イベント・レース詳細
コロネーションカップ(Coronation Cup)は、1902年に創設された4歳以上の古馬である競走馬が出走できるレースです。コロネーション(戴冠式)が意味する通りで、もともとはエドワード7世の戴冠式を記念して開催されていたエプソムゴールドカップを前身としています。
毎年エプソム競馬場のダービーフェスティバルの初日に英オークス(G1)と同日開催されるのが特徴です。なお、2日目には英ダービー(G1)が開催されます。施行距離が英オークスや英ダービーと同じであることから、前シーズンにそれらのレースに出走した競走馬がよく参戦します。
イギリス競馬で2003年から設定されていたBHBサマートリプルクラウンでは、英オークス・英ダービーに並び第1冠という位置づけとなっていました。なお、2005年に予算削減のために制度自体が廃止となっており、達成馬はいませんでした。
今回開催が決定している、コロネーションカップ 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | コロネーションカップ 2024 |
開催日 | 2024年5月31日(金) |
会場 | イギリス・エプソム競馬場 |
コース | 芝12ハロン6ヤード(約2420メートル) |
レースで使用されるエプソム競馬場は1661年に開場した競馬場で、現地での正式名称はエプソムダウンズ競馬場と呼ばれています。16世紀にこの場所で競馬レースが開催された記録が残っている、とても歴史のある競馬場となっています。王室離宮から近いこともあってエリザベス一世も足を運んで観戦していたとの話も残っています。
コースは全体的に馬蹄のような形をしており、U字型のダービーコースを左回りに走るワンターンコースとなっています。最初のコーナー付近に合流するシュートが2か所設置されているのも特徴です。また、最終左カーブ(タッテナムコーナー)となる地点から伸びている引き込み線からスタートする直線のみのコースも提供されています。
今回のレースで使用されるのはU字型のダービーコースをフルに活用するため、向こう正面一番右の地点からスタート。スタート直後から長い上り坂が最初のコーナーに入るまで続き、その後下り坂が続いて急勾配を下りながら最終コーナーを曲がり直線に入ります。直線は約600メートルあるのですが、ゴール手前から急な上り坂が出現する形です。高低差約40メートルと起伏にとむ長距離のレースとなるため、急坂を駆け上がる筋力はもちろん、後半の直線まで戦える持久力とスピードの持続が求められる展開となるでしょう。
コロネーションカップは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は5頭立てで行われました。今回のコロネーションカップ 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
エミリーアップジョン(Emily Upjohn) | 2024年直近の成績はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)を7着で終えた後、ドバイシーマクラシック(G1)を5着で終えました。前走はアラブ首長国連邦への遠征で、制覇とはなりませんでした。昨年開催のコロネーションカップの覇者であることから、今回の参戦が決定すると2連覇を狙うことが目標になります。 |
キングオブスティール(King Of Steel) | 2024年直近の成績は英チャンピオンステークス(G1)を制覇した後、ブリーダーズカップターフ(G1)を5着で終えています。プリンスオブウェールズステークス(G1)を出走目標にすることが報じられたことからも、今回のコロネーションカップへの参戦が有力視されています。現在はそれに向けて調整を行っている最中です。 |
フィードザフレーム(Feed The Flame) | 2024年直近の成績はアルクール賞(G2)を5着とした後、ガネー賞(G1)を3着で終えています。前走の結果は前々走の5着と比べると大きな前進ということができ、同じ2400メートルの施行距離の経験を積むことが考えられます。そのため、直近では今回のコロネーションカップへの出走を行う可能性がだんだん高くなってきています。 |
前回レースの結果
前回2023年6月2日(金)に開催されたコロネーションカップ 2023では、2番人気のエミリーアップジョンが制しています。エミリーアップジョンは最後方で待機しながら、直線に入って大外からスパートをかけると後はグングンと先行馬を追い抜き勝利することができています。
2着は1馬身3/4差で1番人気のウエストオーバー、そこからさらに7馬身半差をつけて3番人気のポイントロンズデールが3着に入りました。エミリーアップジョンは前年開催のチャンピオンフィリーズ&メアズステークス(G1)で勝利して以降、約8か月ぶりの出走だったものの他を寄せ付けない強さを見せてくれました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のコロネーションカップ 2024は、競馬(競走馬)のカテゴリを提供するブックメーカーサイトからベットできるようになる予定です。各競走馬にオッズが設定されますが、このオッズを利用して予想が的中した場合の払い戻し額が計算されます。つまり、オッズとは払い戻し率を表しているんですね。
競馬カテゴリで提供される主なオッズには、1着の競走馬を予想する単勝や3着以内の競走馬を予想する複勝があります。実際にベット対象のレースに出走する競走馬たちを見ればすぐ分かるのですが、表示されるオッズの値は大小さまざまなで異なるものが設定されます。これは優勝に絡んだり調子が良い競走馬だと、オッズの値が低くなっていくのが特徴です。
