イベント・レース詳細
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(King George VI and Queen Elizabeth Stakes)は1951年に創設されたレースで、KGVI & QESという略称で紹介されることもあります。毎年夏に開催されるレースで、3歳馬と古馬である一流馬が一堂に会するレースになるのが特徴です。
このレースは中長距離レースの中でも、凱旋門賞(G1)や英ダービー(G1)と並ぶヨーロッパ最高峰のレースとして数えられています。また、レースの優勝馬は出走後に凱旋門賞を目指し、将来的に種牡馬として成功する競走馬を排出することでも有名です。
現在このレースの獲得賞金は125万ポンドとなっており、イギリス競馬において先に紹介した英ダービー、そして英チャンピオンステークス(G1)に次いで3番目に賞金の高い競馬レースとしても知られています。
今回開催が決定している、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025 |
開催日 | 2025年7月26日(土) |
会場 | イギリス・アスコット競馬場 |
コース | 芝11ハロン211ヤード(約2406メートル) |
レースで使用されるアスコット競馬場は、アン女王の統治時代である1711年に競走馬を全力で走らせる場所を探していたときのこと。自身の居城であるウィンザー城近郊のアスコットでそれに適した丘が見つかり、そこに競馬場建設が命じられ開場した経緯があります。
様々なレースが開催されますが、特にイギリス競馬最大の夏イベントであるロイヤルアスコット開催が施行されることで知られています。1793年に競馬場内に初めて観客用スタンドが建設され、その後時代に合わせて改修が行われていき、2005年にコース改良やスタンド新設が行われています。
この競馬場は周回コースが三角形とおにぎりのような形状をしています。この三角形のコースがメイントラックで、1周約2800メートル・直線約500メートルとなっています。この周回コースの他に第2コーナーに隣接する引き込み線からスタートするオールドマイルコースと第3コーナーから直線に合流する引き込み線から始まるニューマイルコースと呼ばれる直線コースを提供中です。また、その内側には、障害用のコースも設置されています。
今回のレースはオールドマイルコースを利用して開催され、第1コーナーを曲がった直後からスタートし、ゴールまで周回コースに沿って走る流れです。全体的に上り坂となっており、競走馬にはスピードだけでなくスタミナや脚力が求められることになります。注意すべきは第2コーナー付近が下り坂となっている点で、侵入する際にスピードを出し過ぎるとコントロールが効かずに上手く曲がれなくなってしまうのが特徴です。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は9頭立てで行われました。今回のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ヤンブリューゲル(Jan Brueghel) | 2025年直近の成績はアレッジドステークス(G3)を2着としたあと、コロネーションカップ(G1)を制覇しています。前々走で敗北したことでデビューからの無傷の連勝記録が4で止まっています。それでも、前走では調子を落とすことなく勝利して6戦5勝としています。今回レースに出走した場合も危なげない走りを見せてくれそうです。 |
カルパナ(Kalpana) | 2025年直近の成績はタタソールズゴールドカップ(G1)を3着としたあと、プリティポリーステークス(G1)を2着で終えています。直近2戦では勝利を逃してしまいましたが、過去には2300~2400メートルクラスの重賞レースを制覇していることからも馬場状態やスタート枠次第では、1着になる可能性を秘めているものといえそうです。 |
カランダガン(Calandagan) | 2025年直近の成績はドバイシーマクラシック(G1)を2着としたあと、コロネーションカップ(G1)も2着で終えています。2024年6月のキングエドワード7世ステークス(G2)以来4戦連続で2着となり優勝を逃している状態です。あと一息で勝てるというところまで来ているのは確かなので、次のレースは優勝をつかんで欲しいですね。 |
前回レースの結果
前回2024年7月27日(土)に開催されたキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2024では、7番人気のゴリアットが制しています。ゴリアットはスタート後は5番手につけて先行馬の様子をうかがいながらレースを進行。直線入り口から先行する競走馬2頭のどちらかに軍配が上がるところでしたが、直線半ばから抜け出して余裕をもってゴールし勝利することができています。
2着は2馬身1/4差で3番人気のブルーストッキング、そこからさらに3馬身1/4差をつけて2番人気のレベルスロマンスが3着に入りました。ゴリアットは2024年5月のエドヴィル賞(G3)で重賞レース初制覇して以降勝ちがありませんでしたが、今回勝利したことで2度目の重賞レース勝利かつG1レース初制覇を飾ることになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトであれば、オッズが発表され次第すぐにベットできるようになる予定です。レースに出走する競走馬にそれぞれオッズが付与されていくのですが、ここでいうオッズとは払い戻し率を意味しています。もし予想が的中した場合は、オッズの値とベット額を掛け合わせたものがリターン額として算出されます。
競馬カテゴリのオッズの種類として主に提供されるのは、1着になる馬を予想する(単勝)ものや3着以内に入る馬を予想する(複勝)ものが提供されていますね。この2種類どちらにもオッズが付けられているのですが、ブックメーカーサイト毎に異なる値となっていることもあります。ベットしようと思った競走馬がいれば、その競走馬のオッズだけでもチェックしておくとリターン額を高めることにつながります。なお、オッズの値は上位に絡む期待が大きくなっているなど、人気が高くなるほど数値が低くなるのが特徴です。
