イベント・レース詳細
プリティポリーステークス(Pretty Polly Stakes)は、1948年にアイルランドで創設された競馬レースです。1901年にアイルランドで生まれた優秀な牝馬であるプリティポリーがレース名の由来となっています。創設当初は3歳牝馬に限定されて開催されていましたが、現在は3歳以上と馬齢制限が改められました。そのため、3歳馬と古馬がしのぎを削るレースとなるのが特徴です。
6月末から7月頭に開催される、アイリッシュダービーフェスティバルミーティングの2日目に開催されます。2009年から2012年まではブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなっていて、優勝馬が自動的にブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1)への登録が行われていました。
また1971年にグループ制が導入されてから一時期はG2に格付けされていましたが、2004年にG1に昇格し現在まで開催が続いています。ちなみにイギリスでも同じ由来で創設された同名のレースが開催されますが、こちらはリステッド(L)扱いとなっていて今回のレースとは直接的な関係はありません。
今回開催が決定している、プリティポリーステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | プリティポリーステークス 2024 |
開催日 | 2024年6月29日(土) |
会場 | アイルランド・カラ競馬場 |
コース | 芝10ハロン(約2012メートル) |
レースで使用されるカラ競馬場は、アイルランドの首都ダブリンから南西約40キロメートルに位置するキルデア州で1868年に開設された競馬場です。アイルランド競馬発祥の地としても知られていて、アイルランド競馬の中心地として長らく存在してきたといっても過言ではないでしょう。
最古の競馬開催は1741年であることが記録として残っており、開設後は1950年にかけて厩舎や観客用のスタンドの建設が行われました。また、2017年から2019年にかけては大規模な工事により、スタンドの更新やレストランなどの施設が追加されています。
競馬場のコースはすべて右回りで、どれも平地用の芝馬場となっています。渦巻のような複雑なコースレイアウトが特徴的で、向こう正面に「プレートコース」「ダービーコース」「内回りコース」の3種類が提供されています。プレートコースでは最大3200メートルまでのレースを施行することができます。それらのコースとは別に「直線コース」、そしてその直線コースの1300メートル付近から分岐したところに「1600メートルコース」が設置されています。
今回のレースで使用されるのはプレートコースの第2コーナーに隣接するポケットからスタートするコースです。道なりに直線コースに抜けてゴールまで走りますが、コーナーを曲がりながら最後の直線に出る形となるため、最内枠の方が有利でしょう。また、競走馬にはスピードを維持しながらコーナーを曲がりきるコーナー加速の良さが求められます。
プリティポリーステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立てで行われました。今回のプリティポリーステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ブルーストッキング(Bluestocking) | 2024年直近の成績は英チャンピオンズフィリーズ&メアリーターフ(G1)を2着とし、ミドルトンフィリーズステークス(G2)を制覇しています。現在は今回のプリティポリーステークスを目標として出走を目指すことが報じられている状態となっており、これからレースに向けて調整を行っていくものと見られています。 |
ゴールダナ(Goldana) | 2024年直近の成績はヴィクターマカルモントメモリアルステークス(L)を2着とした後、リッジウッドパールステークス(G2)も2着という結果を残しました。1マイル前後の距離は走り慣れており、直近では3着以内の好順が目立っています。今回の出走予定リストにもすでに上がっている状態となっているので、出走が楽しみです。 |
エミリーアップジョン(Emily Upjohn) | 2024年直近の成績はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)を7着としたあと、ドバイシーマクラシック(G1)を5着で終える結果となってしまいました。直近のレースでは遠征など調子がうまく出ない結果が続きましたが、G1レース制覇の経験があるため、今回のプリティポリーステークスでの活躍に期待できます。 |
前回レースの結果
前回2023年7月1日(土)に開催されたプリティポリーステークス 2023では、1番人気のヴィアシスティーナが制しています。ヴィアシスティーナは後方2番手で中間点を通過することになりましたが、馬群の切れ目から大外に出ることに成功。最後の直線では大外から先行する競走馬を持ち味の豪脚で捲って差し切り勝利することができました。
2着は2馬身差で7番人気タイのステイアラート、そこからさらに1馬身1/4差をつけて2番人気のアバブザカーブが3着に入りました。ヴィアシスティーナは2022年8月時点で6戦2勝と勝ちが上がらなかったが、その後所属する厩舎が変更となってからは一転し調子が良くなったことで今回の勝利につながりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のプリティポリーステークス 2024は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでベットできるようになる予定です。ベット対象となるレースに出走するすべての競走馬にオッズが付けられます。このオッズは払い戻し率のことを表していて、予想が的中した場合はベット額にオッズを掛け合わせたものがリターン額となります。
競馬カテゴリで提供される主要オッズとして、1着の競走馬を予想する単勝や3着以内の競走馬を予想する複勝が提供されています。各競走馬に付けられたオッズですが、多くのプレイヤーにベットされるような人気のある競走馬になるほど、オッズの値が低くなる傾向があります。
