イベント・レース詳細
ヴェルメイユ賞(Prix Vermeille)は1897年に創設された競馬レースで、レース名は1853年生まれの名繁殖牝馬に由来しています。フランス3歳牝馬三冠競走の第3戦としても知られています。開催時期は凱旋門賞(G1)の3週間前となっており、前哨戦としての役割を担うこともあります。
第一次世界大戦や第二次世界大戦の期間中は中止することもありましたが、戦後は再び開催されるようになりました。創設当初は3歳牝馬のみとなっていましたが、2004年に3~4歳牝馬に変更された後、2006年に現在の3歳以上牝馬という条件に変わっています。
また、1971年のグループ制が導入されると同時に、G1レースとして格付けされました。また、2018年から2021年まではデスティナシオンフランス対象レースとなっていたため、日本の優駿牝馬・オークス(G1)の上位3頭に入賞した競走馬に同年度のレースの優先出走権が与えられていました。
今回開催が決定している、ヴェルメイユ賞 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ヴェルメイユ賞 2024 |
開催日 | 2024年9月15日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝2400メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、1857年にロンシャン競馬場という名称で開場されました。この前身となるロンシャン競馬場は1800年代に開場したことから、かなり長い歴史を持っており、現在に至るまでに戦後の競馬再興やスタンドの増改築などの改修工事が何度も行われています。近年は2015年から2018年にかけて大規模改修工事が行われ、増改修による新スタンドの完成に加えて馬場のオールウェザー化が実施されました。この大改修を終えた2018年に、パリロンシャン競馬場という現在の名称に変更されています。
競馬場内には5種類のコースが設置されており、各コースを利用することで様々な距離のレースが施行できるようになっています。実際のコースの種類としては、大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケット起点(約1400メートル)、直線コース(約1000メートル)があります。また、今回の芝2400メートルの距離は大外回りのコースで開催されます。
レース自体はバックストレッチ区間(約1000メートル)・コーナー区間(約900メートル)・スタンド前直線区間(533メートル)の3パートに分かれているのが特徴です。バックストレッチ区間は長くスタートの枠順での有利・不利は出ないでしょう。その途中からコーナー区間に差し掛かるまでに上り坂、コーナー区間からスタンド前直線区間に入る手前のフォルスストレート(偽りの直線)にかけての下り坂と勾配が続きます。この下り坂の後に待ち構える平坦なフォルスストレートでペースを上げすぎてしまうと、ラストの直線で競走馬がバテてしまうことにつながります。高低差を乗り切る脚力やスタミナ、後半はペース配分が要求されるコースとなっています。
ヴェルメイユ賞の出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は8頭立てで行われました。今回のヴェルメイユ賞 2024の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
コンテント(Content) | 2024年直近の成績は愛オークス(G1)を2着で終えたあと、ヨークシャーオークス(G1)を制覇しています。今年に入ってからは仏1000ギニー(G1)で8着となるなど、マイル路線での結果が出せませんでしたが、中距離路線で好走しています。現在、今回のレースや凱旋門賞(G1)、米遠征を視野に入れていることが報じられました。 |
エミリーアップジョン(Emily Upjohn) | 2024年直近の成績はナッソーステークス(G1)を6着としたあと、ヨークシャーオークス(G1)を3着で終えています。2023年6月のコロネーションカップ(G1)以来重賞レースを制覇することができていませんが、直近の順位を見てわかる限りでは持ち直しているように見えます。次走は持ち味を生かす走りを見せてほしいところです。 |
ユーゴットトゥミー(You Got To Me) | 2024年直近の成績は愛オークス(G1)を制覇したあと、ヨークシャーオークス(G1)を2着とする結果を残しました。前々走で重賞レースおよびG1レース初制覇を飾ることができています。凱旋門賞(G1)を見据えていることが報じられているため、前哨戦としての役割を持つ今回のヴェルメイユ賞への出走を行うことが予想されます。 |
前回レースの結果
前回2023年9月10日(日)に開催されたヴェルメイユ賞 2023では、2番人気のウォームハートが制覇しています。ウォームハートは内側4番手で進行していたところ、直線でスパートをかけて先頭に抜け出す形になりました。その後外側から横に並ばれる場面はありましたが、最後まで先頭をキープしゴールを切ることになりました。
2着は短クビ差で3番人気のメロメロ、そこからさらに1馬2023年7月の愛オークス(G1)は5着でしたが、2023年8月に前走のヨークシャーオークス(G1)でG1制覇を果たしました。凱旋門賞(G1)の前哨戦となっていますが、ウォームハートは凱旋門賞に出走せずにブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1)出走のためのアメリカ遠征を選択しました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているヴェルメイユ賞 2024は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベット可能になります。ベット対象のレースに出走するすべての競走馬には、オッズが付けられるのが特徴です。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、実際に予想が的中したときの払い戻し額計算に使われています。なお、リターン額はベット額とオッズの値を掛け合わせることで算出されます。
競馬カテゴリで提供されるオッズには、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝がメインで提供されていますね。このオッズの値ですが、ブックメーカーサイトごとに違うことがあるので、リターン額アップを狙いたいのであればオッズをチェックするようにしましょう。このオッズの値は、直近での成績が良いなど人気がある競走馬であれば数値が低くなります。
