イベント・レース詳細
クリテリウムアンテルナシオナル(Critérium International)は2001年に創設された競馬レースで、クリテリウムインターナショナルやクリテリウム国際と表記されることもあります。2000年に廃止となったサラマンドル賞(G1)の代替レースとして創設されました。かつて同名で1100メートルのレースが開催されたことがありましたが、一度廃止されているため直接的な関連性はありません。
創設当初は1600メートルで行われていましたが、2015年に1400メートルまで短縮されたあと、2020年に元の1600メートルに距離が戻ったという経緯があります。途中開催競馬場を移す案があり、実際に2018年にパリロンシャン競馬場で行う予定だったところをシャンティイ競馬場での代替開催をおこなったのち、再度サンクルー競馬場に戻しています。
毎年10月下旬から11月上旬に開催されるようになっており、現在はシェーヌ賞(G3)やトーマスブリョン賞(G3)に出走した競走馬がこのレースに参加するケースが多くなっています。
今回開催が決定している、クリテリウムアンテルナシオナル 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | クリテリウムアンテルナシオナル 2024 |
開催日 | 2024年10月27日(日) |
会場 | フランス・サンクルー競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるサンクルー競馬場は、1901年にフランスのイル・ド・フランス地域圏にあるオードセーヌ県で開場しました。この競馬場ではサンクルー大賞など、フランス競馬における様々な大きいレースが開催されています。
この競馬場は実業家であったエドモン・ブランによって開場されたのち、1919年にマルセル・ブサックが買収しています。その後、フランススポーツ奨励協会の運営が始まり、そこから1974年に所有権がフランススポーツ奨励協会に移動。それ以降に行われた組織統合により、現在はフランスギャロが管理・運営を行っています。
競馬場のコースはすべて芝で左回りです。コース全体は馬蹄のような三角形に近い形をしていて、1周が2300メートル・直線500メートルとなっています。この周回コース以外に、最終コーナーの奥にある引き込み線や直線入り口からたすきのように伸びるコースも用意されています。これらのコースを組み合わせることで、800メートル~3100メートルと柔軟に施行距離が設定できるのが特徴です。
今回のレースは第2コーナー付近からスタートします。そのままゴールに向けて周回コースを走るコースになりますが、全体的に平坦であることから、競走馬にはスピードだけでなく最後の直線でスパートをかけて走りきるためのスタミナや脚力が要求されます。
クリテリウムアンテルナシオナルは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は7頭立てで行われました。今回のクリテリウムアンテルナシオナル 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
スコルシーチャンプ(Scorthy Champ) | 2024年直近の成績はフューチュリティステークス(G2)を3着としたあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を制覇しました。マイル距離が得意な競走馬であることから、今回のクリテリウムアンテルナシオナルやジャンリュックラガルデール賞(G1)といった幅広い選択肢の中から、レースへ出走する予定です。 |
アンリマティス(Henri Matisse) | 2024年直近の成績はフューチュリティステークス(G2)を制覇したあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を2着で終える結果となりました。無傷の連勝記録は3で止まりましたが、今回のクリテリウムアンテルナシオナルに出走する場合は、わずかに距離を伸ばして、適性を測る目的があるものと考えられます。 |
ホッタズヘル(Hotazhell) | 2024年直近の成績はタイロスステークス(G3)を制覇したあと、フューチュリティステークス(G2)を2着で終える形となりました。前々走で重賞レース初制覇を果たしており、前走では惜敗しました。ここまで1400メートルのレースへの出走が多いですが、今回のレースでやや距離を伸ばし、マイル距離に慣れさせる可能性はあります。 |
前回レースの結果
前回2023年10月22日(日)に開催されたクリテリウムアンテルナシオナル 2023では、2番人気のサンウェイが制しています。サンウェイはほとんど差がない状態で2位に付けたまま直線に入る形になりました。そして、直線入り口に差し掛かると、他の逃げ馬を交わしながら先頭に躍り出ていき、残り200メートルで後続に抜かれるも再度差し返し勝利することができました。
2着は半馬身差で1番人気のアルカンター、そこからさらに1馬身3/4差をつけて6番人気タイのポートランドが3着に入りました。サンウェイはデビュー戦で勝利して以降、前走となる2023年9月開催のシャンペンステークス(G2)まで2連敗となっていましたが、今回フランス遠征を行い参加したレースでG1レース初制覇を飾ることができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているクリテリウムアンテルナシオナル 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されるとベットできます。ベット対象となったレースの各競走馬にオッズが付けられますが、このオッズは払い戻し率のことをいいます。もし、ベット予想が的中した場合は、この値をベット額と掛け合わせることでリターン額を算出することが可能です。
競馬カテゴリで提供されるオッズとしては、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝が知られています。このオッズの値についてはブックメーカーサイトごとに違うことがあり、わずかでもリターン額をアップしたいのであれば各サイトのオッズを確認してから遊ぶとよいでしょう。ちなみにオッズの値は、優勝候補になるような強い競走馬であるほど低くなります。
