イベント・レース詳細
英ダービー(Derby Stakes)は、1780年に創設された3歳の牡馬・牝馬限定のレースです。もともとは英オークス(G1)の牡馬版として創設されました。ダービーステークスが正式名称となりますが、世界各国で開催されるダービーレースと区別するためエプソムダービーと呼ばれることもあります。愛ダービー(G1)や日本ダービー(G1)などの多くのレースは、このレースを模範として創設されています。
繁殖馬の選定のために開催されるため、セン馬の出走ができないようになっているのが特徴です。イギリス競馬におけるクラシックレースに分類される5つのレースのうち、3番目に古いレースとなっています。また、英2000ギニー(G1)・英セントレジャー(G1)と合わせて、イギリス競馬のクラシック三冠を構成するレースの1つでもあります。
創設当初は施行距離8ハロン(約1600メートル)の直線コースでの開催となっていましたが、2代目から現在の4代目に当たるコースでは12ハロン(約2400メートル)まで延長されました。1991年と2017年に表記変更や再計測を行った結果、現在では12ハロン6ヤード(約2420メートル)で開催されることになりました。
今回開催が決定している、英ダービー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 英ダービー 2024 |
開催日 | 2024年6月1日(土) |
会場 | イギリス・エプソム競馬場 |
コース | 芝12ハロン6ヤード(約2420メートル) |
レースで使用されるエプソム競馬場は、1661年に開場したイギリス南東部にある競馬場です。正式名称としては、その地域の名前であるエプソムダウンズをとってエプソムダウンズ競馬場となっています。古い記録によると、16世紀にはすでにこの場所で競馬レースが開催されたとされる、イギリス競馬の歴史の一部ともいえる競馬場となっています。また、王室離宮から近いため、女王エリザベス一世もこの競馬場で観戦することがあったそうです。
コースは馬蹄のような形をしているのが特徴で、メインの芝コースはU字型のダービーコースを左回りに走ることになります。このコースの最初のコーナー付近に合流する2か所のシュートや最終左カーブ(タッテナムコーナー)から伸びる引き込み線をスタート地点とする直線コースなど様々な形式のレースが施行されています。
今回のレースではU字型のダービーコースが使用され、このコースを最大限活用するために一番端からのスタートになります。スタート直後から最初のコーナーに入るまで長い上り坂があり、その後はすぐに下り坂となるアップダウンが激しい序盤。さらに坂を下りながら最終コーナーを曲がり直線に入る、馬体に負荷がかかりやすい中盤。そしてゴール手前から急な上り坂が出現する最後の直線がある終盤に分かれます。レースでは馬体への負荷がおおきくなるので、スピードを維持しながらも勾配を走破する筋力、そして最後の直線を最後まで走りきる持久力が求められるでしょう。
英ダービーは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は14頭立てで行われました。今回の英ダービー 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報をまとめたのでご覧ください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ジャスティンミラノ(Justin Milano) | 2024年直近の成績は共同通信杯(G3)と皐月賞(G1)を制覇する結果を残しています。デビューから無傷の3連勝を達成しています。すでに今回の英ダービーへのエントリーを済ませていますが、前走で日本ダービー(G1)の優先出走権を獲得しており、そちらへの出走を行ってからイギリス遠征を行うための調整を行う見込みです。 |
アラビアンクラウン(Arabian Crown) | 2024年直近の成績はゼットランドステークス(G3)とクラシックトライアル(G3)を制覇しています。後続を寄せ付けないほどの前走勝利によって、今回の英ダービーの有力候補となったことが報じられているところです。前々走から重賞2連勝で、今回の英ダービーに出走する場合は初のG1レース制覇がかかったレースとなります。 |
シティーオブトロイ(City Of Troy) | 2024年直近の成績はデューハーストステークス(G1)を制覇したあと、英2000ギニー(G1)を9着という結果となってしまいました。デビューから無傷の3連勝で臨んだ前走は、特に見せ場のないまま大敗。デビューから4戦目で黒星がついてしまいましたが、次走は予定通りに今回の英ダービーに直行することが報じられてます。 |
前回レースの結果
前回2023年6月3日(土)に開催された英ダービー 2023では、2番人気タイのオーギュストロダンが制しています。オーギュストロダンはスタートから中団の後ろで待機しつつ、難所のタッテナムコーナーに突入。直線に入ると後続が先頭に抜け出していきましたが、最後の一騎打ちを制して差し切り、見事に勝利を収めています。
2着は1/2馬身差で13番人気のキングオブスティール、そこからさらに4馬身3/4差をつけて6番人気のホワイトバーチが3着に入りました。オーギュストロダンはディープインパクト産駒で、持ち味となる回転の速い大きな歩幅を発揮し勝利することができました。これで前年のフューチュリティトロフィー(G1)に続いて、重賞3勝目を飾ることになっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定の英ダービー 2024は、ブックメーカーサイト内にある競馬(競走馬)のカテゴリからオッズが発表されることでベットできるようになります。ベット対象となったレースの各競走馬に対してオッズが割り当てられますが、このオッズは払い戻し率のことをいいます。つまり、予想が的中したときには各競走馬のオッズを利用して払い戻し額が計算されるということです。
競馬カテゴリで提供される主なオッズの種類として、1着の競走馬を予想するもの(単勝)や3着以内の競走馬を予想するもの(複勝)を提供するサイトが多いですね。競走馬に対して設定されるオッズは大小さまざまなのですが、このオッズの数値は競走馬の人気を示しているといっても過言ではありません。
