イベント・レース詳細
英1000ギニー(1000 Guineas Stakes)は、1814年に創設された3歳の牝馬である競走馬に限定されたレースです。繁殖能力選定の目的で開催される英2000ギニー(G1)からわずか5年後に創設されました。イギリス競馬で5つあるクラシックレースの2番目に開催されるレースであり、英オークス(G1)・英セントレジャー(G1)と合わせた牝馬の三冠の開幕戦ともなります。
独1000ギニー(G2)や愛1000ギニー(G1)、仏1000ギニー(G1)など世界中に英1000ギニーを模範としたレースが創設されていて、日本で開催される桜花賞(G1)もこの英1000ギニーを参考に創設されたレースの1つとして知られています。
このレースは英オークス(G1)のトライアルレースとして機能しているため、このレースで活躍した競走馬がそちらのレースに出走することがあります。2016年に出走したマインディングは、その両方を制し二冠を達成しています。
今回開催が決定している、英1000ギニー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 英1000ギニー 2024 |
開催日 | 2024年5月5日(日) |
会場 | イギリス・ニューマーケット競馬場 |
コース | 芝8ハロン(約1600メートル) |
レースで使用されるニューマーケット競馬場は1636年にイギリス・サフォーク州に開設されたとても歴史のある競馬場です。1665年ごろ、チャールズ2世の統治時代にニューマーケットタウンプレートと呼ばれるレースを開設し、そのルールを条文化したことが現代競馬の基礎になったと言われています。
競馬場のコースは2種類あり、夏場以外のシーズンで使用される外側の全長2マイル4ハロン(約4023メートル)のローリーマイルコース、夏場のみ使用される内側の全長が2マイル4ハロン(約4023メートル)のジュライコースが提供されています。どちらもひらがなの「く」を逆にしたような面白い形をしているのが特徴です。
今回のレースで使用されるのは英2000ギニー(G1)と同じローリーマイルコースで、コーナーからゴールまでの直線がかなり長くなっています。また、全体的に上り傾斜となっていることに加え、さらにゴール手前300メートル付近からはザ・ディップと呼ばれる急勾配が控えています。ほぼ道なりの直線コースではあるのですが、競走馬としてはスピードだけでなく急勾配を乗り越えるタフさも求められます。
英1000ギニーは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は20頭立てで行われました。今回の英2000ギニー 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
イランイラン(Ylang Ylang) | 2024年直近の成績はロックフェルステークス(G2)を3着で終えた後、フィリーズマイル(G1)を制覇しています。前走はG1初制覇となりましたが、今回の英1000ギニーと同じニューマーケット競馬場のコースを走っての勝利となっています。このコースの走り方を理解しているイランイランの本番での走りに期待したいです。 |
フォールンエンジェル(Fallen Angel) | 2024年直近の成績はスイートソレラステークス(G3)とモイグレアスタッドステークス(G1)を制覇しています。前走のG1レースでG1レース初制覇を果たしており、前々走から続く重賞レース優勝により、戦績が4戦3勝となっています。すでに英1000ギニーにエントリーしたことが報じられており、調整中であるものと思われます。 |
ダンスシークエンス(Dance Sequence) | 2024年直近の成績は未勝利戦とオーソーシャープステークス(G3)を制覇しています。まだ出走経験は浅いですが、ダンスシークエンスもすでに英1000ギニーへのエントリーを済ませたことが報じられました。この連勝を本番の英1000ギニーを制覇して伸ばせるかどうかに注目が集まっている状態です。 |
前回レースの結果
前回2023年5月7日(日)に開催された英1000ギニー 2023では、5番人気のモージが制しています。モージは馬群の外側集団を先導しながら、終盤は後続の競走馬と追い比べを行った後に勝利しています。
2着は半馬身差で1番人気のタヒーラ、そこからさらに7馬身半差をつけて10番人気のマチルダピコットが3着に入りました。モージは前年開催のダッチェスオブケンブリッジステークス(G2)で勝利したり、2023年に入ってからもドバイで2連勝を果たしていました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定の英1000ギニー 2024は、競馬(競走馬)のカテゴリを提供するブックメーカーサイトからベットできるようになる予定です。各競走馬にオッズが設定されますが、このオッズを利用して予想が的中した場合の払い戻し額が計算されます。つまり、オッズとは払い戻し率を表しているんですね。
競馬カテゴリで提供される主なオッズには、1着の競走馬を予想する単勝や3着以内の競走馬を予想する複勝があります。実際にベット対象のレースに出走する競走馬たちを見ればすぐ分かるのですが、表示されるオッズの値は大小さまざまなで異なるものが設定されます。これは優勝に絡んだり調子が良い競走馬だと、オッズの値が低くなっていくのが特徴です。
その逆にあまりレースの勝利にかかわりが無さそうな競走馬になると、次第にその競走馬に表示されるオッズは高くなっていきます。このような高いオッズを持つ競走馬にベットすることで、大きなリターンを狙うことはできます。しかし、必ずしも予想が的中するとも限らないですし、そこにはそれ相応のリスクが伴うということを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
