イベント・レース詳細
コロネーションステークス(Coronation Stakes)は1840年にヴィクトリア女王の戴冠式を記念して創設された競馬レースです。英1000ギニー(G1)・仏1000ギニー(G1)・愛1000ギニー(G1)のように各国で開催される1000ギニーで活躍した競走馬が多く出走することから、ヨーロッパ競馬における3歳牝馬のマイル最強決定戦として位置づけられています。
1971年にグレード制が導入された際はG2に格付けされていましたが、1988年開催からG1に昇格し現在まで続いています。このレースは毎年6月第3週にイギリス王室主催で5日間にわたり開かれるイギリス競馬の夏のイベントである「ロイヤルアスコット開催」で、4日目の第3レースとして開催される重要なレースとなっています。今回のコロネーションステークスはマイル競走に分類されます。
このロイヤルアスコット開催は、ヨーロッパの競馬シーズン前半における最大の盛り上がりを見せるイベントとなっていて、G1・G2・G3の様々なグレードの重賞レースでスプリント・マイル・中距離・長距離等の各部門のチャンピオンを決めるためのレースが多数開催されるようになっています。
今回開催が決定している、コロネーションステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | コロネーションステークス 2024 |
開催日 | 2024年6月21日(金) |
会場 | イギリス・アスコット競馬場 |
コース | 芝7ハロン213ヤード(約1603メートル) |
レースで使用されるアスコット競馬場は、1711年にウィンザー城を居城としていたアン女王が競走馬を全力で走らせるのに適した丘をアスコットで発見し建設を命じたことで開設された競馬場です。この競馬場では、イギリス競馬でも最大の夏のイベントとして知られるロイヤルアスコット開催が施行されることでも有名です。また、この地に初めて観客用スタンドが建設されたのは1793年と記録が残るほど歴史が深いのですが、2005年には新しいスタンド建設やコース改良を含めた大きな改修工事が行われており、現代にも通用するのが特徴です。
この競馬場は特徴的な三角形の周回コースがあり、その内側に障害用のコースも併設されています。外周の三角形がメイントラックで、その1周は約2800メートル・直線約500メートルが知られています。この他には第2コーナーに隣接する引き込み線にスタートを設定できるオールドマイルコースと第3コーナーから直線に合流する引き込み線から始まるニューマイルコース(直線のみ)があるように、様々な施行距離のレースが開催されることが分かります。
今回のレースは第2コーナーに伸びる引き込み線からスタートしたあとオールドマイルコースに侵入、そのまま周回コースに合流しゴールする流れです。スタートからゴールまで上り坂となっているため、好位置に付くためのスピードだけでなく、ゴールまで続く勾配を走りきるスタミナや脚力が競走馬に求められることになるでしょう。
コロネーションステークスの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は7頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のコロネーションステークス 2024に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
フォールンエンジェル(Fallen Angel) | 2024年直近の成績は英1000ギニー(G1)を8着とした後、愛1000ギニー(G1)を制覇する結果を残しています。今年初となる前々走ではうまく結果を残すことができませんでしたが、前走では巻き返し完璧な状態を発揮することができました。マイル路線で十分に結果が残せていることから、今回のレースでの活躍も期待できそうです。 |
エルマルカ(Elmalka) | 2024年直近の成績はフレッドダーリンステークス(G3)を3着とした後、英1000ギニー(G1)を制覇しています。デビューから3戦目にしてG1レース制覇を成し遂げることができています。前走は10番人気タイとそこまで注目されていませんでしたが、思わぬ伏兵が目を覚ましました。この調子を保って、次走も走ってほしいですね。 |
オペラシンガー(Opera Singer) | 2024年直近の成績はマルサルブーサック賞(G1)を制覇した後、愛1000ギニー(G1)を3着で終える結果となりました。昨年欧州2歳女王に輝きましたが、故障のため英1000ギニー(G1)を回避し、前走からの復帰となりました。復帰戦の結果はまずまずといったところですが、ここから復調してくれることに期待しておきましょう。 |
前回レースの結果
前回2023年6月23日(金)に開催されたコロネーションステークス 2023では、1番人気のタヒーラが制覇しています。タヒーラは最後方で待機するように走っていましたが、直線の途中からスパートをかけて先行する競走馬を追い抜いて堂々の勝利を飾ることができています。
2着は1馬身差で5番人気のリマーキー、そこからさらにアタマ差で3着に4番人気タイのサウンズオブヘブンが入りました。タヒーラは2歳のときにモイグレアスタッドステークス(G1)でデビュー2連勝を果たしており、2023年開催の英1000ギニー(G1)で2着と黒星がついたものの、今回のレースで愛1000ギニー(G1)に続く連勝を果たすことになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のコロネーションステークス 2024は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベットできるようになる予定です。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中したときにベット額と掛け合わせた額がリターンされる仕組みになっています。出走する競走馬すべてに例外なくオッズが設定されます。
競馬カテゴリでよく登場するオッズの種類として、単勝(1着の競走馬を予想)や複勝(3着以内の競走馬を予想)が提供されることが多いですね。このオッズというものは、出走する競走馬の人気が高くなることで、オッズの値自体が低くなっていくのが特徴です。
