イベント・レース詳細
英オークス(Oaks Stakes)は、1779年に創設された3歳牝馬限定戦です。イギリス競馬におけるクラシックレースに分類される5つのレースのうち、英セントレジャーに次いで2番目に古いレースとなっています(開催順では3番目)。また英1000ギニー(G1)・英セントレジャー(G1)と合わせた牝馬の三冠の第2戦ともなっています。
愛オークス(G1)やディアナ賞(G1)など、世界中で英オークスを参考にしたレースが開催されています。日本では一般的に優駿牝馬(G1)の別名であるオークスの方が知られているため、本家の方は英オークスという国名を先頭に着けて区別します。
毎年エプソム競馬場で開催されるダービーフェスティバルの初日にコロネーションカップ(G1)と同日開催され、続く2日目には英ダービー(G1)が開催されます。施行距離はコロネーションカップや英ダービーと同じとなっているのも特徴です。
今回開催が決定している、英オークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 英オークス 2024 |
開催日 | 2024年5月31日(金) |
会場 | イギリス・エプソム競馬場 |
コース | 芝12ハロン6ヤード(約2420メートル) |
レースで使用されるエプソム競馬場は正式名称をエプソムダウンズ競馬場といい、1661年に開場しています。16世紀には、すでにこの場所で競馬レースが開催されたと記録が残っているほどの、イギリス競馬の歴史を物語る競馬場となっています。王室離宮の近さからエリザベス一世も足を運び観戦することが多かったと言います。
コースは全体的に馬蹄のような形で、メインの芝コースであるU字型のダービーコースを左回りに走る形状になっています。最初のコーナー付近に合流するシュートが2か所ある他、最終左カーブ(タッテナムコーナー)から伸びる引き込み線をスタート地点とする直線コースなど、様々な距離での施行が可能になっています。
今回のレースで使用されるのはU字型のダービーコースで、これをフル活用するために最大距離いっぱいまで使用します。スタート直後から最初のコーナーに入るまで長い上り坂が続き、その後すぐに下り坂を下りつつ最終コーナーを曲がり直線に入ります。最後の直線はゴール手前から急な上り坂が再度出現していきます。とにかく馬体への負荷がかかるので、勾配を走破する筋力だけでなくスピードの維持、最後の直線でスパートをかけて走りきる持久力が必要とされます。
英オークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は11頭立て(うち2頭は出走取消)で行われました。今回の英オークス 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報により判明している注目競走馬の情報をまとめたのでご覧ください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ジャスティンミラノ(Justin Milano) | 2024年直近の成績は共同通信杯(G3)と皐月賞(G1)を制覇する結果を残しています。ここまで無傷で勝利しており、前走では日本ダービー(G1)の優先出走権を手にしており、そちらの出走も予想されます。ただし今回の英オークスへのエントリーを済ませているので、出走が確定したらイギリス遠征の方向で調整が進むでしょう。 |
オペラシンガー(Opera Singer) | 2024年直近の成績はフレイムオブタラステークス(G3)とマルセルブーサック賞(G1)を制覇しています。2023年欧州2歳女王のオペラシンガーは、すでに英オークスへのエントリーが済んでいることが報じられています。間に別のレースを挟むのか、このレースに直行するのかに注目です。 |
イランイラン(Ylang Ylang) | 2024年直近の成績はロックフェルステークス(G2)を3着で終えた後、フィリーズマイル(G1)を制覇しています。こちらもすでに英オークスへのエントリーが完了したことが報じられました。前走がG1初制覇となっていますが、仮に英オークスに挑戦するとなると距離延長となるため、スタミナ等万全の体制を整える必要があります。 |
前回レースの結果
前回2023年6月2日(金)に開催された英オークス 2023では、2番人気のソウルシスターが制しています。ソウルシスターは最後方まで下がった後、直線半ばからスパートをかけた先行馬の外から並んで三つ巴の接戦を繰り広げることになりました。最終的に差し切りに成功し、勝利することができました。
2着は1馬身3/4差で1番人気のセーブザラストダンス、そこからさらにアタマ差をつけて5番人気タイのカーナーヴォンが3着に入りました。ソウルシスターはフランケル産駒で、前哨戦の1つとして定義されるミュージドラステークス(G3)を2着に4馬身差をつけて圧勝した後、連勝を続けクラシックホースの名を欲しいがままにしていました。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定の英オークス 2024は、競馬(競走馬)のカテゴリを有するブックメーカーサイトでベット可能になる予定です。各競走馬にはオッズが割り当てられますが、予想的中時にはこれらのオッズを利用して払い戻し額が計算されます。つまり、ここでのオッズとは払い戻し率のことを意味しています。
競馬カテゴリで提供されるオッズの種類としては、1着の競走馬を予想する「単勝」や3着以内の競走馬を予想する「複勝」が主に提供されることが多いですね。レースに出走するすべての競走馬にオッズが設定されるのですが、オッズの数値はその競走馬の人気が高くなるほど低くなっていきます。
