イベント・レース詳細
香港カップ(Hong Kong Cup)は1988年に香港招待カップとして創設され、当初のコース距離は芝1800メートルとなっていました。香港における競馬の祭典である香港国際賽事のレースの1つとして開催され、同日開催される香港ヴァーズ(G1)、香港スプリント(G1)、香港マイル(G1)の3つに続いて最後を締めくくるレースとなっています。
国際レースであるため日本やヨーロッパ圏から遠征する競走馬が多いのが特徴のレースです。2019年から2021年までの間は日本調教馬が3連覇を果たしていましたが、2022年のレースでは地元香港勢の競走馬が勝利を収めてタイトル奪還に成功しています。
今回開催が決定している第37回 香港カップの開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 第37回 香港カップ |
開催日 | 2023年12月10日(日) |
会場 | 香港・沙田競馬場 |
コース | 芝2000メートル |
レースで使用される沙田競馬場は香港ジョッキークラブによって管理されている競馬場で、1978年に跑馬地(ハッピーバレー)競馬場に代わって香港競馬の拠点となる近代的な競馬場を設けるために開場したものです。香港新界沙田区の沙田海を大規模に埋め立ててできた競馬場は最寄り駅が設けられるなど交通面のアクセスも備わっています。1988年に香港招待カップが開催されるなどし、香港競馬が国際的に飛躍するきっかけを作りました。
コースは楕円形で右回りとなっており、外側にある1周1899メートルの芝コースと内側にある1周1555メートルのレース専用オールウェザーコースで構成されています。芝コースがメインとなるのですが、香港のある一帯は多雨多湿の気候であることが知られており、馬場の管理については世界屈指の水はけの良さと適度な保水性となるように整備されています。
今回のレースは向こう正面にあるゴール手前からスタートし、周回コースを1周する形で最後の直線に突入します。スタート直後わずか200メートルで第1コーナーに突入することから、内枠が有利です。その後もコース内側を上手く使うでもない限り、差して勝つことが難しいコース傾向となっています。
香港カップの出走馬は開催年によって大きく増減するのですが、昨年は12頭立てで行われました。今回の第37回 香港カップの出走馬情報が徐々に明らかになってきたので、ニュース記事などを参考に注目の競走馬をまとめました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
プログノーシス(Prognosis) | 2023年直近の成績は札幌記念(G2)を制覇した後、天皇賞・秋(G1)を3着で終えています。遠征前最後となる国内での追い切りでは抜群の瞬発力を見せてくれました。調教師も馬は動いてくれたし、状態が良いのが確認できたとのことで、本番の香港カップに向けて期待できる競走馬として注目が集まります。 |
ローシャムパーク(Rousham Park) | 2023年直近の成績は函館記念(G3)と産経賞オールカマー(G2)を制覇しています。次走の香港カップへ向けて、直線で馬体を並べて脚並みをそろえる併せ馬を行うなど調整を行っています。昨年の朝日セントライト記念(G2)をきっかけとして刺激を受け、ここ2か月でたくましく体質が強化された状態でG1初制覇を目指します。 |
ヒシイグアス(Hishi Iguazu) | 2023年直近の成績は札幌記念(G2)を5着、天皇賞・秋(G1)を9着で終えています。7歳と高齢馬ながらG1制覇を狙っています。2021年の第35回 香港カップで2着になるなどの経験がありますが、この経験がどう生きるのかどう活きてくるか、また悲願のG1初制覇を果たせるかどうかが注目のポイントになります。 |
前回レースの結果
前回2022年12月11日(日)に開催された第36回 香港カップでは、地元香港の競走馬である1番人気のロマンチックウォリアーが制覇し日本勢による連覇を3で止めました。ロマンチックウォリアーは中団から追走し最後の直線で圧倒的な差しを見せて勝利する流れとなりました。
2着は4馬身1/2差で6番人気の日本調教馬ダノンザキッド、そこから3/4馬身差で3着に10番人気のマネーキャッチャーが入りました。その他日本から参戦したジオグリフが6着、ジャックドールは7着、レイパパレが9着と完敗する結果になっています。さらにパンサラッサは逃げる展開となりましたが10着でレースを終えました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定の第37回 香港カップは、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからベット可能になる予定です。なおオッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中した際のリターン額計算に使われます。
競馬でベットできるオッズの種類として、単勝(1着の競走馬)・複勝(3着以内の競走馬)を予想するものがあります。レースに出走する競走馬にはオッズが与えられますが、勝つ見込みが大きくなっている競走馬ほどオッズの値が低くなる傾向があります。
また反対に調子が悪かったり勝つ見込みがない競走馬ほど、オッズは高くなります。このような競走馬にベットする場合は、予想的中する可能性が低いためにリスクがとても高くなるのでベットするのはあまりおすすめしません。
