イベント・レース詳細
ファルマスステークス(Falmouth Stakes)は1911年に創設されたレースで、19世紀の著名なオーナーブリーダーとして知られた第6代ファルマス子爵イヴリン・ボスコーエンに敬意を表して名前が付けられました。1975年から1991年までチャイルドステークス(Child Stakes)という名で開催されていましたが、1992年に再度元の名称に戻して開催しています。
創設当初は3歳の牝馬である競走馬がレースに出走できましたが、1973年から出走条件が3歳以上の牝馬であることに変更されています。このレースは秋開催のサンチャリオットステークス(G1)と並び、イギリスの牝馬マイル戦線最高峰に位置付けられているのが特徴です。
1971年のグループ制導入の際にはG3に格付けされていましたが、1987年にはG2に昇格、さらに2004年からはG1に昇格しています。現在このレースはニューマーケット競馬場で7月に3日間にわたって開催されるジュライフェスティバルの2日目に施行されています。
今回開催が決定している、ファルマスステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ファルマスステークス 2024 |
開催日 | 2024年7月12日(金) |
会場 | イギリス・ニューマーケット競馬場 |
コース | 芝8ハロン(約1600メートル) |
レースで使用されるニューマーケット競馬場はイギリス・サフォーク州で1636年に開設された、大きな歴史を持つ競馬場になっています。チャールズ2世の統治時代、1665年ごろにニューマーケットタウンプレートというレースが行われた際に、そのルールが条文化されたことが現代競馬のルールにおける基礎につながったといわれています。
競馬場にはコースが2種類あって、夏開催以外のシーズンのレースで使用される外側の全長2マイル4ハロン(約4023メートル)のローリーマイルコース、夏開催のみで使用される内側の全長2マイル1ハロン(約3420メートル)のジュライコースが提供されています。どちらもひらがなの「く」を逆にしたような、他の競馬場にはない形状なのが面白いですね。
今回のレースで使用されるのはジュライコースで、ローリーマイルコースとの分岐点から始まる直線コースとなっています。全体的に平坦なコースとなっていますが、ゴール前200メートルから急勾配が待ち構えているのが特徴です。そのため競走馬にはスピードだけでなく、最後の急勾配でスパートをかける脚力とスタミナが求められるでしょう。
ファルマスステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のファルマスステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アライラックローラ(A Lilac Rolla) | 2024年直近の成績はレパーズタウン1000ギニートライアルステークス(G3)を制覇したあと、愛1000ギニー(G1)を2着で終える結果を残しています。前々走までデビューから3連勝となっていましたが、前走で惜しくも2着となり連勝がストップ。このことから、今回のファルマスステークスでG1初制覇を狙う予定となっています。 |
シックコロンビーヌ(Chic Colombine) | 2024年直近の成績は仏1000ギニー(G1)で12着となったあと、プリンセスエリザベスステークス(G3)を2着で終えています。前々走で大きく順位を落とした以外は好位につけています。デビュー時は1400メートルクラスに挑戦していましたが、前走まで1600メートルに伸ばしています。同距離の今回のレースへの出走見込みです。 |
フォルガリア(Folgaria) | 2024年直近の成績はフレッドダーリンステークス(G3)を制覇したあと、仏1000ギニー(G1)は11着という結果になってしまいました。デビューから3戦目で重賞レース制覇、前々走までは無傷の5連勝を記録していました。再度G1レースに出走することで、G2・G3以外の重賞レース制覇を目指していく予定になっています。 |
前回レースの結果
前回2023年7月14日(金)に開催されたファルマスステークス 2023では、2番人気のナシュワが制しています。ナシュワは後方2番手に控えつつレースを進めていましたが、後半の勝負どころになると一気に先頭に立ち、そのまま後ろに付ける競走馬とのリードを広げることに成功し見事に勝利を収めています。
2着は5馬身差で3番人気のリマーキー、そこからさらに1馬身半差をつけて1番人気のヴィアシスティーナが3着に入りました。ナシュワは前年2022年開催の仏オークス(G1)・ナッソーステークス(G1)のG1レース連勝後に4連敗を喫しており、久々のマイル戦となる今回のレースで調子を取り戻すことができました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているファルマスステークス 2024は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになる予定となっています。ベット対象のレースに出走する、各競走馬にオッズが付けられます。ちなみにオッズとは払い戻し率のことで、このオッズの値とベット額を掛け合わせたものが、予想的中時の払い戻し額となります。
競馬カテゴリで提供される主なオッズの種類には、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝があります。これらのオッズの値は各ブックメーカーサイトによって異なることが多いので、初めにベットを希望する競走馬のオッズを見てから、どのサイトでベットするかを判断しても良いでしょう。このオッズの値は調子が良いなど、ベット人気が高い競走馬になるほど数値が低くなるのが特徴です。
