イベント・レース詳細
ベルモントステークス(Belmont Stakes)は1867年に創設された競馬レースで、アメリカクラシック三冠を構成する中でも最終レースとして開催されます。レース名は第1回開催地のジェロムパーク競馬場を創設したオーガスト・ベルモントが由来です。クラシック三冠の第2戦、プリークネスステークス(G1)の3週間後にあたる6月の第1土曜日に開催されるのが恒例となっています。
このレースでは、出走する競走馬が本馬場に入場する際に観客がニューヨーク・ニューヨークという曲を歌う慣習があります。優勝馬にはホワイトカーネーションの首飾りがかけられ、さらに優勝馬の馬主に対してはティファニー監修の銀製のトロフィーが贈呈されます。
本来の開催地であるベルモントパーク競馬場でダート12ハロン(約2400メートル)で施行されますが、2023年秋から2026年春まで老朽化したスタンドの改築工事が行われています。そのため、2024年度から工事終了までサラトガ競馬場での代替開催となり、施行距離も本馬場の形状からダート10ハロン(約2000メートル)と短縮される予定です。
今回開催が決定している、ベルモントステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ベルモントステークス 2025 |
開催日 | 2025年6月7日(土) |
会場 | アメリカ・サラトガ競馬場 |
コース | ダート10ハロン(約2000メートル) |
レースで使用されるサラトガ競馬場は、1863年に高級リゾート地として知られるニューヨーク州・サラトガスプリングスに開設された競馬場です。世界でも有名な避暑地としても有名であるこの地では、アメリカ東海岸の夏場の主要競走が開催されるのが恒例です。数々の番狂わせのレースが行われたことから、本命馬たちの墓場という呼び名がついていることでも有名です。
コースは楕円形で左回りに走ります。一番外周に1周約1810メートル・直線約348メートルのメインとなるダートコース、その内側に1周約1639メートルの芝コース、一番内側に障害レースでも使用される1周約1500メートルの芝コースが完備されています。
今回のレースはスタンド側の第4コーナーから直線に入ったあたりからのスタートとなり、そのまま周回コースを1周していきます。スタート直後、最初のコーナーまでは距離があるため枠順によって不利になることはないでしょう。ただ、アメリカ競馬におけるダートコースでは砂ではなく本物の土が使われるため、ハイペースで先行して最後までスピードが維持できる競走馬が有利となる傾向があります。
ベルモントステークスの出走馬は開催年により変動するのですが、2024年開催時は10頭立てで行われました。今回のベルモントステークス 2025に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ソヴリンティ(Sovereignty) | 2025年直近の成績はフロリダダービー(G1)を2着としたあと、ケンタッキーダービー(G1)を制覇する結果を残しています。次走はプリークネスステークス(G1)ではなく、今回のベルモントステークスに直行することが報じられています。3冠制覇に固執せず競走馬の体調を最優先する方針で、次走での活躍が期待できそうですね。 |
サンドマン(Sandman) | 2025年直近の成績はアーカンソーダービー(G1)を制覇したあと、ケンタッキーダービー(G1)は7着で終えています。前々走でG1レース初制覇後、前走では馬場状態が不良であったからか順位を落としました。今後は先にプリークネスステークス(G1)に出走してから今回のレースに向かうことが報じられており、調整を進めています。 |
バエザ(Baeza) | 2025年直近の成績はサンタアニタダービー(G1)を2着としたあと、ケンタッキーダービー(G1)を3着としています。まだ重賞レース制覇の経験はありませんが、G1レースで3着以内に入るなど底力を持っている競走馬といえます。今回のレース出走のため、プリークネスステークス(G1)への出走を回避し準備を整える見込みです。 |
前回レースの結果
前回2024年6月8日(土)に開催されたベルモントステークス 2024では、8番人気のドーノックが制しています。ドーノックはスタートから先行する競走馬の後ろに付けて2番手を追走する形でレースを進行していました。第3コーナーからペースを上げて並んでいき、最終コーナーで先頭に躍り出ると追撃する後続の競走馬を寄せ付けずにそのままゴールし勝利しています。
2着は半馬身差で2番人気のマインドフレーム、そこからさらに1馬身差をつけて1番人気のシエラレオーネが3着に入りました。ドーノックは2024年3月のファウンテンオブユーステークス(G2)以来勝利がありませんでしたが、今回勝利したことで重賞レース3勝かつG1レース初制覇を果たすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているベルモントステークス 2025は、競馬(競走馬)カテゴリが提供される各ブックメーカーサイトでオッズが発表される予定となっています。レースに出走する各競走馬にオッズがつけられることになるのですが、このオッズは払い戻し率を意味していて、予想が的中したときの払い戻し額計算に利用されるのが特徴です。
競馬でベット可能なオッズの種類として、日本の競馬場でもおなじみの1着になる馬を予想する「単勝」や、3着以内に入る馬を予想する「複勝」が提供されることが多いですね。同じ競走馬であってもブックメーカーによってオッズの値が前後していますが、レースの優勝候補など人気の競走馬になるほど、数値が低くなっていきます。
その反対に人気がない競走馬になるほど、このオッズの値が高くなっていく感じですね。どのようなオッズを持つ競走馬にベットするかは個人の判断だとは思いますが、極端にオッズの高い競走馬にベットする場合は、予想が外れやすく相応のリスクを伴うことに注意してください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前から連想できるようにスポーツベットに特段力を入れているブックメーカサイトです。今回のレースが取り扱われる競馬をはじめとし、サッカー・野球・テニスなど幅広いスポーツカテゴリへのベットが可能になっています。同じオッズでも他サイトと比較して高く設定されることがあるほか、ベット時に設定されたオッズを引き上げる独自機能の利用も可能になっています。
