イベント・レース詳細
ミドルパークステークス(Middle Park Stakes)は1866年に創設されたレースで、レース名はイギリスのブリーダーであるウィリアム・ブレンキロンが所有していた種馬場の名前に由来しています。創設当初はミドルパークプレートと呼ばれており、牡馬だけでなく牝馬の出走も可能になっていました。この出走条件については、1987年に牡馬のみへと変更されています。現在は、毎年9月下旬のケンブリッジシャー開催の最終日に施行されるのが恒例となっています。
このレースで優勝あるいは活躍した有力馬は来シーズンの英2000ギニー(G1)に出走することが多くなっています。両方のレースに出走して優勝した最初の競走馬は1871年~1872年シーズンのプリンスチャーリーで、最近になると1991年~1992年シーズンのロドリゴデトリアーノがこれを成し遂げています。
1970年のグループ制導入時にデューハーストステークスやオブザーバーゴールドカップといった他のG1レースとともにG1に格付けされました。2012年にブリーダーズカップチャレンジシリーズを構成するレースの1つとなった際は、このレースを制覇した優勝馬が同年のブリーダーズカップジュベナイルスプリントの出走権を獲得することが可能になっていましたが、同レースの廃止により除外されています。
今回開催が決定している、ミドルパークステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ミドルパークステークス 2024 |
開催日 | 2024年9月28日(土) |
会場 | イギリス・ニューマーケット競馬場 |
コース | 芝6ハロン(約1207メートル) |
レースで使用されるニューマーケット競馬場は、イギリス・サフォーク州で1636年に開設された競馬場です。ニューマーケットタウンプレートというレースが1665年頃のチャールズ2世の統治時代に行われ、そこで条文化ルールが現代競馬のルールの基礎となったとされています。
この競馬場には2種類のコースがあり、いずれもひらがなの「く」を逆にしたような、独特な形状をしています。夏に開催されるレース以外で使用される外側の全長2マイル4ハロン(約4023メートル)のローリーマイルコース。夏シーズンのみで使用される内側の全長2マイル1ハロン(約3420メートル)のジュライコースが提供されています。
今回のレースで使用されるのはローリーマイルコースで、コースを道なりに走ることになります。コーナーからゴールまでの直線までが長く、全体的に上り傾斜となっていることが特徴です。さらにはゴール手前300メートル付近にザ・ディップと呼ばれる急勾配が待ち構えていることから、競走馬にはスピードだけでなく脚力やスタミナも要求されるコースとなっています。
ミドルパークステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立てで行われました。今回のミドルパークステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ホイッスルジャケット(Whistlejacket) | 2024年直近の成績はフェニックスステークス(G1)を2着で終えたあと、モルニー賞(G1)を制覇しました。前走でブリーダーズカップジュベナイルターフスプリント(G1)の優先出走権を手にしており、そこにチャレンジしていく見込みです。遠征前に今回のミドルパークステークスへの出走が予定されていることが報じられています。 |
ラシャバー(Rashabar) | 2024年直近の成績はコヴェントリーステークス(G2)を制覇したあと、モルニー賞(G3)を2着とする結果となりました。前走はホイッスルジャケットに敗れてしまったものの、2着と好位に付けました。そのため、これまでと同距離である今回のレースで持ち味の脚力を活かした走りを見せてくれることに期待が集まっている状態です。 |
クールフーフルーク(Cool Hoof Luke) | 2024年直近の成績はヴィンテージステークス(G2)を3着としたあと、ジムクラックステークス(G2)を制覇する結果となりました。前走で重賞レース初制覇を果たしており、これからの活躍にも大いに期待が持てるところです。現在は今回のレースへの出走が予定されている状態で、それに向けての調整を行っているものとみられます。 |
前回レースの結果
前回2023年9月30日(土)に開催されたミドルパークステークス 2023では、1番人気のヴァンディークが制しています。ヴァンディークはスタートで先行から1馬身遅れる形となりましたが、残り約400メートルの地点から横に進路が空いたことを見逃さずに飛び込みました。そのまま加速し、先行する競走馬を差し切って勝利することができています。
2着は2馬身1/4差で3番人気のタスクフォース、そこからさらにアタマ差をつけて2番人気のリバータイバーが3着に入りました。ヴァンディークは今回のレースで勝利したことで、前走のモルニー賞(G1)から続いてG1レース2連勝、デビューからの無傷の4連勝と記録を伸ばしました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているミドルパークステークス 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されると、いつでもベットできるようになります。ベット対象のレースに出走する各競走馬にオッズが付くのですが、そのオッズは払い戻し率として使われます。予想的中時にリターン額を計算することができるものなのですが、ベット額とオッズの値を掛け合わせたものが実際のリターン額になります。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、1着になる馬を予想する単勝・そして3着以内に入る馬を予想する複勝が提供されることが多いですね。このオッズの値は、ブックメーカーサイト毎で違ってくることもあり、同じベット対象でもオッズ次第でリターン額に差が出ることはあります。なお、オッズの値は、直近のレースで好調である競走馬になるほどわかりやすく数値が低くなります。