また、それと反対にレース上位に絡むことがないような競走馬は人気がなく、表示されるオッズは高くなっていきます。もちろん、レースに出走する競走馬ならどれにベットしても問題はないのですが、オッズが高い競走馬になるほどベット額だけを失うリスクがあるという点を覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、黒背景に緑の差し色が映える見た目のサイトです。サイト名から連想できますが、スポーツベットに特に力を入れていることで人気を集めています。そのためか他のサイトより高いオッズが設定されることが多いです。さらにベット時に表示されたオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用も可能になっているなど、リターン額アップに適したサイトです。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、一目見ても情報量が豊富であることが分かります。このサイトで遊んだプレイヤーの評価の1つとして、様々なスポーツカテゴリに対してオッズが提供されているのが良いというものがありました。実際に1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが提供されていることから、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしても知られています。
カジ旅(Casitabi)は2015年に創業されましたが、スポーツベット自体は2019年に導入されて遊べるようになりました。創業時から世界初のRPG型オンラインカジノとして知名度がありましたが、同じ世界観でスポーツベットのサービスも利用できるのが面白いですね。今回のレースは競馬というスポーツベットからも独立したカテゴリからベットすることができ、そこでは日別・国別・競馬場別などの分類から目的のレースを探すことができます。
最高のボーナス
ここまで記事で触れましたが、各ブックメーカーサイトから提供される競馬(競走馬)内でベットができるようになる予定です。今回のレースを取り扱うサイトは多くあると思いますが、ベットしたい競走馬のオッズを比較すれば容易に絞り込むことができるでしょう!
それから、各ブックメーカーサイトで提供中のウェルカムボーナスがあるかどうかをチェックすれば、お得に遊び始めることも可能です。なおボーナスというのは、条件付きでもらえる追加資金のことです。その中でもウェルカムボーナスは、新規登録のとき限定でもらえるボーナスとなっています。
記事ではブックメーカーサイトを3つ紹介しましたが、それぞれのウェルカムボーナス情報についてまとめたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
カジ旅 | 入金額の100% | 100米ドルまで |
ここでまとめたのは、ウェルカムボーナスがあるかどうかについてということに留意してください。上記以外に提供されるキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
ワンバイベットやカジ旅の「入金額の100%」は、文字通り入金額の100%がボーナスとしてもらえる仕組みのことです。例えば$100を入金した場合、その100%の額となる$100がボーナスとしてゲットできる額になります。なお、カジ旅では初回入金を行う時点でカジノ用かスポーツ用のどちらかを選択する必要があります。
また、スポーツベットアイオーではウェルカムボーナスがありません。しかし、あくまで新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存プレイヤー向けのボーナス提供されているので注意してください。
もしボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)をまとめてあるボーナス利用規約をよく読んでおくと、ボーナスを使用した際におきるトラブルを避けることにつながります。
まとめ
この記事では、アイルランド・カラ競馬場で開催される「プリティポリーステークス 2024」のレーススケジュールとコースなどの情報を紹介しました。各サイトの競馬カテゴリでオッズが発表され次第すぐにベットできる予定なので、オッズ発表まで各サイトのチェックを忘れないようにしてください!
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝10ハロン(約2012メートル)の馬場を走ります。コーナーが続くことから最内枠の方が有利となっているほか、コーナー加速の良さが勝負の分け目となるでしょう。
プリティポリーステークス(G1)は、今回記事で紹介したおすすめ各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになる予定です。各サイトでのアカウント登録はどこであってもすぐに終わるので、まずは登録してレース本番に向けて待つのも良いと思いますよ!
プリティポリーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.プリティポリーステークス 2024は、2024年6月29日(土)にアイルランド・カラ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ブルーストッキング、ゴールダナ、エミリーアップジョンなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で10ハロン(約2012メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝10ハロン(約2012メートル)で、コースを道なりに走り抜けます。全体的にコーナーを曲がりながら進むことになるので最内枠の方が有利で、スピードを維持しながらコーナーを曲がるコーナー加速の良さが求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.プリティポリーステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立てでレースが行われました。