イベント・レース詳細
ジャンロマネ賞(Prix Jean Romanet)は2004年に前年に逝去したフランス競馬においての著名人であるジャン・ロマネの功績を称えるために創設された、フランス国内の競馬統括機関の1つであるフランスギャロが主催する競馬レースです。創設時はG2の格付けとなっていましたが、2009年からG1への昇格を果たしています。
芝2000メートルの中距離レースとなっており、創設の目的は牝馬の輸出や種牡馬として早期に引退することを防ぐために設計されたものです。他のレースでの出走条件と大きく異なるのは4歳以上の牝馬が出走条件となっていることが挙げられますね。フランス競馬において、4歳以上の古馬が出走できる唯一の競馬レースであることが最大の特徴ということができます。
今回開催が決定している、ジャンロマネ賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ジャンロマネ賞 2024 |
開催日 | 2024年8月18日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝2000メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、1862年にフランス・ノルマンディー地域圏のカルヴァドス県で開場しました。ナポレオン3世の異父弟にあたる、シャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニーによって開設された競馬場で、ここではジャンロマネ賞以外にもモルニー賞やジャックルマロワ賞といった多くのG1レースの開催地ともなっています。なお、この競馬場は5つあるフランスギャロ管轄の競馬場のうちの1つです。
競馬場があるカルヴァドス県はパリ近郊の高級避暑地として有名で、フランスの夏競馬のレースが主に開催されることで知られています。1991年10月からは秋競馬のレース開催が始まり、2003年のオールウェザーコース設置によって天候に関係なくレース開催ができるようになり、さらに2021年にはLEDライトによるナイター開催が可能になったことで、年間を通してより多くの競馬レースが開催できるようになりました。
競馬場のコースは楕円形となっていて、すべて右回りのコースになっています。メイントラックは1周2200メートル・直線450メートルの芝コースで、さらにこのメイントラックの内側に1周2100メートルのオールウェザーコースが設置されています。これらの周回コースに加えて、最終コーナーに直接合流する1600メートルの芝の直線コースがあるのも特徴的ですね。また、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットからの出走も可能になっていて、様々な距離のレースができるよう設計されています。
今回のレースは、第2コーナーに合流する引き込み線からスタートします。ドーヴィル競馬場は全体的に平坦で高低差が少ないことから、非常に走りやすいコースとなっています。芝コースの場合は、良馬場であるほど高いスピード能力が競走馬に求められます。また、周回コースではコーナー加速が得意な競走馬が優位に立つこともあります。
ジャンロマネ賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は8頭立てで行われました。今回のジャンロマネ賞 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
パンセドゥジュール(Pensee Du Jour) | 2024年直近の成績はアレフランス賞(G3)を2着としたあと、コリーダ賞(G2)を制覇する結果を残しています。2023年の仏オークス(G1)以降、調子が出ないレースが連続しましたが、半年以上の間をあけての出走となった前々走からは調子を戻しています。ジャンロマネ賞に出走しても、まだ十分戦える余地は残っているでしょう。 |
ブルーストッキング(Bluestocking) | 2024年直近の成績はミドルトンフィリーズステークス(G2)とプリティポリーステークス(G1)を制覇しています。前々走から重賞レースとG1レースの初制覇で2連勝を遂げています。次走はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)となっていて、その結果次第でジャンロマネ賞への出走を判断するものと見られます。 |
ジャンナローズ(Jannah Rose) | 2024年直近の成績はノネット賞(G2)を制覇したあと、オペラ賞(G1)を7着で終えています。デビューから2100メートルまで距離を伸ばし、2023年の仏オークス(G1)では6着で終わったため、次を2000メートルに短縮していました。次走を今回のジャンロマネ賞を含めて、どのレースになるかは未知数な部分が多い競走馬です。 |
前回レースの結果
前回2023年8月20日(日)に開催されたジャンロマネ賞 2023では、3番人気のマルキーズドセヴィニエが制しています。マルキーズドセヴィニエは最後方に付けていましたが、他の先行する競走馬をマークしながらの進行となりました。最後の直線に入ってからは、大外を抜ける競走馬のさらに外から猛追し、ゴール寸前のところを差し切る形で勝利することになりました。
2着はハナ差で1番人気のヴィアシスティーナ、そこからさらに2馬身差をつけて2番人気のアバブザカーブが3着に入りました。マルキーズドセヴィニエは今回の勝利によって、G1レース初制覇となった前走のロートシルト賞(G1)から続けてG1レース2連勝を果たしています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているジャンロマネ賞 2024は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでオッズが発表されるとベットできるようになります。レースに出走するすべての競走馬にオッズが付けられるようになっていますが、このオッズは払い戻し率のことを表しています。オッズの値はリターン額を計算する際に用いられ、予想が的中した場合はオッズの値とベット額を掛け合わせた額がリターンされます。
競馬カテゴリで提供されているオッズは、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)の2種類をどのサイトでも見かけますね。もしリターン額をアップしたいのであれば、各サイトでベットしたい競走馬のオッズを確認して比較してみるのが良いですね。なお、このオッズは優勝候補など調子が良くなるほど、数値が低くなる傾向にあります。
