イベント・レース詳細
仏2000ギニー(French 2000 Guineas)は、1883年に創設されたフランスギャロ主催の牡馬限定で開催される競馬レースです。プール・デッセ・デ・プーラン(Poule d’Essai des Poulains)が正式名称ですが、一般的には仏2000ギニーの名称が多く知られています。
フランス競馬のクラシック三冠の初戦として位置づけられてもいます。もともとは牡馬・牝馬が混合で出走できるプール・デッセというレースがありましたが、現在では牝馬専用のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)とこのレースに分割されています。
クラシック三冠の初戦ではあるのですが、第3戦のロワイヤルオーク賞(G1)の出走条件が4歳以上の古馬に開放されたことで三冠を狙うことが形骸化しているのが現状です。さらに、第2戦のジョッケクルブ賞(G1)に参加せずに英ダービー(G1)へ出走する選択を行う競走馬が多く、二冠を狙うことすらもなくなってきています。
そんな中、ジョッケクルブ賞の施行距離が短縮されたことから第2戦の参戦を選択肢とするローテーションを取る競走馬も増えつつあり、フランス競馬においては新たな局面が期待されることとなっています。
今回開催が決定している、仏2000ギニー 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 仏2000ギニー 2024 |
開催日 | 2024年5月12日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、1857年開場のロンシャン競馬場を前身とする競馬場です。かなり歴史が深い競馬場であることからもわかる通り、これまでに幾度となくスタンドの増改築が進められました。直近の2015年から2018年にかけては大改修が行われており、スタンド改修だけではなく馬場のオールウェザー化が同時に行われました。大改修を終えたタイミングで、現在のパリロンシャン競馬場という名称に変更されています。
競馬場内のコースとしては大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケットからのスタート(約1400メートル)、そして直線コース(約1000メートル)が完備されており、様々な距離のレースに対応することが可能です。なお、今回の芝1600メートルの距離は大外回りのコースで開催されます。
今回のレースは仏1000ギニーと同じ、バックストレッチ区間(約200メートル)・コーナー区間(約900メートル)・スタンド前直線区間(約533メートル)の3パートに分かれています。バックストレッチ区間はコーナー区間に差し掛かるまでの上り坂、コーナー区間からスタンド前直線区間に入る手前のフォルスストレート(偽りの直線)にかけての下り坂と勾配が特徴的です。下り坂直後の平坦なフォルスストレートで勘違いしてペースを上げすぎてしまうと、ラストの直線で競走馬が失速することにもつながる面白いコースです。
仏2000ギニーの出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は10頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回の仏2000ギニー 2024の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アンクエスチョナブル(Unquestionable) | 2024年直近の成績はジャンリュックラガルデール賞(G1)を2着とした後、ブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1)を制覇しています。現在は仏2000ギニー出走でクラシックレースの英雄を目指すことが報じられており、レースの行われるパリロンシャン競馬場を今シーズンの最初の目標を果たす場として設定しています。 |
ラマダン(Ramadan) | 2024年直近の成績はオムニウム賞(L)とフォンテーヌブロー賞(G3)を制覇する結果を残しています。前走が重賞レース初制覇となりましたが、次戦が仏2000ギニーになることがすでに明言されているところです。その一方で仏ダービーへの登録も済ませている段階で、種牡馬選定に向けての選択にも含みを持たせている状態です。 |
ブーバティエ(Beauvatier) | 2024年直近の成績はジャンリュックラガルデール賞(G1)を3着とした後、フォンテーヌブロー賞(G3)を2着で終えています。現在は仏2000ギニーへの出走権を固めるために重要なトライアルレースに参戦することが報じられており、そのレースを足掛かりにして今回の仏2000ギニーへの出走へとつなげていく予定となっています。 |
前回レースの結果
前回2023年5月14日(日)に開催された仏2000ギニー 2023では、8番人気のマルハバヤサナフィが制覇しています。マルハバヤサナフィは4番手からスタートし、直線では馬場の中央寄りからスパートをかけた後ゴール前で前走の競走馬をとらえてクラシックレースを制することになりました。
2着は短クビ差で2番人気のアイザックシェルビー、そこからさらに2馬身差で3着に5番人気のブレッツスカイが入りました。マルハバヤサナフィは英ジュライカップ(G1)を制したムハーラー産駒で、前走となるフォンテーヌブロー賞(G3)では2着となっていたのですが、今回は無事に制覇することができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定している仏2000ギニー 2024は、ブックメーカーにある競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることでベットができるようになります。各レースの競走馬に設定されるオッズは、予想が的中した場合のリターン額計算に用いられるいわば払い戻し率を意味します。
競馬レースの主要なオッズには、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)があるサイトが多いですね。この設定されるオッズの値は、多くのプレイヤーにベットされる人気がある競走馬ほど数値が低くなっていきます。
