イベント・レース詳細
デューハーストステークス(Dewhurst Stakes)は1875年に創設されたデューハーストプレートを前身とする競馬レースで、創設当初の4年間の勝ち馬がすべて翌年に開催されたクラシック競走に勝利する結果を残しました。そのことから、イギリス競馬だけでなくヨーロッパ競馬における2歳戦の中でも特に重要なレースという位置付けを確立しています。
その後もデューハーストステークスの優勝馬は多くのクラシックで勝っているほか、種牡馬として成功した競走馬も多く存在しています。最近では2024年にエプソムダービー(G1)を制したシティオブトロイもこのレースを制していますし、他には日本でチャンピオンサイアーになったレヴューオーダーもデューハーストステークスの優勝馬でした。
このレースは 2011年にブリーダーズカップチャレンジシリーズを構成するレースの1つとなっており、優勝馬はブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1)に自動招待されるようになっていましたが、その年限りで翌年の2012年にはリストから削除されています。
また、以前は10月中旬にニューマーケット競馬場で行われるチャンピオンズデー開催で施行されていましたが、2011年にフューチャーチャンピオンズデーと呼ばれる新しいレースを構成するレースの1つとなりました。
今回開催が決定している、デューハーストステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | デューハーストステークス 2024 |
開催日 | 2024年10月12日(土) |
会場 | イギリス・ニューマーケット競馬場 |
コース | 芝7ハロン(約1408メートル) |
レースで使用されるニューマーケット競馬場は、1636年にイギリス・サフォーク州で開設された競馬場です。チャールズ2世の統治時代だった1665年頃に開催されたニューマーケットタウンプレートというレースでルールが条文化されたものが、現代競馬のルールの基礎となったともいわれており、かなり長い歴史を持つことでも知られています。
競馬場には2種類のコースが提供されていて、夏開催のレース以外で使用される外側の全長2マイル4ハロン(約4023メートル)のローリーマイルコース、夏シーズンのみ使用される内側の全長2マイル1ハロン(約3420メートル)のジュライコースがあります。これら2つのコースはひらがなの「く」を逆にしたような、独特な形状をしています。
今回のレースで使用されるのはローリーマイルコースで、いわゆる「く」の字を曲がったところからスタートする直線コースとなります。ゴール手前300メートル付近にザ・ディップと呼ばれる急勾配が待ち構えているのが特徴です。全体的にスピードだけでなく脚力やスタミナなど急勾配があるコースを最後まで走りきる能力が重要視されるコースです。
デューハーストステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は8頭立てで行われました。今回のデューハーストステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ザライオンインウィンター(The Lion in Winter) | 2024年直近の成績は未勝利戦とエイコムステークス(G3)を制覇する結果を残しています。デビューから無傷の2連勝となっており、すでに重賞レース制覇を経験している強さがあります。2歳戦として重要なレースと位置付けられる今回のデューハーストステークスでどのような活躍を見せてくれるか大きな期待が持てる競走馬です。 |
エインシャントトゥルース(Ancient Truth) | 2024年直近の成績は一般戦とスーパーレイティヴステークス(G2)を制覇しました。こちらはデビューから無傷の3連勝となっており、芝6ハロン~芝7ハロンに適性があるように見受けられます。そのため、今回のデューハーストステークスに出走した場合でも、持ち味の走りを活かして優勝へと歩みを進めそうな勢いを持っています。 |
スコルシーチャンプ(Scorthy Champ) | 2024年直近の成績はフューチュリティステークス(G2)を3着としたあと、ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を制覇しました。前々走で敗北したことで、デビューから続く無傷の連勝記録は止まりましたが、デビューから間もなくG1レース初制覇を果たしていることから、その力強い走りを見せてくれそうです。 |
前回レースの結果
前回2023年10月14日(土)に開催されたデューハーストステークス 2023では、1番人気のシティオブトロイが制しています。シティオブトロイはスタートから1馬身のリードを付けて難なく先頭に立つと、そのまま軽快な走りで残り600メートルからさらに加速していきました。その勢いのままさらにリードを広げ、圧勝する結果となっています。
2着は3馬身1/2差で3番人気のアリアナービ、そこからさらに1馬身差をつけて5番人気のエベンシャダッドが3着に入りました。シティオブトロイは前走の予定だった2023年9月のビンセントオブライエンナショナルステークス(G1)を出走取消にしたため、今回の優勝で2023年7月のスーパーレイティブステークス(G2)に続く重賞2勝目かつG1レース初制覇となりました。これでデビューから無傷の3連勝ともなっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているデューハーストステークス 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されるとベットできるようになります。ベット対象なるレースの各競走馬に対してオッズが付きます。オッズの値は各競走馬へのベットが的中した際の払い戻し率を意味していて、ベット額とオッズの値を掛け合わせることでリターン額が算出できます。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)が提供されることが多いですね。このオッズの値は、ブックメーカーサイトにより違うことがあるので、リターン額を少しでも高くするために各サイトのオッズを確認してからベットするのも良いと思います。このオッズの値は、優勝候補であるなどベット人気が高くなる競走馬であるほど低く設定される傾向があります。
