イベント・レース詳細
仏ダービー(French Derby)は、1836年に創設された競走馬の繁殖能力選定のために開催される競馬レースです。当時のイギリスから競馬を持ち帰った貴族により、英ダービー(G1)を模範として開催されたジョッキークラブ(競馬会)を起源としています。そのため、レース名をジョッケクルブ賞(Prix du Jockey Club)と呼ぶこともあります。
英ダービー(G1)を模範としてフランスで初めて創設されたクラシック競走として知られており、創設当初は2500メートルで開催されていました。その後1843年に2400メートルに短縮された後、戦禍による別競馬場での代替開催などで施行距離が変動することもありました。現在は同時期に開催される英ダービーと差別化を図るため、2005年からは2100メートルでの開催となっています。
欧州の有力な競走馬は同時期の英ダービーに出走することが多いですが、例年仏ダービーに出走した競走馬がその年の凱旋門賞(G1)で優勝する傾向にあることが知られています。古くは1921年のクサールに始まり、直近では2023年のエースインパクトなど11頭がその功績を成し遂げています。
今回開催が決定している、仏ダービー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 仏ダービー 2024 |
開催日 | 2024年6月2日(日) |
会場 | フランス・シャンティイ競馬場 |
コース | 芝2100メートル |
レースで使用されるシャンティイ競馬場は、フランス・パリ近郊にある旧モンモランシー領内のシャンティイ城に隣接するように1834年に作られた競馬場です。1834年5月15日に初めてレースが開催されたことが記録されていることから、フランスの競馬場で最古であると位置づけられています。競馬場の周囲には管理するフランスギャロのトレーニングセンターの役割を果たすシャンティイ調教場をはじめ、様々な関連施設が併設されています。
競馬場内のコースはすべて右回りの芝コースとなっています。水滴と楕円形を組み合わせた形をしているのが特徴で、コース中の最大高低差は10メートルにも達します。コースの種類としては1周2400メートルの水滴型をした外周コース、1周2150メートルを持つ楕円形の内周コース、そして全長1200メートルの直線コースで構成されています。
今回のレースは、外回りのコースで開催されます。スタート直後はほぼ平坦な直線を走り抜けます。最初のコーナーに差し掛かると少しずつ下り坂に入り、次のコーナーからはさらに傾斜がついていきます。直線前のコーナーまでの中間地点からは一転して上り坂となります。最後の直線は600メートルありますが、残り250メートル付近までは上り坂が続き、残りは平坦になります。スタート直後は長い直線が続くため枠順による有利不利はありませんが、スピードに加えて上下勾配を走りきる脚力とスタミナが求められるでしょう、
仏ダービーの出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は11頭立てで行われました。今回の仏ダービー 2024の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ヘンリーロングフェロー(Henry Longfellow) | 2024年直近の成績はフューチュリティステークス(G2)とヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を制覇しています。現在は英2000ギニー(G1)へのエントリーを済ませていることから、そのレースの調子次第で次走以降の予定が決まるでしょう。デビューから無傷の3連勝をどこまで伸ばせるかが見ものです。 |
ルックデベガ(Look De Vega) | 2024年直近の成績は条件戦を制覇する結果を残すことになりました。まだデビューしたばかりですが、今回の仏ダービーの優勝候補として、レースの予想オッズとして高い値をつけるサイトも出てきているところです。まだまだ経験が足りないかもしれませんが、これからどのような走りを見せてくれるのか期待が膨らむばかりです。 |
アンクエスチョナブル(Unquestionable) | 2024年直近の成績はジャンリュックラガルデール賞(G1)を2着とした後、ブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1)を制覇しています。2024年に入ってからレースへの出走情報がありませんが、現在仏2000ギニー(G1)に出走予定であるとされています。今回のレースも、G1レース制覇の経験を見れたらうれしいですね。 |
前回レースの結果
前回2023年6月4日(日)に開催された仏ダービー 2023では、3番人気のエースインパクトが制覇しています。エースインパクトは2番手から先行馬を狙う形になっていましたが、直線に入ると大外から早めの段階でスパートをかけていきました。残り100メートルを切ったところでとらえて優勝することになりました。
2着は3馬身半差で1番人気のビッグロック、そこからさらに2馬身半差で3着に仏2000ギニーを制覇していた5番人気のマルハバヤサナフィが入りました。エースインパクトはこれでデビューから無傷の6連勝、重賞優勝は3度目となっています。この圧倒的な勢いが今後も見られるかと思いましたが、種牡馬入りするため2023年10月に電撃引退しています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定している仏ダービー 2024は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトにおいてオッズが発表される予定になっています。ベット対象となったレースに出走する各競走馬にはオッズが設定されますが、ここでいうオッズとは予想が的中した場合のリターン額計算に用いられる払い戻し率のことを意味しています。
競馬レースで提供されるオッズの種類には、主に単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)の2種類があります。これらに設定されるオッズの値は多くの場合バラバラですが、優勝候補であったり多数のプレイヤーからベットされるような競走馬になると数値が低くなっていきます。
