イベント・レース詳細
ベルリン大賞(Grosser Preis von Berlin)は1888年に創設された競馬レースで、毎年8月に開催される2400メートル競走においてドイツ競馬の前半戦最強場決定戦として位置づけられています。このレースで過去に優勝した競走馬の中には、国外のレースで活躍するような名馬がいることでも知られています。
1972年にグループ制が導入された当初から、G1レースとして格付けが行われています。また、施行距離は1888年の創設当初は芝2000メートルだったのですが、1897年に芝2200メートルに延長されたあと、幾度か芝2600メートルと芝2400メートルでの変更が行われていて、現在は芝2400メートルでの開催に落ち着いています。
今回開催が決定している、ベルリン大賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 |
ベルリン大賞 2024 |
開催日 |
2024年8月11日(日) |
会場 |
ドイツ・ホッペガルテン競馬場 |
コース |
芝2400メートル |
レースで使用されるホッペガルテン競馬場は、1868年にベルリン競馬協会がテンペルホーフにあった競馬場の移転先として開場したものです。ドイツ・ベルリン州東部のホッペガルテンと首都近郊にあることから、ドイチェスダービー(G1)を除くクラシック競走を含む主要レースが開催されていました。また、1945年までは大規模なトレーニングセンターとしても運用されていたことが記録されています。
競馬場のコースはすべて芝コースで構成されていて、周回コースは右回りに走ります。周回コースの1周は2400メートルで、直線は500メートルとなっています。また、ゴールの直線に合流するように、ドイツの競馬場では最長となる全長1400メートルの直線コースも設置されているので、様々な距離に対応できるのが特徴です。
今回のレースは周回コースを使って行われ、ゴール地点の少し手前からスタートしてゴールまで1周してくる流れになります。最初のコーナーまでの距離が近いため、内枠であるほど位置取りはしやすいですね。基本的に最初のコーナーまでの位置取りで最後の直線まで進行することになり、直線に入ってから差し切れるかどうかといった展開になることが多いですね。
ベルリン大賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は7頭立てで行われました。今回のベルリン大賞 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 |
注目ポイント |
ジュンコ(Junko) |
2024年直近の成績はドバイシーマクラシック(G1)を7着としたあと、シャンティイ大賞(G2)を制覇しています。前々走はドバイへの遠征でしたが、帰国後初となる重賞レースを制覇しています。普段から2400メートル前後の距離を多く走っているので、今回のベルリン大賞に出走となれば、持ち味を生かすことができるでしょう。 |
パラディウム(Palladium) |
2024年直近の成績はウニオンレネン(G2)を4着で終えたあと、ドイチェスダービー(G1)を制覇する結果を残しています。秋に凱旋門賞(G1)の前哨戦にあたるニエル賞(G2)への出走を目指すことが報じられていますが、それまでに今回のベルリン大賞など、夏開催のレースへの出走を数回間に挟むことも十分に考えられます。 |
ロルダノ(Lordano) |
2024年直近の成績はバーデン経済大賞(G2)を2着とし、ハンザ賞(G2)を制覇しました。2800メートル~3000メートルのレースで4連勝したあと距離を落としていき、前々走の2200メートルでは2着、前走は2400メートルに戻しての制覇でした。そのため今回のベルリン大賞のように2400メートル以上に適性がありそうですね。 |
前回レースの結果
前回2023年8月13日(日)に開催されたベルリン大賞 2023では、1番人気のシムカミルが制覇しています。シムカミルは大外枠から4番手のポジションを保ったまま直線まで進行する形になりました。直線では末脚を伸ばして残り300メートルから先頭へ突き出て、そのまま逃げ切る形で優勝しています。
2着は3/4馬身差で4番人気のシスファハン、そこからさらに2馬身1/4差をつけて3番人気のアシステントが3着に入りました。シムカミルは凱旋門賞(G1)の前哨戦にあたるニエル賞(G2)を制していましたが、ジャパンカップ(G1)出走のために日本に遠征していました。2023年に入っては4月開催のガネー賞(G1)は2着でしたが、他のG2レースを2勝していました。今回のレースに勝利したことで、初のG1レース制覇を成し遂げています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているベルリン大賞 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表される予定になっています。なお、ベット対象になったレースに出走するすべての競走馬に対してオッズが付与されます。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことをいい、予想的中時にオッズの値とベット額を掛け合わせた額が返金されることになります。
競馬カテゴリでよく提供されるオッズは、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)の2種類が良く提供されていますね。このオッズの値はリターン額に直結するのですが、リターン額にこだわるなら同じベット対象でも一番大きな値が付いているところでベットすることをおすすめします。もしそうするのであれば、ベット前に各サイトでオッズを確認しておくと良いでしょう。このオッズの値は、優勝候補など強い競走馬になると数値が低くなる傾向にあります。
その逆に何らかの不調を抱えている競走馬になってくるほど、オッズが高くなっていく感じですね。どのようなオッズが付いた競走馬にベットするのも本人の自由ではあるのですが、オッズが高くなるごとに予想が外れやすくなっていき、ベット額のみを失うリスクが高まる点について把握してからベットするべきですね。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前通りスポーツブックに力を入れているブックメーカーサイトです。他のサイトと比べて同じベット対象となるレースでも高いオッズが設定されていたり、ベット時に対象のオッズを引き上げられる独自機能を使うこともできるので、リターン額アップにこだわりたいプレイヤーにとっては選択肢の1つに十分になり得るサイトだと言えますね。