それとは反対に、レースで上位に絡む可能性があまりないような競走馬になっていくと、オッズの値が高く設定されるのが特徴です。どの競走馬にベットするのも個人の自由ではありますが、競走馬のオッズが高くなるにつれて予想も外れやすくなってベット額のみを失うリスクが高くなっている点に注意する必要があります。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに力を入れていることでも知られるブックメーカーサイトです。他のブックメーカーサイトと比較した際に高いオッズが設定されているケースが多く、さらにベットする際に対象オッズの引き上げが可能となる独自機能が利用できるなど、プレイヤーの予想に対する自信に応じてリターン額を調整することができることも特徴の1つといえます。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特化したブックメーカーサイトです。ビットコインやイーサリアムをはじめとする多数の通貨を決済に利用することができるのが特徴となっています。もちろん仮想通貨に慣れていない方でも法定通貨を利用した決済方法を利用することも可能です。作成したアカウントのウォレットでは通貨毎に残高表示できるため、資金管理がしやすくなっているところがうれしいサイトです。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、スポーツカテゴリの取り扱いが豊富な情報量の多いブックメーカーサイトです。そのような情報量の多さがあるので、プレイヤーから東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして評価されることもあります。提供されるスポーツカテゴリのリーグや大会で開催されるイベントに対して1日に1,000を超えるオッズを公開していることからも、その規模の大きさが読み取れると思います。
最高のボーナス
ここまで何度か触れてきましたが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることで、ベットできるようになります。ただ、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトは数多くあるため、もしどこで遊ぶか迷ってしまった場合は、今回記事で紹介したおすすめサイトから選ぶのも良いでしょう。
また、いずれかのサイトに新規登録を行うなら、ウェルカムボーナスが利用できるかチェックすることをおすすめします。ウェルカムボーナスを利用すれば、最初からお得に遊ぶことができるのでうれしいですね。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトで提供される条件付きの追加資金のことです。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナス提供状態を確認していきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
まとめ
この記事では、イギリス・ニューマーケット競馬場で開催される「デューハーストステークス 2024」のレーススケジュールやコースレイアウトといったレース関連の情報をチェックしてきました。今回紹介した各おすすめブックメーカーサイトでオッズが発表されることでベットできるようになるので、発表まで予想を立てるなど戦略を練る時間があります!
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝7ハロン(約1408メートル)の馬場を走ります。ローリーマイルコースのコーナーを曲がった後の直線コースを利用するのですが、残り300メートル付近に控えるザ・ディップという急勾配をどう攻略するかが勝負のカギとなってきそうです。
デューハーストステークス(G1)は、今回記事で紹介した競馬(競走馬)カテゴリを提供するおすすめサイトでオッズが公開され次第ベットできるようになります。オッズが発表される前に登録を済ませておけば、いつでもベットできるようになるのでおすすめです!
デューハーストステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.デューハーストステークス 2024は、2024年10月12日(土)にイギリス・ニューマーケット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ザライオンインウィンター、エインシャントトゥルース、スコルシーチャンプなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で7ハロン前後(約1408メートル)クラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝7ハロン(約1408メートル)で、ローリーマイルコースのいわゆる「く」の字を曲がった位置からスタートする直線コースを利用します。ゴール手前300メートル付近にザ・ディップと呼ばれる急勾配が待ち構えているため、脚力やスタミナなど急勾配があるコースを最後まで走りきる能力が重要視されるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.デューハーストステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は8頭立てでレースが行われました。