
イベント・レース詳細
クリテリウムドサンクルー(Critérium de Saint-Cloud)は1901年に創設された競馬レースで、創設当初は芝1400メートルで施行されていました。現在は2000メートルまで延長されており、毎年10月下旬か11月上旬に開催されることになっています。フランス競馬において最も距離が長い2歳G1レースとして位置づけられています。
近年はこのレースを勝ち抜いた後に目立った活躍をする競走馬が出ていない状態でしたが、2016年にクリテリウムドサンクルーで優勝した競走馬「ヴァルトガイスト」が2019年の凱旋門賞(G1)を制覇しています。なお、1971年のグレード制導入時にG2に格付けされ、1987年にG1への昇格を果たしています。
また、開催時期について2015年に秋の2歳馬レースに対してスケジュール変更が行われており、その一環でもともとより1週間早い日付に変更されています。現在は別のG1レースであるクリテリウムアンテルナシオナル(G1)との同日開催が行われるようになりました。
今回開催が決定している、クリテリウムドサンクルー 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | クリテリウムドサンクルー 2025 |
開催日 | 2025年10月26日(日) |
会場 | フランス・サンクルー競馬場 |
コース | 芝2000メートル |
レースで使用されるサンクルー競馬場は、フランスのイル・ド・フランス地域圏にあるオードセーヌ県へ1901年に開設されました。この競馬場ではサンクルー大賞をはじめ、フランス競馬における様々な大きいレースが開催されています。
この競馬場は実業家であったエドモン・ブランによって開設されましたが、1919年にマルセル・ブサックが買収。その後、フランススポーツ奨励協会が運営するようになりました。以降は1974年に所有権がフランススポーツ奨励協会に移動し、組織統合により現在のフランスギャロが管理・運営を行うことになっています。
競馬場のコースはすべて芝で左回りです。コース全体は馬蹄のような三角形に近い形をしていて、1周が2300メートル・直線500メートルとなっているほか、最終コーナーの奥にある引き込み線や直線入り口からたすきのように伸びるコースも用意されています。これらの組み合わせで、800メートル~3100メートルと柔軟に施行距離を設定可能です。
今回のレースは第1コーナーを曲がったあと、たすきがかかったコースが合流している部分からスタートします。そのままゴールに向けて周回コースを走るコースになりますが、全体的に平坦なコースとなっており、競走馬にはスピードと長い距離を走りきるスタミナや脚力が求められることになるでしょう。
クリテリウムドサンクルーは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は4頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のクリテリウムドサンクルー 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ザヴァテリ(Zavateri) | 2025年直近の成績はヴィンテージステークス(G2)とヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を制覇しています。ここまでデビューから無傷の4連勝としており、今回のクリテリウムドサンクルーに出走する意思がある場合は、これから先どこまで連勝記録を伸ばせるか、良い脚での走りに注目が集まっているところです。 |
グシュタード(Gstaad) | 2025年直近の成績はモルニー賞(G1)を2着としたあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)も2着となりました。直近では惜しくも2着と優勝から遠ざかっている状態ですが、マイル距離適性を図るために、距離を伸ばして今回のクリテリウムドサンクルーに臨むことを選択するかどうか判断が分かれるところです。 |
イタリア(Italy) | 2025年直近の成績はエイコムステークス(G3)を2着としたあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を3着で終えました。ここまで重賞レースを3着以内に終えているものの、まだ重賞レースでの勝利がありません。 今回のクリテリウムドサンクルーに出走する可能性が高く、現在はそれに向けて調整しています。 |
前回レースの結果
前回2024年10月27日(日)に開催されたクリテリウムドサンクルー 2024では、1番人気のテネシースタッドが制しています。テネシースタッドはスタート後に先頭から1馬身ほど離れた2番手からレースを進行することになりました。最後の直線で各競走馬がスパートをかけていくと、残り100メートル付近で先行する競走馬を差し切ってゴールし、優勝することになりました。
2着は1馬身1/2差で2番人気のグリーンストーム、そこからさらに9馬身差をつけて3番人気のハーベイが3着に入りました。テネシースタッドは前走にあたる2024年9月のベレスフォードステークス(G1)で2着でしたが、今回のレースで勝利したことで重賞レースかつG1レース初制覇を飾ることになっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているクリテリウムドサンクルー 2025は、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベット可能になります。ベット対象としてオッズが発表されたレースのすべての競走馬に対してオッズが付与されます。このオッズは払い戻し率を意味しているので、ベット予想が的中したときに値をベット額と掛け合わせることでリターン額が算出できます。
競馬カテゴリで提供されるオッズの中には、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)があります。このオッズの値がブックメーカーサイト毎に異なることがあることから、ほんの少しでもリターン額をアップしたいと考えるなら各サイトのオッズを確認してみてください。なお、このオッズの値は、直近のレースで好調だったり優勝候補である競走馬であると低く設定されていきます。
