イベント・レース詳細
中山大障害(Nakayama Daishogai)は、1934年に中山競馬場で東京優駿(日本ダービー)に匹敵する名物競走とすることを目的に創設された障害競走です。創設当初は大障碍特別競走という名称で、農林省賞典障碍や農林省賞典中山大障碍などの名称変更を経て、現在の農林水産省賞典 中山大障害という名称になっています。「華の大障害」や「暮れの中山の名物レース」等の愛称で親しまれているのが特徴です。
日本で最も難しい障害競走として知られており、競馬における障害競走の総決算として位置づけられています。長い間、春と秋の年2回開催されていましたが、1999年に障害競走にグレードをつける際に春の競走が廃止され中山グランドジャンプが新設されて秋のみの開催となりました。
また春競走は1989年から、秋競走は1993年から外国産馬の出走が認められるようになっています。2011年からは国際競走となったため、外国馬が最大8頭まで出走できるように規定が改正されています。
今回開催が決定している、第147回 中山大障害の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 第147回 中山大障害 |
開催日 | 2024年12月21日(土) |
会場 | 日本・中山競馬場(千葉) |
コース | 障害・芝4100メートル |
レースで使用される中山競馬場は1906年に開設された松戸競馬場を前身とする競馬場です。現在の場所への建築が1927年に決定し、1930年から現在に至るまで営業を続けています。もっとも直線が短く小回りなコースとなっており、内回りと外回りの芝コースと中央にはダートコースも設置されています。また、周辺の起伏にとんだ地形を生かした障害コースも特徴的です。
レースは第3コーナー付近からスタートし、障害コースを4分の3周します。その後で向こう正面から大障害コース(襷コース)に突入し大竹柵を飛び越した後、さらに大生垣を飛び越します。さらにダートコースから芝コースへ入り、最後に障害のない芝馬場の直線を駆け抜けるようになっています。全部で7つの障害を11回飛び越すほか、6回の谷(パンケット)の昇降や大竹柵と大生垣では高さだけでなく飛距離が必要となるため、競走馬のスタミナや精神力が試されるレースとなります。
中山大障害は開催年によって変動しますが、11~16頭立てで開催されるレースとなっています。昨年の開催時は12頭立てでレースが行われました。今回の147回 中山大障害の出走馬は確定していませんが、現在までに出ているニュース記事等を参考に注目の競走馬をまとめたので参考にしてみてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
マイネルグロン(Meiner Grand) | 2024年直近の成績は中山グランドジャンプ(J・G1)を6着としたあと、3歳以上1勝クラスを12着で終えています。2023年のJRA最優秀障害馬を受賞しました。2024年3月の阪神スプリングジャンプ(J・G2)以降順位が振るわない状況が続いていますが、昨年の中山大障害の覇者で、今年の出走で連覇が期待されている競走馬になります。 |
ジューンベロシティ(June Velocity) | 2024年直近の成績は東京ジャンプステークス(J・G3)と東京ハイジャンプ(J・G2)を制覇する結果を残しました。直近の成績が好調であることから、今回の中山大障害の本命馬ともいわれています。ライバルとなるイロゴトシは不在、ニシノデイジーには直近で勝っていることから、J・G1レース初制覇できるか期待が集まります。 |
ニシノデイジー(Nishino Daisy) | 2023年直近の成績は中山グランドジャンプ(J・G1)を3着としたあと、東京ハイジャンプ(J・G2)を4着で終えました。2022年の中山大障害の覇者ですが、以降勝利したレースはなく勝利が欲しいところです。昨年の中山大障害では2着と惜敗しているだけに、なおさら今回のレースに勝利して、復調の兆しを見せてほしいものです。 |
前回レースの結果
前回2023年12月23日(土)に開催された第146回 中山大障害では、1番人気のマイネルグロンが制しています。マイネルグロンはレース序盤に安定した飛越を行い、途中で順位を上げていき向こう正面に到達するころに一気に先頭へ躍り出ました。そこから先は独走状態となり、最終的に後続を全く寄せ付けないままゴールし勝利しています。
2着は10馬身差で3番人気のニシノデイジー、そこからさらに6馬身差をつけて4番人気のエコロデュエルが3着に入りました。マイネルグロンは、今回勝利したことで2023年4月開催の障害4歳以上OPからの連勝を4に伸ばすとともに、J・G1レース初制覇を果たすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定している第147回 中山大障害は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベット可能になります。ちなみにオッズというのは、予想が的中したときの払い戻し率のことを言います。
競馬でベット可能な主なオッズとして、1着の競走馬(単勝)を予想するものや、3着以内の競走馬(複勝)を予想するものを提供中です。また、レースに出走する各競走馬にはオッズが付与され、それぞれで異なる値がつけられています。このオッズの値は、人気のある競走馬ほど低く設定される傾向にあります。
その逆でオッズが高い場合は、病気やケガなど何らかの理由で不人気であることが多いですね。このような高いオッズの競走馬にベットする場合は、予想が的中しにくくハイリスクハイリターンであることを覚えておきましょう。
