イベント・レース詳細
アーリントンミリオン(Arlington Million)は1981年に世界初の賞金総額100万ドルのレースとして創設されたレースで、そのレース名は賞金額の100万を意味する“ミリオン”に由来しています。2021年に賞金が減額されたことで名称がミスターDステークスに変更され、さらに開催の地であったアーリントン競馬場が閉鎖されましたが、現在は再度賞金が100万ドルに増額し開催地をコロニアルダウンズ競馬場に変更して開催が継続しています。
ブリーダーズカップチャレンジシリーズを構成するレースの1つとなっているので、このレースで優勝した競走馬は自動的にブリーダーズカップターフ(G1)の出走資格を得ることができるようになっています。
出走する競走馬のレベルに基づいて、開催から2年後の1983年にG1に格付けされました。アーリントン競馬場閉鎖後、チャーチルダウンズ競馬場で開催された2022年に施行距離が芝9ハロン(約1800メートル)に短縮されましたが、コロニアルダウンズ競馬場に移動した2023年からは従来通りの芝10ハロン(約2000メートル)に戻しています。
今回開催が決定している、アーリントンミリオン 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | アーリントンミリオン 2025 |
開催日 | 2025年8月9日(土) |
会場 | アメリカ・コロニアルダウンズ競馬場 |
コース | 芝10ハロン(約2000メートル) |
レースで使用されるコロニアルダウンズ競馬場は、アメリカ・バージニア州ニューケントで1997年に開場した競馬場です。現在はチャーチルダウンズ社が所有し、管理されています。アメリカ国内最大級となる競馬場の建設となりましたが、開場当時のクラブハウスは比較的小規模なものでした。管理者と馬主団体との争いをきっかけに2013年にサラブレッド競馬の開催が中止され、ハーネス競馬は2014年に終了。一時は閉鎖にまで追い込まれましたが、2019年には再びレース開催ができるようになりました。
コースは楕円形となっており、すべて左回りに走ります。外周に1周約2000メートルのダートコース、その内側には1周約1800メートルの芝コース、さらにその内側に1周約1500メートルの芝コースが設置されています。
今回のレースはゴールラインの手前からスタートし、そのまま周回コースを1周強する流れになっています。スタートから最初のコーナーまでは距離があることから、枠順による有利不利はあまり出てこないでしょう。あとはコースを走りきるまでのペース配分やスピードが求められることになっていきます。
アーリントンミリオンの出走馬は開催年により変動するのですが、2024年開催時は6頭立てで行われました。今回のアーリントンミリオン 2025に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
デターミニスティック(Deterministic) | 2025年直近の成績はフォートマーシーステークス(G2)とマンハッタンステークス(G1)を制覇しました。前走まで重賞レース5勝かつG1レース初制覇を達成しており、調子が上向いています。1800メートルクラスで上位を取れているので、今回のレースに出走した場合、やや距離を伸ばしたレースに挑戦することになりそうです。 |
カールスパクラー(Carl Spackler) | 2025年直近の成績はメーカーズマークマイルステークス(G1)を制覇したあと、クイーンアンステークス(G1)を6着で終えています。ここまで13戦8勝(うちG1レースは3勝)と堅実に勝ちを積み重ねています。普段はマイル距離を得意としていますが、多少距離が伸びても自身の持ち味を活かしレースを走ることができるでしょう。 |
ジェイアービー(Jayarebe) | 2025年直近の成績はドラール賞(G2)を制覇したあとブリーダーズカップターフ(G1)を7着で終える結果を残しています。前々走で重賞レース2勝目を飾ることができていますが、まだG1レースでの勝利がありません。今回のレースに出走した場合3度目のチャレンジとなりますが、3度目の正直となるかに注目しておきたいですね。 |
前回レースの結果
前回2024年8月12日(月)に開催されたアーリントンミリオン 2024では、1番人気のネーションズプライドが制しています。ネーションズプライドはスタートから先行する競走馬に大きく離される形で3番手からレースを進行することになりました。最後の直線に入ってからバテ始めた先行馬をかわして先頭に立つと、そのままゴールまで駆け抜けて勝利することになりました。
2着は1馬身3/4差で2番人気のインテグレーション、そこからさらに半馬身差をつけて3番人気のエインシャントロームが3着に入りました。ネーションズプライドは2023年10月のカナディアンインターナショナル(G1)以来勝利が無い状態が続きましたが、今回見事に勝利したことで重賞レース通算6勝、うちG1レース4勝目を飾ることになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているアーリントンミリオン 2025は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることで、後はベットが締め切られるタイミングまでであればいつでもベット可能になります。ベット対象になったレースに出走する各競走馬にオッズが付けられますが、このオッズというのは払い戻し率のことをいいます。仮に予想が的中した場合、このオッズの値をベット額を掛け合わせた額が実際にリターンされる額になります。
競馬カテゴリでよく提供されるオッズの種類として、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)の2種類が多く提供されていますね。このリターン額に直結するオッズの値はブックメーカーサイトごとに異なる場合があるので、オッズが発表される予定の各サイトでオッズを確認し一番高いところでベットしてみるのは良いでしょう。なお、設定されるオッズの値は、優勝候補となるような強い競走馬になるほど数値が低くなる傾向があります。
