イベント・レース詳細
愛ダービー(Irish Derby)は1866年に創設された歴史あるレースで、アイルランドの最初のクラシック競走として位置づけられています。日本ではアイルランドダービーやアイリッシュダービーと表記されることもあります。
歴史ある競馬レースですが、意外にも1962年になるまで重要なレースとしてみなされることがありませんでした。それ以降は3歳の牡馬・牝馬である競走馬に限定した繁殖能力選定のための重要レースとして考えられています。
6月末から7月頭に開催される、アイリッシュダービーフェスティバルミーティングの最終日に開催されるのが恒例です。英ダービー(G1)をはじめとするヨーロッパ各地で開催される主要レースの上位馬を出走させる目的で、この時期に開催されるように設定されているのも特徴の1つです。
今回開催が決定している、愛ダービー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 愛ダービー 2024 |
開催日 | 2024年6月30日(日) |
会場 | アイルランド・カラ競馬場 |
コース | 芝12ハロン(約2414メートル) |
レースで使用されるカラ競馬場は、アイルランド・キルデア州に1868年に開設された競馬場です。首都として知られるダブリンから南西に約40キロメートルの郊外にあるのが特徴です。この競馬場はアイルランド競馬発祥の地となっており、長らくアイルランド競馬の中心地として現在まで歩んできた歴史を誇っています。
この地域での最古の競馬開催は1741年という記録が残っており、競馬場開設後は現在に至るまで厩舎や観客用のスタンドの建設が行われてきました。直近では2017年から2019年にかけての大規模工事で、スタンドの更新やレストランなどの施設追加が行われました。
競馬場のコースはすべて右回りで、すべて平地用の芝馬場で構成されます。渦巻のような複雑なコースレイアウトとなっていて、向こう正面には「プレートコース」「ダービーコース」「内回りコース」の3種類、スタンド側に「直線コース」とその直線コースの1300メートル付近から分岐したところに「1600メートルコース」が設置されています。この中でもプレートコースでは最大3200メートルまでのレースを施行することが可能です。
今回のレースで使用されるのはダービーコースで、向こう正面から周回コースに沿ってスタンド側の直線コースに合流しゴールまで走るコースとなります。全体的に曲線を走ることになるので、コーナー加速が重要になります。また、直線に入るコーナーまでは上り坂となっていて、そこから直線に抜けるまでは下り坂となるので、直線に抜けるまでのスピードやスタミナ管理も求められることになるでしょう。
愛ダービーは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立て(うち1頭は出走中止)で行われました。今回の愛ダービー 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ロサンゼルス(Los Angeles) | 2024年直近の成績はクリテリウムドサンクルー(G1)と愛ダービートライアルステークス(G3)を制覇しています。デビューから無傷の3連勝となっている、将来に期待が集まる競走馬です。前走が今回のレースのトライアルレースであったことから、本番でもこのままの調子でいくことができれば、良い走りを見せてくれるでしょう。 |
シティーオブトロイ(City Of Troy) | 2024年直近の成績はデューハーストステークス(G1)を制覇した後、英2000ギニー(G1)を9着で終える結果となってしまいました。前走の大敗により、デビューからの連勝が消えてしまいました。今回のレースへの出走予定とされていることから、距離を伸ばしたレースにチャレンジし、その結果で戦いの場を移すものとみられます。 |
アンシエントウィズダム(Ancient Wisdom) | 2024年直近の成績はフューチュリティトロフィー(G1)を制覇したあと、ダンテステークス(G2)を2着という結果を残しています。先に英ダービー(G1)へのエントリーが行われていることから、そのレースへの出走後に今回の愛ダービーへの出走可否を選択することになるでしょう。どのような走りをするかが楽しみな競走馬です。 |
前回レースの結果
前回2023年7月2日(日)に開催された愛ダービー 2023では、1番人気のオーギュストロダンが制しています。オーギュストロダンは3番手の好位に着けることに成功し、直線の入り口に差し掛かるころに先行して逃げる競走馬に食らいつき先頭に抜けました。直線での攻防が続く中、ゴール前で突き放して勝利を収めています。
2着は1馬身半差で6番人気タイのアデレードリバー、そこからさらに2馬身1/4差をつけて8番人気のコベントガーデンが3着に入りました。オーギュストロダンは今回のレースに勝利したことで、2016年のハーザンド以来となる英ダービー(G1)とのダブル制覇を成し遂げています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定の愛ダービー 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)のカテゴリからベットできるようになる予定です。レースに出走する各競走馬にオッズが設定されますが、予想が的中した場合はオッズを利用して払い戻し額が計算されます。つまり、オッズとは払い戻し率のことを意味しています。
競馬カテゴリで提供される主要なオッズには、1着の競走馬を予想(単勝)するものや3着以内の競走馬を予想(複勝)するものが提供されることが多いですね。このオッズの値についてなのですが、優勝候補など明らかに人気のある競走馬になるほど、オッズの値が低くなっていきます。
また、この逆の事象で、不調や期待されていないなどで人気がない競走馬は、表示されるオッズは高くなる傾向にあります。リターン額アップを考えると、オッズの高い競走馬にベットしたくなるのも分かるのですが、オッズが高い競走馬になるほど予想が外れる可能性が大きくなるというリスクが存在します。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