それでは、ここからおすすめのブックメーカーのオッズをチェックしていきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に設立されたブックメーカーサイトで、サイト名からも判断できる通りスポーツベットのサービス規模が大きくなっています。他サイトと比べたときに、同じ試合でも高いオッズが設定されていることが多いのが特徴です。またベットする際にオッズの引き上げが可能になる独自機能をすると、予想に自信のある試合で大きなリターンを獲得することもできます。
ベットウェイ(Betway)は2006年に創業されており、レイアウトがシンプルで使いやすいブックメーカサイトになります。サイトの日本語化対応がほとんど済んでいるので、特に違和感なくスポーツベットで遊ぶことができます。今回のレースのオッズが発表される予定の競馬カテゴリだけでなく、その他数多くのスポーツカテゴリ提供が行われています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されており、サイト内には1日1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されているのが特徴です。その情報量の多さから、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトと評されることもあります。今回開催されるレースのオッズは「競馬」カテゴリで発表される予定で、その他にもサッカーや野球といった世界中のスポーツにベットすることができます。
最高のボーナス
ここまで触れた通り、香港カップのオッズが発表された時点からベットできるようになります。競馬カテゴリのあるブックメーカーサイトは多いですが、どこで遊ぶかを決めるなら最初に各サイトのオッズを比較してみましょう!
次にブックメーカーサイトでウェルカムボーナスが提供されているかをチェックすると、ある程度絞り込めると思います。ちなみにボーナスは条件付きでもらえる追加資金のことで、ウェルカムボーナスというのは新規登録者向けに提供されているものです。
今回紹介した、3つのブックメーカーサイトそれぞれのボーナス情報を以下にまとめたので確認していきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金はVIPレベルによる |
ベットウェイ | 入金額の100% | 10,000円まで |
ワンバイベット | 入金額の100% | 12,500円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスをまとめたものです。これ以外にも定期的にスポーツベット用のボーナスが提供されることもあるので、各サイトのプロモーションページなどを見るようにしてくださいね!
ベットウェイやワンバイベットの「入金額の100%」は、作成したアカウントへ入金した額の100%をボーナスとしてもらえる仕様です。例えば$100を入金した場合、ボーナス額は$100(入金額の100%)になります。
またスポーツベットアイオーにはウェルカムボーナスがありませんが、比較的高いオッズが設定されたり、オッズを引き上げる独自機能が提供されているなど、リターン目的で選択するのに適していると言えます。
もしボーナスを利用するのであれば、利用するボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が記載されている「ボーナス利用規約」をよく読むようにしましょう。
まとめ
この記事では、香港・沙田競馬場で開催される「第37回 香港カップ」のレーススケジュールとコース情報について見てきました。レースが近づいてきたので、出走予定の注目競走馬もだんだんと公開されていますね。今回のレースは各サイトでオッズが発表された時点からベットが行えるようになります。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝2000メートルの馬場を走ります。全体的に起伏が少ないレイアウトなのですが、スタート直後わずか200メートルで第1コーナーに突入することから、全体的に内枠が有利となるのが特徴です。
香港カップ(G1)はおすすめしたブックメーカーサイトからベットが可能になります。今回紹介した各サイトのアカウントを作成すれば、後は資金の入金を行うだけになるので、今回のレースにあわせて遊び始めてみてはいかがでしょうか!
香港カップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第37回 香港カップは、2023年12月10日(日)に香港・沙田競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.プログノーシス、ローシャムパーク、ヒシイグアスなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2000メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2000メートルで、右回りにコースを走ります。向こう正面にあるゴール手前からスタートし、周回コースを1周する形で最後の直線に突入します。スタート直後わずか200メートルで第1コーナーに突入することから、内枠が有利となる傾向になります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.香港カップの出走枠は開催年ごとに大きく変動しますが、前回の2022年開催時は12頭立てでレースが行われました。