2021年に日本市場への参入を果たしたステーク(Stake)は、仮想通貨での決済に力を入れているブックメーカーサイトです。どんな人でもビットコインは知っていると思いますが、それ以外に多種多様な仮想通貨を決済に利用できます。それだけではなく他サイトのように法定通貨での決済も可能となっているので遊びやすいサイトであると言えるでしょう。また、アカウントのウォレットで通貨別に残高を管理することができ、利便性も高いです。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして知られています。その理由としてはサイト上で取り扱われているスポーツカテゴリが豊富であることと、それに加えて各カテゴリで試合や大会などのスポーツイベントに対して1日に1,000を超えるオッズが公開されることが挙げられます。今回の競馬レースをはじめ、あらゆるスポーツへ好きなときにベットすることが可能です。
最高のボーナス
何度か記事中でも触れてきたのですが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表され次第ベットできるようになる予定です。競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトはかなりの数あるのですが、もし初めて遊ぶのであればオッズの高いサイトを探して遊ぶと良いでしょう。
また、新規登録者限定でウェルカムボーナスを提供しているサイトもあります。初めてブックメーカーサイトで遊ぶのであれば、お得に遊び始められるのでこちらも重要です。ここでボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金というとイメージしやすいと思います。
ここからは、各おすすめブックメーカーから提供されるウェルカムボーナスについて確認していきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表はあくまでウェルカムボーナスが提供されているかどうかについてまとめたものであることに注意してください。それ以外のボーナスに関しては、各サイトのプロモーションページから確認することをおすすめします。
ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金において入金額の最大120%がボーナスとしてもらえる仕組みのことです。ただし初回入金額に応じて100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変動するので、予定の入金額に対してもらえるボーナス額がいくらになるかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
なおスポーツベットアイオーやステークには、ウェルカムボーナスがありません。でも新規登録者向けのボーナスがなくても、既存プレイヤー向けのキャンペーンは行われています。魅力的なボーナスが提供されていることもあるので、定期的にプロモーションページをチェックしてみるのがベターです。
ボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)についてまとめられている「ボーナス利用規約」をよく読んでおけば、ボーナスの受け取りタイミングや条件達成率がカウントされるゲームの種類などボーナスに関連して起きうる問題を最低限避けることができます。
まとめ
この記事では、ドイツ・ホッペガルテン競馬場で開催される「ベルリン大賞 2024」のレース日程やコース詳細などのレース情報をメインで紹介してきました。このレースは競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトからベットできるようになる予定なので、オッズが出ているかどうか各サイトを定期的にチェックするようにしましょう!
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝2400メートルの馬場を走ります。最初のコーナーまではあまり距離がなく、内枠になるほど位置取りはしやすそうですね。直線に入るまで順位の変動が起きにくく、逆に直線でのデッドヒートが見どころとなるでしょう。
ベルリン大賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーの競馬(競走馬)カテゴリよりオッズが発表される予定です。今回のレースに合わせてスポーツベットを楽しもうと考えているのであれば、オッズが公開されるまでにブックメーカーサイトのアカウント登録を行って準備を済ませておけばスムーズにベットできるのでおすすめですよ!
ベルリン大賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ベルリン大賞 2024は、2024年8月11日(日)にドイツ・ホッペガルテン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ジュンコ、パラディウム、ロルダノなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2400メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2400メートルで、周回コースを利用して行われます。最初のコーナーまでの距離が近く内枠であるほど位置取りがしやすいです。基本的に最初のコーナーまでの位置取りで最後の直線まで進行し、直線に入ってから順位が変動する展開になることが多いコースです。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ベルリン大賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は7頭立てでレースが行われました。