2021年に日本市場に参入したのが、ステーク(Stake)というブックメーカーサイトです。仮想通貨によるベット資金の入金や出金に特化していることで知られていて、これに法定通貨を含めた様々な通貨を利用することが可能です。さらにこれらの通貨を1つのアカウントで通貨毎に管理できるのはうれしいですね。もちろんこれだけでなく、野球やサッカーなど世界中で開催されるいろいろな試合に対するベットを楽しむことが可能です。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、競馬・野球・サッカーなど複数のスポーツカテゴリに対して1日に1,000を超えるオッズを設定することで知られています。その規模感からプレイヤーの間では東欧圏最大規模のブックメーカーサイトという評判が飛び交うこともありますね。同じアカウントでオンラインカジノを遊ぶことも可能で、ベットしたい試合がないときはカジノゲームで息抜きを図ることもできます。
最高のボーナス
ここまで記事でも触れましたが、レースに出走する競走馬に対してオッズが発表された時点でベットできるようになります。今回のレースがベット対象となるブックメーカーサイトはかなり多くなると思いますが、提供されるオッズが高いところで始めることでリターンを高めることが可能です。
さらにブックメーカーサイトが提供するボーナス、とりわけウェルカムボーナスが提供されているところに登録すればお得に遊び始めることもできるでしょう。なお、ここでいうボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きで提供される追加資金をイメージすると分かりやすいですね。
以下は今回紹介した3つのおすすめブックメーカーにおける、ウェルカムボーナスの提供有無についてまとめたものです。ぜひ参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
この表でまとめたのは、新規登録の方限定のウェルカムボーナスについてまとめたものです!その他のボーナスキャンペーンの開催状況については、各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
まず、ワンバイベットのところの「入金額の120%」について説明すると、新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みになっています。入金額次第で100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変動するのが特徴なので、事前に予定している入金額でいくらのボーナスがもらえるのか把握してから入金すると、トラブルを避けることにつながるでしょう。
一方でスポーツベットアイオーやステークからは、ウェルカムボーナスの提供はありません。ただし、登録後スポーツベットを遊ぶ既存のプレイヤー向けのボーナスが定期的に提供されている状態です。新規登録するときだけに限定されず継続して遊ぶプレイヤーも利用できるようになっています!
もしボーナスを利用する場合、各ボーナスについての禁止事項や出金条件(賭け条件)が事細かにまとめられている「ボーナス利用規約」を熟読して、使用期限や賭け額上限などの使用について理解しておくようにしましょう!
まとめ
この記事ではアメリカ・サラトガ競馬場で開催される「ベルモントステークス 2025」のイベントスケジュールやコースレイアウトといったレースに関する情報、そして出走予定となっている注目の競走馬までチェックしてきました。加えて、レースへのベットに適したおすすめブックメーカーとそれらのサイトで提供されるウェルカムボーナスも理解できましたね。
今回のレースでは3歳の競走馬が出走条件となっており、ダート10ハロン(約2000メートル)の馬場を走ります。スタートから最初のコーナーまで距離があるので枠順による差は出にくいものの、観客の声援を受けつつスタートするので競走馬と意思疎通が図れる内枠がよさそうです。アメリカ競馬におけるダートコースでは砂ではなく本物の土のコースになるので、最後までスピードが維持できる競走馬が有利になってくるでしょう。
ベルモントステークス(G1)は、記事でも紹介したおすすめブックメーカーサイトが提供する競馬(競走馬)カテゴリからベット可能になる予定です。今回のレース開催のタイミングでブックメーカーサイトで遊びたいなら、まずは登録から!後は入金するだけで、ベットする準備は完了しますよ。
ベルモントステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ベルモントステークス 2025は、2025年6月7日(土)にアメリカ・サラトガ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ソヴリンティ、サンドマン、バエザなどの競走馬が挙げられますが、その他にもダート馬場で10ハロン(約2000メートル)クラスの距離を得意とする3歳の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.2024年から本来の開催地となるベルモントパーク競馬場が改修工事に入ったため、工事完了までサラトガ競馬場での代替開催が予定されています。ダート10ハロン(約2000メートル)で、左回りにコースを走ります。最初のコーナーまでは距離があるため枠順による有利不利はないものの、アメリカ競馬特有のダートでは砂でなく本物の土が使われるため、ハイペースを維持したレース展開が期待できるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ベルモントステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は10頭立てでレースが行われました。