステークス(G1)は今回紹介した各おすすめブックメーカーサイトでベットできるようになる予定です。今回紹介したおすすめサイトのアカウントを先に作成しておけば、今回のレースに限らずいつでもスポーツベットを楽しむことができるので、まずはアカウント作成だけでも済ませておくことをおすすめします!
ゴールデンスリッパーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ゴールデンスリッパーステークス 2025は、2025年3月22日(土)にオーストラリア・ローズヒルガーデンズ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ウォデトン、アポカリプティック、ノースイングランドなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1200メートルクラスの距離を得意とする2歳の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1200メートルで、右回りにコースを走ります。第3コーナーと最終コーナーの間にある引き込み線からスタートし、ゴールまで周回コースを走り抜ける形になります。最初のコーナーまでは十分距離があるためゲート順で有利不利は出にくいですが、最初のコーナーを曲がるとすぐに最終コーナーのバンクや直線での勾配が出てくるので、先行馬にも後追い馬にもチャンスが生まれてきます。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ゴールデンスリッパーステークスの出走枠は開催年ごとに大きく変動しますが、前回の2024年開催時は17頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。