イベント・レース詳細
コモンウェルスカップ(Commonwealth Cup)は2015年に創設された競馬レースで、従来のレースには存在しなかった下記に開催される3歳馬スプリント距離のG1レースを提供する目的で作られた経緯があります。このレースの創設によって、早期に引退してしまう競走馬や海外からの参加が促され、イギリス競馬におけるスプリント路線の充実を図ることができています。
このレースは毎年6月第3週にイギリス王室主催で5日間にわたり開かれる、ロイヤルアスコット開催の4日目の第2レースとして開催される予定で、今回のコモンウェルスカップはスプリントレースに位置付けられます。
なお、このロイヤルアスコット開催はヨーロッパの競馬シーズン前半におけるクライマックスとして位置づけられており、アメリカ・南米・中東などで開催されるイベントを参考にしてスプリント・マイル・中距離・長距離等の各部門のチャンピオンを決めるレースを1日で開催するように作られたイベントとなります。
今回開催が決定している、コモンウェルスカップ 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | コモンウェルスカップ 2025 |
開催日 | 2025年6月20日(金) |
会場 | イギリス・アスコット競馬場 |
コース | 芝6ハロン(約1207メートル) |
レースで使用されるアスコット競馬場は、1711年にアン女王が競走馬を全力で走らせるための場所を探していたところ、居城であったウィンザー城の近郊にあるアスコットの丘を見つけたことで建設の命が下り開場された競馬場です。ヨーロッパの競馬におけるクライマックスとされるイギリス競馬の夏のイベント「ロイヤルアスコット開催」が行われることでも知られています。観客用のスタンドが初めて建設されたのは1793年という記録がありますが現存しておらず、現在のスタンドは2005年の大きな改修工事が行われた際に更新されたものが使われています。
競馬場にある周回コースは右回りの芝コースとなっています。特徴的な三角形のメイントラックは、1周約2800メートル・直線約500メートルで構成されています。この周回コースの内側に障害レース用のコースがあり、その他には第2コーナーに合流する引き込み線から始まるオールドマイルコースと第3コーナーから直線に合流する引き込み線から始まる直線のみで構成されたニューマイルコースも組み合わせて、様々な距離のレースが開催されます。
今回のレースはニューマイルコースの途中からスタートしたあと、ゴールまで直線を走りきるスプリントコースとなっています。スタートからゴールまで上り坂となっているため、競走馬にはスピードだけでなく、この勾配を走りきるスタミナや脚力が求められることになるのが特徴ですね。
コモンウェルスカップの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は15頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のコモンウェルスカップ 2025に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
シャドウオブライト(Shadow Of Light) | 2025年直近の成績はデューハーストステークス(G1)を制覇したあと、英2000ギニー(G1)を3着で終える結果となりました。ここまでに6戦4勝と勝ち越しているほか、そのすべてが3着以内と調子の良い走りを見せてくれています。今回のレースへの出走予定であることが報じられている状態で、そこに向けて調整中とみられます。 |
バブーシュ(Babouche) | 2025年直近の成績はポロニアステークス(L)を4着としたあと、ラッカンステークス(G3)を制覇しています。直近では順位を落としましたが、それ以外は1着となっていることから、この距離のレースとの相性の良さを示しています。ここまで6戦4勝(うち重賞レースは3勝)としており、今回のレースでの活躍が期待されています。 |
アリゾナブレイズ(Alizona Blaze) | 2025年直近の成績はシギー賞(G3)を制覇したあと、サンディレーンステークス(G1)を6着で終える結果となりました。前走は良い結果とはいかなかったものの、すでに今回のコモンウェルスカップに出走することが報じられている状態です。重賞レース3勝かつG1レース初制覇となるように調整を進めているものと考えられます。 |
前回レースの結果
前回2024年6月21日(金)に開催されたコモンウェルスカップ 2024では、1番人気のイニシェリンが制しています。イニシェリンは危なげなく3番手付近の好位に付けると、そのまま最終コーナーまでレースを進めることになりました。最後の直線では残り約400メートルで先頭に立つことに成功し、その後は後続の競走馬を突き放す形でゴールし優勝しています。
2着は2馬身1/4差で5番人気のレイクフォレスト、そこからさらにアタマ差をつけて2番人気タイのジャッスールが3着に入りました。イニシェリンは短距離路線に変更することになった前走の2024年5月のサンディレーンステークス(G2)から続く重賞レース2連勝となり、かつG1レース初制覇を果たすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のコモンウェルスカップ 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベット可能になる予定です。ここでオッズというのは、予想が的中したときのリターン額を計算するための払い戻し率のことをいいます。このオッズはレースに出走するすべての競走馬に必ず設定されます。
競馬カテゴリで提供されるオッズの種類には、1着の競走馬を予想(単勝)や3着以内の競走馬を予想(複勝)が多く提供されています。各レースで競走馬の人気が高くなるにつれて、オッズの値が低くなるのが特徴です。
