イベント・レース詳細
ケンタッキーダービー(Kentucky Derby)は1875年にイギリスで開催されるダービーステークス(G1)やフランスのパリ大賞典(G1)を参考に創設されたレースです。創設当初はダービーステークスと同じダート12ハロン(約2400メートル)で施行されていましたが、1896年に現在の施行距離に変更されています。
ゴール後に勝利した競走馬がバラの首飾りをかけられることから、「バラの駆け引き」とも呼ばれます。またレースが約2分間続くことから、「スポーツの中で最も偉大な2分間」などと称されることもあります。
また、ケンタッキーダービーはアメリカクラシック三冠の第1戦にあたるレースで、第2戦は2週間後に開催されるプリークスステークス(G1)、第3戦は6月に開催されるベルモントステークス(G1)で構成されています。全米で最も観客が多く集まるレースとして知られており、2024年のケンタッキーダービーは150回目の開催と記念すべき大会となっています。
今回開催が決定している、ケンタッキーダービー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ケンタッキーダービー 2024 |
開催日 | 2024年5月4日(土) |
会場 | アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場 |
コース | ダート10ハロン(約2000メートル) |
レースで使用されるチャーチルダウンズ競馬場は、1875年にケンタッキー州・ルイビルに開設された競馬場です。ルイビルではこれより以前から競馬が行われており、幾度となく競馬場が開場していたのですが、レース運営や経営の問題があったのですべて潰れてしまいました。そのため、チャーチルダウンズ競馬場の開場にあたってはイギリスのレースやフランスの馬券投票システムを現地で視察することで、これまでとは異なる新しい競馬場運営のシステムの構築が行われました。開場と同時に今回のケンタッキーダービーとケンタッキーオークス(G1)の2レースが創設され、現在に至るまで開催が継続されています。
特筆すべきは、2001年から2005年の3年半の期間に及ぶ改修工事です。1億2,100万ドルをかけて行われた大改修では、古くからある歴史的な双塔を備えたクラブハウスに79室のスイートを追加するなどの変更が行われました。さらに、2014年に開催されたケンタッキーダービーに合わせる形で、「ビッグボード」と呼ばれるパナソニック製の超高解像度ビデオボードやトラックの周囲に750個のスピーカーが設置されたことで、大迫力かつ臨場感あふれたレース体験が行えるように進化しています。
コースは楕円形で左回りに走ります。外周にメイントラックである1周約1609メートルのダートコース、内周に1周約1408メートルの芝コースが用意されているのが特徴です。最終コーナーからゴールまでの直線は約376メートルあり、アメリカの競馬場の中では比較的長い方だとされています。
今回のレースはスタンド側の第4コーナー付近からスタートし、そのまま周回コースをゴールまで1周する流れです。スタート前から観客の歓声を浴びることになるため、競走馬との意思疎通が図りやすい内枠が好まれる傾向があります。理想のレース展開としては、まず良いポジション取りが重要になるため前々に競馬をすること、向こう正面で競走馬を落ち着かせて最後の直線の攻防に向けて準備をすることです。そのため、先行押し切りが有利になるパターンが多いです。
ケンタッキーダービーの出走馬は開催年により変動するのですが、2023年開催時は23頭立て(うち5頭は出走取消)で行われました。今回のケンタッキーダービー 2024に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
フィアースネス(Fierceness) | 2024年直近の成績はホーリーブルステークス(G3)を3着、フロリダダービー(G1)を制覇したところです。すでに今回のケンタッキーダービーに向けた長期前売りが行われており、前走で13馬身半差で勝利したフィアースネスはオッズ3.5倍の1番人気となっています。本番でもこの勢いのあるレースが見たいところですね。 |
シエラレオーネ(Sierra Leone) | 2024年直近の成績はリズンスターステークス(G2)とブルーグラスステークス(G1)をそれぞれ制覇する結果を残しています。ケンタッキーダービーの長期前売りでは現在オッズ8倍で2倍人気となっていますが、前々走のブルーグラスステークスの勝利が考慮されていないため、実際のベットにはその点を踏まえる必要があります。 |
フォーエバーヤング(Forever Young) | 2024年直近の成績はサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制覇しています。ケンタッキーダービーの長期前売りでは3番人気を維持しており、デビューから無傷の5連勝であることが評価されています。ドバイ遠征から直接アメリカに移動しているため、移動の疲れをとるなどの調整が必要不可欠になってくるでしょう。 |
前回レースの結果
前回2023年5月6日(土)に開催されたケンタッキーダービー 2023では、4番人気のメイジが制しています。メイジは先団に取りついたまま最後の直線に突入し、先行する競走馬をとらえて勝利することに成功しています。
2着は1馬身差で9番人気のトゥーフィールズ、そこからさらに1/2馬身差をつけて1番人気のエンジェルオブエンパイアが3着に入りました。メイジは今回の優勝で、年明けデビューの馬がダービーを勝てないとされているアポロの呪いに打ち勝てることを証明しました。なお、日本から遠征していたデルマソトガケは6着、マンダリンヒーローは12着となっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているケンタッキーダービー 2024は、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトでベット可能になる予定です。ベット対象となったレースでは払い戻し額計算を行うためのオッズが各競走馬に設定されます。
競馬でベットできるオッズには、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝があります。各ブックメーカーサイトで異なる値が設定されますが、このオッズについては多くの人がベットするような人気の競走馬になるほど、オッズとして設定される数値が低くなるようになっています。