その逆にオッズが高い競走馬になるほど、人気がなく勝つ見込みが薄くなっていく傾向が出てきますね。このような高いオッズを持つ競走馬に対するベット制限はありません。でも予想が的中しにくくベット額を失う可能性が高くなるので、ハイリスクハイリターンであることはアタマの片隅に入れておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、オンラインカジノを併設していますが、サイト名の通りスポーツベットに大きく力を入れているサイトでもあります。他サイトと比較したときに高いオッズが設定されることも多く、さらに対象となる試合に限りベット時にオッズを引き上げられる独自機能の利用も可能となっています。リターン額を最大限に高めたいのであれば、このサイトが第1の選択肢になるでしょう。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特化したブックメーカーサイトとなっています。ビットコインをはじめ多数の仮想通貨が決済方法として対応していますが、法定通貨の利用も可能です。このように取り扱い通貨数が多いのですが、アカウント内では通貨別に管理できるメリットがあります。野球・サッカー・卓球などさまざまなスポーツカテゴリへのベットができることも特徴の1つといえるでしょう。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、利用するプレイヤーから東欧圏最大規模のブックメーカーサイトとして評判を集めているサイトです。その評判が示す通り、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対してオッズが公開されています。今回のレースのオッズが発表される予定の競馬カテゴリだけではなく、サッカー・野球といった他のスポーツやリーグの試合に対するベットを行うことができます。
最高のボーナス
ここまで記事でも紹介しましたが、今回のレースのオッズが競馬(競走馬)カテゴリを持つ各ブックメーカーサイトから発表されることでベット可能になります。このようなサイトは数多く存在するのですが、まずは公開されたオッズの値を比較して自分が納得のいくリターンを提供するサイトを選ぶのも良いでしょう!
また、そのブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスを比較してみるのも、遊ぶサイトを決めるためにはおすすめです。ここでボーナスというのは、ブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金をイメージしてください。もし利用するのであれば、入金額以上の資金を利用してスポーツベットを楽しむことができます。
今回紹介した3つのおすすめブックメーカーで、新規登録者向けに提供されるウェルカムボーナスを以下でまとめたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスに限定してまとめていることに注意が必要です。その他の開催中のボーナスについて知りたい場合は、各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
ワンバイベットの「入金額の100%」というのは、アカウントへの入金額の100%がボーナスとしてもらえる仕組みのことです。例えば$100を入金したら、その100%の額となる$100をボーナスとしてもらえます。
また、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただし、あくまで新規登録者向けのボーナスがないだけで、それ以外の期間限定のボーナスは提供されているので、プロモーションページを定期的にチェックしてみてください。この2つのサイトでは、新規登録時に限定されず長く遊び続けるプレイヤーが恩恵を受けられるように工夫されています。
仮にボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)を規定した「ボーナス利用規約」を読むことで、ボーナス利用にまつわる様々なトラブルを最大限防ぐことができるようになるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではフランス・シャンティイ競馬場で開催される「仏ダービー 2024」について、イベントスケジュールやコースに関する情報、そして出走予定とされる注目の競走馬に関する情報を紹介しました。今回のレースにベットできる予定のおすすめブックメーカーサイトについても見てきましたね。
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が、芝2100メートルの馬場を走ります。スタート直後はほぼ平坦な直線を走り抜けますが、途中のコーナーに差し掛かると上下の勾配が待ち構えています。スタート時の枠順による有利不利はありませんが、スピードに加えて上下勾配を走りきる脚力とスタミナが求められるのが特徴のレースとなるでしょう。
仏ダービー(G1)は、記事でも紹介してきたおすすめブックメーカーサイトでオッズが発表されることで、ベットできるようになります。各サイトのアカウント登録は即座に完了するので、レースが始まるときに慌てて作りはじめることがないよう先に遊ぶ準備を整えておきましょう!
仏ダービー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.仏ダービー 2024は、2024年6月2日(日)にフランス・シャンティイ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ヘンリーロングフェロー、ルックデベガ、アンクエスチョナブルなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2100メートルクラスの距離を得意とする3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2100メートルで、外周コースを利用し右回りに走ります。スタート直後は長い直線が続くため枠順による有利不利はありませんが、競走馬はスピードに加えて上下勾配を走りきる脚力とスタミナが求められるコースとなっています、
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.仏ダービーの出走枠は開催年ごとに大きく変動しますが、前回の2023年開催時は11頭立てでレースが行われました。