2016年創立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、その名の通りスポーツベットを中心にサービスを提供しているブックメーカーサイトです。他のサイトと同じベット対象を比較したときに高いオッズが提示されることが多くあり、さらにベット時に表示されているオッズが引き上げられる独自機能の利用もできることからも、リターンを重視するプレイヤーに一番おすすめしたいサイトとなっています。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、提供されるスポーツカテゴリが非常に豊富であることが知られています。その豊富なスポーツカテゴリに対し、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズを設定し提示してくれるので、プレイヤーからも東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしても知られています。今回のレースは競馬カテゴリから提供される予定です。
2015年創業のカジ旅(Casitabi)では、2019年から提供が始まったスポーツベットを遊ぶことが可能です。このサイトは世界初のRPG型オンラインカジノとして創業されたのですが、今ではスポーツベットでも豊富なカテゴリが提供されるなど、話題に事欠きません。今回のレースはスポーツベットから完全に独立した「競馬」という専用ページからベット可能になっています。専用ページでは世界中のレースに対するオッズが表示されています。
最高のボーナス
今回記事で触れてきた通り、競馬(競走馬)カテゴリがある各ブックメーカーサイトでベット可能になる予定となっています。今回のレースは多くのサイトでベット対象になるはずですが、遊ぶサイトで迷った場合はベットを希望する競走馬のオッズを比較してよりリターンの大きいサイトで遊ぶのが良いでしょう!
それから、各ブックメーカーサイトではウェルカムボーナスが提供されていることがあります。ちなみにボーナスというのは、サイト側から条件付きでもらえる追加資金のことをいいます。ウェルカムボーナスというのは、新規登録を行ったとき限定でもらえるボーナスのことです。
記事ではおすすめのサイトを3つ紹介しましたが、提供中のウェルカムボーナスをまとめてみたので新規登録する際は参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の100% | 15,000円まで | |
入金額の100% | 100米ドルまで |
上の表では、ウェルカムボーナスが提供されているかをまとめています。上記以外で使用できるキャンペーンは、各サイトのプロモーションページを見るようにしてください。
ワンバイベットやカジ旅の欄にある「入金額の100%」とは、アカウントへの入金額の100%をボーナスとしてもらえることをいいます。もし$100を入金したなら、その100%の$100がボーナスとなります。なお、カジ旅については初回入金時にカジノ用かスポーツ用のどちらかを選択しなければなりません。
スポーツベットアイオーはウェルカムボーナスを提供していませんが、新規登録者向けのボーナスがないというだけで既存プレイヤー向けのボーナスは提供されていることを言っておきますね。
各ボーナスを利用する場合、該当するボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)をまとめてあるボーナス利用規約をよく読むと、出金時にボーナス破棄されるなどのボーナスにまつわるトラブルを事前に押さえてそれを避けることができるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、アイルランド・カラ競馬場で開催される「愛ダービー 2024」のレース日程やコースレイアウトに関する情報を見てきました。競馬カテゴリがある各ブックメーカーサイトからオッズが発表されてからベットできるようになるので、各サイトからのオッズ発表までしばらくお待ちください!
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝12ハロン(約2414メートル)の馬場を走ります。コーナーが続くことからコーナー加速が求められますが、直線に抜けるまで上り坂や下り坂が続くため、スピードやスタミナ管理も求められるでしょう。
愛ダービー(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトから提供される競馬(競走馬)カテゴリでベットすることが可能になります。まずはレースの当日までに各サイトのアカウント登録を済ませておくと、いつでも好きなときにベットできるようになるのでおすすめですよ!
愛ダービー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.愛ダービー 2024は、2024年6月30日(日)にアイルランド・カラ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ロサンゼルス、シティーオブトロイ、アンシエントウィズダムなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で12ハロン(約2414メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝12ハロン(約2414メートル)で、ダービーコースを道なりに走り抜けます。全体的にコーナーを曲がりながら進むのでコーナー加速が重要です。それとは別に上り坂や下り坂があることから、直線に抜けるまでのスピードやスタミナ管理が求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.愛ダービーの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立て(うち1頭は出走中止)でレースが行われました。