2016年に創立したスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前からも分かる通りスポーツベットに力を入れているのが特徴です。このサイトを利用することで、世界各国の競馬レースにベットできるようになっています。この記事でも紹介した単勝・複勝のオッズがあり、どちらにも自由な組み合わせでベットすることが可能です。購入時に表示中のオッズを上昇させる独自機能の利用など、リターン額をアップも見込めるのが素晴らしいですね。
2006年に創業されたベットウェイ(Betway)は、もともと英語でサービスが始まったサイトです。今では日本語化がほぼ完了しているので、その名残を全く感じさせませんね。必要最低限の情報のみ配置されたレイアウトはとても見やすく、何をするにもスムーズに操作できるのが特徴です。今回のレースは競馬カテゴリーで取り扱われる予定で、各競走馬にはそこからベットできます。スポーツベット以外にも、オンラインカジノで遊べます。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、遊んでいるプレイヤーの間で東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして知名度が高くなっています。その評判通り、取り扱うスポーツカテゴリが非常に豊富であるばかりか、1日あたり1,000を超える膨大なスポーツイベントがベット対象になっているので、実際にベットするときも全然飽きが来ることなく遊ぶことができるでしょう。
最高のボーナス
記事で触れてきましたが、競馬(競走馬)のカテゴリを提供するブックメーカーサイトからオッズが公開される予定です。今回のレースをベット対象にするブックメーカーは非常に多いのですが、ベットしたい競走馬のオッズを比較すれば登録するサイトを絞り込めます!
そして、その後に各ブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスを見ると、さらに絞り込みが楽になります!ちなみにここでボーナスというのは条件付きでもらえる追加資金のことで、ウェルカムボーナスは新規登録を行うプレイヤーしかもらえないものと思います。
記事ではブックメーカーサイトを3つ紹介しましたが、各サイトのボーナス情報を以下にまとめます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ベットウェイ | 入金額の100% | 10,000円まで |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスをまとめたものです!
ベットウェイやワンバイベットの「入金額の100%」なら、アカウントへの入金額の100%がボーナスとしてもらえるというわけです。例えば$100入金を行うと、その100%の額である$100をボーナスとしてもらえます。
またスポーツベットアイオーにはウェルカムボーナスがありませんが、既存プレイヤー向けのボーナスが豊富です!他サイトと比べて高いオッズを提供したり、オッズ引き上げが可能な独自機能が利用できるので、新規だけじゃなく繰り返して遊ぶプレイヤーにもおすすめです!
なお、ボーナスを利用する場合は、そのボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)の詳細が詳しくまとめられている「ボーナス利用規約」を確認しておくと、その後のトラブルが減少するでしょう。
まとめ
この記事では、イギリス・ニューマーケット競馬場で開催される「英1000ギニー 2024」の開催日程やコースの詳細情報を確認してきました。今回紹介した各おすすめサイトでオッズが発表されるとすぐにでもベットできるようになるので、それまで各サイトの競馬カテゴリを定期的に覗いてみてください!
今回のレースでは3歳の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝8ハロン(約1600メートル)の馬場を走ります。英2000ギニーと同じローリーマイルコースの使用であるため、コーナーからゴールまでの直線がかなり長いことや全体的に上り傾斜であること。そしてゴール手前300メートル付近からはザ・ディップと呼ばれる急勾配もあるのである程度の持久力は求められそうです。
英1000ギニー(G1)は、今回記事で紹介したおすすめ各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表される予定です。各サイトでのアカウント登録は簡単に済ませることができるので、ぜひ今回開催される競馬レースに合わせてスポーツベットを楽しむための準備をしてみてください!
英1000ギニー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.英1000ギニー 2024は、2024年5月5日(日)にイギリス・ニューマーケット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.イランイラン、フォールンエンジェル、ダンスシークエンスなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で8ハロン前後(約1600メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝8ハロン(約1600メートル)で、コースを道なりに走り抜けます。英2000ギニー(G1)と同じローリーマイルコースで、コーナーからゴールまでの直線がかなり長くなっています。また、全体的に上り傾斜となっていることに加え、さらにゴール手前300メートル付近からはザ・ディップと呼ばれる急勾配が控えています。ほぼ道なりの直線コースではあるのですが、競走馬としてはスピードだけでなく急勾配を乗り越えるタフさも求められます。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.英1000ギニーの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は20頭立てでレースが行われました。