それと全く反対になりますが、直近のレースで不調が見られる競走馬だと、オッズの値が高くなっていきます。もちろん、どのようなオッズが付いた競走馬であってもベットすることができるのですが、競走馬のオッズが高くなることに比例して予想が外れやすくなっていきます。このとき、ベット額のみを失うリスクが高くなっていることを頭に入れておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに力を入れていることで知られるブックメーカーサイトです。他のサイトと比べても高いオッズが設定されていることが多く、さらにベットする際に対象のオッズの引き上げが可能になる独自機能の提供があることからも、その力の入れようが分かると思います。今回のオッズが公開される予定の競馬カテゴリーも提供されており、公開次第ベット可能になります。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨での決済に力を入れているブックメーカーサイトです。ビットコインなどの主流な仮想通貨をはじめ、多種多様な仮想通貨を決済に用いることができます。その他、法定通貨の決済方法が用意されています。よくあるサイトでは、どの通貨で入金しても米ドルや日本円など1つの通貨単位での表示しかできませんが、ウォレット内で通貨毎に残高が表示されるので資金管理しやすいです。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、スポーツカテゴリや取り扱うオッズの数に力を入れているブックメーカーサイトです。そのことから、プレイヤーからは東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして評価されることもあります。取り扱われているスポーツカテゴリでは世界中のリーグや大会の試合に対して1日に1,000を超えるオッズが公開されており、その規模が大きいことが一目で理解できるでしょう。
最高のボーナス
記事中でも何度か触れてきたことですが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることで、ベットが行えるようになります。ただし、その条件であれば当てはまるブックメーカーサイトが星の数ほど見つかるので、どこで遊ぶか決められない場合は、記事で紹介したおすすめサイトから選ぶのもありですね。
また、いずれかのサイトへの新規登録を行うなら、そのサイトでウェルカムボーナスが提供されているかを調べておきましょう。もし、そのボーナスが利用できるのであれば、お得に遊び始めることができると思います。ちなみに、ボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことです。
ではここから、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスについて確認していきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、紹介した各サイトでのウェルカムボーナスについてまとめたものになります。それ以外に開催されているボーナスやキャンペーンは、ここでは記載を省略しているので、各サイトのプロモーションページを確認するようにしてください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」というのは、新規登録した際の初回入金での入金額について最大120%がボーナスとして受け取れる仕組みになっています。ただし、この入金額によってもらえるボーナス額の割合が100%~120%の間で変動するため、事前に実際に入金する額でいくらもらえるのか確認をしておくことをおすすめします。
また、スポーツベットアイオーやステークには、ウェルカムボーナスがありません。新規登録者用のボーナスはないのですが、登録したあとの既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期的に開催されています!ボーナスを使う場合は、定期的に各サイトのプロモーションページを確認してみましょう。
もし、ボーナスを利用するのであれば、それぞれのボーナスに関する禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」をよく読むことをおすすめします。そうしておくことで、ボーナス利用期限・条件消化が可能なゲームなどボーナスに関する疑問やトラブルを最低限解消することにつながります。
まとめ
この記事では、イギリス・ニューマーケット競馬場で開催される「ミドルパークステークス 2024」のレース日程やコース特徴といったレース情報に関してみてきました。今回紹介した各おすすめサイトからオッズが発表されるまで少し待つことになりますが、その間に情報収集など自身の中での予想の精度をあげておくと意外と予想が的中するかもしれませんね!
今回のレースでは2歳の牡馬である競走馬が出走条件となっており、芝6ハロン(約1207メートル)の馬場を走ります。ローリーマイルコースを使用しますが、コーナーからゴールまでの直線がかなり長いことに加えて、ゴール手前300メートル付近からはザ・ディップという急勾配もあるため、スピードはもちろん急勾配を乗り越えるための脚力やスタミナも必要になってきますね。
ミドルパークステークス(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが公開される予定です。スポーツベットで競馬レースを楽しむためにも、事前にアカウント登録を済ませていつでもベットできるように準備しておくことをおすすめします!
ミドルパークステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ミドルパークステークス 2024は、2024年9月28日(土)にイギリス・ニューマーケット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ホイッスルジャケット、ラシャバー、クールフーフルークなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で6ハロン前後(約1207メートル)クラスの距離を得意とする2歳の牡馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝6ハロン(約1207メートル)で、ローリーマイルコースを道なりに走り抜けます。ゴール手前300メートル付近のザ・ディップと呼ばれる急勾配など全体的に傾斜が多いので、競走馬にはスピードだけでなく脚力やスタミナなどが要求されるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ミドルパークステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立てでレースが行われました。