それとは逆のことで、上位に絡めない競走馬であるならオッズが高めに設定されていきますね。どの競走馬にも自由にベットすることができるのですが、オッズが高くなればその分予想が外れやすくなり、ベット額のみを失うリスクまで高まっていくことを頭の片隅に入れておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、ベットを行う際にオッズの引き上げを可能にする独自機能を利用することが可能です。また、サイトの特徴として、同じベット対象でも他のサイトと比較して高いオッズが設定されることもあるため、スポーツベットに力を入れていることが分かります。全体的にリターン額をアップさせたいプレイヤーにおすすめのサイトとなっています。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、法定通貨による従来の決済だけでなく、仮想通貨での決済に力を入れています。仮想通貨は迅速な入出金が行えるため、これからすぐにベットしたいというときに気軽に資金を移動することが期待できる決済方法となっています。また、アカウントのウォレットでは通貨別に残高が管理できるので、複数通貨で入金した際にどれだけ残高があるかを把握しやすくなっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、多くのプレイヤーから東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトという評価を受けています。サイトで扱われる情報量に圧倒されますが、非常に多くのスポーツカテゴリが取り扱われています。さらに、それらのスポーツカテゴリで1日に1,000を超えるオッズが公開されていることからも、その規模の大きさが把握できると思います。
最高のボーナス
記事でも触れてきましたが、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからオッズが発表される予定です。ただ、そのようなブックメーカーサイトというのは非常に数が多いので、先に紹介したおすすめサイトであったり、同じベット対象のオッズを比較してより高い方で遊ぶのも良い考えです。
もし、そのサイトに新規登録を行う場合はウェルカムボーナスが提供されているかどうかも見ておきましょう。このボーナスが利用できる場合は、新規プレイヤーがお得に始められることにつながります。ここでボーナスとは、各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金のことをいいます。
ではここから、各おすすめブックメーカーでウェルカムボーナスが提供されているかまとめたので確認していきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかだけをまとめたものです。それ以外に提供されるボーナスについては、各サイトのプロモーションページを確認してください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金額に対する最大120%をボーナス額として受け取れる仕組みのことです。ただ、初回入金額に応じて100%~120%の間でボーナス率が変動する点には注意が必要で、ここは実際の入金額でどれだけボーナスがもらえるかを把握しておくとスムーズになると思います。
また、スポーツベットアイオーやステークは、ウェルカムボーナスを提供していません。とはいっても、既存プレイヤー向けのキャンペーン開催は行われているので、定期的にプロモーションページを確認することをおすすめします。
ボーナスを利用する際は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が書かれている「ボーナス利用規約」を読めば、ボーナスの有効期限や途中での破棄が可能かなどボーナスに関連したトラブルを最低限防ぐことができるようになります。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「ジャンロマネ賞 2024」のレーススケジュールやコースレイアウトといったレースの詳細情報について見てきました。このレースがベット対象になった場合は、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトでオッズが発表されることになります。
今回のレースは4歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝2000メートルの馬場を走ります。ドーヴィル競馬場は全体的に平坦なので、純粋にスピード能力がある競走馬が有利になってきますね。あとは周回コースだからコーナー加速が得意な競走馬が大外から抜けてくる展開もありそうですね。
ジャンロマネ賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできる予定となっています。どのブックメーカーサイトの登録もすぐに完了するので、今回のレースに出走する競走馬にベットする予定があるなら準備を進めておくことをおすすめします!
ジャンロマネ賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ジャンロマネ賞 2024は、2024年8月18日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.パンセドゥジュール、ブルーストッキング、ジャンナローズなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2000メートルクラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2000メートルで、周回コースを利用して行われます。ドーヴィル競馬場は全体的に高低差が少ないため非常に走りやすく、良馬場になるにつれてより高いスピード能力が要求されます。また、周回コースにおいてはコーナー加速が得意な競走馬ほど優位に立ちやすくなるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ジャンロマネ賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は8頭立てでレースが行われました。