イベント・レース詳細
ブリーダーズカップターフスプリント(Breeders’ Cup Turf Sprint)は2008年に創設された競馬レースで、アメリカの競馬の祭典「ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ」の2日目に施行されるレースの1つとして知られています。レース名が長いため、BCターフスプリントと短く省略して表記される場合もあります。
2008年の創設当初はグレードなしで施行されていましたが、2010年にG2に昇格したあと2012年にG1への昇格を果たしています。アメリカ競馬における芝スプリントチャンピオンを決定するレースとして位置づけられています。
ブリーダーズカップ期間中の各レースが開催される競馬場は、毎年持ち回りとなっており、2024年はデルマー競馬場で開催されることが決まっています。競馬場自体は持ち回りとなっていますが、施行距離は芝5ハロン(約1006メートル)~6.5ハロン(約1308メートル)と開催場所によって変動します。
今回開催が決定している、ブリーダーズカップターフスプリント 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ブリーダーズカップターフスプリント 2024 |
開催日 | 2024年11月2日(土) |
会場 | アメリカ・デルマー競馬場 |
コース | 芝5ハロン(約1006メートル) |
レースで使用されるデルマー競馬場は、西海岸で2番目に大きい競馬場です。1937年に夏場によく観光客が訪れるリゾート地として知られる、アメリカ・カリフォルニア州のデルマーに開場しました。2007年にダートコースのオールウェザー化が行われましたが、2015年に再度ダートに戻しました。現在はダートと芝の2つのコースでレースが施行されています。
競馬場のコースはすべて左回りとなります。外周にあるメイントラックは1周8ハロン(約1600メートル)のダートコースとなっていて、スタンド側と向こう正面に引き込み線があります。内周には1周7ハロン(約1400メートル)の芝コースがあり、こちらにはスタンド側の直線の途中にコースの内側へ引き込み線が設置されています。
今回のレースは第2コーナー付近からスタートし、そのままゴールに向けて周回コースを1周する流れになります。各コーナーがタイトで先行馬が有利となりますが、コーナー加速が得意な瞬発力の高い競走馬やバンク角などを利用して加速することで先行馬に対抗することができます。
ブリーダーズカップターフスプリントは開催年によって異なりますが昨年は16頭立て(うち4頭は出走取消)となっており、登録した競走馬がレースに参加します。今回のブリーダーズカップターフスプリント 2024の出走馬自体はまだ決まっていないものの、出走が予想される中でも注目の競走馬をまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ブラッドセル(Bradsell) | 2024年直近の成績はフライングファイブステークス(G1)を制覇したあと、アベイドロンシャン賞(G1)を2着としました。欧州で現役トップクラスのスプリンターですが、今回のブリーダーズカップターフスプリントを最後に引退し種牡馬入りすることが報じられています。昨年は出走取消となったため、リベンジとなるレースです。 |
ビリービング(Believing) | 2024年直近の成績はフライングファイブステークス(G1)を2着としたあと、アベイドロンシャン賞(G1)を3着となっています。2024年7月のサファイアステークス(G2)以来勝ちがありませんが、3着以内という好成績を残していることからも、今回のブリーダーズカップターフスプリントでの走りは期待できるものとなっています。 |
ビッグイーヴス(Big Evs) | 2024年直近の成績はキングジョージステークス(G2)を制覇したあと、ナンソープステークス(G1)を8着としました。2歳時には重賞レースを3勝しましたが、直近のレースでは前々走の1勝でとどまっています。今回のブリーダーズカップターフスプリント出走のためアメリカ遠征を行う予定となっており、それに向けて調整中です。 |
前回レースの結果
前回2023年11月4日(土)にサンタアニタパーク競馬場で開催されたブリーダーズカップターフスプリント 2023では、6番人気のノーボールズが制しています。ノーボールズは中団の内ラチ沿いでレースを進行していき、直線に入りました。直線では残り100メートルを切ったあたりで先頭に立ち、後続を寄せ付けずに振り切る形で勝利しています。
2着はクビ差で7番人気のビッグインベーション、そこからさらに1/2馬身差をつけて5番人気のイソップスフェイブルズが3着に入りました。ノーボールズは2023年5月開催のツインスパイアーズターフスプリントステークス(G3)以来重賞レースでの勝ちがありませんでしたが、今回はそれ以来の勝利を手にすることができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているブリーダーズカップターフスプリント 2024は、ブックメーカーサイトから提供される競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されることでベット可能になります。レースに出走する競走馬に対してオッズが付けられますが、このオッズは払い戻し率のことを表します。予想が的中すると、このオッズの値がリターン額計算に用いられます。なお、リターン額はオッズの値とベット額を掛け合わせたものになります。
競馬カテゴリのオッズで提供されているのは、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)が多いですね。オッズはブックメーカーサイトにより異なるので、各サイトのオッズをチェックすることでリターン額を多少増やすことはできます。このオッズの値についてですが、優勝候補になるなど好調な競走馬はオッズの値が低くなっていきます。
