
イベント・レース詳細
フィリーズマイル(Fillies’ Mile)は1973年に創設されたグリーンシールドステークスを前身とする競馬レースで、1975年にG3に格付けされた際に現在の名称に変更されました。その後1986年にG2に昇格し、1990年にG1への昇格を果たしています。
創設当初はアスコット競馬場で開催されていましたが、現在はニューマーケット競馬場での開催に変更されています。また、以前は9月下旬に開催されていましたが、2014年からドバイフューチャーチャンピオンズデーに組み込まれるのに合わせて開催時期が現在の10月中旬に変更されました。
2008年にブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとしてリストに追加され、優勝馬がブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(G1)への自動招待が行われるようになっていたのですが、2012年を最後にリストから除外されています
今回開催が決定している、フィリーズマイル 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | フィリーズマイル 2025 |
開催日 | 2025年10月10日(金) |
会場 | イギリス・ニューマーケット競馬場 |
コース | 芝8ハロン(約1609メートル) |
レースで使用されるニューマーケット競馬場は、イギリス・サフォーク州で1636年に開設された競馬場です。1665年頃チャールズ2世の統治時代、現代競馬のルールの基礎となったともいわれるニューマーケットタウンプレートとして開催されたレースでルールが条文化されたものがレースの始まりで、とても長い歴史があることでも知られています。
競馬場には2種類コースがあり、夏開催のレース以外で使用される外側の全長2マイル4ハロン(約4023メートル)のローリーマイルコース、夏シーズンのみで使用される内側の全長2マイル1ハロン(約3420メートル)のジュライコースがあります。どちらのコースもひらがなの「く」を逆にしたような、特徴的な形をしています。
今回のレースで使用されるのはローリーマイルコースとなっており、スタートからコースを道なりに走ることになります。いわゆる「く」の字を曲がったところからスタートするのですが、長く上り傾斜でゴール手前300メートル付近からはザ・ディップと呼ばれる急勾配が控えているのが特徴です。直線コースになるのですが、スピードだけでなく脚力やスタミナなど急勾配のコースを最後まで走りきるタフさが要求されるコースとなっています。
フィリーズマイルは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は7頭立てで行われました。今回のフィリーズマイル 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アイリン(Aylin) | 2025年直近の成績はプレステージフィリーズステークス(G3)を3着としたあと、メイヒルステークス(G2)を制覇する結果を残しています。ここまで4戦2勝、前走では重賞レース初制覇を果たしています。負けたとはいえ、すべてのレースを3着以内でゴールしていることからも、今回のフィリーズマイルでも期待が持てそうですね。 |
パシフィックミッション(Pacific Mission) | 2025年直近の成績は一般競走を制覇したあと、メイヒルステークス(G2)を2着で終えています。前々走で初勝利を果たすことになりましたが、まだ重賞レースでの優勝記録が無い状態となっています。それでも前走で2着というのは経験として大きいので、今回のフィリーズマイルでも上位への食い込みが期待できる競走馬になります。 |
ビューティファイ(Beautify) | 2025年直近の成績はエアリースタッドステークス(G2)を制覇したあと、モイグレアスタッドステークス(G1)を2着で終える結果となりました。前々走で重賞レースを初制覇した勢いで、前走のG1レースも勝てるかと思ったのですが、惜しくも2着どまりとなっています。今回のレースでは、G1レース初制覇に向けて挑む見通しです。 |
前回レースの結果
前回2024年10月11日(金)に開催されたフィリーズマイル 2024では、1番人気のデザートフラワーが制しています。デザートフラワーは好スタートを切ると3番手に控える形でレースを進行することになりました。最後の直線に入ると、残り約600メートル付近からスパートをかけていき、先頭に立つことに成功。2番手との一騎打ちになると思われましたが、後続をグングンと突き放して寄せ付けずに圧勝することになりました。
2着は5馬身1/2差で2番人気のジャニュアリー、そこからさらに1/2馬身差をつけて5番人気のバレエスリッパーズが3着に入りました。デザートフラワーは今回勝利したことで重賞レース2勝、かつG1レース初制覇を果たしています。また、デビュー戦となった2024年7月の未勝利戦から無傷の連勝記録を4に伸ばすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているフィリーズマイル 2025は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表予定となっています。レースがベット対象になると、出走する各競走馬にオッズが付くことになります。ちなみに、このオッズとは払い戻し率のことを意味しているので、予想が的中したらベット額にオッズの値を掛け合わせることでリターン額を計算することが可能です。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)が各サイトから提供されます。ここで同じ競走馬のオッズでもブックメーカーサイトによっては違うため、リターン額を気にする場合はサイト毎のオッズを比較して見るのも良いでしょう。なお、このオッズの値は好調な競走馬になるほど、その値が低くなるのが特徴です。
