イベント・レース詳細
コロネーションステークス(Coronation Stakes)は1840年にヴィクトリア女王の戴冠式を記念して創設された競馬レースです。英1000ギニー(G1)・仏1000ギニー(G1)・愛1000ギニー(G1)のように各国で開催される1000ギニーで活躍した競走馬が多く出走することから、ヨーロッパ競馬における3歳牝馬のマイル最強決定戦として位置づけられています。
1971年にグレード制が導入された際はG2に格付けされていましたが、1988年開催からG1に昇格し現在まで続いています。このレースは毎年6月第3週にイギリス王室主催で5日間にわたり開かれるイギリス競馬の夏のイベントである「ロイヤルアスコット開催」で、4日目の第3レースとして開催される重要なレースとなっています。今回のコロネーションステークスはマイル競走に分類されます。
このロイヤルアスコット開催は、ヨーロッパの競馬シーズン前半における最大の盛り上がりを見せるイベントとなっていて、G1・G2・G3の様々なグレードの重賞レースでスプリント・マイル・中距離・長距離等の各部門のチャンピオンを決めるためのレースが多数開催されるようになっています。
今回開催が決定している、コロネーションステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | コロネーションステークス 2025 |
開催日 | 2025年6月20日(金) |
会場 | イギリス・アスコット競馬場 |
コース | 芝7ハロン213ヤード(約1603メートル) |
レースで使用されるアスコット競馬場は、1711年にウィンザー城を居城としていたアン女王が競走馬を全力で走らせるのに適した丘をアスコットで発見し建設を命じたことで開設された競馬場です。この競馬場では、イギリス競馬でも最大の夏のイベントとして知られるロイヤルアスコット開催が施行されることでも有名です。また、この地に初めて観客用スタンドが建設されたのは1793年と記録が残るほど歴史が深いのですが、2005年には新しいスタンド建設やコース改良を含めた大きな改修工事が行われており、現代にも通用するのが特徴です。
この競馬場は特徴的な三角形の周回コースがあり、その内側に障害用のコースも併設されています。外周の三角形がメイントラックで、その1周は約2800メートル・直線約500メートルが知られています。この他には第2コーナーに隣接する引き込み線にスタートを設定できるオールドマイルコースと第3コーナーから直線に合流する引き込み線から始まるニューマイルコース(直線のみ)があるように、様々な施行距離のレースが開催されることが分かります。
今回のレースは第2コーナーに伸びる引き込み線からスタートしたあとオールドマイルコースに侵入、そのまま周回コースに合流しゴールする流れです。スタートからゴールまで上り坂となっているため、好位置に付くためのスピードだけでなく、ゴールまで続く勾配を走りきるスタミナや脚力が競走馬に求められることになるでしょう。
コロネーションステークスの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は10頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のコロネーションステークス 2025に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
デザートフラワー(Desert Flower) | 2025年直近の成績はフィリーズマイル(G1)と英1000ギニー(G1)を制覇する結果を残しています。ここまでデビューから無傷の5連勝となっており、次走は二冠を狙うため英オークス(G1)への出走が報じられている状態です。無傷の連勝記録がどこまで伸びるかがかかってきますが、その調子の良さを発揮してほしいものですね。 |
ザリガナ(Zarigana) | 2025年直近の成績はグロット賞(G3)と仏1000ギニー(G1)を制覇しました。ここまで5戦4勝と高い勝率を誇っています。そのうち重賞レースは3勝としており、前走は進路妨害で1位入線馬が降着する波乱があったものの、G1レース初制覇も果たしています。今回のレースでは、ここまでの勝利で見せた走りに期待できるでしょう。 |
シーズパーフェクト(Shes Perfect) | 2025年直近の成績はグロット賞(G1)を制覇したあと、仏1000ギニー(G1)を進路妨害判定による降着で2着となっていました。前走はゴール後の審議により間接的な妨害が認められた結果、ザリガナに1位を奪われてしまっています。ここからは引きずられずに気を取り直してから、次のレースに向けて臨んでもらいたいですね。 |
前回レースの結果
前回2024年6月21日(金)に開催されたコロネーションステークス 2024では、3番人気のポータフォーチュナが制しています。ポータフォーチュナはスタート後に馬群が合流した際に3番手に付けてレースを進行する形になりました。最後の直線の残り約400メートルから先頭に出た競走馬を追った結果、ゴールまでに追い抜いて無事に優勝することができている状態です。
2着は1馬身差で2番人気のレイクフォレスト、そこからさらに1馬身1/2差をつけて1番人気のラマチュエルが3着に入りました。ポータフォーチュナは2023年9月のチェヴァリーパークステークス(G1)を制覇したあと、ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(G1)や英2000ギニー(G1)のどちらも2着で好走し、今回のレースで勝利し2度目のG1レース勝利を果たすことができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のコロネーションステークス 2025は、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベットできるようになる予定です。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中したときにベット額と掛け合わせた額がリターンされる仕組みになっています。出走する競走馬すべてに例外なくオッズが設定されます。
競馬カテゴリでよく登場するオッズの種類として、単勝(1着の競走馬を予想)や複勝(3着以内の競走馬を予想)が提供されることが多いですね。このオッズというものは、出走する競走馬の人気が高くなることで、オッズの値自体が低くなっていくのが特徴です。
