イベント・レース詳細
ナッソーステークス(Nassau Stakes)は1840年に創設されたレースで、かつてのグッドウッド競馬場の所有者である第5代リッチモンド公爵とオレンジ=ナッソー家の友情を称える目的でレース名がつけられました。創設当初は芝8ハロン(約1609メートル)・3歳牝馬のみの条件で施行されていましたが、何度かの施行距離変更が行われ現在は芝9ハロン197ヤード(約1991メートル)・3歳以上の牝馬の条件で施行されています。
なお、開催される競馬場は創設から現在まで一度も変更されていないのも特徴の1つです。また、1971年のグループ制導入の際にはG2に格付けされていましたが、1999年にG1に昇格しました。このレースは毎年7月末から8月初旬にかけて行われる、グロリアスグッドウッド開催の3日目に施行されるのが通例となっています。
今回開催が決定している、ナッソーステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ナッソーステークス 2024 |
開催日 | 2024年8月1日(木) |
会場 | イギリス・グッドウッド競馬場 |
コース | 芝9ハロン197ヤード(約1991メートル) |
レースで使用されるグッドウッド競馬場は、1801年にイギリスのイングランド南部にあるウエストサセックス州チチェスターで開場されました。初代リッチモンド公チャールズ・レノックスが1696年に狩猟のための別荘を建てるための土地として購入していたものを、孫である第3代リッチモンド公爵チャールズ・レノックスが別荘の周囲を競馬用に整備したのが競馬場のもとになっています。
この競馬場のコースは独特な形状をしており、直線から8の字が生えているかのように見えるのが特徴です。すべてが芝コースで構成されていますが、先述した通り特殊な形状をしていることから短距離だけでなく長距離まで様々な距離のレースが施行可能となっています。レース紹介でも触れましたが、7月末から8月初旬にかけてグロリアスグッドウッド開催という大きなイベントが催されることでも知られています。
今回のレースは8の字の左側の頂点部分からスタートし、8の字の交点から外側に抜けて直線に合流しそのままゴールへ向けて走る流れとなります。8の字部分は激しい上下の勾配があり、さらに直線に入ってからゴールまで下り坂が続くのが特徴です。競走馬にはスピードだけでなく、勾配がある中ゴールまでを走りきるための脚力やスタミナも必要不可欠といえるでしょう。
ナッソーステークスの出走馬は開催年により変動しますが、昨年は6頭立てで行われました。今回のナッソーステークス 2024に予想される出走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ブルーストッキング(Bluestocking) | 2024年直近の成績はミドルントンフィリーズステークス(G2)とプリティポリーステークス(G1)を制覇する結果を残しています。前走では2番人気のエミリーアップジョンを差し切って勝利を果たしています。すでに、次走の目標を今回のナッソーステークスにする計画が報じられており、現在はそれに向けて調整を行っています。 |
インスパイラル(Inspiral) | 2024年直近の成績はロッキンジステークス(G1)を4着としたあと、プリンスオブウェールズステークス(G1)は6着という結果で終えました。前走は完敗でしたが、次走はニューマーケットのジュライ開催を避け、今回のナッソーステークス・サセックスステークス(G1)・ジャックルマロワ賞(G1)と幅広い選択肢をとる予定です。 |
オペラシンガー(Opera Singer) | 2024年直近の成績は愛1000ギニー(G1)を3着としたあと、コロネーションステークス(G1)を2着で終える結果となりました。欧州2歳女王に輝いたオペラシンガーですが、すでに今回のナッソーステークスに登録したことが報じられています。出走すれば他のベテラン古馬との対戦を行うために、調整を行うことになるでしょう。 |
前回レースの結果
前回2023年8月3日(木)に開催されたナッソーステークス 2023では、4番人気のアルフスンが制覇しています。アルフスンは2番手から追走していましたが、残り2ハロンの地点から仕掛けていき先頭に躍り出ると、後続の追撃をしのいでそのままゴールし勝利することになりました。
2着は半馬身差で3番人気のアバブザカーブ、そこからさらに半馬身差で3着に2番人気のナシュワが入りました。アルフスンは2023年6月開催のホッピングスフィリーズステークス(G3)で今回3着のナシュワに勝って重賞レース初制覇を果たしており、今回のレースでも返り討ちにしてG1レース初制覇を飾ることになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているナッソーステークス 2024は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズ公開次第ベットできる予定になっています。ベット対象になったレースに出走するすべての競走馬にオッズが付けられるようになっています。オッズというのは払い戻し率のことで、予想的中時にオッズの値をベット額と掛け合わせた額がウォレットへとリターンされるようになっています。
競馬カテゴリのオッズの種類で主に提供されているのは、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)があります。この設定されるオッズの値はブックメーカーごとに異なることがあるので、自分がベットを希望する競走馬のオッズを各サイトで確認しておくのがベターです。ちなみにオッズの値は、優勝候補など調子のよい競走馬になるほど数値が低くなっていきます。