この逆で、直近のレースで不調だったりする競走馬になるとオッズの値が高くなります。どの競走馬にベットするのも個人の自由ですが、オッズが高い競走馬ほど予想が外れやすくなり、ベット額のみを失うリスクが高まることを覚えておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、他のサイトと比べて高いオッズが設定されることが多いのが特徴です。名前から分かる通りですが、スポーツベットに特化していることで知られています。このサイトでは、ベットを行う際に対象のオッズが引き上げられる独自機能を利用することで、さらにリターン額を増やす機会を得ることができます。そのため、リターン額重視のプレイヤーにおすすめです。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、決済方法に仮想通貨が多く採用されていることで知られています。ビットコインやイーサリアムなどの主要なもの以外にも様々な仮想通貨に対応しています。もちろん従来からの法定通貨を用いた決済を行うことも可能です。今回のオッズは競馬カテゴリから発表される予定ですが、もちろん他のスポーツカテゴリでもベットを楽しむことが可能となっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、今回のレースのオッズを取り扱う予定の競馬カテゴリだけでなく、野球やサッカーなどのベットを行うこともできます。この取り扱うスポーツカテゴリが豊富であることから、1日に1,000を超えるオッズが公開されているのも特徴です。そのことから、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトという評価をプレイヤーからもらうこともあります。
最高のボーナス
ここまで触れてきましたが、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズが発表される予定です。ただ、条件に当てはまるブックメーカーサイトはとても多いので、どこで遊ぶか迷ってしまうこともあるでしょう。もし悩むことがあれば、まず記事で紹介したおすすめサイトを選択してみてください。
また、各サイトに新規登録するなら、ウェルカムボーナスの提供状況を確認してみてください。ウェルカムボーナスが利用できる場合は、初めからお得に遊ぶこともできます。なお、ここでいうボーナスは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことを言います。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、今回紹介したサイトのウェルカムボーナスをまとめたものです。これ以外に提供されるボーナスやキャンペーンは、各サイトのプロモーションページから確認できます。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金で入金額の最大120%がボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額により100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変化するので、事前に希望する入金額でもらえるボーナスがいくらになるか確認してください。
その一方で、スポーツベットアイオーとステークは、ウェルカムボーナスの提供がありません。これらのサイトは新規登録時に限定せず、既存登録者に対するボーナスを手厚く提供しているのが特徴です。
もしボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を読んでおきましょう。そうすれば、ボーナスの賭け条件対象ゲームや条件未達成時に出金できるかなど、ボーナスについての疑問やトラブルの発生を抑制できます。
まとめ
この記事では、アメリカ・デルマー競馬場で開催される「ブリーダーズカップターフスプリント 2024」のレース日程やコース特徴といったレース情報を中心に確認してきました。今回のレースは競馬カテゴリを提供するブックメーカーサイトでオッズが発表される予定なので、それまで予想を立てたり競走馬の情報を集めたりする準備期間となります。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝5ハロン(約1006メートル)の馬場を走ります。第2コーナー付近からスタートし、周回コースを走り抜けます。各コーナーがタイトで先行馬が有利となるものの、コーナー加速が得意な瞬発力の高い競走馬やバンク角などを利用した加速ができれば後追い馬にもチャンスがあります。
ブリーダーズカップターフスプリント(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトからベットできる予定です。オッズが発表されるまでにいずれかのサイトへの登録を済ませておくと、スムーズにベットできるようになるのでおすすめです!
ブリーダーズカップターフスプリント(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ブリーダーズカップターフスプリント 2024は、2024年11月2日(土)にアメリカ・デルマー競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ブラッドセル、ビリービング、ビッグイーヴスなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で5ハロン(約1006メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.2024年開催のデルマー競馬場では、芝5ハロン(約1006メートル)で施行されます。第2コーナー付近からスタートし、そのまま周回コースを1周します。各コーナーがタイトで先行馬が有利となるものの、コーナー加速が得意な瞬発力の高い競走馬やバンク角などを利用した走りなどで先行馬に対抗可能なコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ブリーダーズカップターフスプリントの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は16頭立て(うち4頭は出走取消)でレースが行われました。