反対にオッズが高い競走馬は、何らかの理由で不人気となりベットされない競走馬だと想定することが可能です。このようなオッズを持つ競走馬にベットするのであれば、高額なリターンをゲットできる可能性がある一方で予想が的中しにくく、ハイリスクハイリターンになることを覚えておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年設立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、その名前からも推察できる通りスポーツベットに大きく力を入れているブックメーカーサイトです。試合やレースに設定されるオッズが他サイトより高く設定されるケースが多く、対象となる試合に限定されますがベット時にオッズの引き上げが可能となる独自機能の利用もできるようになっています。今回のレースは、競馬カテゴリでオッズが公開される予定です。
2006年創業のベットウェイ(Betway)は、ページの日本語化対応済みの英語サイトです。日本語化が進んでいることから、対象の試合を探したり実際にベットしたりするのもサクサクと行えるようになっているのが特徴です。今回のレースのオッズは競馬カテゴリより提供される予定で、それ以外にもサッカーや野球といった様々なスポーツカテゴリに対してもオッズが提供されており、それに対してベットを行うことができます。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、今回のレースのオッズが提供される予定の競馬カテゴリをはじめ、1日に1,000を超える多種多様なスポーツイベントのオッズを提供することから東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとして評価されています。こちらでも今回のレースが取り扱われる競馬カテゴリだけではなく、サッカー・野球といった他のスポーツへのベットもできるようになっているのが特徴です。
最高のボーナス
ここまで触れてきた通り、レースに対するオッズが各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリで発表され次第ベット可能になります。この競馬(競走馬)カテゴリーを提供しているブックメーカーサイトはかなりあるのですが、公開されたオッズの値を比較することで遊ぶサイトを決めやすくなるでしょう!
それでも決まらないのであれば、次にそのブックメーカーサイトで提供されるボーナスを比較してみましょう!ちなみにボーナスというのは、ブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことです。仮に利用するとすれば、入金額以上の資金を持った状態でスポーツベットを始めることもできます。
今回紹介した3つのブックメーカーで新規登録者向けに提供されるウェルカムボーナス情報は、以下の通りです。スポーツベットで遊び始める際は、ぜひ参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ベットウェイ | 入金額の100% | 10,000円まで |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
この表では、各ブックメーカーサイト新規登録時にもらえるウェルカムボーナスについてまとめています!
ベットウェイやワンバイベットにある「入金額の100%」ボーナスというのは、アカウントへの入金額の100%にあたる額をボーナスとしてもらえるようになっています。例えば$100を入金したならば、その100%にあたる$100がボーナスとして与えられることになります。
なおスポーツベットアイオーには新規登録者向けのウェルカムボーナスこそありませんが、それ以外の既存のプレイヤー向けのボーナスは頻繁に提供されています。このサイトでは他よりも高いオッズが設定されていたり、ベット時にオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用も可能になっています。
もしボーナスを利用する場合は、各ボーナスに対する禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められている「ボーナス利用規約」に必ず目を通してから利用するようにしてください!
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「仏2000ギニー 2024」について、イベント日程やコース情報だけでなく、注目の競走馬も見てきました。試合のオッズを取り扱う予定のおすすめブックメーカーやそのボーナスもチェックすることができましたね。
今回のレースでは3歳の牡馬である競走馬が、芝1600メートルの馬場を走ります。第一にスタートからコーナー区間まで続く、パリロンシャン競馬場特有の勾配を走破する脚力が求められます。また、下り坂終わりのフォルスストレートでは、ペース配分を間違うと最後の直線で適切なスパートをかけることができなくなるので注意が必要です。
仏2000ギニー(G1)は、記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベット可能になります。各サイトのアカウント登録は非常に簡単なので、今回のレースに合わせて作成して競馬レースへのベットにチャレンジしてみてくださいね!
仏2000ギニー(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.仏2000ギニー 2024は、2024年5月12日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アンクエスチョナブル、ラマダン、ブーバティエなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする3歳の牡馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、右回りにコースを走ります。仏1000ギニー(G1)と全く同じ、大外回りのコースをゴールまで走ることになります。施行距離が同じであるため求められることとしても、芝コースを走り抜けるスピード、勾配を攻略するための脚力、そして下り坂直後のフォルスストレート以降に適切なスパートをかけるタイミングの判断ができるかで勝ち馬も代ってくることでしょう。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.仏2000ギニーの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は10頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。