イベント・レース詳細
クイーンエリザベスステークス(Queen Elizabeth Stakes)は1851年に創設されたクイーンズプレートを起源とするレースで、創設当初は4000メートルを超える長距離での開催となっていました。20世紀初頭まで長距離レースとしての威信を保ち続けていたのですが、長距離のレースイベントとしてシドニーカップに焦点が当たるようになってからは施行距離の短縮や名称変更が行われ現在に至ります。
2014年より創設された「ザ・チャンピオンシップス」を構成するレースの1つで、ロイヤルランドウィック競馬場で4月の第1・第2土曜日に開催されます。現地は南半球であるため、オーストラリアの秋競馬の祭典に位置づけられています。期間中はTJスミスステークス(G1)やシドニーカップ(G1)を含む様々なレースが開催されるのが特徴です。
オーストラリア競馬において3番目に高額な賞金が出るレースとして知られており、2020年時点で400万豪ドルと勢いがあることが分かります。2014年からブリーダーズカップチャレンジの対象競走になっていて、優勝するとブリーダーズカップターフへの優先出走権が与えられます。
今回開催が決定しているクイーンエリザベスステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | クイーンエリザベスステークス 2025 |
開催日 | 2025年4月12日(土) |
会場 | オーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場 |
コース | 芝2000メートル |
レースで使用されるロイヤルランドウィック競馬場は、オーストラリアのシドニー近郊にある競馬場です。もともとはランドウィック競馬場という名称でしたが、2022年にイギリスのエリザベス女王が訪問したことをきっかけに名称の先頭にロイヤルを冠し「ロイヤルランドウィック競馬場」と呼ばれるようになりました。
競馬場は全体的に長方形に近い形で、すべて右回りの芝コースとなっています。このロイヤルランドウィック競馬場があるニューサウスウェールズ州で最大規模を誇る1周2224メートルのメイントラック、そして1周2100メートルのケンジントントラックが設置されています。メインコースに合流する4本のシュートや引き込み線があり、それらを利用しあらゆる距離でレースを行えるようになっているのが特徴です。
今回のレースは第1コーナーの途中からスタートし、ゴールまで周回コースに沿って走っていくのが特徴です。芝コースであるためスピードが重要となりますが、開催時期である4月のシドニーは雨が多くなることから道悪になっていきます。さらに最後の直線にはザ・ライズと呼ばれる緩やかな登り坂が控えているため、スピードだけでなくある程度のパワーが求められるでしょう。
クイーンエリザベスステークスの出走馬の枠は開催年によって大きく増減しますが、昨年は11頭立て(うち2頭は出走取消)で行われました。今回のクイーンエリザベスステークス 2025に出走予定の競走馬について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ヴィアシスティーナ(Via Sistina) | 2025年直近の成績はベリーエレガントステークス(G1)とランヴェットステークス(G1)を制覇しています。前走までG1レースを2連勝を果たしており、ここまで通算8度目のG1制覇(重賞レース制覇は10度目)と強さを誇ります。オーストラリア競馬での年度代表馬の受賞も見えてくる中で今回のレースも出走予定としています。 |
ジオグリフ(Geoglyph) | 2025年直近の成績はブリーダーズカップマイル(G1)を5着としたあと、東京新聞杯(G3)を11着で終えました。2022年4月の皐月賞(G1)制覇以来重賞レースでの価値から遠ざかっている状態です。今回のレース前に開催されるドンカスターマイル(G1)からオーストラリアに遠征する予定で、遠征に向け調整を進めているところです。 |
ローシャムパーク(Rousham Park) | 2025年直近の成績はブリーダーズカップターフ(G1)を2着としたあと、有馬記念(G1)を7着で終えることになりました。今回のレースに予備登録を行っていることが報じられており、予定通りならオーストラリア遠征が行われる見込みとなっています。前々走のアメリカ遠征のような上位に食らいつく走りに期待が持てそうですね。 |
前回レースの結果
前回2024年4月13日(土)に開催されたクイーンエリザベスステークス 2024では、2番人気のプライドオブジェニが制しています。プライドオブジェニはスタートから調子がよく、400メートル走ったところからペースを上げ後続を突き放していきました。特に危なげなく走り、最後の直線で差が縮まり始める場面はあったものの、力強い脚勢でそのままゴールし勝利しています。
2着は6.54馬身差で1番人気のヴィアシスティーナ、そこからさらに1.84馬身差をつけて5番人気のミスターブライトサイドが3着に入りました。プライドオブジェニは2023年11月のカンタラステークス(G1)以来のG1レース勝利となり、これで3度目の重賞レース制覇となりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のクイーンエリザベスステークス 2025は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベット可能になる予定です。レースに出走するすべての競走馬にオッズが設定されていますが、このオッズが払い戻し率となっているので予想的中時のリターン額計算に使われます。
競馬レースで提供される主なオッズの種類には、1着の競走馬を予想する単勝と3着以内の競走馬を予想する複勝の2種類があります。レースに出走する競走馬で人気が高くなるほどオッズの値が低くなるのが特徴です。
このことから察しがつくと思いますが、逆にオッズが高いというのは体調不良やケガ等様々な理由から人気がないといえます。オッズが高い競走馬にもベットすることは可能ですが、そのリターン額の大きさに対して予想的中の可能性が低いことから、ハイリスクハイリターンであることに注意しましょう。
それでは、ここからおすすめブックメーカーのオッズについてチェックしていきます!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前から連想できる通りスポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトです。競馬をはじめとするスポーツカテゴリの取り扱いが豊富で、ベット対象の試合やレースによっては他のサイトより高いオッズが設定されることがあります。また、ベットする際にオッズを引き上げられる独自機能も利用できるため、予想が的中したときにより多くのリターンが得られます!