またこれとは反対に、上位に絡めず調子の悪くなるほど、オッズが高くなるのが特徴です。オッズの値にかかわらずどの競走馬にもベット可能ではあるのですが、オッズが高い競走馬になるほどベット額のみを失ってしまうリスクが高くなることを覚えておきましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、名前に入っている通りスポーツベットに力を入れていることで知られています。ベット対象のレースのオッズが他サイトより高く設定されることや、ベットする際にオッズを引き上げられる独自機能の利用も可能となっていることから、リターン額アップを狙うときにおすすめすることができるサイトになっています。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトで、決済方法として多様な種類の仮想通貨を採用しています。それ以外に法定通貨も利用することができるのですが、これらの通貨はアカウントのウォレットで通貨毎に残高表示ができるので、どの通貨をどれだけ使ったのかが把握しやすいです。今回のレースは競馬カテゴリからオッズが発表される予定で、そこからオッズを確認することができるようになっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとして知られています。その規模が示すように1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されるのが特徴です。そのオッズの多さのため、好きなときにいつでも世界中の試合に対してベットすることができるようになっています。今回のレースは競馬カテゴリからベットできる予定です。
最高のボーナス
ここまで記事で触れた通り、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトからオッズが発表され次第、ベット可能になる予定です。条件を満たすブックメーカーサイトはとても多く存在するのですが、オッズの高いサイトでベットすることはリターン額をアップすることに直結します。
さらに、初めて遊ぶのであれば、初回登録の方のみ利用できるウェルカムボーナスの提供有無を確認することで、お得に始められることもあるかもしれません。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きでもらえる追加資金をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ここで今回紹介したおすすめブックメーカーでの、ウェルカムボーナスの提供有無をまとめてみたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各サイトで提供されるウェルカムボーナスをまとめたものです。それ以外に提供される既存プレイヤー向けのボーナスは、各サイトのプロモーションページを確認してください。
ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金で入金額の最大120%がボーナスとしてもらえます。このボーナスは入金額次第で100%~120%と割合が変動するので、入金前に予定する入金額でボーナスがいくらもらえるかを事前に確認することをおすすめします。
なお、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただ、既存プレイヤー向けのキャンペーンは開催されているので、登録後ボーナスを利用する際にプロモーションページを見るようにしましょう。
もしボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を読んでおくと、ボーナス没収や条件未達成時の出金拒否といったボーナス関連のトラブルを最低限避けることができます。
まとめ
この記事ではイギリス・グッドウッド競馬場で開催される「ナッソーステークス 2024」について、イベント日程やコース特徴などの詳細情報を確認してきました。また、レースへの出走予定の競走馬やレースがベット対象になる予定のおすすめブックメーカーも見てきましたね。
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が、芝9ハロン197ヤード(約1991メートル)の馬場を走ります。勾配が多い8の字地帯を通った後、下り坂が続く直線を走ることになるので、スピード以外にもスタミナや脚力が求められそうですね。
ナッソーステークス(G1)は、おすすめブックメーカーサイトでそれぞれオッズが発表される予定になっています。もし、今回のレースにベットする競走馬が決まっているなら、先に各サイトのオッズを比較して遊ぶサイトを決めて登録を行っておきましょう!
ナッソーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ナッソーステークス 2024は、2024年8月1日(木)にイギリス・グッドウッド競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ブルーストッキング、インスパイラル、オペラシンガーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で9ハロン197ヤード(約1991メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝9ハロン197ヤード(約1991メートル)で、8の字の左側の頂点部分からスタートし、8の字の交点から外側に抜けて直線に合流しそのままゴールへ向けて走る流れとなります。8の字部分は激しい上下の勾配があり、ゴールまで下り坂が続くことから、スピード以外にも脚力やスタミナも必要不可欠と言えるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ナッソーステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は6頭立てでレースが行われました。