イベント・レース詳細
モルニー賞(Prix Morny)はシャルル・ド・モルニー公爵の追悼記念競走として、1865年に創設されました。1871年からはドゥーアン賞という名称に変更されていましたが、1911年になって再度モルニー賞に名称を戻して開催されています。
創設当初は芝1000メートルでの施行でしたが、幾度となく施行距離の変更が行われ、1945年に芝1200メートルに変更されて以降は変更なく開催されることになりました。現在はフランス競馬における2歳短距離最強場決定戦として位置づけられています。
また、1875年と創設から間もなく国際競走として設定されていたのですが、1947年に英国調教馬であるデリリウムが勝利するまで外国馬の勝利がないという記録がありました。以降1994年のホーマジック勝利など、外国馬優勢の状態が続いています。
今回開催が決定している、モルニー賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | モルニー賞 2024 |
開催日 | 2024年8月18日(日) |
会場 | フランス・ドーヴィル競馬場 |
コース | 芝1200メートル |
レースで使用されるドーヴィル競馬場は、フランス・ノルマンディー地域圏にあるカルヴァドス県で1862年に開場しています。シャルル・オーギュスト・ルイ・ジョゼフ・ド・モルニー(ナポレオン3世の異父弟)によって開設されており、この競馬場ではモルニー賞以外にもジャンプラ賞やモーリスドゲスト賞といった多くのG1レースが開催されることでも知られています。また、この競馬場はフランスギャロによって管轄される5つの競馬場のうちの1つです。
競馬場があるカルヴァドス県はパリから200キロメートル離れた高級避暑地となっているため、主にフランスの夏競馬のレースが開催されるようになっていました。その後1991年10月からは秋のレース開催が行われ始め、2003年のオールウェザーコース完成で全天候でのレース開催が可能となり、続く2021年のLEDライトによるナイター開催が行えるようになったことで、いつでもレースが開催できる環境が整っています。
競馬場のコースは楕円形で、すべて右回りに走ります。1周2200メートル・直線450メートルの芝コースがメイントラックとなっており、メイントラックの内側に1周2100メートルのオールウェザーコースがあります。これらの周回コースとは別に、最終コーナーに直接合流する1600メートルの芝の直線コースも用意されているのが特徴です。また、第2コーナーに合流する引き込み線や第2コーナーに隣接するポケットからもスタートでき、様々な距離のレースが施行できるようになっています。
今回のレースは直線コースを利用して行われます。ドーヴィル競馬場の直線コースは平坦で起伏がないことから、非常に走りやすいコースとなっています。つまり、良馬場になるにつれてより高いスピード能力が競走馬に要求されることになっています。加えて、コース幅が広いことで馬群に囲まれても進路を変えて抜け出すことができるから、先行馬だけでなく後追い馬にも十分なチャンスが巡ってきます。
モルニー賞は開催年によって枠数が変動しますが、昨年は9頭立てで行われました。今回のモルニー賞 2024の出走馬は確定していませんが、ニュース記事などの情報が出ている注目競走馬の情報についてまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ラシャバー(Rashabar) | 2024年直近の成績は未勝利戦を2着としたあと、コヴェントリーステークス(G2)を制覇する結果を残しています。デビューから1000メートル~1200メートルといった短距離レースへの出走が多くなっています。前走で重賞初制覇を果たしていることから、今回のモルニー賞へ出走した場合も存分にその脚力を発揮してくれるでしょう。 |
エレクトロライト(Electrolyte) | 2024年直近の成績はコヴェントリーステークス(G2)を2着で終えたあと、ジュライステークス(G2)では5着となってしまっています。まだまだデビューからは間もないですが、短距離適性がある方だと言えます。前々走ではラシャバーに負けて2着となってしまいましたが、今回のモルニー賞でどうなるか見どころがありそうですね。 |
コラムニスト(Columnist) | 2024年直近の成績はコヴェントリーステークス(G2)を3着としたあと、スーパラティブステークス(G2)を4着で終えています。前々走はここまで紹介した競走馬たちに一歩及ばず、前走は少し距離を伸ばしてのレース挑戦を行う中で4着となっています。今回のレースへの出走となれば、再度距離を落としての挑戦になりますね。 |
前回レースの結果
前回2023年8月20日(日)に開催されたモルニー賞 2023では、3番人気のヴァンディークが制しています。ヴァンディークは馬群の中央で囲まれてしまい、右往左往しながら進行することになりました。その後、先行する競走馬がスパートをかけ前が空いてきたことから、そのチャンスを逃さずに馬群の外へ進出して、最後は残り200メートルから差し切る形で勝利を収めています。
2着は短クビ差で1番人気のラマチュエル、そこからさらに2馬身差をつけて2番人気のリバータイバーが3着に入りました。ヴァンディークは今回の勝利でデビューからの連勝記録を3に伸ばしていて、さらにG1レース初制覇を果たしています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているモルニー賞 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表される予定となっています。もし、レースがベット対象になった場合は、出走するそれぞれの競走馬に対してオッズが付与されていきます。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、この値がリターン額を計算する際に用いられます。予想が的中した場合は、オッズの値とベット額を掛け合わせるとリターン額が算出可能です。
競馬カテゴリで提供されているオッズとして主要なのは、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝の2種類がよく提供されていますね。このオッズの値はリターン額に直結するものなので、単純に値の大きなサイトでベットすることでリターン額をアップできます。そのため、ベットを行う前に対象のレースが各サイトで取り扱われているかや、そのオッズを確認するのが良いですね。このオッズの値は、優勝候補など調子が良い競走馬になるほど数値が低くなっていきます。
