イベント・レース詳細
NHK マイルカップ(NHK Mile Cup)は1996年に創設された国際競走で、1953年から1995年まで東京優駿(日本ダービー)のトライアル競争として施行されていたNHK杯を前身とするレースです。施行当時クラシック競走への出走権を持たなかった外国産馬や短距離適性のある競走馬が目標とするレースを開催する目的で創設されています。
そのため、創設当初から外国産馬が出走可能になっていたのと同時に、指定交流競走として一定の条件を満たした地方競馬所属馬も出走可能となっています。2009年から国際競走となったことで外国馬の出走もできるように変更されました。
また、レースではNHK交響楽団がスタート前のファンファーレを生演奏するのが恒例となっていて、牡馬三冠・天皇賞・有馬記念と同格の扱いでNHK杯からの名残としてNHK総合テレビジョンでの放送も行われています。
外国調教馬は優先出走権を持っていますが、JRA所属馬はニュージーランドトロフィー(G2)・チャーチルダウンズカップ(G3)で3着以内に入ることで優先出走権が得られます。未勝利馬や未出走馬の場合は2着以内が条件となります。地方所属馬はJRA所属馬の条件に加え、桜花賞(G1)・皐月賞(G1)で2着以内に入ることで優先出走権が得られます。
今回開催が決定している、第30回 NHKマイルカップの開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 第30回 NHKマイルカップ |
開催日 | 2025年5月11日(日) |
会場 | 日本・東京競馬場(東京) |
コース | 芝1600メートル |
今回のレースで使用される東京競馬場は1907年に開設された目黒競馬場を前身とする競馬場です。目黒競馬場が立地として借地料の増加や施設拡張が難しいなどの理由から移転を行い、1933年に現在の場所で開設されるのに合わせて改称し東京競馬場となりました。芝の本馬場は1周2083.1メートル・幅員最大41メートルあり、本馬場の内側には日本一のスケールを誇るダートコースも用意されているのが特徴です。
レースは左回りの芝コースで行われ、向こう正面にある直線の右奥からスタートします。コーナーが2回ある、いわゆるワンターンのコースです。スタートから最初のコーナーまでの距離があることから枠の有利不利は出ませんが、外枠の競走馬が先行争いに加わってくると全体的にペースアップし逃げ・先行馬も苦しくなる傾向にあります。
NHKマイルカップはフルゲート18頭立てのレースで、昨年の開催時は全枠を埋めた18頭立てで行われました。今回の第30回 NHKマイルカップの出走馬はまだ正式に決定していませんが、現在までに出ているニュース記事等を参考に注目の競走馬をまとめたので参考にしてみてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ファンダム(Fandom) | 2025年直近の成績はジュニアカップ(L)と毎日杯(G3)を制覇しています。デビューから無傷の3連勝を果たしており、今一番勢いのある3歳馬といえるでしょう。今回のNHKマイルカップに出走する可能性がある状態ですが、トライアルにあたる今回のレースへの出走をせず、日本ダービー(G1)に直行するともいわれていますね。 |
アドマイヤズーム(Admire Zoom) | 2025年直近の成績は朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制覇したあと、ニュージーランドトロフィー(G2)を2着で終えています。前走が3着以内であったことから、今回のレースの優先出走権を手にすることとなっています。昨年2歳マイル王に輝いたその実力が今回のNHKマイルカップで発揮できるか注目が集まっています。 |
イミグラントソング(Immigrant Song) | 2025年直近の成績は3歳1勝クラスを3着としたあと、ニュージーランドトロフィー(G2)を制覇。前走は重賞レース初挑戦にして勝利し、今回のレースへの優先出走権を手に入れています。また、前走は昨年の2歳マイル王となったアドマイヤズームを抑えて勝利していることから、他の有力馬にどこまで通用するかが見どころになります。 |
前回レースの結果
前回2024年5月5日(日)に開催された第29回 NHKマイルカップでは、2番人気のジャンタルマンタルが制しています。ジャンタルマンタルはタイミングよくスタートを切り、好位に付けてレースを進行しました。その後、最後の直線で早めにペースを上げたことで後続の競走馬との差を一気に広げることに成功し、そのままゴールに着いて勝利することができています。
2着は2馬身半差で1番人気のアスコリピチェーノ、そこからさらにクビ差をつけて10番人気のロジリオンが3着に入りました。ジャンタルマンタルは2023年12月の朝日杯フューチュリティステークス(G1)まで3連勝とし、2023年の最優秀2歳牝馬に選ばれていました。そこから勝ちが無かったのですが、今回の優勝で重賞レース通算2勝目を手にすることができました。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定の第30回NHKマイルカップは、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表され次第ベット可能になります。このオッズというのは、予想が的中したときの払戻額を計算する払い戻し率のことを意味しています。
競馬で予想できるオッズとして、1着の競走馬予想(単勝)や3着以内の競走馬予想(複勝)が代表的ですね。ベット対象になるレースでは各競走馬にオッズが付けられており、競走馬の中でも人気になってくると低いオッズがつけられていきます。
また反対にレース上位に絡む見込みがないなど人気が無い競走馬になると、その分オッズが高くなるのが特徴です。もちろんオッズが高いと払戻額が大きくなるのですが、その分予想が的中しにくく高いリスクを伴うことを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