その逆にあまりレースの勝利にかかわりが無さそうな競走馬になると、次第にその競走馬に表示されるオッズは高くなっていきます。このような高いオッズを持つ競走馬にベットすることで、大きなリターンを狙うことはできます。しかし、必ずしも予想が的中するとも限らないですし、そこにはそれ相応のリスクが伴うということを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、他サイトと比べて高いオッズが表示されることもあります。また、このサイトは取り扱うスポーツの種類が豊富で、今回のレースのオッズが提供される予定の競馬カテゴリーをはじめ多くのスポーツへのベットが可能です。さらに購入時に表示中のオッズを上昇させる独自機能の利用など、リターン額を上昇させる仕組みも用意されています。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へと参入したブックメーカーサイトで、主に仮想通貨決済に特化しています。もちろん仮想通貨だけでなく法定通貨も使えるのですが、それらの通貨を別々に管理できるので複数の通貨で入金した際は分かりやすいですね。もちろん、野球・サッカー・卓球のような様々なスポーツにベットできますし、この点だけ見てもスポーツベットを大いに楽しむことができるでしょう。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトです。このサイトでは1日に1,000を超える多種多様なスポーツイベントに対するオッズがベット対象になることから、プレイヤーの評価として「東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイト」であることが言われています。サイトを見て分かる通り、競馬カテゴリーを含む様々なスポーツがあるので、いつでも好きなときにベットすることが可能です。
最高のボーナス
記事で何度か触れてきましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリ内でオッズが公開される予定です。今回のレースのオッズを取り扱うブックメーカーは非常に多いのですが、ベットしたい競走馬のオッズを比較していくとある程度実際に遊ぶサイトを絞り込めます!
また、その次に各ブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスの有無を確認しておけば、お得にスポーツベットを楽しめるでしょう!ちなみにボーナスというのは、条件付きでもらえる追加資金のことです。そしてウェルカムボーナスとは、新規登録のプレイヤー限定で利用できます。
今回記事ではブックメーカーサイトを3つ紹介しましたが、各サイトのウェルカムボーナス情報を以下にまとめます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
ここでは各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえる、ウェルカムボーナスだけをまとめています。その他開催中のキャンペーン情報は、各サイトのプロモーションページを確認してください。
ワンバイベットの「入金額の100%」というのは、入金額の100%をボーナスとしてもらえるものです。例えば$100の入金であれば、$100がボーナスとしてもらえるということになります。
一方でスポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスの提供自体がありません。ただし、それ以外の既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されていますね。新規登録時しか使えないボーナスよりも、長く遊び続けるほどキャンペーンや特典といった大きな恩恵を受けることができます!
仮にボーナスを利用するのであれば、利用する各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められている「ボーナス利用規約」を読んで、ボーナス利用に関するトラブルを防ぎましょう!
まとめ
この記事では、イギリス・エプソム競馬場で開催される「コロネーションカップ 2024」の開催スケジュールとコースに関する詳細情報をチェックすることができました。さらに、今回紹介したサイトからオッズが発表され次第ベットできるので、それまで他のスポーツにベットするなど楽しんでおいてください!
今回のレースでは4歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)の馬場を走ります。U字型のダービーコースをフルに活用するのですが、きつい勾配が待ち構えているので、筋力だけでなく最後まで戦える持久力やスピードの持続力を持つ競走馬が勝ちそうですね。
コロネーションカップ(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトから提供されている競馬(競走馬)カテゴリでベットできるようになる予定です。このレースからスポーツベットを始めるのであれば、まずは各サイトのアカウント登録をしておくことをおすすめします!
コロネーションカップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.コロネーションカップ 2024は、2024年5月31日(金)にイギリス・エプソム競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.エミリーアップジョン、キングオブスティール、フィードザフレームなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で12ハロン6ヤード前後(約2420メートル)クラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)で、コースをゴールまで走り抜きます。高低差約40メートルと起伏が激しい長距離のレースとなるため、急坂を駆け上がる筋力はもちろん、後半の直線まで戦える持久力とスピードの持続が求められるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.コロネーションカップの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は5頭立てでレースが行われました。