また、その逆にまったく人気がないような競走馬であると、オッズの値は高くなっていきます。もちろんオッズが高い競走馬にもベットできますが、このような競走馬にベットする場合はそれ相応のリスクが伴うことを念頭にベットすべきですね。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、競馬・サッカー・野球のように日本でも馴染みがあるスポーツを取り扱っているブックメーカーサイトです。単勝や複勝だけでなく、2位以内に入る競走馬を予想する「上位2プレイヤー」が提供されているのが特徴です。さらに他サイトと比較してオッズが高く設定されていたり、購入時にオッズの引き上げが行える独自機能の利用ができるので、リターンを高めるチャンスが待っています。
2006年に創業されたベットウェイ(Betway)は、サイトレイアウトがシンプルであるところに目を引かれるブックメーカーサイトです。ほぼすべてのサイトページについて日本語化が完了していることから、特に難しいことを考えずにベットできるのが素晴らしいですね。今回のレースのオッズは競馬カテゴリから提供される予定で、これ以外のスポーツカテゴリに対してもベット対象の試合であれば、ベットすることができるようになります。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズを発表するので、プレイヤーの間では東欧圏最大規模のブックメーカーサイトとして有名です。今回のレースを取り扱う競馬に限らず、サッカー・テニス・野球といったスポーツへのベットを楽しむことができるのが特徴となっています。また、同じアカウントを利用して、オンラインカジノで遊ぶことも可能です。
最高のボーナス
ここまで記事でも触れた通り、ブックメーカーの競馬(競走馬)のカテゴリでレースのオッズが発表されるとベットできるようになります。今回のレースがベット対象になるであろうブックメーカーサイトはかなり多いのですが、提供されるオッズを比べると大体絞り込めると思います。
そこからさらに絞り込みを行うのであれば、ブックメーカーサイトが提供するボーナスについて確認してみるとよいかもしれません。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーで提供されている自分で入金した額以外にもらえる追加資金のようなものです。
以下は今回紹介した3つのおすすめブックメーカーのウェルカムボーナスについてまとめたものです。こちらをぜひ参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ベットウェイ | 入金額の100% | 10,000円まで |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
この表でまとめたのは、飽くまでブックメーカーサイトに新規登録する方向けのボーナスです!その他のボーナスが全く提供されていないわけではないことに、注意してください。
ベットウェイやワンバイベットのボーナス内容にある「入金額の100%ボーナス」とは、アカウントへの入金額に対する100%の額をボーナスとして受け取れるものです。この仕組みを使うと、例えば$100を入金することで、その100%の額である$100をボーナスとして利用できることになります!
スポーツベットアイオーについてはウェルカムボーナスの提供は行われていません。ただし、先程触れた通りでまったくボーナスの提供が無いというわけではありません。このサイトは他ブックメーカーと比べて高いオッズが設定されることが多く、ベット時にオッズの引き上げが可能な独自機能も利用できるので、リターン額のアップが見込めます。
もしボーナスを利用するのであれば、それぞれのサイトで利用するボーナスに関する禁止事項や出金条件(賭け条件)が記載された「ボーナス利用規約」をよく読むようにしてください!
まとめ
この記事ではアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で開催される「ケンタッキーダービー 2024」のイベントスケジュールやコースなどの詳細情報、そして出走予定とされる注目の競走馬をチェックしました。さらにレースへのベットが行える予定のおすすめブックメーカーや各サイトでのウェルカムボーナスなども確認できましたね。
今回のレースでは3歳の競走馬が出走条件となっており、ダート10ハロン(約2000メートル)の馬場を走ります。スタンド側第4コーナー付近の観客の目の前にゲートが設置されることから、内枠が好まれます。良いポジション取りが重要なので前々に競馬を行い、その流れから先行押し切りが有利になるパターンが多くなるでしょう。
ケンタッキーダービー(G1)は、おすすめした各ブックメーカーサイトにある競馬(競走馬)カテゴリからオッズ発表されることでベットできます。今回のレースを通してブックメーカーサイトで遊ぶのなら、まずは登録を行ってスポーツベットを始める準備をするのはありですね!
ケンタッキーダービー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ケンタッキーダービー 2024は、2024年5月4日(土)にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.フィアースネス、シエラレオーネ、フォーエバーヤングなどの競走馬が挙げられますが、その他にもダート馬場で10ハロン(約2000メートル)クラスの距離を得意とする3歳の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.ダート10ハロン(約2000メートル)で、左回りにコースを走ります。スタンド側の第4コーナー付近からスタートし、そのまま周回コースをゴールまで1周する流れです。スタート前から歓声を浴びることになるため内枠が好まれる傾向にあります。また、良いポジション取りが重要になるため前々に競馬を行うため、先行押し切りが有利になるでしょう。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ケンタッキーダービーの出走枠は開催年ごとに大きく変動しますが、前回の2023年開催時は23頭立て(うち5頭は出走取消)でレースが行われました。