それではここからは、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年設立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前にもある通りスポーツベットに力を入れていることで知られているサイトです。他サイトと比較して高いオッズが設定されているのが特徴で、購入時にオッズを引き上げられる独自機能の提供もあります。予想に自信があるときは積極的に利用してリターン額をアップさせるのは良い考えですね。今回のレースを取り扱う競走馬カテゴリ以外に、豊富なスポーツがベット対象になります。
続いて2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)について見ていきましょう。このブックメーカーサイトは、ビットコインなどの仮想通貨での決済に特化しています。それ以外にも法定通貨を利用してウォレットに送金可能です。アカウントのウォレット内で通貨毎に残高が確認できるので、どの通貨が今いくらあるか、視覚的に管理しやすくなります。また、1つのアカウントでオンラインカジノとスポーツベットを両方遊ぶこともできます。
最後に2007年に創業された、ワンバイベット(1xBET)を見ていきます。かなり歴史の深いブックメーカーサイトで、東欧圏最大の規模とも言われています。実際のところ、その規模の通りに競馬・野球・サッカー・テニスなど1日1,000を超えるオッズが提供されることから、いつサイトを訪問しても何かしらの試合にベットすることができるのがうれしいですね。
最高のボーナス
ここまで触れてきましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットが行えます。競馬カテゴリのあるブックメーカーサイトは非常に多いのですが、まずは払戻額を左右するオッズを比較してみるのが良いでしょう!
もしオッズを比較してもまだ迷うのであれば、次にそのブックメーカーサイトでウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックしてみましょう!ちなみにボーナスというのは、ブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことを言います。
今回3つのブックメーカーサイトを紹介しましたが、それぞれのボーナス情報は以下の通りです。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえるウェルカムボーナスについてまとめたものです。
ワンバイベットのところの「入金額の120%」とは、新規登録時の初回入金で入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことを指します。入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わるため、まず初めに自身が行う入金額でボーナスがいくらもらえるかを確認しておくことをおすすめします。
一方、スポーツベットアイオーやステークからは、ウェルカムボーナスが提供されていません。これは新規登録者向けのボーナスだけ無いということで、すでに各サイトに登録済みの既存プレイヤー向けのボーナスについては定期的に提供されていることに注意しましょう。どのようなボーナスが提供されているかを確認するには、各サイトのプロモーションページをチェックしてください。
もしボーナスを利用する場合は、利用するボーナスごとの禁止事項や出金条件(賭け条件)を定めた「ボーナス利用規約」について事前に確認することをおすすめします!
まとめ
この記事では日本・中山競馬場(千葉)で開催される「第147回 中山大障害」のレーススケジュールやコースレイアウトに関する情報を紹介しました。また、出走が予想される競走馬とおすすめのブックメーカーもチェックしています。今回紹介した各ブックメーカーサイトでオッズが発表されれば、すぐにベットすることができます。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が障害・芝4100メートルの長距離を走ります。7つの障害を11回も飛び越す大規模な障害レースとなるので、競走馬のスタミナや精神力が試されることになるでしょう。
中山大障害(J・G1)は、今回おすすめした各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでベットできるようになる予定です。どのサイトも使いやすくベットしやすいところばかりなので、今回のレースにベットするときに選択してみてはいかがでしょうか!
中山大障害(J・G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第147回 中山大障害は、2024年12月21日(土)に日本・中山競馬場(千葉県船橋市)で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.マイネルグロン、ジューンベロシティ、ニシノデイジーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも障害レースで強いスタミナや精神力を持つ3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.障害・芝4100メートルで、中山競馬場の高低差のある地形を利用した障害コースと大障害コース(襷コース)を利用して開催される予定です。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.中山大障害の出走枠は開催年ごとにわずかに異なりますが、11~16頭立てで開催されます。前回の2023年開催時は、12頭立てでレースが行われました。