イベント・レース詳細
ロートシルト賞(Prix Rothschild)は1929年に創設されたアスタルテ賞を前身とする競馬レースで、2008年に現在の名称に変更されています。創設当初から現在まで1600メートルでの施行が続いているレースで、G3およびG2レース時代は長らくジャックルマロワ賞(G1)やムーランドロンシャン賞(G1)の前哨戦として位置づけられていました。現在はG1昇格を果たしたことで、フランス競馬における1600メートル最強牝馬決定戦という新しい性格を持つようになっています。
1971年にグループ制が導入されると同時にG3に格付けされ、1982年にG2に昇格したあと、2004年にG1への昇格を果たしました。創設当初の開催競馬場は現在と同じドーヴィル競馬場でしたが、第2次世界大戦中はナチス占領下のロンシャン競馬場で行われるなど変更がありました。戦後の1946年からは再びドーヴィル競馬場での開催に変更されています。
今回開催が決定している、ロートシルト賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ロートシルト賞 2024 |
開催日 | 2024年7月28日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、1862年にフランス・ノルマンディー地域圏にあるカルヴァドス県で開場しました。ナポレオン3世の異父弟にあたるシャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニーによって開設されたことでも知られますが、ロートシルト賞以外にもジャンプラ賞やモーリスドゲスト賞といった多数のG1レースが開催されることでも有名です。この競馬場はフランスギャロによって管轄される5つの競馬場のうちの1つにあたります。
競馬場がある地域はパリから200キロメートル離れた高級避暑地となっており、主にフランスの夏競馬のレースが開催されています。1991年10月からは秋のレースも開催されるようになったほか、2003年のオールウェザーコース完成や2021年のLEDライトによるナイター開催など、いつでもレースが開催できるように整備されています。
競馬場のコースは楕円形で、すべて右回りのコースとなっています。メイントラックは1周2200メートル・直線450メートルの芝コースがあり、その内側に1周2100メートルのオールウェザーコースが併設されています。さらに最終コーナーに直接合流する1600メートルの芝の直線コースがあるのが特徴です。これらに加えて、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットを利用することで様々な距離のレースが施行できます。
今回のレースは直線コースを利用して行われます。直線コースは平坦で起伏がなく走りやすいコースとなっていますが、これは良馬場になるほど競走馬には高いスピード能力が要求されることを意味しています。一方でコース幅が広いことから馬群に囲まれずに進行できるため、先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスがある展開になるでしょう。
ロートシルト賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立てで行われました。今回のロートシルト賞 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
パンセドゥジュール(Pensee du Jour) | 2024年直近の成績はアレフランス賞(G3)を2着としたあと、コリーダ賞(G2)を制覇する結果となりました。前走では最後まで後続馬を寄せ付けない走りを見せてくれました。中距離では危なげなく安定しているので、今回のロートシルト賞のようにマイル距離の直線コースに出走すれば、存分にその脚力を発揮してくれるでしょう。 |
メロメロ(Melo Melo) | 2024年直近の成績はゴールドリヴァー賞(L)を2着で終えたあと、コリーダ賞(G3)も3着とする結果を残しています。2023年開催のポモーヌ賞(G2)で重賞制覇を果たしましたが、以降勝利がありません。これまで長距離レースに出走してきましたが、直近では距離を落としていることから、今回のレースへの出走可能性はありますね。 |
ランニングライオン(Running Lion) | 2024年直近の成績はプリンセスエリザベスステークス(G3)を8着としたあと、デュークオブケンブリッジステークス(G2)を制覇しています。前走ではマイル距離で重賞レース初制覇を果たしていることから、同距離となる今回のロートシルト賞に出走することで、G1レース初制覇を狙っていくことは十分に考えられるところです。 |
前回レースの結果
前回2023年7月30日(日)に開催されたロートシルト賞 2023では、5番人気のマルキーズドセヴィニエが制しています。マルキーズドセヴィニエは一団となってしまった馬群の塊の中で進行することになりましたが、先行勢の一角が崩れるタイミングで進路を確保しそのままゴールまで走り切りました。
2着は短クビ差で7番人気のライフインモーション、そこからさらに半馬身差をつけて3番人気のソーテルヌが3着に入りました。マルキーズドセヴィニエは前走まで3連続で2着と歯がゆい思いをしていたのですが、今回は見事に勝利してG1レース初制覇を果たしています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているロートシルト賞 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが公開される予定になっています。ベット対象となったレースの各競走馬にオッズが付与されますが、このオッズは払い戻し率をいいます。予想的中時には、オッズの値をベット額と掛け合わせたものがリターン額として受け取れます。
競馬カテゴリのオッズの種類で主なものは、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝になりますね。オッズの値はブックメーカーサイトごとに異なる場合があるので、自身がベットしたいと思うような競走馬のオッズはそれぞれのサイトでチェックしましょう。このオッズの値は誰しもがベットしたくなる人気の競走馬ほど、数値が低くなるのが特徴です。