また反対に不調などの理由で人気がない競走馬になるほど、そのオッズが高くなっていきます。基本的に自分が勝つと予想した馬にベットすることになりますが、オッズの値が高い競走馬になるほど予想が外れやすくなるので、その分ベット額のみを失ってしまうリスクが高くなっていくことを覚えておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前から一発で判断できるように、スポーツベットにかなり力を入れているブックメーカーサイトです。ベット対象となったレース中の、競走馬のオッズが他のサイトより高く設定されていたりすることが多いのが特徴となっています。また、ベット時にオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用もできるので、リターン額アップに適したサイトだと言えるでしょう。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、スポーツベットと並びオンラインカジノのゲームでも遊ぶことができます。競馬カテゴリが提供されたことで、競馬レースへのベットを行うことができるようになりました。もちろん、それ以外のスポーツへのベットを行うことも可能です。ビットコインなど多くの仮想通貨や法定通貨が決済方法として利用でき、それらをウォレット内で通貨毎に残高管理できるのが便利ですね。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとしてプレイヤーの間で知られています。競馬カテゴリをはじめとする、様々なスポーツカテゴリの取り扱いがあり、加えて1日に1,000を超えるオッズが公開されることからも、そのように評価を受ける理由が分かることでしょう。今回のレースのオッズは競馬カテゴリから公開される予定となっています。
最高のボーナス
ここまで記事中でも触れましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベットできるようになります。今回のレースのオッズが発表見込みのブックメーカーサイトは多くありますが、遊び始めるならよりオッズが高いサイトで始めるとリターン額が大きくなるのでおすすめです。
さらに、新規登録者限定でもらえるウェルカムボーナスが提供されているサイトで始めれば、初めて遊ぶときもお得にベットできるでしょう。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きで提供される追加資金のことを意味しています。
ここからは今回紹介した3つのおすすめブックメーカーでウェルカムボーナスが提供されているかを見ていくので、参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、あくまで新規登録の方が利用できるウェルカムボーナスについてまとめたものです。そのため、各サイトのプロモーションページに定期的に利用できるキャンペーンが表示されていることがある点に注意してください。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、登録後の初回入金額の最大120%の額がボーナスとしてもらえる仕組みです。ただし、入金額によって100%~120%の間で変動するので、希望する入金額でいくらボーナスがもらえるかを事前に確認しておきましょう。
一方で、スポーツベットアイオーやステークは、ウェルカムボーナスの提供がありません。しかし、それ以外のボーナスについては問題なく提供されているので、登録後に利用できるボーナスを確認しましょう。
もしボーナスを利用する場合、ボーナスごとの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を読んでおくと、ボーナス破棄や出金できないといったようなトラブルを避けることができます。
まとめ
この記事では、イギリス・ニューマーケット競馬場で開催される「ファルマスステークス 2024」のレーススケジュールやコースレイアウト等の詳細を見てきました。今回紹介したおすすめサイトからオッズが発表されると、ベットできるようになります!
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝8ハロン(約1600メートル)の馬場を走ります。ジュライコースが使用されますが、今回はローリーマイルコースとの分岐点から始まる直線コースとなっています。全体的に平坦であるところから、ゴール前に急勾配が現れるのが特徴的ですね。スピード以外に、最後までスパートをかける脚力とスタミナが競走馬には必要です。
ファルマスステークス(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになる予定です。ベットできるようになる前にアカウント登録だけ済ませておけば、今回開催される競馬レースへのベットをすぐに楽しむことができますよ!
ファルマスステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ファルマスステークス 2024は、2024年7月12日(金)にイギリス・ニューマーケット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アライラックローラ、シックコロンビーヌ、フォルガリアなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で8ハロン前後(約1600メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝8ハロン(約1600メートル)で、コースを道なりに走り抜けます。ジュライコースを使用しますが、今回はローリーマイルコースとの分岐点から始まる直線コースとなっています。全体的に平坦ですが、ゴール前200メートルから急勾配が待ち構えているので、スピードとあわせて最後の急勾配でもペースを落とさない脚力とスタミナが求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ファルマスステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。