それとは逆で、上位に絡む要素がない競走馬になってくるにつれて、オッズの値が高くなっていく傾向があります。一発で高額なリターンをゲットしたいと考えて高いオッズの競走馬にベットするのは個人の自由ですが、ここまでに説明した理由からオッズが高い競走馬になるほど上位に絡めずに予想が外れる可能性があります。そのため、ベット額のみを失うリスクが高まっていくことに注意してベットを行うべきですね。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、サイト名から誰もが予想できる通りスポーツベットに力を入れています。今回のレースが競馬カテゴリをはじめ、野球やサッカーなど幅広いスポーツカテゴリが提供されています。他のサイトと比べて高いオッズが設定されていたり、ベットする際に対象のオッズを引き上げられる独自機能も利用できるので、リターン額アップを図るプレイヤーにおすすめです。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、決済方法として多くの種類の仮想通貨が利用できるのが特徴となっています。直近で新設された競馬カテゴリなど、様々なスポーツに対してベットできるようになっています。仮想通貨以外にも法定通貨での決済方法も用意されていて、仮想通貨に慣れていない方もスポーツベットを楽しめます。ウォレット内では通貨毎に残高表示ができ、資金管理を行いやすくなっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、プレイヤーの間では東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトであるとレビューされることもあります。今回のレースのオッズは競馬カテゴリで発表予定で、この競馬以外にも多数のスポーツカテゴリが取り扱われています。それらのスポーツカテゴリ内のリーグや大会に対し、1日に1,000を超えるオッズが公開されており、いつでも何らかのスポーツにベットできます。
最高のボーナス
何度か触れましたが、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベット可能になります。このようなブックメーカーサイトは非常に数が多いため、どこで遊ぶか決めかねてしまうことが予想されます。そういった場合は、今回記事で紹介したおすすめサイトを選択してみてください。
また、各サイトで新規登録をする際には、ウェルカムボーナスの提供有無についてチェックするのがおすすめです。もしウェルカムボーナスがある場合は、最初からお得に遊び始めることもできるでしょう。なお、ボーナスというのは各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金のことです。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスについて見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、あくまでウェルカムボーナスのみをまとめたものであることに注意してください。これ以外に提供されるボーナスやキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページから確認するようにしてください。
ワンバイベットのところにある「入金額の120%」というのは、新規登録時の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取れることをいいます。ただし入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わってくるので、実際の入金額でボーナスがいくらもらえるかを確認してから入金するのがベターです。
また、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。新規登録者向けのボーナスこそありませんが、既存登録者に対するボーナスは豊富に提供されています。これらボーナスの詳細については各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
仮に何らかのボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)について規定された「ボーナス利用規約」を読むようにしてください。そうすることで、ボーナスの有効期限や賭け条件消化対象のゲームなどのボーナスに関する疑問解消や利用によって生じる可能性があるトラブルを避けることにつながります。
まとめ
この記事では、フランス・サンクルー競馬場で開催される「クリテリウムアンテルナシオナル 2024」のレーススケジュールやコースレイアウトといったレース詳細情報をチェックしてきました。今回のレースは各ブックメーカーサイトの競馬カテゴリでベットできる予定で、オッズの発表まで少し間が空くことになります。
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1600メートルの馬場を走ります。第2コーナー付近からスタートし周回コースを回ってゴールに向かいますが、全体的に平坦となっているのでスピードはまず重要。それ以外も直線で最後までスパートがかけられるようにスタミナや脚力が活かせるかどうかが重要となりそうですね。
クリテリウムアンテルナシオナル(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベットできます。それまでにいずれかのサイトのアカウント登録を済ませておき、オッズが発表されたときにベットできるようにしておくとスムーズに楽しむことができるのでおすすめです!
クリテリウムアンテルナシオナル(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.クリテリウムアンテルナシオナル 2024は、2024年10月27日(日)にフランス・サンクルー競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.スコルシーチャンプ、アンリマティス、ホッタズヘルなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、第2コーナー付近からスタートし、そのままゴールに向けて周回コースを走ります。全体的に平坦なので、競走馬にはスピードだけでなく最後の直線でスパートをかけるスタミナや脚力が求められるコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.クリテリウムアンテルナシオナルの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は7頭立てでレースが行われました。