まず始めに2016年設立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)を見ていきましょう。黒をベースに緑の差し色が映えるブックメーカーサイトで、他のサイトと比べて表示されるオッズが高めなのが特徴です。まずは、このサイトでオッズをチェックしてからベット判断を行うのが良いでしょう。また、ベットする際にオッズを引き上げられる独自機能の提供もあり、リターン額をのアップにつなげることも可能です。
次に2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)を紹介していきましょう。このブックメーカーサイトは今回のレースのオッズを取り扱う予定のスポーツベット以外にも同じアカウントでカジノゲームで遊ぶこともできるようになっています。また、仮想通貨決済に特化していて、ビットコインやイーサリアムなど複数の通貨を決済に利用できます。ウォレットで通貨毎に残高が表示されるので、視覚的に資金管理がしやすくなっているのも特徴です。
今回の記事で最後に紹介するのは、2007年に創業したワンバイベット(1xBET)です。東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして有名なのですが、ここでも他のサイトと同じく競馬カテゴリが提供されているのが特徴です。その他にもサッカーや野球といった日本でもなじみのあるスポーツを含め、1日1,000を超えるスポーツイベントを対象にベットを行うことができるメリットがあります。
最高のボーナス
各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベットできます。今回のNHKマイルカップにベットするブックメーカーサイトを探すのであれば、まずは予想的中時のリターン額に直結するオッズの比較をするのがおすすめです。
次にそのブックメーカーサイトでウェルカムボーナスが提供されているかどうかを見ることで、新規に始める際によりお得な条件で始められるでしょう!ちなみにボーナスというのは、そのブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のイメージになります。
今回紹介した3つのおすすめブックメーカーサイトのウェルカムボーナスの有無をまとめたので、遊ぶときの参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
ここでは各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえる、ウェルカムボーナスだけをまとめています。
まず、ワンバイベットのところに「入金額の120%」とありますが、これは新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことをいいます。入金額次第で100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わってくることから、実際に入金を行う前に予定している入金額ではいくらのボーナスがもらえるかをチェックしておくと安心できるでしょう。
その一方で、スポーツベットアイオーとステークでは、ウェルカムボーナスの提供が無いことが分かります。ただし、これは新規登録者向けのボーナスが無いというだけで、既存登録者向けのボーナスは定期的に提供されている点を覚えておいてください。これらのサイトの特徴として、長期にわたって遊ぶプレイヤーが恩恵を受けやすくすることが言えますね。現在どのようなボーナスが提供されているかは、プロモーションページから確認するようにしてください。
もし何らかのボーナスを利用するのなら、利用するそれぞれのボーナスへの禁止事項や出金条件(賭け条件)について明記されている「ボーナス利用規約」を熟読しておきましょう!
まとめ
この記事では、日本・東京競馬場(東京)で開催される「第30回 NHKマイルカップ」のレース日程や使用コースの詳細情報を確認してきました。出走予定となっている競走馬の情報も見てきたのですが、今回のオッズが各ブックメーカーサイトで発表され次第ベットできます!
今回のレースでは3歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1600メートルの馬場を走ります。スタートから最初のコーナーまで距離があることから枠の有利不利は出ませんが、外枠の競走馬が先行争いに加わることで必要以上にペースアップし、逃げ・先行馬も苦しくなる傾向にあります。
NHKマイルカップ(G1)は、今回記事で紹介したおすすめ各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベット可能になる予定です。アカウント登録さえ行えばいつでもベットすることができるようになるので、まずは準備から始めてみるのも良いかもしれませんね。
NHKマイルカップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第30回 NHKマイルカップは、2025年5月11日(日)に日本・東京競馬場(東京都)で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ファンダム、アドマイヤズーム、イミグラントソングなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝1600メートルクラスの馬場が得意な3歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、コースを左回りに走ります。コーナーが2回あるワンターンのコースで、スタートから最初のコーナーまでの距離があることから枠の有利不利は出にくいです。外枠の競走馬が先行争いに加わってくるとペースが上がってしまうため、逃げ・先行馬が苦しくなる傾向にあります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.第30回 NHKマイルカップは、フルゲート18頭立てでレースが行われる予定です。昨年は全枠を埋めて18頭立てでレースが行われました。