イベント・レース詳細
仏2000ギニー(French 2000 Guineas)は、1883年に創設されたフランスギャロ主催の牡馬限定で開催される競馬レースです。プール・デッセ・デ・プーラン(Poule d’Essai des Poulains)が正式名称ですが、一般的には仏2000ギニーの名称が多く知られています。
フランス競馬のクラシック三冠の初戦として位置づけられてもいます。もともとは牡馬・牝馬が混合で出走できるプール・デッセというレースがありましたが、現在では牝馬専用のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)とこのレースに分割されています。
クラシック三冠の初戦ではあるのですが、第3戦のロワイヤルオーク賞(G1)の出走条件が4歳以上の古馬に開放されたことで三冠を狙うことが形骸化しているのが現状です。さらに、第2戦のジョッケクルブ賞(G1)に参加せずに英ダービー(G1)へ出走する選択を行う競走馬が多く、二冠を狙うことすらもなくなってきています。
そんな中、ジョッケクルブ賞の施行距離が短縮されたことから第2戦の参戦を選択肢とするローテーションを取る競走馬も増えつつあり、フランス競馬においては新たな局面が期待されることとなっています。
今回開催が決定している、仏2000ギニー 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 仏2000ギニー 2025 |
開催日 | 2025年5月11日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、1857年開場のロンシャン競馬場を前身とする競馬場です。かなり歴史が深い競馬場であることからもわかる通り、これまでに幾度となくスタンドの増改築が進められました。直近の2015年から2018年にかけては大改修が行われており、スタンド改修だけではなく馬場のオールウェザー化が同時に行われました。大改修を終えたタイミングで、現在のパリロンシャン競馬場という名称に変更されています。
競馬場内のコースとしては大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケットからのスタート(約1400メートル)、そして直線コース(約1000メートル)が完備されており、様々な距離のレースに対応することが可能です。なお、今回の芝1600メートルの距離は大外回りのコースで開催されます。
今回のレースは仏1000ギニーと同じ、バックストレッチ区間(約200メートル)・コーナー区間(約900メートル)・スタンド前直線区間(約533メートル)の3パートに分かれています。バックストレッチ区間はコーナー区間に差し掛かるまでの上り坂、コーナー区間からスタンド前直線区間に入る手前のフォルスストレート(偽りの直線)にかけての下り坂と勾配が特徴的です。下り坂直後の平坦なフォルスストレートで勘違いしてペースを上げすぎてしまうと、ラストの直線で競走馬が失速することにもつながる面白いコースです。
仏2000ギニーの出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は13頭立てで行われました。今回の仏2000ギニー 2025の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
グリーンインパクト(Green Impact) | 2025年直近の成績は未勝利戦とチャンピオンズジュベナイルステークス(G2)を制覇しています。デビューから3戦目にして重賞レースを制覇する結果を残しており、現在は仏2000ギニーへの出走がウワサされる段階です。ここまでアイルランド競馬で活躍していましたが、現状の走りがどこまで通用するものかが試されることになります。 |
テネシースタッド(Tennessee Stud) | 2025年直近の成績はベレスフォードステークス(G2)を2着としたあと、クリテリウムドサンクルー(G1)を制覇する結果を残しています。前走はフランスへの遠征でしたが、ここで重賞レースかつG1レース初制覇を飾りました。ダービーを目標にすることが報じられましたが、それまでに仏2000ギニーへ出走することもありそうですね。 |
ホタズヘル(Hotazhell) | 2025年直近の成績はベレスフォードステークス(G2)とフューチュリティトロフィー(G1)を制覇しました。前々走から1600メートルクラスへのレースに出走し結果を残していることから、仏2000ギニーへの出走可能性は十分にあるといえるでしょう。連勝記録をどこまで伸ばすかや調子の良い走りが本番で見れるか期待が集まります。 |
前回レースの結果
前回2024年5月12日(日)に開催された仏2000ギニー 2024では、13番人気のメトロポリタンが制しています。メトロポリタンは最内枠からスタートし3番手に付けてレースを進行していきました。最後の直線でも内側のポジションをキープし、残り300メートルあたりで先頭に立つとそのまま構造区の競走馬を寄せ付けずに勝利することができています。
2着は1/2馬身差で12番人気のダンシングジェナミイ、そこからさらに短クビ差をつけて7番人気のアルカンターが3着に入りました。メトロポリタンは前走である2024年4月のフォンテーヌブロー賞(G3)で5着となったために人気最下位となっていましたが、重賞レース2戦目にして下馬評を覆し、重賞レースかつG1レース初制覇を飾ることとなっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定している仏2000ギニー 2025は、ブックメーカーにある競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベットができるようになります。各レースの競走馬に設定されるオッズは、予想が的中した場合のリターン額計算に用いられるいわば払い戻し率を意味します。
競馬レースの主要なオッズには、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)があるサイトが多いですね。この設定されるオッズの値は、多くのプレイヤーにベットされる人気がある競走馬ほど数値が低くなっていきます。