また、反対を想像するとイメージしやすいと思いますが、出走する競走馬の人気が無くなっていくに連れてオッズが高くなっていくということになります。大きなリターンを得たいのであれば、当然高いオッズが設定されている競走馬にベットすれば良いということになります。ただし、オッズが高い馬にベットするとリターン額は大きくなりますが、ベット額だけを失ってしまうハイリスクハイリターンな性質を持つことを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしてみましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に設立されたブックメーカーサイトで、他のサイトより高いオッズが設定されているとの評判があります。また、対象の試合やレースに限りますが、ベット時にオッズの引き上げが可能になる独自機能を利用することも可能になっています。また、同じアカウントを用いることでオンラインカジノのゲームを楽しむことができるのも、このサイトの特徴の1つということができるでしょう。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、取り扱うスポーツカテゴリが豊富であることと、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対してオッズを設定することから「東欧圏最大規模のブックメーカーサイト」というレビューを見かけることがあります。もちろん、こちらのサイトでもオンラインカジノのゲームで遊ぶことができるため、ベットしたいスポーツの試合がないときは暇つぶしするのも良いですね。
カジ旅(Casitabi)は2015年に創業された後、2019年にスポーツベットのサービスが提供されるようになったブックメーカーサイトです。世界初のRPG型オンラインカジノとして話題となりましたが、現在ではスポーツベットも合わせてRPGの世界観をもとに楽しめるのが特徴となっています。今回のレースはカジノやスポーツとは別の「競馬」という独立したカテゴリに分類され、国別・競馬場別に分けられたレースへのベットが可能です。
最高のボーナス
記事で何度も触れてきた通り、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトからオッズが発表されれば今回のレースにベットできるようになります。このようなサイトはたくさんありますが、各サイトで発表されたオッズの値を比較するとある程度は遊ぶサイトを絞り込めるでしょう!
また、あわせて各サイトからウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックすると、新規登録の場合であればお得に遊べます。なおここでボーナスというのは、各サイトから条件付きでもらえる追加資金のことをいいます。
今回の記事ではおすすめブックメーカーを3つ紹介しましたが、これらのサイトから提供されるウェルカムボーナスは以下の通りになりました。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
カジ旅 | 入金額の100% | 100米ドルまで |
この表は、ウェルカムボーナスだけをまとめたものになります。上記以外に開催中のキャンペーンがあるかどうかは、各サイトのプロモーションページをご覧ください。
ワンバイベットやカジ旅のところで「入金額の100%」とありますが、これは入金額の100%がボーナスとしてもらえることです。例えば$100を入金した場合は、その100%の額にあたる$100をボーナスとしてゲットできます。なお、カジ旅の場合は初回入金時にカジノ用かスポーツ用のどちらかを選択してボーナスをもらう必要があります。
また、スポーツベットアイオーではウェルカムボーナスの提供はありません。ただし新規登録者向けのボーナス提供がないだけで、既存プレイヤーがお得になるようなキャンペーンは実施されているのでプロモーションページをよく確認しておきましょう。
もしボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記されたボーナス利用規約を読んでおくと、ボーナスや出金に関するトラブルを極力避けることになるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではイギリス・アスコット競馬場で開催される「コロネーションステークス 2024」について、イベントスケジュールやコースレイアウトなどの詳細情報を見ることができました。また、レースに出走する注目の競走馬やおすすめブックメーカーについても理解できたと思います。
今回のレースでは3歳の牝馬である競走馬が、芝7ハロン213ヤード(約1603メートル)の馬場を走ります。第2コーナーから伸びる引き込み線からオールドマイルコースに侵入したあと、そのまま周回コースをゴールまで走ることになります。スタートからゴールまで上り坂となっていることを考えるとスピード・スタミナ・脚力の3点セットは必要ですね。
コロネーションステークス(G1)は、各おすすめブックメーカーサイトでオッズが発表予定です。これらのサイトの中からお気に入りのサイトを見つけることができたら、まずはアカウント作成を行って実際のレースにベットするための準備を整えておきましょう!
コロネーションステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.コロネーションステークス 2024は、2024年6月21日(金)にイギリス・アスコット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.フォールンエンジェル、エルマルカ、オペラシンガーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で7ハロン213ヤード(約1603メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝7ハロン213ヤード(約1603メートル)で、第2コーナーに伸びる引き込み線からオールドマイルコースに向けてスタートし、そのまま周回コースをゴールまで走ります。スタートからゴールまで上り坂が連続するので、スピードだけでなく勾配を走りきるスタミナや脚力が求められるコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.コロネーションステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は7頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。