これとは逆に、そのレースでの競走馬の人気が無くなっていくほどオッズが高くなっていきます。リターン額を大きくしたいのであれば単純にオッズの高い馬にベットすればよいです。でも、極端にオッズが高い馬にベットするのは、単にベット額を失う可能性の方が高くなるので、オッズが高い馬に賭ければいいというわけではないことをアタマの片隅に置いておくとよいでしょう。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしてみましょう!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、その名の通りスポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトです。このサイトは他と比較したときに高いオッズが設定されていることが多く、さらにベット時にオッズを引き上げられる独自機能の利用が可能となっています。このことから、リスクを抑えたうえでリターン額をアップしたいと考えているプレイヤーにおすすめのサイトになります。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、豊富な種類の仮想通貨で決済が行えるブックメーカーサイトです。もし、仮想通貨が無い場合でも法定通貨を利用した決済を行うことも可能です。スポーツベットだけでなくオンラインカジノで遊べますし、アカウント内では通貨毎に残高管理が行えるようになっているので、現在の自分の軍資金がいくらあるかを把握することができるメリットがあります。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズを公開するブックメーカーサイトです。加えて、取り扱うスポーツの種類も豊富であることから、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトという評価をプレイヤーから得ています。今回のレースにベットできる予定の競馬カテゴリでは、単勝・複勝だけでなくレースの最終ポジションを予想するオッズも提供されることがあります。
最高のボーナス
ここまで記事でも触れましたが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリから今回のレースにベットできる予定です。どのサイトで遊び始めるか迷っているのであれば、まずは各サイトで設定されたオッズの値を比較してみると絞り込むことができるでしょう!
また、その際に各サイトで提供されるウェルカムボーナスをチェックすると、新規登録する際にお得に遊び始めることができるでしょう。なお、ボーナスというのは自分で入金した額以外に各サイトから条件付きでもらえる追加資金のことをいいます。
今回はおすすめブックメーカーを3つ紹介してきましたが。これらのサイトから提供されるウェルカムボーナスをまとめたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
ステーク | VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 |
入金額の120% | 78,000円まで |
この表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスについてまとめたものです。それ以外に開催中のキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページを確認するようにしましょう。
まずは、ワンバイベットにある「入金額の120%」ですが、これは新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取ることができる仕組みのことを言います。入金額次第でもらえるボーナス額の割合が100%~120%の間で変わるので、あらかじめ予定している入金額でいくらのボーナスがもらえるかをチェックしておくと、混乱することなくスムーズにボーナスを受け取ることができるでしょう。
また一方で、スポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスの提供がありません。ただそれは、新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されています。新規登録したときだけ使えるのではなく、長く遊び続けるほどキャンペーンや特典といった大きな恩恵を受けることができるようになっています。
もしボーナスを利用する場合は、ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められているボーナス利用規約を熟読することで、ボーナス有効期限などの規定について理解を深めたうえで利用することができるでしょう。
まとめ
この記事ではイギリス・アスコット競馬場で開催される「コモンウェルスカップ 2025」について、イベント日程やコースの特徴などの情報を見てきました。さらに、レースに出走するであろう注目の競走馬やおすすめブックメーカーサイトの情報もチェックすることができましたね。
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が、芝6ハロン(約1207メートル)の馬場を走ります。ニューマイルコースの途中からスタートしたあと、ゴールまで直線を走りきることになります。スタートからゴールまで上り坂が続くため、競走馬にはスピードだけでなく、スタミナや脚力が求められるでしょう。
コモンウェルスカップ(G1)は、ここまでに紹介したおすすめブックメーカーサイトでベットできるようになる予定です。まずはこれらのサイトのうち、どれか1つでもアカウント作成を行っておけば、レース開催に合わせてすぐにスポーツベットを楽しむことができるのでおすすめです!
コモンウェルスカップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.コモンウェルスカップ 2025は、2025年6月20日(金)にイギリス・アスコット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.シャドウオブライト、バブーシュ、アリゾナブレイズなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で6ハロン(約1207メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝6ハロン(約1207メートル)で、ニューマイルコースの途中から途中からスタートしたあと、ゴールまで直線を走りきります。スタートからゴールにかけて上り坂が続くことから、競走馬にはスピードだけでなくスタミナや脚力が求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.コモンウェルスカップの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は15頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。