競走馬の人気が高ければオッズは低いですが、人気が低くなればオッズは高くなっていく傾向にあります。もちろんどのオッズがついた競走馬に対してもベット可能ではあるのですが、極端にオッズが高い競走馬にベットすると予想的中せずにベット額だけ失うはめになってしまうので気を付けてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、2016年に創立されたスポーツベットのサービスに力を入れているブックメーカーサイトです。今回のレースは競馬カテゴリからオッズが発表される予定となっていますが、それ以外にも野球やサッカーなどのさまざまなスポーツカテゴリへのベットが行えます。また、他サイトより高いオッズが設定されることや、ベット時に表示中のオッズを上昇させる独自機能の利用でリターンを高めることもできます。
ステーク(Stake)は、2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトです。他のサイトと違うのは、このサイトがビットコインをはじめとする仮想通貨決済に特化したサイトであることですね。多くの仮想通貨決済に対応するだけでなく、法定通貨を含めた複数の通貨を通貨毎に管理できるようになっているのも特徴です。野球・サッカーなどさまざまなスポーツがベット対象となるので、好きなチームを応援する感覚でベットできます。
ワンバイベット(1xBET)は、2007年に創業されたブックメーカーサイトです。創業から長い歴史を持つサイトですが、多種多様なスポーツに対して1日当たり1,000を超えるオッズを提供しているのが特徴です。このようにベットする試合の選択肢が多く提供されることから、利用したプレイヤーのレビューとしては東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトと言われることも多々あります。今回のレースのオッズは競馬カテゴリから出る予定です。
最高のボーナス
今回ここまで触れてきたように、各ブックメーカーサイトからオッズが公開されることでベットできるようになります。今回のレースのオッズを発表するブックメーカーサイトはかなり多くあるので、もしこれから始めるならまずは競走馬のオッズを比較してみると遊ぶサイトが絞り込みやすくなるでしょう!
そして、それぞれのブックメーカーサイトから提供されているウェルカムボーナスの有無を確認しておくと、お得に遊び始めることもできます。なお、ここでいうボーナスというのは各サイトから条件付きでもらえる追加資金を意味しています。その中でもウェルカムボーナスというのは、新規登録者限定のものを指します。
記事ではおすすめのブックメーカーサイトとして3つ紹介してきたのですが、各サイトから提供されるウェルカムボーナス情報についてまとめていきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
上の表は新規登録を行った際にもらえる、ウェルカムボーナスのみをまとめています。これ以外に提供されているボーナスに関しては、各サイトのプロモーションページを確認してください。
ワンバイベットからもらえる「入金額の100%」というのは、アカウントへの入金額の100%をボーナスの形で受け取ることができるものです。例えば$100を入金したのであれば、その100%にあたる$100がボーナスの形で手に入ることになります。
また、表からもわかる通りスポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスが提供されていません。ですが、既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されている点に注意しましょう。これらのサイトでは新規登録するときだけお得で遊べるのではなく、既存のプレイヤーに対してもメリットが生まれるような工夫がされているのです!
もしボーナスを利用するのであれば、利用する各ボーナスに対する禁止事項や出金条件(賭け条件)が細かく定められた「ボーナス利用規約」を事前に読んでおくと、ボーナスに関連したトラブルに巻き込まれにくくなるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、イギリス・エプソム競馬場で開催される「英ダービー 2024」のレース日程やコースレイアウト等の情報をチェックしてきました。今回紹介したおすすめサイトからオッズが発表されるとすぐにベット可能になるので、開催日が近づいたら確認しに行くことを忘れないようにしましょう!
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)の馬場を走ります。全体的に急勾配が多く馬体に負荷がかかるため故障には気を付けつつ、スピードを維持しながらも勾配を走りきる筋力や最後のスパートをかけるための持久力が要求されてきます。
英ダービー(G1)は、今回記事で紹介したサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表される予定となっています。レースへのベットを行うためにも、まずは各サイトのアカウント登録を行っていつでもベットできる準備を整えておくことをおすすめします!
英ダービー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.英ダービー 2024は、2024年6月1日(土)にイギリス・エプソム競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ジャスティンミラノ、アラビアンクラウン、シティーオブトロイなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で12ハロン6ヤード前後(約2420メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)で、コースをゴールまで走り抜きます。スタートからゴールまで勾配が多いコースを走り抜ける必要があるために、馬体への負荷が心配されます。競走馬にはスピードだけでなく、勾配を走る筋力や最後の直線でスパートをかけるための持久力が求められるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.英ダービーの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は14頭立てでレースが行われました。