イベント・レース詳細
プリティポリーステークス(Pretty Polly Stakes)は、1948年にアイルランドで創設された競馬レースです。1901年にアイルランドで生まれた優秀な牝馬であるプリティポリーがレース名の由来となっています。創設当初は3歳牝馬に限定されて開催されていましたが、現在は3歳以上と馬齢制限が改められました。そのため、3歳馬と古馬がしのぎを削るレースとなるのが特徴です。
6月末から7月頭に開催される、アイリッシュダービーフェスティバルミーティングの2日目に開催されます。2009年から2012年まではブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなっていて、優勝馬が自動的にブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1)への登録が行われていました。
また1971年にグループ制が導入されてから一時期はG2に格付けされていましたが、2004年にG1に昇格し現在まで開催が続いています。ちなみにイギリスでも同じ由来で創設された同名のレースが開催されますが、こちらはリステッド(L)扱いとなっていて今回のレースとは直接的な関係はありません。
今回開催が決定している、プリティポリーステークス 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | プリティポリーステークス 2025 |
開催日 | 2025年6月28日(土) |
会場 | アイルランド・カラ競馬場 |
コース | 芝10ハロン(約2012メートル) |
レースで使用されるカラ競馬場は、アイルランドの首都ダブリンから南西約40キロメートルに位置するキルデア州で1868年に開設された競馬場です。アイルランド競馬発祥の地としても知られていて、アイルランド競馬の中心地として長らく存在してきたといっても過言ではないでしょう。
最古の競馬開催は1741年であることが記録として残っており、開設後は1950年にかけて厩舎や観客用のスタンドの建設が行われました。また、2017年から2019年にかけては大規模な工事により、スタンドの更新やレストランなどの施設が追加されています。
競馬場のコースはすべて右回りで、どれも平地用の芝馬場となっています。渦巻のような複雑なコースレイアウトが特徴的で、向こう正面に「プレートコース」「ダービーコース」「内回りコース」の3種類が提供されています。プレートコースでは最大3200メートルまでのレースを施行することができます。それらのコースとは別に「直線コース」、そしてその直線コースの1300メートル付近から分岐したところに「1600メートルコース」が設置されています。
今回のレースで使用されるのはプレートコースの第2コーナーに隣接するポケットからスタートするコースです。道なりに直線コースに抜けてゴールまで走りますが、コーナーを曲がりながら最後の直線に出る形となるため、最内枠の方が有利でしょう。また、競走馬にはスピードを維持しながらコーナーを曲がりきるコーナー加速の良さが求められます。
プリティポリーステークスは開催年によって枠数が変動しますが、昨年は8頭立てで行われました。今回のプリティポリーステークス 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
シーザファイヤー(See The Fire) | 2025年直近の成績はゴードンリチャーズステークス(G3)を5着としたあと、ミドルトンフィリーズステークス(G2)を制覇しています。前走で重賞レース2勝を挙げることができました。今回のプリティポリーステークスに出走する予定であることがウワサされている段階で、これからレースに向けて調整を行っていくものと見られます。 |
カルパナ(Kalpana) | 2025年直近の成績は英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(G1)を制覇したあと、タタソールズゴールドカップ(G1)を3着という結果を残しました。前走で2024年7月のグラスゴーステークス(L)から続いた連勝が3で止まってしまいましたが、すべてのレースで3着以内の好走を見せており、その走りに期待できそうです。 |
ビューティフルラブ(Beautiful Love) | 2025年直近の成績はダリアステークス(G2)を3着としたあと、ミドルトンフィリーズステークス(G2)を2着で終える結果となりました。2024年9月のジョッキークラブオークス(G3)以来勝ちがない状態ですが、直近のレースで3着以内に食い込んだことからも、調子が上がってきているため、今回のレースの走りに注目ですね。 |
前回レースの結果
前回2024年6月29日(土)に開催されたプリティポリーステークス 2024では、1番人気のブルーストッキングが制しています。ブルーストッキングはスタートから好位に付けていましたが、中間点で一度中団に控える選択を行いました。最後の直線に入り他の競走馬がスパートをかけていく中、末脚を使って集団から抜け出して残り約200メートル地点で一気に逆転して優勝することができています。
2着は半馬身差で2番人気のエミリーアップジョン、そこからさらに3馬身3/4差をつけて5番人気のコンテントが3着に入りました。ブルーストッキングは前走にあたる2024年5月のミドルトンフィリーズステークス(G2)に続く重賞レース連勝となり、今回がG1レース初制覇となっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のプリティポリーステークス 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでベットできるようになる予定です。ベット対象となるレースに出走するすべての競走馬にオッズが付けられます。このオッズは払い戻し率のことを表していて、予想が的中した場合はベット額にオッズを掛け合わせたものがリターン額となります。
競馬カテゴリで提供される主要オッズとして、1着の競走馬を予想する単勝や3着以内の競走馬を予想する複勝が提供されています。各競走馬に付けられたオッズですが、多くのプレイヤーにベットされるような人気のある競走馬になるほど、オッズの値が低くなる傾向があります。