また、それとは反対に上位に絡むことが期待されていないなどの理由から人気が低くなっていくにつれて、オッズが高くなっていきます。出走するすべての競走馬にベットすることはできますが、オッズが高い馬になるほど予想が外れたときにベット額だけを失うリスクもある点は注意しましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、2016年創立のブックメーカーサイトです。名前の通りスポーツベットに力を入れているだけでなく、同じアカウントを利用してオンラインカジノゲームで遊ぶことも可能になっています。他のサイトと比べたとき、同じベット対象のレースであっても、設定されるオッズが高くなっているのが特徴の1つですね。さらに、ベットを行う際にオッズの引き上げができる独自機能も利用することができます。
ステーク(Stake)は、2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトです。決済方法にいち早くビットコインをはじめとする複数種類の仮想通貨を採用したことでも知られています。他にも法定通貨が利用できますが、アカウントのウォレット内でそれぞれ通貨毎に残高が表示できることで残高管理が行いやすくなっています。他には競馬カテゴリの取り扱いが始まったことで、今回のレースのオッズが発表されるとすぐにベットが行えます。
ワンバイベット(1xBET)は、2007年に創業したブックメーカーサイトです。東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトと評価されることもあり、サイトを訪れるとその評価にも納得がいくでしょう。1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されているだけでなく、スポーツカテゴリ自体も豊富に提供されています。今回のレースを取り扱う競馬カテゴリをはじめ、野球やサッカーなど馴染みのあるスポーツにもベットできます。
最高のボーナス
ここまで紹介した通り、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトでオッズが発表されると、すぐにベットが可能になる予定です。このようなブックメーカーサイトはかなり多く提供されているものと思いますが、どうせ遊ぶならリターン額を大きくしていきたいですね。
また、新規登録者を対象にしたウェルカムボーナスが提供されているかを見ることで、お得に遊び始めることも可能です。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトで条件付きで獲得できる追加資金を意味しています。
ここからは今回紹介したおすすめブックメーカーで、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかをまとめました。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、3サイトでのウェルカムボーナスの取り扱いをまとめたものです。それ以外に提供中のボーナスは、各サイトにあるプロモーションページをご覧ください。
ワンバイベットのところの「入金額の120%」は、新規登録した際の初回入金に限り入金額の最大120%がボーナスとしてもらえるようになっています。ただし初回入金額によって100%~120%と変動するので、予定する入金額でボーナスがいくらになるかを事前に確認するとよいでしょう。
また、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。その一方で、既存のプレイヤーが対象となるボーナスは定期的に提供されているので、ボーナスを利用する場合は、まずプロモーションページを確認するようにしてみましょう。
もしボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)について書かれた「ボーナス利用規約」を熟読しておくと、ボーナス利用後におきがちな出金トラブルを遠ざけることができるでしょう。
まとめ
この記事ではイギリス・アスコット競馬場で開催される「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025」について、イベントスケジュールやコース詳細等の関連情報を確認しました。また、レースへの出走予定とされる注目の競走馬やおすすめブックメーカーもチェックすることができましたね。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が、芝11ハロン211ヤード(約2406メートル)の馬場を走ります。全体的に上り坂であることから、スピード以外にもスタミナや脚力が求められることでしょう。特に最初のコーナー付近が下り坂になることから、スピードばかりに意識を取られるとコーナーを曲がり切れなくなるかもしれませんね。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)は、各おすすめブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベットできるようになります。これらのサイトで先にアカウント登録をしておけば、あとはいつでも競馬レースをスポーツベットで楽しむことができますよ!
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2025は、2025年7月26日(土)にイギリス・アスコット競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ヤンブリューゲル、カルパナ、カランダガンなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で11ハロン211ヤード(約2406メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝11ハロン211ヤード(約2406メートル)で、オールドマイルコースを利用してゴールまで周回コースに沿って走ります。全体的に上り坂となっているため、競走馬にはスピードだけでなくスタミナや脚力が求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は9頭立てでレースが行われました。