それとは逆に、競走馬が不調になっていくほど、オッズの値が高くなっていきます。一度に大きなリターン額を得るためにオッズが高い馬にベットするのも良いですが、オッズが高くなっていくほどベット額のみを失うリスクが高まることにつながる点に注意してベットするようにしてください。
それでは、ここからは各ブックメーカー オッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、その名の通りスポーツベットに特化しているブックメーカーサイトです。他サイトと比較して高いオッズが付与されることが多く、さらにベット時に対象のオッズを引き上げることが可能になる独自機能も利用できるようになっているので、少しでもリターン額をアップしたいと考えているプレイヤーにおすすめしたいサイトの1つとなっています。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨による決済方法に特化したブックメーカーサイトです。ビットコインやイーサリアムのほか、多数の仮想通貨を決済に利用することができます。また、法定通貨の決済方法も提供されているので決済方法の選択肢が多いのも特徴ですね。ウォレット内では通貨毎に残高を管理することができるので、直感的に資金管理が行えるのもメリットと言えるでしょう。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、プレイヤーから東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトであると評価を受けているサイトです。その表現からも分かる通り、サイトでは様々なスポーツカテゴリが取り扱われており、それらのスポーツイベントに対して1日に1,000を超えるオッズが公開されることもあります。今回のレースに関しては、競馬カテゴリから提供される予定となっています。
最高のボーナス
記事で触れてきた通り、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリを通してベット可能になる予定です。しかし、このような条件に当てはまるブックメーカーサイトはかなりの数存在するので、遊ぶサイトをどれにするか迷ったら今回記事で紹介したおすすめサイトから選ぶのもアリですね。
また、遊ぶサイトに新規登録する場合は、ウェルカムボーナスの提供についてチェックしてみてください。そうするとウェルカムボーナスが利用可能なときには、最初からお得に遊び始められるでしょう。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトでもらえる条件付きの追加資金のようなものです。
では、各おすすめブックメーカーで提供されるウェルカムボーナスを確認していきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
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入金額の120% | 78,000円まで |
まとめ
この記事では、イギリス・ニューマーケット競馬場で開催される「フィリーズマイル 2025」のレース日程やコース特徴などのレース情報をチェックしてきました。今回紹介した各おすすめブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベット可能になるので、発表されるまでは少々間が空くことになりますね!
今回のレースでは2歳の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝8ハロン(約1609メートル)の馬場を走ります。ローリーマイルコースのコーナーを曲がった位置からスタートする直線コースなのですが、残り300メートル付近に控えるザ・ディップと呼ばれる急勾配をはじめ急勾配のコースを最後まで走りきるタフな競走馬が有利となるでしょう。
フィリーズマイル(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが公開される予定です。スポーツベットで競馬レースを楽しむのであれば、オッズ発表前にいつでもベットできるよう登録だけでもしておくことをおすすめします!
フィリーズマイル(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.フィリーズマイル 2025は、2025年10月10日(金)にイギリス・ニューマーケット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アイリン、パシフィックミッション、ビューティファイなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で8ハロン前後(約1609メートル)クラスの距離を得意とする2歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝8ハロン(約1609メートル)で、ローリーマイルコースのいわゆる「く」の字を曲がった位置からスタートする直線コースを利用します。ゴール手前300メートル付近からはザ・ディップと呼ばれる急勾配など、全体的に勾配で構成されています。スピードだけでなく、これらの勾配を走り抜く脚力やスタミナといったタフさが要求されるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.フィリーズマイルの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は7頭立てでレースが行われました。