それとは反対に、不調が出るなどして上位に絡めない競走馬になってくれば、オッズが高めに設定されるようになっていますね。ベットしたいと思った競走馬にベットすることはプレイヤー本人の自由です。ただし、オッズが高くなるほど予想が外れやすくなっていき、最悪の場合はベット額を失うリスクが高まることを覚えておきましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、同じベット対象でも他のサイトと比較して高いオッズが設定されることのあるブックメーカーサイトです。そのことからしても、サイト名の通りスポーツブックに力を入れていることが分かります。他にはベットするときにオッズを引き上げられる独自機能を利用できるなど、リターン額をアップさせるより攻めたベットが行いたいプレイヤーにおすすめのサイトとなっています。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、特に仮想通貨決済に力を入れているブックメーカーサイトです。仮想通貨は迅速な入出金が行えることから、近年注目を集めている決済方法になります。もちろん、法定通貨を利用した従来の決済も行えるようになっています。アカウントのウォレットについては、通貨別に残高が管理できるようになっており、通貨で入金した場合など両替による資金の目減りがないのがうれしいですね。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして、多くのプレイヤーから好評を集めています。多くのスポーツカテゴリが取り扱われていることでも知られ、それらのスポーツカテゴリで1日に1,000を超えるオッズが公開される圧巻の情報量を誇ります。今回の競馬レースのオッズは競馬カテゴリで発表される予定で、発表され次第いつでもベットすることができます。
最高のボーナス
記事で何度か触れてきたことですが、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが発表され次第ベットできます。そのようなブックメーカーサイトというのは非常に数が多くなってくるのですが、少しでもリターン額を気にするのであれば、オッズの高いサイトを探して遊び始めましょう。
もし、新規登録するなら、それらのサイトでウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックしましょう。このボーナスを利用することで、始めて遊び始めるプレイヤーがお得に始められることでしょう。ちなみにボーナスとは、各ブックメーカーサイトで提供されている条件付きの追加資金のことを意味します。
ここからは、各おすすめブックメーカーにおけるウェルカムボーナスの提供有無についてまとめたのでチェックしていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、あくまでウェルカムボーナスの提供有無をまとめたものです。それ以外の既存登録者向けのボーナスなどは、各サイトのプロモーションページから確認するようにしてください。
ワンバイベットの「入金額の120%」というのは、新規登録後の初回入金で行った入金額に対する最大120%がボーナス額になることです。初回入金額に応じて100%~120%の間でボーナス率が変動するので、実際に予定している入金額でどれだけボーナスがもらえるかを把握しておくべきですね。
なお、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただ既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期開催されているので、登録後に何かボーナスを利用してお得に遊びたいと考えるようになったら、プロモーションページを確認するようにしてください。
何らかのボーナスを利用する場合は、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明文化された「ボーナス利用規約」を読んでおくと、条件未達成時のボーナスの扱いなどボーナスにまつわる規約を把握したうえでトラブルに対処できるようになるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、フランス・ドーヴィル競馬場で開催される「モルニー賞 2024」のレース日程やコース詳細などレースについての情報を紹介してきました。このレースは競馬(競走馬)カテゴリがあるブックメーカーサイトからベットできる予定で、オッズが発表されるまで待ちの状態ではあります。
今回のレースでは2歳の牡馬・牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1200メートルの馬場を走ります。ドーヴィル競馬場の直線コースは平坦で起伏がないので、スピード能力がある競走馬が有利になるでしょう。とはいえコース幅が広いから、後からのポジション取り次第で勝利するチャンスはありそうです。
モルニー賞(G1)は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでベット可能になる予定です。今回のレースにあわせてスポーツベットを体験しておくのであれば、いつオッズが発表されてもベットできるように、事前にブックメーカーサイトのアカウント登録だけ終わらせておくことをおすすめします!
モルニー賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.モルニー賞 2024は、2024年8月18日(日)にフランス・ドーヴィル競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ラシャバー、エレクトロライト、コラムニストなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で1200メートルクラスの距離を得意とする2歳の牡馬・牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1200メートルで、直線コースを利用して行われます。ドーヴィル競馬場の直線コースは平坦で起伏がなくて非常に走りやすく、良馬場になるにつれてより高いスピード能力が要求されます。さらにコース幅が広いため馬群に囲まれても抜け出すことができるから、進路が取りやすいコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.モルニー賞の出走枠は開催年ごとに異なりますが、前回2023年開催時は9頭立てでレースが行われました。