イベント・レース詳細
ヴィコンテッスヴィジエ賞(Prix Vicomtesse Vigier)は、1859年に創設されたレースです。元々は3歳馬限定戦と4歳馬以上の2つのレース構成となっていたビエンナル賞の第2レースとして開催されていました。1940年に2つのレースがジャンプラ賞と名称変更されたのち、1985年にジャンプラの姪であるヴィジエ子爵夫人マドレーヌ・ダブル・ド・サン・ランベールに敬意を表するため4歳馬以上のレースの方を現在の名称であるヴィコンテッスヴィジェ賞としています。
当初は3200メートルの距離で施行されていましたが、1897年に3000メートルに短縮されたあと、1955年に3100メートルに延長されて現在まで開催されるようになっています。2024年までG2レースとして開催されていましたが、2025年からG1レースへの昇格を果たしています。
また、以前はカドラン賞(G1)の数週間前に開催されていたため、このレースを避けてカドラン賞に出走する競走馬が多かったのですが、カドラン賞が10月に施行されるようになってからは両方のレースに参加する有力な競走馬も増えてきています。なお、同年に両レースを制覇したのは2017年のヴァジラバード以降出ていません。
今回開催が決定している、ヴィコンテッスヴィジエ賞 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ヴィコンテッスヴィジエ賞 2025 |
開催日 | 2025年5月25日(日) |
会場 | フランス・パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝3100メートル |
レースで使用されるパリロンシャン競馬場は、1857年に前身となるロンシャン競馬場が開場したことから歴史が始まります。1800年代に建てられた古い競馬場であることからも分かる通り、現在に至るまでにスタンドの増改築などの改修工事が幾度となく行われています。特に2015年から2018年にかけて行われた大改修では、スタンド改修に加えて馬場のオールウェザー化が同時に実施されました。この大改修を終えたタイミングで、現在のパリロンシャン競馬場という名称変更が行われています。
競馬場内のコースは5種類で、それぞれを組み合わせたりすることで様々な距離のレースを開催可能になっています。この5種類ですが、大外回り(約2750メートル)・中回り(約2500メートル)・小回り(約2150メートル)・第3コーナーポケットからのスタート(約1400メートル)、そして直線コース(約1000メートル)で構成されています。なお、今回の芝3100メートルの距離は大外回りのコースで開催されます。
今回のレースは、大外回りのコースを1周強することになります。スタンド前直線区間から始まり、向こう正面へと回っていきます。それからバックストレッチ区間・コーナー区間と続いて、再びスタンド前直線区間に入りゴールを迎えます。
バックストレッチ区間ではコーナー区間に差し掛かるまでの上り坂、コーナー区間を過ぎたところからスタンド前直線区間に入る手前のフォルスストレート(偽りの直線)にかけての下り坂と勾配がある点がポイントとなります。下り坂直後に平坦なフォルスストレートに入るため、そこで直線に出たと勘違いしてペースを上げすぎてしまうと、本来スパートをかけるタイミングで競走馬がバテてしまい失速につながる点に注意したいですね。
ヴィコンテッスヴィジエ賞の出走馬は開催年により大きく変動しますが、昨年は6頭立てで行われました。今回のヴィコンテッスヴィジエ賞 2025の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
プレサージュノクターン(Presage Nocturne) | 2025年直近の成績はレッドシーターフハンデキャップ(G2)を4着としたあと、バルブヴィル賞(G3)を制覇しました。前走が重賞レース初制覇でしたが、ここまで2500メートルのレースでの勝利が多く、3000メートルのレースでの勝利は2023年9月の条件戦以来。今回のレースも3100メートルなので、思い切って走ってほしいですね。 |
インターノート(Internaute) | 2025年直近の成績はポルトドマドリッド賞(L)を制覇したあと、バルブヴィル賞(G3)を2着で終える結果を残しています。まだ重賞レース制覇の経験はありませんが、2024年7月に初のG1レース出走となったパリ大賞典(G1)で5着と健闘していることから、今回のレースを含めて将来的に頭角を現すことが期待できる競走馬です。 |
ダブルメジャー(Double Major) | 2025年直近の成績は条件戦を2着としたあと、ドバイゴールドカップ(G2)も2着で終えています。直近は2着と勝利を逃しましたが、その前の2024年10月のロワイヤルオーク賞(G1)で勝利し2023年から2連覇を果たしています。戦績から3000メートル前後の距離が適正距離だと推察できるので、今回のレースは良い走りに期待です。 |
前回レースの結果
前回2024年5月26日(日)に開催されたヴィコンテッスヴィジエ賞 2024では、1番人気のセヴェナズナイトが制しています。セヴェナズナイトは序盤は逃げ馬に続く流れで2番手に付けてレースを進行していたものの、中盤にはやや後退し3番手となっていました。フォルスストレートで差を詰めましたが、最後の直線に入っても勢いが衰えることなく力強い伸びからゴールし勝利を収めることになりました。
2着は1馬身3/4差で4番人気のシェンバラ、そこからさらに4馬身3/4差をつけて3番人気のダブルメジャーが3着に入りました。セヴェナズナイトは前走に当たる2024年4月のバルブヴィル賞(G3)に続く勝利で重賞レース2連勝を飾ることができています。この調子の良さから、次走でG1レースへの挑戦を目指して動くことが決まりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているヴィコンテッスヴィジエ賞 2025は、競馬(競走馬)カテゴリを提供するブックメーカーからオッズが発表されることですぐにベット可能になります。各レースでは出走する競走馬に対してそれぞれオッズが設定されるのが特徴です。ここでいうオッズは払い戻し率のことを表していて、ベット額と掛け合わせることで予想的中時のリターン額を求めることができます。
競馬レースで提供される主なオッズには、1着になる馬を予想する「単勝」や3着以内に入る馬を予想する「複勝」がありますね。ここで設定されるオッズの値は、優勝候補であるなどの理由から多くのプレイヤーにベットされる競走馬ほど数値が低くなっていきます。
