イベント・レース詳細
クイーンエリザベス2世カップ(Queen Elizabeth II Cup)は、1975年にイギリス女王であるエリザベス2世が当時の香港のメイン競馬場だった跑馬地(ハッピーバレー)競馬場に来訪したことを記念して創設されました。
1992年に香港ローカルグレードのG2レースとして設定された後、2001年に国際G1レースに格付けされるまでになりました。創設時の施行条件はダート1575メートルだったのですが、創設以降何回にもわたる変更によって1997年からは芝2000メートルでの開催となっています。
また2002年からワールドシリーズレーシングチャンピオンシップに加わり、2003年にドバイワールドカップ(G1)が離脱してから2006年に休止となるまで、開幕レースとして位置づけられていました。現在はチェアマンズスプリントプライズ(G1)・香港チャンピオンズマイル(G1)と合わせて香港チャンピオンズデーと呼ばれる国際競走シリーズを形成しています。
今回開催が決定しているクイーンエリザベス2世カップ 2025の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | クイーンエリザベス2世カップ |
開催日 | 2025年4月27日(日) |
会場 | 香港・沙田競馬場 |
コース | 芝2000メートル |
レースで使用される沙田競馬場は、香港ジョッキークラブによって管理される競馬場です。1978年に古くから香港競馬を支えたメインの競馬場である跑馬地(ハッピーバレー)競馬場に代わる形で香港競馬の近代化のきっかけとなる競馬場として、香港新界沙田区の沙田海にある埋め立て地に開場されました。競馬場の付近には最寄り駅があるため、交通アクセスなどの利便性も高いです。開場後の1988年に沙田競馬場で香港招待カップが開催されたことで、香港競馬が国際的に飛躍することになっていきました。
コースは楕円形で右回りとなっており、メインコースとなる外側の1周1899メートルの芝コース、そして内側にある1周1555メートルのオールウェザーコースで構成されているのが特徴となっています。メインコースは外側の芝コースで、香港の多雨多湿な気候にあわせて、世界屈指の水はけの良さと適度な保水性を持つように芝が管理されています。
今回のレースはゴール地点の少し手前からスタートし、周回コースを1周するコースとなっています。他の距離と比べて最初のコーナーまでの距離があまりないので、スタートダッシュに相当の自信がある競走馬でない限りはポジションがとりにくくなります。そのため、外枠になるにしたがって厳しいレース展開となってくるでしょう。
クイーンエリザベス2世カップの出走馬は開催年により変動するのですが、昨年は11頭立てで行われました。今回のクイーンエリザベス2世カップ 2025の出走馬情報について、ニュース記事などを参考にまとめたので参考にしてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
リバティアイランド(Liberty Island) | 2025年直近の成績は天皇賞・秋(G1)を13着としたあと、香港カップ(G1)を2着で終えています。現在はドバイターフ(G1)に参戦するため、アラブ首長国連邦に遠征予定です。今回のクイーンエリザベス2世カップへの予備登録は済ませていることから、ドバイターフ後は香港へ直接転戦してレースに出走することが考えられますね。 |
ゴリアット(Goliath) | 2025年直近の成績はコンセイユドパリ賞(G2)を制覇したあと、ジャパンカップ(G1)は6着で終わりました。2025年は今回のクイーンエリザベス2世カップが開催される香港チャンピオンズデーで始動することが報じられており、今秋には日本をターゲットにする計画もあるそう。まずは目の前のレースの調整を進めることでしょう。 |
ホウオウビスケッツ(Ho O Biscuits) | 2025年直近の成績は日刊スポーツ賞中山金杯(G3)を9着としたあと、東海テレビ杯金鯱賞(G2)を2着で終えました。今回のクイーンエリザベス2世カップに登録済みと報じられましたが、遠征前に大阪杯(G1)に出走予定となっています。今回のレースに出走するなら、かなり慌ただしくなるので体調に気を付けてもらいたいですね。 |
前回レースの結果
前回2024年4月28日(日)に開催されたクイーンエリザベス2世カップ 2024では、1番人気のロマンチックウォリアーが制しています。ロマンチックウォリアーは不利になる外目の枠からのスタートになりました。その流れで最終コーナーを大外から回ることになってしまいましたが、そのような不利な状況にも関わらず最後にはゴールし、誰も成し遂げたことのない3連覇を達成しました。
2着はクビ差で2番人気のプログノーシス、そこからさらに2馬身1/4差をつけて6番人気タイのノースブリッジが3着に入りました。ロマンチックウォリアーは今回で重賞レース通算8勝としており、2023年10月に開催されたコックスプレート(G1)から続けて連勝記録を4に伸ばすことができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催される予定のクイーンエリザベス2世カップ 2025は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されるとベットできます。ちなみにオッズとは、ベット的中時のリターン額を決めるための払い戻し率のことを言います。
競馬レースで設定される主なオッズには、1着の競走馬を予想(単勝)と3着以内の競走馬を予想(複勝)が提供されています。ベット対象のレースでは出走するすべての競走馬に対してオッズが設定され、その値は調子が良いなどの理由でプレイヤーにベットされやすい競走馬になるほどオッズの値が低くなっていきます。
これとはまったく反対に、直近のレースの調子が悪かったりして人気がないような競走馬のオッズは高いです。もちろんオッズの高い競走馬にベットすれば、その分大きなリターンをゲットできることになるのですが、そもそも予想が当たる可能性は低く大きなリスクを伴うことを考慮すべきです。