また、反対を想像するとイメージしやすいと思いますが、出走する競走馬の人気が無くなっていくに連れてオッズが高くなっていくということになります。大きなリターンを得たいのであれば、当然高いオッズが設定されている競走馬にベットすれば良いということになります。ただし、オッズが高い馬にベットするとリターン額は大きくなりますが、ベット額だけを失ってしまうハイリスクハイリターンな性質を持つことを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしてみましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に設立されたブックメーカーサイトで、他のサイトより高いオッズが設定されているとの評判があります。また、対象の試合やレースに限りますが、ベット時にオッズの引き上げが可能になる独自機能を利用することも可能になっています。また、同じアカウントを用いることでオンラインカジノのゲームを楽しむことができるのも、このサイトの特徴の1つということができるでしょう。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトで、ビットコインをはじめとする多数の仮想通貨で決済が行えるのが特徴です。もし、仮想通貨を使い慣れていない場合も法定通貨を利用した決済が利用できるので安心ですね。スポーツベットだけでなくオンラインカジノで遊べるほか、アカウント内で通貨毎に残高管理が行えるので、複数通貨で入金した場合も自分の軍資金がいくらあるかを容易に把握することができます。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、取り扱うスポーツカテゴリが豊富であることと、1日に1,000を超えるスポーツイベントに対してオッズを設定することから「東欧圏最大規模のブックメーカーサイト」というレビューを見かけることがあります。もちろん、こちらのサイトでもオンラインカジノのゲームで遊ぶことができるため、ベットしたいスポーツの試合がないときは暇つぶしするのも良いですね。
最高のボーナス
記事で何度も触れてきた通り、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトからオッズが発表されれば今回のレースにベットできるようになります。このようなサイトはたくさんありますが、各サイトで発表されたオッズの値を比較するとある程度は遊ぶサイトを絞り込めるでしょう!
また、あわせて各サイトからウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックすると、新規登録の場合であればお得に遊べます。なおここでボーナスというのは、各サイトから条件付きでもらえる追加資金のことをいいます。
今回の記事ではおすすめブックメーカーを3つ紹介しましたが、これらのサイトから提供されるウェルカムボーナスは以下の通りになりました。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
この表は、ウェルカムボーナスだけをまとめたものになります。上記以外に開催中のキャンペーンがあるかどうかは、各サイトのプロモーションページをご覧ください。
ワンバイベットのところの「入金額の120%」ですが、これは新規登録後の初回入金で入金額の最大120%をボーナスとして受け取る仕組みのことです。入金額次第でもらえるボーナス額の割合が100%~120%の間で変わってくるので、自身が希望する入金額でいくらのボーナスがもらえるかをあらかじめチェックしておくと、ボーナスをスムーズに受け取ることができるでしょう。
また、スポーツベットアイオーやステークからはウェルカムボーナスが提供されていません。その点を深堀りすると新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されていることを覚えておいてください。これは新規登録した瞬間のみお得になるのではなく、その後も長く遊び続けるほどキャンペーンや特典といった大きな恩恵を受けられる狙いがあるものとみられます。
もしボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記されたボーナス利用規約を読んでおくと、ボーナスや出金に関するトラブルを極力避けることになるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではイギリス・アスコット競馬場で開催される「コロネーションステークス 2025」について、イベントスケジュールやコースレイアウトなどの詳細情報を見ることができました。また、レースに出走する注目の競走馬やおすすめブックメーカーについても理解できたと思います。
今回のレースでは3歳の牝馬である競走馬が、芝7ハロン213ヤード(約1603メートル)の馬場を走ります。第2コーナーから伸びる引き込み線からオールドマイルコースに侵入したあと、そのまま周回コースをゴールまで走ることになります。スタートからゴールまで上り坂となっていることを考えるとスピード・スタミナ・脚力の3点セットは必要ですね。
コロネーションステークス(G1)は、各おすすめブックメーカーサイトでオッズが発表予定です。これらのサイトの中からお気に入りのサイトを見つけることができたら、まずはアカウント作成を行って実際のレースにベットするための準備を整えておきましょう!
コロネーションステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.コロネーションステークス 2025は、2025年6月20日(金)にイギリス・アスコット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.デザートフラワー、ザリガナ、シーズパーフェクトなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で7ハロン213ヤード(約1603メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝7ハロン213ヤード(約1603メートル)で、第2コーナーに伸びる引き込み線からオールドマイルコースに向けてスタートし、そのまま周回コースをゴールまで走ります。スタートからゴールまで上り坂が連続するので、スピードだけでなく勾配を走りきるスタミナや脚力が求められるコースとなります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.コロネーションステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は10頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。