イベント・レース詳細
アイリッシュチャンピオンステークス(Irish Champion Stakes)は1976年にジョーマクグラスメモリアルステークスとして創設された競馬レースで、1984年から1990年までにフェニックスチャンピオンステークスという名称を経た後、1991年より現在の名称で施行されています。元々はフェニックスパーク競馬場で開催されていましたが、現在はレパーズタウン競馬場に変更されました。
このレース以降で秋に開催される凱旋門賞、英チャンピオンステークス、香港国際フェスティバル、その他日本の主要G1レースの準備に向けたレースとして活用されることが多くなっています。2009年からはブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなっていて、優勝馬が同年に開催されるブリーダーズカップターフ(G1)への出走権を獲得することができるようになっています。
今回開催が決定している、アイリッシュチャンピオンステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | アイリッシュチャンピオンステークス 2024 |
開催日 | 2024年9月14日(土) |
会場 | アイルランド・レパーズタウン競馬場 |
コース | 芝10ハロン(約2012メートル) |
レースで使用されるレパーズタウン競馬場は、アイルランドの首都ダブリンから南に約9.7キロメートル離れた地域で1888年に開場した競馬場です。この競馬場はイギリスのサンダウン競馬場をモデルにしているのが特徴で、1967年からホースレーシングアイルランドによる所有・管理が行われています。また、この競馬場はメイトロンステークス(G1)といったアイルランド競馬における重要レースが開催される場にもなっています。
またこの競馬場で特筆すべきは、東京競馬場との交換競走を行っていることです。毎年7月下旬になると東京競馬場ではアイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2)、レパーズタウン競馬場ではタイロスステークス(G3)が開催されるようになっています。
競馬場のコースはすべて左回りの芝コースで構成されています。メインとなるのは1周約2800メートルの周回コースで、このコースでは平地競走とナショナルハント競走(障害競走)の両方が開催できるようになっています。以前は直線コースがありましたが、高速道路建設の際に廃止されました。コース幅が広くなっており、1000メートルから4000メートルまで様々な距離のレースが施行できます。
今回のレースは第2コーナー付近からのスタートとなり、周回コースに沿ってそのままゴールまで走る流れになります。コース幅が広いこと、そして最初のコーナーまではかなり距離があるため、馬群に包まれない限りは位置取りに問題は生じないでしょう。最終コーナーの途中と最後の直線の残り200メートル付近に上り坂があるため、スピードだけでなく坂を上るための脚力やスタミナも必要となります。
アイリッシュチャンピオンステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のアイリッシュチャンピオンステークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
シティオブトロイ(City Of Troy) | 2024年直近の成績は英ダービー(G1)とエクリプスステークス(G1)を制覇しています。前走でG1レース2連勝、重賞レース通算4勝を達成しました。英インターナショナルステークス(G1)に登録したことが報道されている状態ですが、その次の目標として今回のアイリッシュチャンピオンステークスに出走する可能性もあります。 |
エコノミクス(Economics) | 2024年直近の成績はダンテステークス(G2)とギヨームドルナノ賞(G1)を制覇する結果を残しています。前走は3か月ぶりのレースとなりましたが、無事に優勝し連勝記録を3に伸ばしています。次に出走するのが今回のアイリッシュチャンピオンステークスであることが明言されており、優勝するとG1レース初制覇となります。 |
オーギュストロダン(Auguste Rodin) | 2024年直近の成績はプリンスオブウェールズステークス(G1)を制覇したあと、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)を5着で終えています。アメリカ・ブリーダーズカップへの遠征計画があるため、今回のレースに出走して勝利することでブリーダーズカップターフ(G1)への出走権獲得を目指すものと見られます。 |
前回レースの結果
前回2023年9月9日(土)に開催されたアイリッシュチャンピオンステークス 2023では、1番人気のオーギュストロダンが制しています。オーギュストロダンは先頭から3馬身離れた状態で中間点を通過することになりましたが、最後の直線200メートルのところで差し切りそのままゴールすることができました。
2着は1/2馬身差で3番人気のルクセンブルク、そこからさらに短アタマ差をつけて4番人気のナシュワが3着に入りました。オーギュストロダンは前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)では最下位の10着と惨敗してしまいましたが、今回のレースではそれを感じさせないような巻き返しを見せてくれました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているアイリッシュチャンピオンステークス 2024は、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトよりベットができるようになる予定です。レースがベット対象となった場合はレースに出走するすべての競走馬にオッズが付きます。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことを表していて、ベット予想が的中したときにプレイヤーへの払い戻し額の計算に用いられます。この額はベット額とオッズの値を掛け合わせて計算することができます。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝が提供されることが多いですね。ブックメーカーサイトによって各競走馬に付くオッズの値が違うこともあるので、各サイトのオッズを先に確認して一番高いサイトでベットすることもありですね。このオッズの値についてですが、優勝候補になるような好調な競走馬になるほど数値が低くなっていきます。