反対にオッズが高い競走馬は、何らかの理由で不人気となりベットされない競走馬だと想定することが可能です。このようなオッズを持つ競走馬にベットするのであれば、高額なリターンをゲットできる可能性がある一方で予想が的中しにくく、ハイリスクハイリターンになることを覚えておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年設立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、その名前からも推察できる通りスポーツベットに大きく力を入れているブックメーカーサイトです。試合やレースに設定されるオッズが他サイトより高く設定されるケースが多く、対象となる試合に限定されますがベット時にオッズの引き上げが可能となる独自機能の利用もできるようになっています。今回のレースは、競馬カテゴリでオッズが公開される予定です。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)ですが、日本語対応のページとなっています。今回のレースのオッズが取り扱われる予定のスポーツベット以外に、カジノゲームがプレイ可能なオンラインカジノの提供もあります。仮想通貨決済に特化していることでも知られており、ビットコインやイーサリアム以外にも複数のアルトコインを決済に利用することができます。ウォレットでは通貨毎に残高が表示され、資金管理がしやすくなっています。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、今回のレースのオッズが提供される予定の競馬カテゴリをはじめ、1日に1,000を超える多種多様なスポーツイベントのオッズを提供することから東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとして評価されています。こちらでも今回のレースが取り扱われる競馬カテゴリだけではなく、サッカー・野球といった他のスポーツへのベットもできるようになっているのが特徴です。
最高のボーナス
ここまで触れてきた通り、レースに対するオッズが各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリで発表され次第ベット可能になります。この競馬(競走馬)カテゴリーを提供しているブックメーカーサイトはかなりあるのですが、公開されたオッズの値を比較することで遊ぶサイトを決めやすくなるでしょう!
それでも決まらないのであれば、次にそのブックメーカーサイトで提供されるボーナスを比較してみましょう!ちなみにボーナスというのは、ブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことです。仮に利用するとすれば、入金額以上の資金を持った状態でスポーツベットを始めることもできます。
今回紹介した3つのブックメーカーで新規登録者向けに提供されるウェルカムボーナス情報は、以下の通りです。スポーツベットで遊び始める際は、ぜひ参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
この表では、各ブックメーカーサイト新規登録時にもらえるウェルカムボーナスについてまとめています!
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金限定で入金額の最大120%がボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額により100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わるのが特徴となっているため、実際に行う予定の入金額でボーナスがいくらもらえることになるかを事前に確認しておくと間違いがないでしょう。
一方で、スポーツベットアイオーとステークからは、ウェルカムボーナスの提供がありません。ただし、ボーナス自体が全く提供されていないということではなく、あくまで新規登録時のみお得になる限定ボーナスが無いというだけです。これらのサイトでは長く遊ぶプレイヤーが恩恵を受けられるように工夫がされているので、現在何のボーナスが提供されているかプロモーションページを定期的に確認することをおすすめします。
もしボーナスを利用する場合は、各ボーナスに対する禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められている「ボーナス利用規約」に必ず目を通してから利用するようにしてください!
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「仏2000ギニー 2025」について、イベント日程やコース情報だけでなく、注目の競走馬も見てきました。試合のオッズを取り扱う予定のおすすめブックメーカーやそのボーナスもチェックすることができましたね。
今回のレースでは3歳の牡馬である競走馬が、芝1600メートルの馬場を走ります。第一にスタートからコーナー区間まで続く、パリロンシャン競馬場特有の勾配を走破する脚力が求められます。また、下り坂終わりのフォルスストレートでは、ペース配分を間違うと最後の直線で適切なスパートをかけることができなくなるので注意が必要です。
仏2000ギニー(G1)は、記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベット可能になります。各サイトのアカウント登録は非常に簡単なので、今回のレースに合わせて作成して競馬レースへのベットにチャレンジしてみてくださいね!
仏2000ギニー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.仏2000ギニー 2025は、2025年5月11日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.グリーンインパクト、テネシースタッド、ホタズヘルなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする3歳の牡馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、右回りにコースを走ります。仏1000ギニー(G1)と全く同じ、大外回りのコースをゴールまで走ることになります。施行距離が同じであるため求められることとしても、芝コースを走り抜けるスピード、勾配を攻略するための脚力、そして下り坂直後のフォルスストレート以降に適切なスパートをかけるタイミングの判断ができるかで勝ち馬も代ってくることでしょう。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.仏2000ギニーの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は13頭立てでレースが行われました。