イベント・レース詳細
モーリスドゲスト賞(Prix Maurice de Gheest)は1922年に創設された競馬レースで、レース名は1920年に死去したフランス競馬会のモーリス・ド・ギースという人物に由来します。そのため、日本ではモーリスドギース賞と表記されることもあります。創設当初は芝1400メートルで施行されていましたが、1966年からは芝1300メートルに短縮して開催されています。
1971年にグループ制が導入されると同時にG3に格付けされ、1980年にG2に昇格したあと、1995年にG1への昇格を果たしました。現在は、アベイドロンシャン賞(G1)と並んでフランス競馬における短距離路線の最高峰のレースに位置づけられています。
今回開催が決定している、モーリスドゲスト賞 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | モーリスドゲスト賞 2025 |
開催日 | 2025年8月10日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝1300メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、フランスギャロによって管轄される5つの競馬場のうちの1つで、フランス・ノルマンディー地域圏のカルヴァドス県に1862年に開場されました。ナポレオン3世の異父弟シャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニーにより開設されたのですが、今回紹介しているモーリスドゲスト賞以外にもジャンプラ賞やロートシルト賞といった多数のG1レースが開催される競馬場としても知られています。
競馬場がある地域はパリから200キロメートルのところに位置する高級避暑地であるため、主にフランス競馬における夏シーズンのレースが開催されています。現在に至るまで、1991年10月に秋のレースも開催されるようになり、さらに2003年にはオールウェザーコース完成や2021年のLEDライトによるナイター開催の開始など、夏開催以外のレースが楽しめるようになりました。
競馬場のコースは楕円形で、すべて右回りに走ります。1周2200メートル・直線450メートルの芝コースがメイントラックとなっていて、その内側に1周2100メートルのオールウェザーコースが併設されているのが特徴です。これらのコースに加えて、最終コーナーに直接合流する1600メートルの芝の直線コースが提供されています。さらに、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットが用意されているので、ある程度多くの距離のレースを開催することも可能です。
今回のレースは直線コースを利用して行われます。直線コースの特徴としては、平坦で起伏がなく走りやすいことを挙げることができますね。そのことより、良馬場になるほど競走馬には高いスピード能力が要求される傾向が大きくなります。また、コース幅がかなり広いことから馬群に囲まれずに進行することもできるので、先行馬だけでなく後追い馬にも優勝のチャンスがめぐってくる可能性はあります。
モーリスドゲスト賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は16頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のモーリスドゲスト賞 2025の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ウッドショーナ(Woodshauna) | 2025年直近の成績はテキサニタ賞(G3)とジャンプラ賞(G1)を制覇する結果を残しています。前々走で重賞レースを、前走でG1レースをそれぞれ初制覇することになりました。デビューから短距離レースに適性を見出しており、これまでのレースをすべて3着以内で終えています。今回のレースでの勝者候補として申し分ないでしょう。 |
マラノアチャーリー(Maranoa Charlie) | 2025年直近の成績はポールドムサック賞(G3)を制覇したあと、ジャンプラ賞(G1)を2着で終えています。ここまで8戦5勝と勝ち越しており、前走でも1400メートルクラスで2着となっていることから、今回のモーリスドゲスト賞に出走が決まった際は、実力を証明する機会になると同時に初のG1レース制覇を目指すことになります。 |
シャドウオブライト(Shadow Of Light) | 2025年直近の成績はコモンウェルスカップ(G1)を5着としたあと、ジャンプラ賞(G1)を4着で終える結果となってしまいました。直近の2レースの結果は振るわないですが、ここまで8戦4勝とイーブンになっています。今回のモーリスドゲスト賞出走で浮上して、短距離レースにおいて持ち味の力強い走りを見せてほしいものですね。 |
前回レースの結果
前回2024年8月4日(日)に開催されたモーリスドゲスト賞 2024では、2番人気のラザットが制しています。ラザットはスタート後に2番手を確保することに成功しレースを進行することになりました。ラストの約400メートル付近で各競走馬がペースを上げてきましたが、早々に先頭に立った後は他の競走馬に追いつかれることはなく、そのまま押し切ってゴールし勝利することができています。
2着は3馬身差で6番人気のエクストラ、そこからさらに3/4馬身差をつけて5番人気のボーバティエが3着に入りました。ラザットはデビュー戦から前走にあたる2024年6月のポールドムサック賞(G3)まで無傷の5連勝としていましたが、今回勝利したことで連勝を6に伸ばしています。また、今回でG1レース初制覇も同時に飾ることになりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているモーリスドゲスト賞 2025は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズが公開されると、締め切られるまでいつでもベットできるようになる予定です。ベット対象になった場合は、レースに出走するすべての競走馬にオッズが付けられます。なお、オッズというのは払い戻し率のことで、予想が的中した場合はオッズの値をベット額を掛け合わせた額がリターン額になります。
競馬カテゴリでよく提供されるオッズの種類には、1着になる馬を予想(単勝)や3着以内に入る馬を予想(複勝)が用意されています。オッズの値は各ブックメーカーサイト毎に違う可能性があるので、リターン額を気にするのであれば各サイトでオッズを確認しておくのはアリですね。設定されるオッズの値は、優勝候補のようにベット人気がある競走馬になると数値が低くなっていきます。