その逆で、休養明けや前走で順位が振るわなかった競走馬は、オッズの値が高くなっていく傾向があります。オッズの値はリターン額に直結するのですが、高いオッズの競走馬にかけたからといって必ず的中するというわけではなく、ベット額のみを失ってしまうリスクを伴うことを覚えておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、2016年に創立されたブックメーカーサイトになります。サイト名通りスポーツベットに特化しているのですが、例えば他サイトと比較したときに高いオッズが設定されている場合が多く、さらにベットする際にオッズの引き上げができるような独自機能が提供されていることからもそれが分かると思います。今回のレースは、競馬カテゴリからオッズが提供される予定になっています。
ステーク(Stake)は、2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトです。特徴として一番大きなものは仮想通貨での決済に特化していることが挙げられます。ビットコインをはじめとする主要な仮想通貨を決済に利用することができます。加えて法定通貨での決済も行えるのですが、このサイトがすごいのはアカウントのウォレット内で通貨毎に残高が表示されることです。これにより複数通貨で入金した場合も、管理がしやすくなっています。
ワンバイベット(1xBET)は、2007年に創業されたブックメーカーサイトです。競馬だけでなくサッカーや野球など様々なスポーツカテゴリの取り扱いがあります。さらにそれらのスポーツカテゴリに対して、世界中で開催されるリーグや大会に対して1日に1,000を超えるスポーツイベントのオッズが公開されています。そのことから、東欧圏最大規模のブックメーカーサイトであるとプレイヤーから評価を受けることもあります。
最高のボーナス
何度か記事でも言及しましたが、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからオッズが発表されると、すぐさま各競走馬へのベットが行えるようになります。ただ、条件を満たすブックメーカーサイトはかなり多いので、遊ぶサイトを決めるのに迷ったら記事で紹介したおすすめサイトから選ぶのもありですね。
また、そのサイトへ新規登録を行う場合は、ウェルカムボーナスの提供有無を確認してみてください。もし、そのボーナスが提供されている場合は、始めるときからお得に遊べることになるでしょう。なお、ボーナスというのは各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことで、利用することで自分で入金した資金以上の軍資金を持って始められます。
ではここから、各おすすめブックメーカーで提供中のウェルカムボーナスを紹介していきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、ウェルカムボーナスの提供状態についてまとめたものです。上記以外に提供中のボーナスや開催中のキャンペーンについて知りたい場合は、各サイトのプロモーションページをチェックしてみてください。
ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金額の最大120%をボーナスとしてもらえる仕組みのことです。注意したいのは、入金額によって100%~120%の間で受け取り可能なボーナス額の割合が変動するので、予定している入金額に対して受け取るボーナスがどれくらいになるかを事前に確認しておきましょう。
一方で、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただしこれは、新規登録者用のボーナスが無いというだけで、既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期的に開催されるため、利用したいボーナスの提供があるかをそれぞれのサイトのプロモーションページから確認してみることをおすすめします。
もし、ボーナスを利用する場合は、利用するボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記された「ボーナス利用規約」をよく読むことで、ボーナスに絡んで生じる可能性があるトラブルを最低限避けることにつながります。
まとめ
この記事では、アイルランド・レパーズタウン競馬場で開催される「アイリッシュチャンピオンステークス 2024」のレーススケジュールやコースレイアウトなどのレース詳細情報について紹介してきました。ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからレースのオッズが発表される予定なので、オッズ発表まで予想を立てておくようにしましょう!
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝10ハロン(約2012メートル)の馬場を走ります。周回コースに沿ってそのままゴールまで走ることになりますが、コース幅が広いことや最初のコーナーまでの距離を考えると、馬群に包まれない限り位置取りしやすそうです。ただ、最終コーナーの途中と最後の直線の残り200メートル付近にある上り坂を上るための脚力やスタミナがスピードとは別に求められるでしょう。
アイリッシュチャンピオンステークス(G1)は、今回記事で紹介した競馬(競走馬)カテゴリを提供するおすすめブックメーカーサイトからレースのオッズが発表される予定となっています。オッズが発表されることでベット可能になるため、発表されるまでにブックメーカーサイトでアカウント登録を済ませておくと、いつでもスポーツベットを始めることができますよ!
アイリッシュチャンピオンステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.アイリッシュチャンピオンステークス 2024は、2024年9月8日(土)にアイルランド・レパーズタウン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.シティオブトロイ、エコノミクス、オーギュストロダンなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で10ハロン(約2012メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝10ハロン(約2012メートル)で、周回コースをゴールまで走り抜きます。コース幅が広いことや最初のコーナーまで距離があることから、馬群に包まれない限り位置取りしやすくなっていて、最終コーナーの途中と最後の直線の残り200メートル付近に上り坂があるため、スピードだけでなく脚力やスタミナが要求されるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.アイリッシュチャンピオンステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。