また、それほどベット人気がないような競走馬であるほど、オッズが高くなっていきます。どの競走馬にベットするのも個人の自由ですが、オッズが高くなるほどベット額のみを失うリスクが高まっていくことを意識してベットするようにしましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年創立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、サイトの名前通りスポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトです。スポーツベットだけではなく、同じアカウントにログインするだけでオンラインカジノゲームも楽しめます。他のサイトと比べて設定されるオッズが高いパターンが多く、ベットを行う際にオッズを引き上げられる独自機能も利用することも可能です。リターン額重視なら、このサイトを選択すべきでしょう。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、ブックメーカーサイトです。決済方法にいち早くビットコインをはじめとする複数種類の仮想通貨を採用したことでも知られています。他にも法定通貨が利用できますが、アカウントのウォレット内でそれぞれ通貨毎に残高が表示できることで残高管理が行いやすくなっています。他には競馬カテゴリの取り扱いが始まったことで、今回のレースのオッズが発表されるとすぐにベットが行えます。
2007年創業のワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしてその名が知られています。サイトを訪れると分かりますが、サイトには1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されているなど、情報の密度が濃くなっています。スポーツカテゴリ自体も豊富に提供されていて、今回のレースを取り扱う競馬だけでなく、野球やサッカーなどの試合にもベットすることができます。
最高のボーナス
ここまで何度か触れましたが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されると、ベットができるようになる予定です。このようなブックメーカーサイトはかなり多く存在するのですが、リターン額を大きくするならオッズの高いところを選ぶのが間違いないです。
また、新規登録者限定のボーナスがもらえるウェルカムボーナスの提供状態を確認することで、遊び始める際にお得になるでしょう。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトが提供する条件付きで獲得できる追加資金のことです。
次に今回紹介したおすすめブックメーカーにおける、ウェルカムボーナスの提供状態についてまとめてみました。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各サイトのウェルカムボーナスの取り扱いをまとめたものです。既存プレイヤー向けに提供中のボーナスは、各サイトのプロモーションページで確認してください。
ワンバイベットのところにある「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金での入金額における最大120%をボーナスとしてもらえる仕組みのことです。ただし初回入金額によって100%~120%ともらえるボーナスの割合が変動するので、予定する入金額でボーナスがいくらもらえるかは事前に確認すべき案件です。
また、スポーツベットアイオーやステークには、ウェルカムボーナスがありません。ただし、既存のプレイヤーを対象としたボーナスは定期的に提供されているので、他のボーナスを利用するならプロモーションページを確認してみてください。
もしボーナスを利用する場合、それぞれのボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が書かれた「ボーナス利用規約」をよく読んでおくと、ボーナスに関連した出金拒否等のトラブルを最低限避けることにつながります。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「ロートシルト賞 2024」のレース日程やコースレイアウトなどレースに関する情報を紹介しました。このレースは各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでベットできる予定なので、オッズの発表がないか各サイトを定期的に確認しましょう!
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1600メートルの馬場を走ります。平坦で起伏のない直線コースを利用するため、純粋にスピード能力が要求されるのが特徴ですね。コース幅が広いので、位置取りさえ上手くいけば先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスが生まれるでしょう。
ロートシルト賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベットできるようになる予定です。今回のレースにあわせてベットするのであれば、まずは事前にブックメーカーサイトのアカウント登録を終わらせておきましょう。登録さえ済めばあとは資金を入金して、ベットするだけです!
ロートシルト賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ロートシルト賞 2024は、2024年7月28日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.パンセドゥジュール、メロメロ、ランニングライオンなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、直線コースを利用して行われます。平坦で起伏がないことから走りやすく、競走馬には高いスピード能力が要求されます。また、コース幅が広いために馬群に囲まれて進路を失うこともないため、位置取り次第では先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスが生まれるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ロートシルト賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立てでレースが行われました。