イベント・レース詳細
ムーランドロンシャン賞(Prix du Moulin de Longchamp)は1957年に創設された競馬レースで、アベイドロンシャン賞(G1)とあわせてパリロンシャン競馬場の100周年を記念して開催が始まりました。創設当初は10月の第1日曜日に施行されていましたが、1974年から9月下旬に開催されるようになり、1980年からは9月の第1日曜日に施行されるよう変更されました。
直近でイギリスのサセックスステークス(G1)やクイーンエリザベス2世ステークス(G1)を含む4レースに出走できるような日程となっていますが、そのすべてに出走する競走馬はいないのが現状です。なお、ジャックルマロワ賞(G1)と同じくフランス競馬におけるマイル路線の最高峰レースとして位置づけられています。
1971年のグループ制が導入されると同時に、G1レースとして格付けされています。また、2021年からはデスティナシオンフランス対象レースとなったため、日本の安田記念(G1)またはヴィクトリアマイル(G1)の上位3頭に入賞した競走馬に同年度のレースの優先出走権が与えられるようになっています。
今回開催が決定している、ムーランドロンシャン賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ムーランドロンシャン賞 2024 |
開催日 | 2024年9月8日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、ロンシャン競馬場という名前で1857年に開場されました。前身のロンシャン競馬場は1800年代開場と歴史があり、現在に至るまでにスタンドの増改築をはじめとする改修工事が何度も重ねて行われてきました。近年の大きな改修は2015年から2018年にかけて行われたもので、スタンド改修だけでなく馬場のオールウェザー化が実施されています。この大改修を終えたタイミングで、パリロンシャン競馬場という現在の名称に変更されました。
競馬場内のコースは5種類提供されており、各コースを利用することで様々な距離のレースの開催を可能にしています。各コースはそれぞれ大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケットからのスタート(約1400メートル)、そして直線コース(約1000メートル)となっています。また、今回の芝1600メートルの距離は中回りのコースで開催されます。
今回のレースは、スタートから最初のコーナーまでは約280メートルと短いため内枠が有利となる傾向があります。また、最初の300メートルで6メートルの上り勾配、最初のコーナーから最終コーナーにかけて8.5メートルの下り勾配と高低差が大きいコースになっています。マイル路線であるためスピードが重視されますが、瞬発力というよりは高低差を乗り越える脚力やスタミナが求められることになるでしょう。
ムーランドロンシャン賞の出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は8頭立てで行われました。今回のムーランドロンシャン賞 2024の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
マルキーズドセヴィニエ(Mqse De Sevigne) | 2024年直近の成績はイスパーン賞(G1)とロートシルト賞(G1)を制覇する結果となりました。前走までのG1レース2勝を含め、3連勝としています。今年の凱旋門賞(G1)の出走をもっての引退が報じられました。次走はジャンロマネ賞(G1)とされていますが、凱旋門賞を前に今回のレースへの出走を行う可能性は残されています。 |
ノータブルスピーチ(Notable Speech) | 2024年直近の成績はセントジェームズパレスステークス(G1)を7着としたあと、サセックスステークス(G1)を制覇しています。前々走でデビューから続く連勝が4で止まりましたが、前走では勝利しています。今回のレースに出走するなら初のパリロンシャン競馬場での走りとなるので、どう影響するかを判断材料に加えましょう。 |
ルックドヴェガ(Look De Vega) | 2024年直近の成績は条件戦と仏ダービー(G1)を制覇する結果となりました。デビューからここまで無傷の3連勝を果たしており、人気が上昇しています。次走として今回のムーランドロンシャン賞を選択する場合は、少し距離を落としたレースへのチャレンジとなります。これは、適正距離を確認する意図があるものと思われます。 |
前回レースの結果
前回2023年9月3日(日)に開催されたムーランドロンシャン賞 2023では、4番人気のソーテルヌが制覇しています。ソーテルヌは最内枠からの好スタートとなり、先導する競走馬の背後に付き2番手で進行。最後の直線に入ってから残り300メートルでスパートをかけ、先行する競走馬を差し切る形で勝利しています。
2着は1馬身差で1番人気のビッグロック、そこからさらに1/2馬身差で3着に2番人気のファクトゥールシュヴァルが入りました。ソーテルヌは2023年開催の仏1000ギニー(G1)で3着、ジャンプラ賞(G1)で2着になるなど後一歩及ばずという結果が続きましたが、今回のレースで見事勝利を果たすとともにG1レース初制覇を飾ることができました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているムーランドロンシャン賞 2024は、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベットが行えます。ベット対象のレースの各競走馬に対してオッズが設定されるのが特徴です。なお、オッズというのは払い戻し率のことを意味していて、仮に予想が的中した場合はベット額とオッズの値を掛け合わせた額がプレイヤーにリターンされることになります。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)の2種類がメインとして提供されます。同じベット対象であっても、ブックメーカーサイトによってはオッズの値が異なることがあるので、払い戻し額のアップを考えているのであれば各サイトのオッズを確認してから遊ぶと良いでしょう。なお、オッズの値については優勝候補など出走するレースで調子が良い競走馬であるほど数値が低くなっていきます。
