イベント・レース詳細
ジャックルマロワ賞(Prix Jacques le Marois)は1921年に創設された競馬レースで、前年に死去したドーヴィル競馬協会会長ジャック・ル・マロワ伯爵の功績を称えるためにその名がつけられたレースです。創設当初は3歳限定競走でしたが、1952年開催から3歳以上の古馬の出走も可能になりました。
ムーランドロンシャン賞(G1)と並ぶフランス競馬のマイル路線最高峰のレースとして知られていますが、マイル路線のレースで考えるとジャックルマロワ賞がサセックスステークス(G1)から中2週と短いスパンで開催されることから、どちらかを避けてムーランドロンシャン賞への出走を選択する競走馬もいる状態です。
なお、ジャックルマロワ賞は1971年のグループ制導入からG1レースに格付けされています。また、2010年からブリーダーズカップチャレンジシリーズを構成するレースの1つとなっており、このレースを制覇した優勝馬は同年のブリーダーズカップマイルの出走権を獲得することが可能になっています。
今回開催が決定している、ジャックルマロワ賞 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ジャックルマロワ賞 2025 |
開催日 | 2025年8月17日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、フランス・ノルマンディー地域圏のカルヴァドス県で1862年に開場しました。ナポレオン3世の異父弟シャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニーが開場にかかわったことでも有名な競馬場で、ジャックルマロワ賞以外にもジャンプラ賞やモーリスドゲスト賞など多数のG1レースが開催されています。また、この競馬場はフランスギャロ管轄の5つの競馬場のうちの1つとなっています。
競馬場がある地域はフランスの首都パリから200キロメートル離れた高級避暑地で、主にフランスの夏競馬のレースが開催されることで知られています。それ以外にも1991年10月からは秋のレースが開催されるようになり、さらに2003年のオールウェザーコース完成や2021年のLEDライトによるナイター開催などによって、年中昼夜を問わずレース開催が行える環境が整いました。
競馬場のコースは楕円形で、すべて右回りのコースです。メイントラックは芝コースで、1周2200メートル・直線450メートルとなっています。その内側に1周2100メートルのオールウェザーコースが設置されているほか、最終コーナーに直接合流する1600メートルの芝の直線コースも用意されています。さらにこれらに加え、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットを利用することで、様々な距離のレース施行が可能となっています。
今回のレースは直線コースを利用して行われます。直線コースは平坦で起伏がなく走りやすいコースとなっていますが、良馬場になるほど競走馬には高いスピード能力が要求されます。また、コース幅が広く馬群に囲まれずに進路を自由に決められることからも、先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスがあるレース展開が期待できます。
ジャックルマロワ賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は8頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のジャックルマロワ賞 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
アスコリピチェーノ(Ascoli Piceno) | 2025年直近の成績は1351ターフスプリント(G2)とヴィクトリアマイル(G1)を制覇する結果を残しています。2023年のJRA最優秀2歳牝馬に輝いており、前々走では遠征先のサウジアラビアで結果が残せています。現在、ジャックルマロワ賞への登録を行っている状態であり、問題が無い場合は現地に移動するものと思われます。 |
ゴートゥファースト(Go to First) | 2025年直近の成績は東京新聞杯(G3)を12着で終えたあと、ダービー卿チャレンジ(G3)を8着となる結果に終わってしまいました。前々走が重賞レース初挑戦となりましたが、まだ勝ちが見えてこない状況です。今回のジャックルマロワ賞に登録しており、海外遠征先で何らかの隠された実力が見えてくると面白くなってきそうです。 |
リードアーティスト(Lead Artist) | 2025年直近の成績はロッキンジステークス(G1)を制覇したあと、クイーンアンステークス(G1)を7着で終えることになりました。前々走でG1レース初制覇を果たすことができましたが、前走はそうもいきませんでした。今後出走するレースとして距離が同じとなる、今回のジャックルマロワ賞へと出走する可能性を残しています。 |
前回レースの結果
前回2024年8月11日(日)に開催されたジャックルマロワ賞 2024では、1番人気のチャリンが制しています。チャリンは先頭とあまり差がない3番手からのスタートとなり、周りの競走馬の様子をうかがいながらレースを進行することになりました。最後の直線に入ってからスパートをかけ、残り約400メートル付近で堂々と先頭に立った後は残り約200メートルで後続を突き放すことに成功しそのままゴールして勝利しています。
2着は3馬身差で4番人気のメトロポリタン、そこからさらにアタマ差をつけて2番人気のインスパイラルが3着に入りました。チャリンは前走にあたる2024年6月のクイーンアンステークス(G1)に続いてG1レース2連勝とし、重賞レースは通算3勝となりました。また、今回勝利したことでインスパイラルが狙っていたジャックルマロワ賞3連覇を阻止することになっています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているジャックルマロワ賞 2025は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからオッズが発表され次第ベット可能になる予定です。もしオッズが発表される場合は、ベット対象になったレースに出走する各競走馬に対して設定されるようになっています。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことを意味していて、リターン額の計算に用いられます。予想が的中したとき、オッズの値とベット額を掛け合わせることで、実際のリターン額を計算可能です。
競馬カテゴリで主に提供されるオッズとしては、単勝(1着になる馬を予想)や複勝(3着以内に入る馬を予想)の2種類がどのサイトでもよく出てきますね。先ほど言った通りこのオッズの値はリターン額計算に使われるので、リターン額をアップしたいのであれば単純に値の大きなサイトでベットするのがベターです。ベットを行う前に対象のレースが各サイトで取り扱われているかや、そのオッズを確認するのが良いですね。なお、このオッズの値は、調子が良い競走馬になっていくほど数値が低く設定されます。