それでは、ここからおすすめのブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は2016年に設立されたブックメーカーサイトで、オンラインカジノのサービスも併設されています。サイト名からも明らかですが、スポーツベットに力を入れています。今回のレースが取り扱われる予定の競馬カテゴリーだけではなく、ほかのさまざまなスポーツの試合にもベットできます。さらに、他サイトと比べ高いオッズが設定されることや、ベットの際にオッズが引き上げられる独自機能の利用でリターン額を増やすことも可能です。
ステーク(Stake)は2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトで、登録したアカウントでスポーツブックの他にスロットやライブカジノなどのカジノゲームでも遊ぶことが可能です。仮想通貨決済に対応しており、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨からその他複数のアルトコインを使って決済を行えます。仮想通貨を所有していなくても、法定通貨を利用して決済できるのも特徴です。ウォレット内では通貨毎に残高を管理可能です。
ワンバイベット(1xBET)は2007年に創業されたブックメーカーサイトで、1日に1,000を超えるスポーツイベントが取り扱われるのが最大の特徴となっています。それ以外にも今回のレースを取り扱う予定の競馬カテゴリーをはじめサッカー・野球といった様々なスポーツがベット対象となるので、プレイヤーからは東欧圏最大規模を誇ると評価されています。同じアカウントでオンラインカジノでも遊ぶことができます。
最高のボーナス
ここまで記事でも触れてきましたが、クイーンエリザベス2世カップのオッズが発表された後すぐにベットができるようになります。競馬カテゴリがあるブックメーカーは非常にたくさんあるのですが、絞り込むためにはオッズの比較を行うことをおすすめします。
その次に各ブックメーカーサイトで提供されるウェルカムボーナスの有無を確認していくと、より遊ぶサイトを決めやすくなるでしょう。ちなみにボーナスというのは、入金した自己資金以外に各サイトから条件付きでもらえる追加資金のことです。そのうち、ウェルカムボーナスは新規登録者限定のものを指します。
今回紹介した、3つのブックメーカーサイトそれぞれのボーナス情報を以下にまとめたので確認していきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各ブックメーカーサイトのウェルカムボーナスをまとめたものです。これ以外のボーナスキャンペーン開催については、各サイトのプロモーションページを確認するようにしてください!
ワンバイベットの「入金額の120%」では、新規登録後の初回入金で入金額の最大120%がボーナスとして受け取れます。ここで注意するのは、入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わることです。実際の入金前にいくらのボーナスがもらえるかを事前に確認するようにしておきましょう。
そして、スポーツベットアイオーとステークなのですが、現在ウェルカムボーナスの提供を行っていません。新規登録者向けのボーナスこそないものの、既存登録者向けのボーナスやプロモーションの提供は行われるので、ボーナスを必要とする場合は各サイトのプロモーションページをチェックしてください。
もしボーナスをもらうのなら、それぞれのボーナスにおける禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められた「ボーナス利用規約」を読むことで、ボーナスにまつわるトラブルを未然に防ぐこともできるでしょう。
まとめ
この記事では、香港・沙田競馬場で開催される「クイーンエリザベス2世カップ 2025」のレース日程やコース情報をチェックしてきました。また出走予定が報じられている注目競走馬の情報も合わせて確認しています。今回のレースのオッズが各サイトで発表されたときに、順次ベットできる予定です。
今回のレースでは3歳以上の競走馬が出走条件となっており、芝2000メートルの馬場を走ります。スタートから最初のコーナーまでの距離があまりなく、スタートダッシュに相当の自信がある競走馬でない限りは内枠有利となってくるでしょう。
クイーンエリザベス2世カップ(G1)はおすすめした各ブックメーカーサイトからオッズがでることでベットできるようになる予定です。今回紹介したおすすめサイトのアカウント作成は非常に簡単なので、好きな試合にベットする準備ともなるので、まずはアカウントを作成して備えておきましょう!
クイーンエリザベス2世カップ(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.クイーンエリザベス2世カップ 2025は、2025年4月27日(日)に香港・沙田競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.リバティアイランド、ゴリアット、ホウオウビスケッツなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で2000メートルクラスの距離を得意とする3歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝2000メートルで、右回りにコースを走ります。ゴール地点の少し手前からスタートし、周回コースを1周します。他の距離と比べ、最初のコーナーまでの距離があまりないので、スタートダッシュに相当の自信がある競走馬でない限りは内枠有利で、外枠になるにしたがって厳しいレース展開となってくるでしょう。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.クイーンエリザベス2世カップの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2024年開催時は11頭立てでレースが行われました。