また、それとは反対に、直近のレースで不調であるなど上位に絡めない競走馬だと、オッズの値が高くなっていくのが特徴です。リターン額を上げるにはオッズの高い競走馬にベットする必要がありますが、オッズが高い競走馬になるほど予想が外れやすくなり、それに伴ってベット額のみを失うリスクが高くなっていくことをアタマの片隅に入れておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトです。今回のレースは競馬カテゴリから提供される予定で、他サイトより高いオッズが設定されるのが特徴の1つです。さらに、ベット時に対象のオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用も可能になっていて、リターン額のアップを図る様々な方法がプレイヤーの予想的中時に良い働きをしてくれそうです。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特化したブックメーカーサイトです。直近で競馬カテゴリが新設されたことで、今回の競馬レースをスポーツベットから遊べるようになっています。ビットコインやその他複数種類のアルトコインで決済を行えるほか、法定通貨での決済でスポーツベットを楽しむことも可能です。ウォレット内では通貨毎に残高表示ができ、資金管理が行いやすくなっているのも特徴の1つです。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトです。今回のレースのオッズは競馬カテゴリから提供される予定で、競馬以外にも多数のスポーツカテゴリの取り扱いが行われています。それらのスポーツカテゴリにあるリーグや大会に対して、1日に1,000を超えるオッズが公開されていることからも、その規模の大きさがうかがい知れます。競馬以外にサッカー・野球などいつでもベット可能です。
最高のボーナス
記事で触れてきた通り、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベットできるようになります。このようなブックメーカーサイトは数多く運営されているので、初めてであればどこで遊ぶか迷うのが普通です。そのときは、今回記事で紹介してきたおすすめサイトを利用してみてください。
また、各サイトで新規登録ができる場合は、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかを確認してみましょう。もしウェルカムボーナスが利用できるのであれば、それを利用すると最初からお得に遊び始めることが可能です。ちなみに、ここでいうボーナスとは各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金をイメージしてください。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、提供中のウェルカムボーナスのみをまとめています。これ以外のボーナスやキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページをチェックしてください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録時の初回入金で入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額により100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変動するため、希望する入金額から実際にもらえるボーナスがいくらになるか事前にチェックしておきましょう。
その一方、スポーツベットアイオーやステークからは、ウェルカムボーナスの提供がありません。ただしこれは、新規登録者用のボーナスがないというだけで、既存登録者用のボーナスについては定期的に提供されています。詳細については各サイトのプロモーションページを確認してください。
また、何らかのボーナスを利用するなら、それぞれのボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)について詳細が書かれた「ボーナス利用規約」を読んでおきましょう。そうすると、ボーナス利用開始後にボーナスの破棄が可能であるかといったボーナスに関する疑問やトラブルを最小限に抑えることにつながります。
まとめ
この記事では、フランス・サンクルー競馬場で開催される「クリテリウムドサンクルー 2025」のレース日程やコース特徴などのレース情報について見てきました。各ブックメーカーサイトの競馬カテゴリでベットできる予定となっていて、まずはオッズの発表を待つことになります。
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝2000メートルの馬場を走ります。大コーナーを曲がった直後の地点から周回コースを回ってゴールに向かう中、全体的に平坦となっているのでスピード以外にもコースを走りきるスタミナや脚力が重要となってきそうです。
クリテリウムドサンクルー(G1)は、今回記事で紹介したおすすめサイトでオッズが発表されればベットできます。まずは準備として各サイトのアカウント登録を済ませておくと、後はいつでもベットしたいオッズが発表されたときにスポーツベットを楽しむことができますよ!
クリテリウムドサンクルー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.クリテリウムドサンクルー 2025は、2025年10月26日(日)にフランス・サンクルー競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ザヴァテリ、グシュタード、イタリアなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2000メートルクラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2000メートルで、第1コーナーを曲がった直後からスタートし、そのままゴールに向けて周回コースを走ります。全体的に平坦であるため、競走馬に対してスピードと長い距離を走りきるスタミナや脚力が求められるコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.クリテリウムドサンクルーの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は4頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。