あとはその逆で、競走馬の人気が低くなるにつれてオッズは高くなっていくことになります。どのようなオッズの値がついた競走馬にもベットすることができるのですが、オッズが高すぎる競走馬にベットすることはハイリスクハイリターンとなることをアタマに入れておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットにかなりの力を入れていることで知られているブックメーカーサイトです。今回のレースを含め、世界各国の競馬レースにベットできるのが特徴です。競走馬に対して自由な組み合わせでベットできるのがうれしいですね。さらに、購入時に表示中のオッズを上昇させる独自機能を利用すればリターン額をアップさせることも可能です。
2021年に日本市場に参入したのが、ステーク(Stake)というブックメーカーサイトです。このサイトの最大の特徴はビットコインをはじめかなりの種類の仮想通貨での決済ができることですね。また、それらの通貨を種類別にしかも1つのアカウントで管理できるのは素晴らしいです。もちろん野球・サッカー・卓球のようなスポーツの取り扱い数も多く、自分の好きなチームを応援しながらベットすることができるでしょう。
2007年に創業されたのが、ワンバイベット(1xBET)というブックメーカーサイトです。かなり老舗のサイトですが、聞こえてくるレビューは「東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイト」というところです。もちろんその評判通りではあるのですが、取り扱うスポーツカテゴリが豊富であるだけでなく、1日あたり1,000を超える非常に膨大なスポーツイベントに対するオッズが発表されるので、昼夜気にせずにスポーツベットを楽しめそうです。
最高のボーナス
ここまで記事で触れてきた通りですが、各ブックメーカーでオッズが公開され次第ベットすることができます。今回のレースのオッズを発表するブックメーカーサイトは非常に多くなることが予想されますが、競走馬のオッズを比較することでこれから遊ぶサイトが選びやすくなりますよ!
そして次に、それぞれのブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスの有無を見れば、さらに絞り込めるでしょう!なお、ボーナスというのは各サイトから条件付きでもらえる追加資金のことで、ウェルカムボーナスというのは新規登録者限定のものになります。
記事ではブックメーカーサイトを3つ紹介しましたが、各サイトで提供されるウェルカムボーナス情報を以下にまとめます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
この表は各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえる、ウェルカムボーナスのみをまとめたものです。その他に提供中のボーナスに関しては、各サイトのプロモーションページをチェックしてください。
ワンバイベットでもらえる「入金額の100%」は、言葉通りで入金額の100%がボーナスとしてもらえることになります。例えば$100入金した場合は、$100がボーナスの形で手に入ることになります。
また、スポーツベットアイオーやステークでは現状ウェルカムボーナスの提供がありません。ただここで注意したいのは、既存プレイヤー向けのボーナスは提供されているということです。新規登録時のみお得で遊べるのではなく、遊べば遊ぶほど良い特典を利用できるということになります!
あとはボーナスをもらうのであれば、自分が受け取るボーナスにおける禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記された「ボーナス利用規約」を読んでおくと、ボーナスにまつわるトラブルを減らすことにつながりますよ!
まとめ
この記事では、イギリス・エプソム競馬場で開催される「英オークス 2024」の開催スケジュールやコースに関する情報を細かく見てきました。今回紹介したサイトからオッズが発表され次第ベットできるようになるので、まずはそれを待つことになりますね!
今回のレースでは3歳の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)の馬場を走ります。全体的に急勾配が多く馬体に負荷がかかるポイントが多くなっていることから筋力やスピードの維持、そして最後まで走り抜ける持久力は当然必要になるでしょう。
英オークス(G1)は、今回記事でも出てきたおすすめサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表される予定です。まずは各サイトのアカウント登録をして、このレースをスポーツベットで楽しむための準備を済ませておきましょう!
英オークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.英オークス 2024は、2024年5月31日(金)にイギリス・エプソム競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ジャスティンミラノ、オペラシンガー、イランイランなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で12ハロン6ヤード前後(約2420メートル)クラスの距離を得意とする3歳の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝12ハロン6ヤード(約2420メートル)で、コースをゴールまで走り抜きます。終始勾配のあるコースを走り抜けることで、馬体への負荷が心配されます。筋力やスピード、そして最後の直線でスパートをかけて走りきる持久力が必要となるコースです。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.英オークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は11頭立て(うち2頭は出走取消)でレースが行われました。