また、それと反対にレース上位に絡むことがないような競走馬は人気がなく、表示されるオッズは高くなっていきます。もちろん、レースに出走する競走馬ならどれにベットしても問題はないのですが、オッズが高い競走馬になるほどベット額だけを失うリスクがあるという点を覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、黒背景に緑の差し色が映える見た目のサイトです。サイト名から連想できますが、スポーツベットに特に力を入れていることで人気を集めています。そのためか他のサイトより高いオッズが設定されることが多いです。さらにベット時に表示されたオッズの引き上げを可能とする独自機能の利用も可能になっているなど、リターン額アップに適したサイトです。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトです。仮想通貨決済に特化していることで知られており、ビットコインやイーサリアムなどの有名どころからその他のアルトコインを決済で利用することができ、それ以外にも法定通貨を利用した決済が提供されています。複数通貨で入金した場合、通貨毎に残高が表示されるので資金管理がしやすくなっています。今回のレースのオッズは競馬カテゴリから公開される予定です。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、一目見ても情報量が豊富であることが分かります。このサイトで遊んだプレイヤーの評価の1つとして、様々なスポーツカテゴリに対してオッズが提供されているのが良いというものがありました。実際に1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが提供されていることから、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしても知られています。
最高のボーナス
ここまで記事で触れましたが、各ブックメーカーサイトから提供される競馬(競走馬)内でベットができるようになる予定です。今回のレースを取り扱うサイトは多くあると思いますが、ベットしたい競走馬のオッズを比較すれば容易に絞り込むことができるでしょう!
それから、各ブックメーカーサイトで提供中のウェルカムボーナスがあるかどうかをチェックすれば、お得に遊び始めることも可能です。なおボーナスというのは、条件付きでもらえる追加資金のことです。その中でもウェルカムボーナスは、新規登録のとき限定でもらえるボーナスとなっています。
記事ではブックメーカーサイトを3つ紹介しましたが、それぞれのウェルカムボーナス情報についてまとめたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス額はVIPレベルによる | |
入金額の100% | 15,000円まで | |
入金額の120% | 78,000円まで |
ここでまとめたのは、ウェルカムボーナスがあるかどうかについてということに留意してください。上記以外に提供されるキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページをチェックしましょう。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額によってもらえるボーナス額の割合が100%~120%の間で変わるのが特徴となるので、事前に予定している入金額でいくらのボーナスがもらえるかを確認しておくと、いざもらうときに慌てることなくスムーズにボーナスを受け取ることができるでしょう。
一方で、スポーツベットアイオーやステークからはウェルカムボーナスが提供されていません。なお、新規登録者向けのボーナスが無いだけで、既存プレイヤー向けのボーナスは豊富に提供されているので覚えておいてください。これらのサイトでは新規登録したときだけお得なのではなく、既存プレイヤーが長く遊び続けるほど大きな恩恵を受けられるようになっています。
もしボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)をまとめてあるボーナス利用規約をよく読んでおくと、ボーナスを使用した際におきるトラブルを避けることにつながります。
まとめ
この記事では、アイルランド・カラ競馬場で開催される「プリティポリーステークス 2025」のレーススケジュールとコースなどの情報を紹介しました。各サイトの競馬カテゴリでオッズが発表され次第すぐにベットできる予定なので、オッズ発表まで各サイトのチェックを忘れないようにしてください!
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝10ハロン(約2012メートル)の馬場を走ります。コーナーが続くことから最内枠の方が有利となっているほか、コーナー加速の良さが勝負の分け目となるでしょう。
プリティポリーステークス(G1)は、今回記事で紹介したおすすめ各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになる予定です。各サイトでのアカウント登録はどこであってもすぐに終わるので、まずは登録してレース本番に向けて待つのも良いと思いますよ!
プリティポリーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.プリティポリーステークス 2025は、2025年6月28日(土)にアイルランド・カラ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.シーザファイヤー、カルパナ、ビューティフルラブなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で10ハロン(約2012メートル)クラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝10ハロン(約2012メートル)で、コースを道なりに走り抜けます。全体的にコーナーを曲がりながら進むことになるので最内枠の方が有利で、スピードを維持しながらコーナーを曲がるコーナー加速の良さが求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.プリティポリーステークスの出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は8頭立てでレースが行われました。