その反対のことで、何らかの不調が出ている競走馬になると、オッズが高めに設定されることになっています。実際にベットするときは好きな競走馬にベットするのが理想ですが、オッズが高くなるほど予想が外れやすく、ベット額のみを失うリスクが高まっていくことに注意してベットを行いましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、サイト名にある通りスポーツブックに力を入れていることで知られています。同じベット対象で比較したとき、他のサイトと比べても高いオッズが設定されることが多いです。また、ベットする際に対象のオッズを引き上げを可能にする独自機能を利用できる場合があり、リターン額をアップしたいプレイヤーには最適のサイトといえますね。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、特にビットコインをはじめとする多くの種類の仮想通貨決済に力を入れています。仮想通貨による入出金ではサイト側の手数料が発生しないので、手軽に資金の移動を行うことも可能です。もちろん、他サイトと同様に法定通貨での決済も取り扱われています。また、アカウントのウォレットは通貨別に残高が管理できるようになっているため、利便性が高いです。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、多くのスポーツカテゴリが取り扱われていることで知られています。それらのスポーツカテゴリでは世界中のリーグや試合に対して、1日に1,000を超えるオッズが公開されており、プレイヤーからは東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして評価を集めています。今回の競馬レースのオッズは、競馬カテゴリで発表される予定になっています。
最高のボーナス
記事で触れてきた通り、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベットが可能になります。その競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトというのは数多く運営されていると思いますが、もしリターン額を気にして遊ぶのであれば、オッズの高いサイトを探して遊び始めるのがおすすめです。
さらに、そのサイトに対して新規登録を行う場合は、ウェルカムボーナスが提供されているサイトがおすすめです。このボーナスが利用できれば、初めてブックメーカーサイトで遊ぶときもお得に遊び始められるでしょう。なお、ボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことです。
ここからは、各おすすめブックメーカーで提供中のウェルカムボーナスについてまとめたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、ウェルカムボーナスの提供状態についてまとめたものです。それ以外に提供されるボーナスに関しては、各サイトのプロモーションページからボーナスの提供状況について確認するのが良いですね。
ワンバイベットにある「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金での入金額に対して最大120%がボーナスとしてもらえることをいいます。ただし初回入金額によって100%~120%の間でボーナス額の割合が変わってくるので、実際に予定している入金額においてもらえるボーナス額がどれくらいなのかを事前にチェックしておきましょう。
また、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスの提供がありません。しかし、新規登録者向けのボーナスがないだけで、既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期開催されています。登録後にボーナスを利用したいと思ったら、まずはプロモーションページを確認してください。
ボーナスを利用する際は、それぞれのボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を熟読することで、ボーナスの受け取り方や利用期限といった些細なことをはじめボーナスを利用することについての理解が深まるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「ジャックルマロワ賞 2025」のレーススケジュールやコースレイアウトといったレース情報について紹介しました。このレースは各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでベット対象になる予定なので、いつオッズが発表されてもいいように各サイトでオッズをチェックしておいてください!
今回のレースは3歳以上の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1600メートルの馬場を走ります。直線コースは平坦で起伏がないことから走りやすいですし、良馬場になるほど純粋にスピード能力が要求されていく感じになりますね。あとはコース幅が広いので、最後方からスタートしたとしても端から一団を抜き去るチャンスもあるってわけです。
ジャックルマロワ賞(G1)は、今回記事で紹介したブックメーカーサイトにある競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表されることで、すぐにでもベット可能になる予定です。今回のレースでスポーツベットを楽しむのであれば、まず最初にブックメーカーサイトのアカウント登録を済ませておくことをおすすめします。そうしておけばあとは資金の入金さえ終わればスムーズにベットすることができますよ!
ジャックルマロワ賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ジャックルマロワ賞 2025は、2025年8月17日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.アスコリピチェーノ、ゴートゥファースト、リードアーティストなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1600メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、直線コースを利用して行われます。平坦で起伏がほとんどないために良馬場になるほど走りやすくなるので、競走馬にはそれに伴い高いスピード能力が要求されるのが特徴です。加えて、コース幅の広さから馬群から抜け出して有利なポジションを取り直すことができるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ジャックルマロワ賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は8頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。