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特に力を入れているブックメーカーサイトです。ビットコインのような主要通貨をはじめ多数のアルトコインが決済で利用できるようになっています。今回のレースは競馬カテゴリからオッズが公開される予定で、スポーツベット以外にもカジノゲームで遊べるオンラインカジノのサービスも提供しています。試合にベットしながら、空いた時間に他のゲームで楽しむことも可能です。
2007年創業のワンバイベット(1xBET)は、競馬をはじめとした多様なスポーツカテゴリを提供していることからサッカー・野球・テニスなどの1日1,000を超えるイベントがベット対象になります。このことから、利用するプレイヤーの間で東欧圏最大規模のブックメーカーという評価が立つほどです。今回のレースのオッズは競馬カテゴリーでオッズが発表される予定になっています。
最高のボーナス
ここまで触れてきたのですが、クイーンエリザベスステークスのオッズが各ブックメーカーサイトから発表され次第ベットが行えるようになります。競馬カテゴリを取り扱うサイトは多数存在するのですが、どこで遊ぶかを絞り込むのであればまずは各サイトのオッズを比較するところから始めてください!
その次に各サイトで提供されるウェルカムボーナスを確認しておくと、新規登録時により早くお得に始められるようになってくると思います。ここでいうボーナスというのは、各サイトから条件付きで入手できる追加資金のことで、その中でもウェルカムボーナスは新規登録者限定でもらえるものを指す言葉です。
さてここで、今回紹介した3つのおすすめブックメーカーサイトのボーナス情報をチェックしましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスをまとめたものです。この他にも定期的にスポーツベット用のボーナスが提供されているので、各サイトのプロモーションページから詳細を逐一チェックしておきましょう!
ワンバイベットのところにある「入金額の120%」は、新規登録時の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額次第で100%~120%の間でボーナス額の割合が変わってくることから、自身が希望する入金額でどれほどのボーナスがもらえるかをチェックしておくことをおすすめします。
また、スポーツベットアイオーとステークからはウェルカムボーナスの提供がありませんが、これは新規登録者向けのボーナス提供が行われていないというだけです。スポーツカテゴリ問わず既存プレイヤーを対象にしたボーナスやプロモーションについては定期的に提供されているので、各サイトのプロモーションページで今回のベットに利用できるボーナスがないか確認しておくのも良いでしょう。
また各サイトのボーナスを利用するなら、利用する各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記されている「ボーナス利用規約」を読んでおくと、いざ利益などを出金するときにもトラブルを避けることにつながるでしょう。
まとめ
この記事では、オーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場で開催される「クイーンエリザベスステークス 2025」のレーススケジュールやコースに関する詳細情報を紹介しました。また、出走がウワサされている注目の競走馬も確認したので、実際にスポーツベットで遊ぶときの1つの指標ができたことでしょう。
今回のレースは3歳以上の競走馬が出走条件で、芝2000メートルの馬場を走ります。芝コースであるためスピードが重要となりますが、雨が降り道悪になったときや最後の直線に控える緩やかな上り坂をクリアするにはある程度のパワーも必要になってくるでしょう。
クイーンエリザベスステークス(G1)は今回紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになる予定です。今回紹介した各サイトでアカウントを作成しておけばいつでも遊べるようになるので、まずは作成をしてレースのオッズが発表されるのを待ってみるのが良いでしょう!
クイーンエリザベスステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.クイーンエリザベスステークス 2025は、2025年4月12日(土)にオーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ヴィアシスティーナ、ジオグリフ、ローシャムパークなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2000メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2000メートルで、右回りにコースを走ります。第1コーナーの途中からスタートし、ゴールまで周回コースに沿う形になります。芝コースであることからスピードを重要視すべきですが、雨季により道悪になる可能性や最後の直線に緩やかな登り坂が控えていることを考えると、ある程度のパワーが求められるでしょう。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.クイーンエリザベスステークスの出走枠は開催年ごとに大きく変動しますが、前回の2024年開催時は11頭立て(うち2頭は出走取消)でレースが行われました。