反対にオッズが高い競走馬というのは、不調など何らかの理由であまりベット対象にならない競走馬であるといえるでしょう。厳密には大穴である競走馬が隠れている場合があるので一概には言えませんが、そう考えておくのがベターです。オッズが高いほどリターン額が高額になることが期待できますが、一方で予想が的中しにくい可能性が高いハイリスクハイリターンなベットであることを覚えておきましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年に設立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、サイト名にスポーツベットを冠していることからも想像しやすいですが、スポーツベットに特化しているブックメーカーサイトです。他サイトと比べて同一のベット対象のオッズが高く設定されていたり、対象となる試合やレースであればベットする際にオッズが引き上げられる独自機能が利用できます。リターン額をアップできる目的のプレイヤーから重宝されるサイトとなっています。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、仮想通貨に特化した入金・出金が行えるようになっていることが特徴の1つとして挙げることができます。もちろん、仮想通貨だけでなく法定通貨を利用した決済を行うことも可能です。また、通貨別に残高が表示できることから資金管理のしやすいという点はメリットになります。野球・サッカー・テニス・卓球だけでなく、今回の競馬レースを含む様々なスポーツに対していつでもベットできます。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーとして知られるブックメーカーサイトです。今回のレースのオッズが提供予定となっている競馬カテゴリ以外にも、その他のスポーツカテゴリも合わせて1日に1,000を超えるイベントのオッズを提供していることからもその規模の大きさが分かるでしょう。日本のサッカーや野球の試合のオッズが公開されることもあるので、応援しながら楽しむのも良いでしょう。
最高のボーナス
ここまで記事で紹介してきましたが、今回のレースのオッズは各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリから発表される予定です。このようなブックメーカーサイトはかなりの数が運営されていますが、公開されたオッズの値を比較するなどすると遊ぶサイトが絞り込みやすくなります!
さらに絞り込みたいのであれば、それらのブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスを比較してみてください。ちなみにここでいうボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きでもらえる追加資金といえばイメージしやすいかもしれません。仮にボーナスを利用する場合は、自身の入金額以上の資金を持った状態でスポーツベットを楽しむこともできます。
今回紹介した3つのブックメーカーサイトにおいて、新規登録者向けに提供されるウェルカムボーナスが提供されているかをまとめてみたので、遊び始める際はぜひ参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表では、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスの提供有無をまとめています。その他に開催中のボーナスやプロモーションについては、各サイトのプロモーションページからチェックするようにしてください。
まず初めに、ワンバイベットにある「入金額の120%」ですが、これは新規登録後の初回入金を行う際に入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことを言います。実際に行う入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変動するため、希望する入金額でいくらのボーナスがもらえるかを必ずチェックしてから入金するようにしてください。
その一方、スポーツベットアイオーやステークでは、ウェルカムボーナスが提供されていません。ただし、ここで注意したいのは新規登録者向けのボーナスがないという点です。それ以外の既存登録者向けのボーナスは提供されているので、各サイトのプロモーションページを定期的にチェックしておくようにしましょう。これらのサイトでは、新規登録時だけお得になるのではなく、長く遊び続けるユーザーが恩恵を受けられる仕組みを提供しています。
もし何らかのボーナスを利用する場合は、利用する各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が詳細に書かれた「ボーナス利用規約」を読んでおきましょう。そうすることで、出金条件消化などのボーナス利用する際に起きうるトラブルを最小限に抑えることができるようになるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではフランス・パリロンシャン競馬場で開催される「ヴィコンテッスヴィジエ賞 2025」について、イベント日程やコースに関する情報に加え、注目の競走馬に関する情報もあわせてチェックしましたね。オッズが提供される予定のおすすめブックメーカーとボーナスについても一通り把握できたと思います。
今回のレースでは4歳以上の競走馬が、芝3100メートルの馬場を走ります。パリロンシャン競馬場の大外回りのコースを利用して走るのですが、競馬場特有の勾配を走破する脚力が求められます。一番気を付けたいのは、下り坂終わりのフォルスストレートにおけるペース配分で、このペース配分を間違うと最後の直線で失速する原因となることに注意してほしいですね。
ヴィコンテッスヴィジエ賞(G1)は、記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第ベット可能になります。各サイトのアカウント登録はすぐに完了するので、今回のレースにいつでもベットできるようにアカウントを登録や資金追加を終わらせておくのが良いでしょう!
ヴィコンテッスヴィジエ賞 2025 FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ヴィコンテッスヴィジエ賞 2025は、2025年5月25日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.プレサージュノクターン、インターノート、ダブルメジャーなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で3100メートルクラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝3100メートルで、右回りにコースを走ります。競馬場の大外回りのコースをスタンド側から1周強、ゴールまで走ることになります。芝コースを走り抜けるスピードはもちろん、パリロンシャン競馬場特有の勾配を攻略するための脚力、そして下り坂直後のフォルスストレート以降に適切なスパートをかけられるかが求められるコースとなっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか? A.ヴィコンテッスヴィジエ賞の出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は6頭立てでレースが行われました。