その反対で、直近の成績が振るわずに人気がいまいちな競走馬になってくると、オッズの値が高くなります。競走馬のオッズが高くなっていくにつれて、予想が外れやすくなり、さらにベット額のみを失ってしまうリスクも高くなるということを頭に入れておいてください。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に創立されたブックメーカーサイトで、サイト名からも一目瞭然ですがスポーツベットに力を入れていることで知られています。他サイトと比較して高いオッズが設定されていることがあったり、さらにはベット時にオッズの引き上げが可能となる独自機能の利用が可能になっていることからも、その点について理解できると思います。リターン額アップにもってこいの良いサイトといえるでしょう。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場へ参入したブックメーカーサイトで、決済方法にビットコインをはじめとする仮想通貨を取り入れていることで知られています。仮想通貨以外にも法定通貨での決済ができるようになっていますが、ウォレット内で通貨毎に残高表示ができるので複数通貨で入金した場合も資金管理がしやすいです。今回のレースのオッズが発表される予定の競馬カテゴリを含め、様々なスポーツカテゴリを提供しています。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、プレイヤーの間では東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして知られています。サイト内では競馬だけでなく野球やサッカーなど数多くのスポーツカテゴリが取り扱われており、そのカテゴリ内にある世界中のリーグや大会に対して1日に1,000を超えるオッズを公開していることからも、その規模の大きさをうかがい知ることができます。
最高のボーナス
記事中でも触れた通り、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでオッズが発表され次第、いつでもベットできます。この条件を満たすブックメーカーサイトは数多くあるので、どのサイトで遊ぶか迷ってしまった場合は記事で紹介したおすすめサイトを選択するのが無難です。
また、各サイトへの新規登録を行うのであれば、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックしてみてください。もし利用できるのであれば、それを使ってお得に遊び始められます。なお、ボーナスというのは各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金のことをイメージしてください。
ではここから、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスをチェックしましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、ウェルカムボーナスがあるかどうかのみをまとめたものです。上記以外に公開されているボーナスやキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページを確認してください。
ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録時の初回入金額の最大120%がボーナスとして受け取れる仕組みです。気を付けたいのは、入金額に応じて100%~120%の間でボーナス額のパーセンテージが変動することなので、自分自身が実際に行う入金額に対してどれだけのボーナスがもらえるかをあらかじめ確認しておくべきですね。
その一方で、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスを提供していません。ただし、これは新規登録者用のボーナスの提供がないというだけで、既存プレイヤー向けのキャンペーンはしっかり開催されているので覚えておきましょう。ボーナス内容については各サイトのプロモーションページをチェックしてください。
もし、何らかのボーナスを利用する場合、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)についてまとめられた「ボーナス利用規約」をよく読んでおくと、ボーナスに関するトラブルに直面することが少なくなるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「ヴェルメイユ賞 2024」について、イベントスケジュールやコースレイアウトのようなレース情報に加えて、注目の競走馬に関する情報も確認しました。さらに、試合のオッズを取り扱う予定のおすすめブックメーカーやウェルカムボーナスもチェックしましたね。
今回のレースでは3歳以上の牝馬である競走馬が、芝2400メートルの馬場を走ります。大外回りのコースを走ることになりますが、途中には勾配があることから脚力やスタミナが求められますし、フォルスストレートで間違えてペースを上げすぎて直線でバテることの無いように走りきってほしいですね。
ヴェルメイユ賞(G1)は、記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズがはっぽゆするベット可能です。どのサイトのアカウントでも登録は簡単ですぐに終わるので、まずは登録を済ませて競馬レースにベットできる環境を整えておくのがおすすめです!
ヴェルメイユ賞(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ヴェルメイユ賞 2024は、2024年9月15日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.コンテント、エミリーアップジョン、ユーゴットトゥミーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2400メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2400メートルで、右回りにコースを走ります。競馬場の大外回りのコースをゴールまで走ることになりますが、上下勾配を走破する脚力やスタミナ、直線でバテないように直前の平坦なフォルスストレート付近でのペース管理が求められるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ヴェルメイユ賞の出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は8頭立てでレースが行われました。