またこれとは反対に、レースで上位に絡まないような不人気な競走馬になると、オッズが高くなることが知られています。どのようなオッズの競走馬にもベットすることができるのですが、オッズが高い競走馬になればなるほど、予想が的中せずにベット額のみを失ってしまうリスクが高くなることに注意してベットするようにしてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトなのですが、サイト名ですぐわかるようにスポーツベットに力を入れています。ベット対象となった試合やレースのオッズが他のサイトより高く設定されることがあったり、さらにベット時にオッズの引き上げが可能な独自機能の利用も可能であるため、リターン額を少しでもアップしたいと考えているのであれば、このサイトがおすすめです。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトですが、決済方法にビットコインをはじめとする仮想通貨を採用しています。仮想通貨だけでもかなりの種類が対応しているのですが、当然ながら法定通貨での決済も利用可能です。通貨の両替などで目減りしてしまいますが、このサイトなら複数の通貨で入金したとしてもアカウントのウォレット内で通貨毎に残高表示できるので大変重宝することでしょう。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトですが、取り扱われているスポーツカテゴリが豊富であることや1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されることから、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしてプレイヤーから認知されています。世界中で開催されている大会やリーグなどのオッズも多く、好きなときにいつでもベットできるのが魅力ですね。
最高のボーナス
記事中でも何度か書きましたが、競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトでオッズが発表されることで、すぐにベットできる状態になります。この条件に合うブックメーカーサイトはかなりの数存在しますが、ここでオッズの高いサイトを選ぶようにするとリターン額が増えていくので覚えておきましょう。
さらに、新規登録者限定で利用できるウェルカムボーナスがあるか調べておくと、お得に始めることもできます。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きでもらえる追加資金のことです。
ここからは、おすすめブックメーカーでのウェルカムボーナスの提供についてまとめたものを紹介します。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は各サイトで提供されるウェルカムボーナスだけをまとめたものです。それ以外で既存プレイヤー向けに提供されているボーナスに関しては、各サイトのプロモーションページから確認してください。
ワンバイベットのところにある「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金で入金額の最大120%がボーナスとしてもらえる仕組みです。このボーナスは入金額次第で100%~120%変動するので、予定している入金額でどれだけのボーナスがもらえるかをチェックするようにしましょう。
ちなみに、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただ、既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期的に開催されているのは間違いないので、登録後にボーナスを利用する場合はプロモーションページをチェックしてみましょう。
もしボーナスを利用した場合は、それぞれのボーナスに対する禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記された「ボーナス利用規約」を読んでおくことで、条件未達成時のボーナス没収や有効期限などボーナスに関する疑問を解決できるようになっています。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「モーリスドゲスト賞 2025」のレース日程やコースレイアウトなどレースに関する情報を紹介しました。このレースは各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベットできるようになるので、オッズの発表を心待ちにしておいてください!
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝1300メートルの馬場を走ります。利用する直線コースの最大の特徴は、平坦で起伏がなく走りやすいことでしょう。良馬場になるほど高いスピード能力が要求されるほか、コース幅が広いから先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスが生まれそうですね。
モーリスドゲスト賞(G1)は、今回記事で紹介した各ブックメーカーサイトでオッズが発表されることで、いつでもベットすることができます。今回のレースにベットしたいと思ったら、まずはアカウント登録を済ませておきましょう。それが終われば後は資金をウォレットに入金してベットすれば、後は結果を待つだけです!
モーリスドゲスト賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.モーリスドゲスト賞 2025は、2025年8月10日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ウッドショーナ、マラノアチャーリー、シャドウオブライトなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1300メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1300メートルで、直線コースを利用して行われます。平坦で起伏がないことから走りやすく、良馬場になるにつれて高いスピード能力が要求されます。さらに、コース幅が広いことから馬群に囲まれる心配もないため、好きな位置取りから先行馬だけでなく後追い馬にもチャンスがめぐってくるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.モーリスドゲスト賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2024年開催時は16頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。