またその逆になりますが、レースで上位に絡めない競走馬である場合に、オッズが高く付けられていきます。基本的にどのオッズが付いた競走馬にベットするのも自由になりますが、高くなるほど予想が外れやすくなるので、ベット額のみを失うリスクがあることに注意してベットするようにしましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、名前からすぐにわかる通りスポーツベットに力を入れています。他サイトと比べて同じベット対象であってもオッズが高くなっていたり、加えてベットする際にオッズを引き上げることができる独自機能の利用ができるなど、スポーツベットでのリターン額にこだわるプレイヤーに対して大きなメリットがあるサイトといえるでしょう。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、仮想通貨を用いた決済方法に特化しています。ビットコインをはじめとする多種多様な仮想通貨が決済方法として利用できるほか、法定通貨での決済の取り扱いもあります。複数の通貨で入金した場合でも、自身のアカウントのウォレット内で通貨別に残高の表示が可能になっているので、資金管理のしやすさがダントツにしやすいのが特徴となっています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、プレイヤーからは東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトという評価をされることがあります。サイトで取り扱われているスポーツカテゴリが非常に豊富で、さらにそれらのカテゴリでは世界各国のリーグや大会に関するオッズが1日に1,000を超えて提供されるので、どんな時間でも何かしらのスポーツに対してベットを行うことが可能になっています。
最高のボーナス
ここまで何度も触れましたが、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベットが可能になります。この条件に当てはまるブックメーカーサイトは多数存在するので、この中から遊ぶサイトを探すよりまずは今回紹介したおすすめサイトの中から遊ぶサイトを決めるのも一つの手です。
また、サイトへの新規登録を行う場合は、そのサイトでウェルカムボーナスが提供されているかどうかを確認しておきましょう。そのボーナスがあれば、登録したときからお得に遊び始めることも可能になります。なお、ボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことをいいます。
ではここから、各おすすめブックメーカーから提供中のウェルカムボーナスを紹介します。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかのみをまとめました。上記以外に提供されているボーナスや開催中のキャンペーンは、各サイトにあるプロモーションページから確認してください。
まず、ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金に限り、入金額の最大120%をボーナスとしてもらえる仕組みです。ただし、入金する額に応じて100%~120%の間で受け取れるボーナスの割合が変動するので、実際に入金する前に取得可能なボーナス額を確認しておくようにしましょう。
また一方で、スポーツベットアイオーやステークに関しては、ウェルカムボーナスの提供が行われていません。ただし、これは新規登録者用のボーナスがないというだけで、既存プレイヤー向けのキャンペーンは実施されています。これらのサイトで開催されているボーナスやキャンペーンについては、定期的にプロモーションページを見ておきましょう。
また、何かしらのボーナスをもらう場合には、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記されている「ボーナス利用規約」に目を通すと、ボーナスが絡む出金トラブルの発生を最低限避けられるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「ムーランドロンシャン賞 2024」について、イベントスケジュールやコースレイアウトのようなレース情報だけでなく、注目の競走馬に関する情報も確認してきました。加えて試合のオッズを取り扱う予定のおすすめブックメーカーやそこで提供されるウェルカムボーナスもチェックしましたね。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が、芝1600メートルの馬場を走ります。上下勾配の高低差が大きい中回りのコースを走ることになるため、マイル路線に求められるスピードだけでなく、この高低差を乗り越える脚力やスタミナが求められそうです。
ムーランドロンシャン賞(G1)は、記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表され次第ベット可能となります。どのサイトのアカウントでも登録は簡単ですぐに終わるので、まずは登録を済ませて競馬レースにベットできる環境を整えておくのがおすすめです!
ムーランドロンシャン賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ムーランドロンシャン賞 2024は、2024年9月8日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.マルキーズドセヴィニエ、ノータブルスピーチ、ルックドヴェガなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、右回りにコースを走ります。競馬場の中回りのコースをゴールまで走ることになりますが、マイル距離に求められるスピードだけでなく、上下勾配を走破する脚力やスタミナについても求められるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ムーランドロンシャン賞の出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は8頭立てでレースが行われました。