その逆はイメージしやすいと思いますが、直近で不調であるなど上位に絡む可能性が低い競走馬になるほど、オッズが高くなっていきますね。各ブックメーカーサイトでどの競走馬にベットしようが自由ではあるのですが、オッズが高い競走馬にベットする場合は予想が外れやすくベット額のみを失ってしまう高いリスクが伴うことを頭に入れつつベットするようにすべきでしょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、同じベット対象でも各サイトより高いオッズが設定されることや、ベット時にオッズの引き上げを可能とする独自機能が利用できることからも、スポーツベットに力を入れていることが読み取れます。同じアカウントでオンラインカジノのゲームも楽しめるので、ブックメーカーでベットするレースがない場合の暇つぶしに遊んでみるのも良いでしょう。
2021年に日本市場への参入を果たしたステーク(Stake)は、決済方法としてビットコインをはじめとする多くの仮想通貨を採用したことで知られています。仮想通貨が中心のサイトで法定通貨での決済を行うこともできるのですが、驚くべきはアカウントのウォレットです。通貨別に残高を管理することができるようになっているので、入金時の両替手数料や為替変動の心配をすることなく遊ぶことができる大きなメリットがあると言えるでしょう。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、サイトを訪れるとすぐにわかりますが取り扱われているスポーツカテゴリが非常に豊富です。これらの多彩なスポーツカテゴリで行われる試合や大会といった1日に1,000を超えるスポーツイベントに対してオッズが公開されるため、プレイヤーには東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトであるという評価を受けています。なお、今回のレースは競馬カテゴリでオッズが発表される予定です。
最高のボーナス
記事中でも触れてきましたが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されると、ベットできるようになります。競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトは多数存在するのですが、オッズの高いサイトで遊び始めるのが同じベット対象でもリターン額が増えるのでおすすめです。
さらに、新規登録者限定でウェルカムボーナスが利用できる場合があります。このようなボーナスが提供されているサイトをあらかじめ調べておくと、遊び始めるときにお得になるでしょう。ここでいうボーナスとは、各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金のことを意味しています。
ここからは、各おすすめブックメーカーから提供されるウェルカムボーナスの有無についてまとめたので見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表はあくまで各サイトで提供されるウェルカムボーナスのみをまとめています。それ以外の既存プレイヤー向けボーナスについては、各サイトのプロモーションページを確認してみてください。
ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%がボーナスとしてもらえることをいいます。ただしボーナスは初回入金額に応じて100%~120%の間で変動するので、入金前に予定している入金額でどれだけのボーナスがもらえるか詳細を確認しましょう。
一方でスポーツベットアイオーやステークは、ウェルカムボーナスの提供がありません。しかし、新規登録者向けのボーナスが無いというだけで、既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期的にしっかり開催されています。すでに登録しているのであれば、定期的にプロモーションページをチェックするようにしてください。
もし何らかのボーナスを利用するなら、ボーナスごとの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」をよく読んでおくと、ボーナス没収や出金時の勝利金の取り扱いなどボーナス起因で発生する問題への理解を深めることができるようになっています。
まとめ
この記事ではアメリカ・コロニアルダウンズ競馬場で開催される「アーリントンミリオン 2025」のイベント日程やコース特徴などのレース詳細情報を中心に、出走予定となっている注目や今回のレースにベット可能となる予定のおすすめブックメーカーとそのボーナスまで確認していきました。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝10ハロン(約1800メートル)の馬場を走ります。楕円形のコースを左回りに1周強するコースで、スタートからコーナーまで距離があるために枠順による有利不利は無いと思いますが、道中のペース配分やスピード維持は確実に求められそうですね。
アーリントンミリオン(G1)は、今回の記事で紹介した競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでオッズが発表される予定です。今回のレースをスポーツベットで楽しむためには、いずれかのサイトへの登録が必要です。まずは登録を済ませておいて、レースへのベットを行うための準備を進めていきましょう!
アーリントンミリオン(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.アーリントンミリオン 2025は、2025年8月9日(土)にアメリカ・コロニアルダウンズ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.デターミニスティック、カールスパクラー、ジェイアービーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で10ハロン(約2000メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝10ハロン(約2000メートル)で、左回りにコースを走ります。最初のコーナーまでは距離があるため枠順による有利不利は出にくいですが、コースを走りきるまでのペース配分やスピードが求められるコースになっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.アーリントンミリオンの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は6頭立てでレースが行われました。